秋の松島にて
十一日、瑞巌寺 に詣づ。(中略)七堂甍(いらか)改まりて、金壁荘厳光をかかやかし、仏土成就の大伽藍
とはなれりける。かの見仏聖の寺はいづくにやと慕はる。
(「おくのほそ道」より)
十一月、秋の松島を訪ねる。紅葉まさに盛りにて、椛燃ゆるがごとし。僅かばかりにも浄土の心地なるか
な。また、四大観を巡りて夕景を眺む。雲多く海面輝きを見せずも、その様雄大にてしばし時を忘れ、闇
に埋もれし帰路に心細さを覚ゆ。それもまた旅情の一片ならん。
松島を見渡せる4つの眺望・四大観(したいかん)の一つ・扇谷から、紅葉を迎えた松島湾。
扇谷にある達磨堂。
ところ変わって、モミジが色づく円通院にて、モミジと石庭。
同じく円通院にて。
同じく円通院。心字の池とモミジ。
これも円通院にて。
円通院本堂近くにて。
こちらは円通院の隣、松島を代表する寺院・瑞巌寺。
瑞巌寺の山門。
同じく瑞巌寺にて。
瑞巌寺入り口に立つ仏像。
四大観最後の一つ・大高森から見た松島の夕暮れ。現在の宮城県東松島市鳴瀬町宮戸島にて。
同じく大高森にて。
大高森からの松島の黄昏。
おまけ。大高森から見える仙台の夜景。
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