蒼穹蒼海

春の風景の海編です。必然的に大震災に関する写真が多くなりましたが、被災地で撮ったも のはローキ
ー調で黒く潰したり彩度落としで仕上げたりと、生々しさを弱めています。レンズはAF-S DX VR Zoom
Nikkor ED 18-200mm及びVR Zoom Nikkor ED 70-300mm、Planar T*1.4/50 ZFを使用。




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まずは前回の続き、室根山山頂から見た宮城県気仙沼市の景色から。


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気仙沼市の北部に位置する唐桑半島の付け根・広田湾の様子。リアス式海岸のため、津波の被害を受けた地域と無事だった 地域の差がかなりはっきりしていました。


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広田湾に面した展望台にあった平和の鐘。


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唐桑半島の内海にて。


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同地点で。海の色がとても綺麗でした。


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これも唐桑半島の内海にて。大震災当日は寒くて雪が降っていたのを思い出します。


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唐桑半島の名所、巨釜(おおがま)で。


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同じく巨釜にて。海の向こう側は岩手県陸前高田市です。


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これも巨釜で。


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巨釜のシンボル・折石。高さ16メートルもの細長い岩が海から突き出ています。


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巨釜から見た太平洋。


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唐桑半島の突端・御崎岬にて。津波で折れ曲がった街灯と藤の花。


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同地点の藤の花を思いっっきりハイキーで仕上げたもの。


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同じく御崎岬で。


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今度は気仙沼市の南端・本吉町と南三陸町歌津とを結ぶ国道の復旧現場にて。これを撮った一週間後にこの道は仮復旧し、 気仙沼と南三陸が行き来できるようになりました。


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同地点で。


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本吉町の浜辺にて。復旧作業における自衛隊の方々の尽力には、本当に頭が下がる思いです。


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海沿いのお寺で。


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各所で寸断されてしまったJR気仙沼線の高架橋。


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JR気仙沼線の陸前小泉駅にて。


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もう一枚陸前小泉駅で。


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南三陸町歌津から見た三陸海岸。「鈍色の冬」で撮ったものとほぼ同地点です。ここからの眺めは震災前と変わりなく見え ますが、近くの歌津港は残念ながらほぼ壊滅状態でした。


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テレビでもよく報じられている、南三陸町の中心地・志津川の湾岸。かなりむごい光景だったので、ローキーに仕上げてい ます。


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同じく志津川で。海の向こうに見えるのは、いち早く営業を再開して地元に明るいニュースをもたらしたホテル観洋。


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これも志津川にて。


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志津川の凄惨な光景にあって、少しほっとした場所での一枚。


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気仙沼市の中心街へと戻って、魚市場前にあったオブジェ。


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同じく気仙沼の魚市場前で。


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これも魚市場付近にて。


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津波で河を逆流し、河岸に乗り上げたままの船。気仙沼市鹿折で。


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同じく鹿折にて。


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これも鹿折で。このあたりは地盤沈下により満潮時には水没してしまうため、交通規制がされたままになっています。


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最後は気仙沼のフェリー乗り場前にて、被災地で見つけた一輪の花。






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