おもひで
だいありーの過去ログです。
03/05/21
「シスプリRePure」DVD3巻4巻を一気買い。いつも使っている通販の店が2割引で送料無
料という太っ腹なところを見せてくれたのでまとめて購入したのですが、この作品に関しては
この2割引ぐらいの価格(5200円)でようやく高いけどまだなんとか許せるレベルだと思える
ので、やっぱり60分で6500円はあんまりな価格設定であると改めて実感した次第。
3巻は6話〜9話収録。4巻は10話〜13話収録。12話までは1話15分ですが、13話(最
終話)は30分あるうえに映像特典としてノンクレジットオープニングとエンディングロングバー
ジョンとテレビ放送時に入っていたアイキャッチ全バージョン、それと桑谷夏子さんのコメント
が収録されているにもかかわらず、DVDケースの収録時間の表記は3巻までと同じ62分だ
ったり。こんなところまでヘタレなミスしなくてもいいやんけと思わず呆れてしまいました。
肝心の本編ですが、6話は丸々新作と言っても良い程のオール作画修正。なのにあんまり
作画が向上したとは見えないような(苦笑)。逆に7話以降の修正は全て萌えアニメの神・大
河原晴男氏が担当しているので、手直ししなかった部分とのギャップがすんごいことになって
たりします。なんか「めぐりあい宇宙」でテレビ放送時そのままの部分と安彦氏による新作作
画との落差を見せつけられた時のような気分です(笑)。だったらいっそ大河原氏に全部作画
を描き直しさせれば・・・ってのはいくらなんでも不可能ですね。ともかく、他のDVDより値段が
高い分一応手間はかかっている、のかしらん?それと3巻ではエンディングの背景CGが別の
色になっており、更に4巻ではまた別の色になっていて、1巻〜4巻の間に背景が朝→昼→
夕→夜と変化している模様(テレビ放送時には全部同じだった、はず)。加えて12話では本
編ラストが雪が降っているシーンで終わっているのを受けて、12話のエンディングのみ背景
CGに雪が降っていたりと、妙なところだけ凝った作りになってます。あ、オープニングもそれ
までシルエットだった謎のメイド4人組の箇所が、正体が判明した13話だけシルエットじゃな
くなっています。だからぁ〜、そんなとこだけこだわる暇があったら本編をもう少し・・・って、既
に終わった作品にどうこう言っても仕方ありませんね。
ストーリーについては、やっぱり前作と比べて起伏に乏しい展開だっただけに個人的には不
満が残りがちでした。各話個別に見れば面白かった回もあったのですが、結局大きな事件が
起きる訳でもなし、ただ淡々と妹達とお兄ちゃんとの日々を描いていただけでしたから、原作
ファン以外にはかなり間口の狭い作品と言わざるをえないかと。特に最終話が前作20話の
焼き直し的内容でしかなかったのが、個人的には肩すかしな感じでした。9話で前作キャラが
ちらりと登場したり、最終話で可憐が回想した去年のクリスマスの模様がまんま前作20話だ
ったり、最終話後半だけ妹達が前作の衣装で登場したりといったファンサービス的な部分は
多少ニヤリとさせられましたが、それなら何故お兄ちゃんの声が前作と違うんだという一番の
問題点が余計浮き彫りになってしまう訳で、どうにも中途半端さが否めない作りになってしま
ったなぁという印象です。本編では殆ど明かされませんでしたが、実は「RePure」は前作から
数百年後の世界で、妹達はどうやら前作の子孫か転生した姿らしいという裏設定があったと
いう話も聞きますが(サントラの解説で監督がその辺に触れているとか)、スタッフの脳内補
完的設定でしかないのなら意味はありませんし。う〜ん、微妙に評価に困る作品かも。
これにて「RePure」Aパートは完結。でも来月出るBパートのDVD−BOXがまだ残ってます。
うぅ、やっぱり売り方があくどいっス。
ナムコのRPG「ゼノサーガ」の続編が制作決定。私は今年になってからプレイしたのでそれ
ほどでもありませんが、発売時に買ってプレイしたファンにはようやくといった感じでしょうか。
でも今情報公開したということは、発売はやっぱり来年でしょうね。それまで1作目のストーリ
ー覚えてるかなぁ(苦笑)。モモがパンチラ専門のロリキャラだというのだけは忘れないと思い
ますが(爆)。
今週の少年マガジンで連載がスタートしたCLAMPの新作、にゃるほど、「CCさくら」のアナ
ザーワールドストーリーと来ましたか。そういやこの人達も手塚治虫氏と同じくスター・システム
(キャラを俳優と同等に考えて、色んな作品に同じキャラが登場する手法)を使ってましたね。
余談ですが、CLAMPの集大成的作品らしい「X」にさくらが登場しないのは、さくら自身が無
敵すぎるので出すと物語のバランスを崩すからだとか。だから今度の新作にさくらを出したと
いう訳でもないんでしょうが、少年誌を舞台に、しかも小狼を主人公に据えたストーリーでどう
なるのやら。
「THEギャル麻雀」、2時間強プレイしてストーリーモードもクリア。これにてオールコンプで
す。8人抜きも勝ち抜いて、これで麻雀に強くなったかと言えば全然そうではなかったり。以
前も書いた気がしますが、私が麻雀ゲーをプレイするのはパズルゲーや落ちゲーをやるの
と同じ感覚でしかないので、麻雀としてどう勝つかではなく、このゲームはこの面でどうクリア
させたいのかというコンピュータが要求している正解を予想しているにすぎません。なので、
今回もこのゲームの思考ルーチンだと次はこーいう牌が回ってくるだろうとか、この牌を捨
てると相手はこーいう行動に出るだろうという、あくまでこのゲーム内での先読みに慣れた
だけで、麻雀的思考をやっているかと言えば、実は全くやっていなかったりします。現にそ
の後同じプレイ感覚で「ゆにっ娘ま〜じゃん」をやったらボロ負けしちゃった罠(笑)。なので
人間相手の麻雀だと確実に弱いと思います、私。
ゲームとしての出来は、正直回ってくる牌がかなり都合のいいケースが多いので、初心者
向きというか、ややインチキ臭いゲームではあると思います。その分クリアしやすくなってい
るので、1500円という値段でもありますし、ちょこっと麻雀ゲーをしてみようかという人には
向いているのではないかと。ヒロイン全員フルボイスで、勝てばそこそこ色気のあるCGも見
られることですし、ギャルゲーマー的にも多少はお勧め度があるかなと。ただ、このゲームを
プレイしても元の作品である「Love Songs」をプレイしてみようという気に全然ならないのが凄
いですが(苦笑)。
03/05/25
「種」33話。軍事裁判という名の総集編もどき。・・・ざけんなよ(ぶちっ)。某所によると、
またも回想シーンのオンパレードだった今回、新作部分は14分しかなかったとか。ホント、
トータルで計算したら新作部分より回想シーンのほうが多いんじゃないの、この作品?主
人公は主人公でまたコアブースターもどきに乗っていた友人の死を回想して泣いてるし。
なんでこんなに泣きまくりますかね、この男は(男・・・なんですよね、一応、多分。「なんだ
男か」byジェリドって感じですが)。情けないにも程があるんじゃないかと呆れてしまうので
すが、雑誌の人気投票あたりですとそれでも人気はあるようで。私には何か良いのかよ
ー分かりません。
なんかもうすっかり文句だけになってますが、次回はやっとこさ新主役ガンダムが出る
ようですし、結局ずるずると見続けてしまいそう。あ〜、制作側の思惑にはまっているか
も(笑)。
「明日のナージャ」17話。追う者と追われる者、ひたすらすれ違いの巻。毎回タッチの差
でナージャに追いつけない追っ手連中が面白くもありましたが、くどいかな〜という気も。一
方悪のコウ・ウラキがナージャの秘密を知ったことで、今後は悪役として彼も本格的に物語
に絡んでくる模様。もっとも次回予告を見ると来週さっそく過去話が明かされて、ホントは良
い奴だったんだけど色々あって悪い奴になっちゃたんだよ〜という方向性のキャラに持って
いくみたいですが。
なんとなく話がもうまとめに入っているように感じるのは考えすぎ?最悪2クール打ち切り
でも大丈夫なように保険かけているというか。それ以前にこの作品、相変わらず制作スケ
ジュールがかなりヤバイそうなんで、納品が放送に間に合うかどうかのほうが心配だった
りしますが(苦笑)。
本編は一度も見たことないのに、先週ラジオで一回聴いただけでなんとなくツボにハマっ
たので「成恵の世界」のエンディング曲のシングルCDを購入。まんまとCM効果に乗せら
れた、って感じでしょうか(笑)。歌っているのは声優の千葉紗子さん。以前から歌は上手
いという話は聞いていたのですが、なるほど実際聴いてみるとそこそこ上手いほうなんじ
ゃないかなと(個人的には普通に聴けるレベルかなという印象ですが)。で、歌詞カードを
見たらこの曲って作詞作曲がSee-Sawの梶浦由紀さんじゃありませんか。一発で気に入
ったのも道理。「ノワール」のBGMやSee-Sawのアルバムでもそうでしたが、このお方は
バイオリンとフルートを使うのがお好きなようで、この辺が私の好みに合っているのかも、
と思ったり。ふむ、歌唱力に心配がないとなれば、全曲梶浦さんが作曲を手がけていると
いう千葉紗子さんのファーストアルバムに興味が沸くが・・・と何故かクロノクル・アシャー
(by「Vガンダム」)的な呟きをしてみたり(謎)。
既にご存じの方もいらっしゃると思いますが、「エヴァ」ハリウッドで実写映画化だそうで
す。
http://www.gainax.co.jp/news/index.html?year=2003&month=5
も一つ。アニメ版「藍より青し」の続編が決定したそうです。ファン的にはせっかく綺麗に
終わったのに続編作ったら「まほろまてぃっく」第2期のようになるのではないかという不安
も大きいようで。さてどうなるのやら。
新作ロボットアニメ?
http://www.godanner.com/
03/05/27
全国ニュースでも報じられていますが、昨日宮城岩手を中心に大地震発生。地元でも震度
5強という、今まで体験したことのない規模の強震でした。私自身には特に怪我はなかったも
のの、自室で大雪崩発生。不安定に積んでいた本やCDに留まらず、10年以上触っていな
かった棚の上のものまで盛大に落ちて足の踏み場もない有様に。ここまで崩壊すると、もうな
んと言うか何もする気がなくなってしまいます(笑)。とりあえず歩く場所と寝る場所を確保する
為床に散乱した物をどけはしましたが、そんだけ。家のあちこちを確認したら、父のオーディオ
ルームも雪崩が発生してましたが、一番被害が大きかったのはやはり私の部屋でした(笑)。
にしても、地震発生の数時間前には病院に行っていたので、もし注射をしている時に起きて
いたらと思うとちょっと怖かったり。地震発生時には特にパニくることもなく倒れないようオー
ディオとスピーカーを押さえていたのですが、その背後でガラガラと崩れてゆく自分のヲタクな
物々をただ眺めるしかなかったのが悲しかったです(苦笑)。
ともかく、今も数十分おきに余震が続いていて、昨夜は地震の度に目が覚めていたのでち
ょっと寝不足です。それとテミス(メス猫)、動物の勘なんてのはカケラも持っていないようで、
地震発生当時も何等変わることなくのんびりしてやがりました。こやつに地震探査機としての
役目は期待できないようです。
「でじこにょ」7回目。前半、後半共商店街のお祭りイベントの話。未だ姿を見せないうさだ
あかりより、今回出てきた幼女の偽あかりのほうが可愛いと思ってしまった私は多分人間と
して終わってます(爆)。
「スクラップド・プリンセス」7話。こちらもロリ祭り。買い物の途中で幼女を拾ってしまった主
人公の兄(笑)。妙に懐かれるうちに兄のほうもまんざらでなくなってしまい、いつしか主人公
そっちのけで兄姉共幼女を可愛がりまくるように。そんな二人の様子が面白くない主人公だ
ったが・・・。
狙いすぎとも言えるほどにロリ少女超萌え萌え大会。子犬系の瞳でうるうる見つめたり、服
の端っこをちょっと握ってくっついてきたり、裸でお風呂シーンがあったり(さすがWOWOW
ってとこでしょうか)、主人公の兄じゃなくとも洗脳されそうな(笑)。おまけに声は半場=チェ
キ=友恵さんときたもんだ。この人、ホントになんでもこなせる役者さんですね〜。ただ器用
貧乏というか、その割にはメインの役を演じることが少ない気もしますが(メインヒロインやっ
たのって「ガオガイガー」と「お嬢様特急」くらい?)。
表面的にはまたほのぼのストーリーに戻った感じですが、一方でこの世界の創造主=神
に疑問を抱く者が少なからず出てきた様子。「神とは絶対に過ちを犯さないもの」と信じて疑
わない少女と、神といえども絶対ではないらしいと懐疑心を持ち始めた彼女の上司とのやり
とりが印象的でした。うむうむ、この辺も「サイボーグ009 天使編」に通じるものがあって
私好みなネタです。
「キノの旅」7話。前回の続き。コロシアムでの殺人トーナメントの決勝戦が話のメイン。正
直種明かし部分は先週の段階で予想がついていて、しかもその通りの展開だったのでちょ
っと拍子抜け。戦闘シーンは前回共々そこそこ格好良かったかと思いますが。あ〜、国王の
声が星一徹というかマーダルの中の人(笑)だったので渋くてよろしかったです。つーか久し
ぶりに新作で声を聴いたような。
03/05/29
回数は日に日に減っているものの、未だ余震が続いています。時折「どんっ!」と突き上
げるような揺れが来るので、なかなか安心できません。なんか片づけてもまた地震で崩れ
るんじゃないかと思うと、部屋の整理も滞りがちになったり(怠ける為の言い訳だって)。
アニメ100本体制もそろそろ限界に来たようで、「LAST EXILE」と並んで今期アニメの中
では評判の良い異色ロボットアニメ「ガドガード」が、昨日の放送に納品が間に合わず急遽
先週分を再放送する事態に。今年に入ってからスケジュールが破綻して放送に穴があいた
アニメは、「サイボーグ009」「天使のしっぽChu!」に続いてこれで3作品目です。やっぱりこ
の作品数の多さは異常ですってば。
先日出たマイナーチェンジバージョンが品不足騒ぎとなり、その人気の健在ぶりを見せつ
けたプレステ2。今度は年末にDVD録画も可能な「PSX」の発売が決定。ソニーの勢い、
未だ留まるところを知らずといったところでしょうか。
http://news.lycos.co.jp/business/economy/story.html?q=28mainichiF0529m070&cat=2
5年近くに渡って続いたG'sマガジンの原作版「シスプリ」の連載が来月で終了とのこと。
以前も少し書きましたけど、さすがに長かった祭りもそろそろ終わりでしょう。人気のあるう
ちにすぱっと終わらせるのは懸命な判断だと思いますが(もっともゲームのほうはまだプレ
ミアムファンディスクが残っているので、完全に終結という訳ではないですけど)、ファンの
間では不満の声も挙がっている様子。アニメ版1作目21話で主人公に「祭りはいつか終
わる」と言わせているように、スタッフも永遠に続く祭りなんてないと自覚しているんですし、
妹達も休ませてあげましょうや、と私は思うのですが、これって妹達に対する愛が足りない
んでしょうか(笑)。
・・・もっとも、今やっている連載がひとまず終了するだけで、数ヶ月後には新エピソード
スタートとかなんとか言ってまた連載が再開する可能性もなくはないような。ちゅーかその
可能性のほうがハルカに大きい気も(苦笑)。
ギャルゲー情報二つ。1つは「To Heart2」の発売が決定。ハードはプレステ2。キャラデ
ザはみつみ美里女史や甘露樹氏、なかむらたけし氏といった「こみっくパーティ」の面々
+前作でもキャラデザの一部を担当していたカワタヒサシ氏。個人的には今更という気が
しなくもありませんし、何より諸々のごたごたでもはや前作を作ったスタッフは殆ど残って
いない訳で、不安のほうが大きいかも。と言うか前作人気にあやかって出した続編って大
半が駄・・・(以下略)。
もう1つはプレステ2への移植が決定しているコンシューマ版「ダ・カーポ」。移植に際して
攻略キャラが5人増えるというのは以前から知っていたのですが、新たに発表されたキャ
ラのうちの一人は、何故かどこからどう見てもクマの着ぐるみ。・・・はい〜?そーいや「エ
イケン」にもそんなキャラがいたな〜、なんてことはともかく、元のスタッフが全く残ってい
ないことをいいことにやりたい放題というか、もはや開き直っているというか。どうせ下手を
すれぱキャスティングだってアニメ版準拠になる可能性が大きいですし、新しい情報が出
れば出るほど興味が失われてゆくという感じで、ここまで移植が嬉しくないのは「ONE」以
来かも。で、その騒ぎの元凶であるサーカスは何故かいきなりファンクラブ設立を言いだし、
しかも入金先着3000名には記念ソフト進呈とか、その入金の締め切り日が募集開始か
らえらく早かったりとか、妙にユーザーを煽ることやっていてまたも色々と噂が飛び交って
いる様子。既にネット上で複数の人に指摘されていますが、時期が時期だけに納税の資
金繰りが上手くいかず、手っ取り早く金集める為の思いつきってのが真相なんじゃないか
という気がしてなりません(事実申し込みキャンセルが多発して、先着特典だった記念ソフ
トの貰える条件がその後ころころ変わっていった慌てようを見ていると特に)。
03/05/31
地震に続いて今度は台風が接近とのことでひやひやしていましたが、台風は昼間のうちに
温帯低気圧に変わった模様。それでも結構雨が降っているので、土砂崩れ等の恐れは消え
ていません。 余震もまだ続いているし、不安は拭えませんにゃ〜。
「種」34話。敵、ジャブロー侵攻の巻。でもファーストガンダムの「ジャブローに散る」かと思
いきや、Zガンダムの「ジャブローの風」だった罠。どうやら連邦のお偉いさんと敵の一部お
偉いさんがつるんでいるようで、ホワイトベースもその策略に巻き込まれた模様。主力は既
に脱出済みのところへ敵の攻撃があり、残存兵力のみでどうするホワイトベース、ってな展
開。一方主人公は敵の歌姫でありメインヒロインのラクス嬢の手引きで新主役ガンダムを奪
取し、地球へ向けて敵本国を脱出。ちょうど本国へ戻るシャトルに乗っていた彼のおホモ達
と気付かないまますれ違ったところで次回へ続く。
はぁ、やっとこさ新主役ガンダムの登場ですか。歴代ガンダムの中でも一番遅い登場?
(「ガンダムW」は途中までしか見ていないので断言できませんが)にしても、ただの天然ボ
ケかと思っていたラクス嬢、実はかなり策士のような。あの普段の言動も計算した演技だと
すれば、実は一番危険なキャラなのかも。
前回の不満を解消するかのように物語が大きく動きましたが、既に34話。残り話数でホン
トにちゃんと終わるんでしょーね?今度はそーいう不安が出てきそうです。いや何、新主役
ガンダムがめっちゃ強くて、あっという間に戦争を終わらせてめでたしめでたしという御都合
主義的展開にすればすぐケリがつくんでしょうが(笑)。
前回書いた「ガドガード」放送延期の件、読売新聞の名物ヲタク記者(福)氏も取り上げ
ています。これを読んでもやっぱり今の制作体制は無茶苦茶だな〜という気が。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/tv03053002.htm
放送中も色々ゴタゴタがあったアニメ版「朝霧の巫女」、とうとう原作者が怒りを露わにす
るという事態に。もっとも、以前から原作者の宇河氏はアニメ版についての不満を漏らして
いて、それがとうとう頂点に達してメタルダーに瞬転した(注・してません)という感じなのです
が。マンガや小説がアニメ化されることによる原作者のメリット・デメリットというのは色々あ
るものですけど、今回は何やらデメリットのほうが大きかったのではないかと思えたり。
http://hiruko.cool.ne.jp/
「スクラップド・プリンセス」エンディング曲のシングルCDを購入。近所で売っていなくて発
売日以来ずっと捜していたのですが、ようやく見つけたのでゲットしました。歌っているのは
最近アニメやゲームでの活躍が著しい伊藤真澄さんと、元ザバダックの上野洋子さん。ア
ニメの1話で流れた時からお気に入りの曲でしたが、やっぱり実力派な二人がタッグを組
むとええわ〜、とCDを聴いて再認識。ただこの曲、最近の歌にしては珍しくフルサイズでも
3分しかありません。レコード時代はともかく、昨今は5分とか6分あるような曲も多いので
なんとなく物足りなく思ったり。カップリング曲もやっぱり3分しかないので、両方のカラオケ
バージョンを含めてもシングル全体で12分しかないです。
マキシシングルで出すには勿体ないな〜なんて感じてしまいました。
ひっそりとハードカバー版「サイボーグ009」の23巻が発売。未収録だった「天使編」が
収録されて、これでハードカバー版も刊行終了かなと(厳密には短編で幾つか収録漏れが
あるのですが、それだけでは到底1冊分に満たないので恐らくは無視かと)。
1巻が発売されたのは平成元年。私はまだ高校生でした。当時「009」は幾つかの出版
社から発売されていましたが、保存用にするならハードカバーがよかろうとこの“豪華版”
を買い始めたのですけども、よもや全巻出るのに15年もかかるとは思いませんでした
(むしろ石ノ森章太郎全集とか平成アニメ版に合わせて出版された普通サイズのコミック
のほうが全巻出るのが早かった罠)。1巻の巻末で石ノ森氏がコメントを書いていて、完
結編であるこの「天使編」の続きは近いうちに必ず書きますと言っているのが涙を誘いま
す。実際晩年には完結編の構想をしていて、もうすぐ執筆着手というところで残念ながら
この世を去ってしまったのですが(96年だったか97年頃に出たムック本では2000年に
「完結編」全巻同時出版という世界初の試みをする予定であるとの情報があって小躍り
したものです)、今にして思えば最後の敵が“神”であるというこの「天使編」(と同じくプロ
ローグだけで中断した「神々との闘い編」)は、テーマがテーマだけに下手に映像化する
と陳腐なものになりかねず、未完のままファン各人があれこれイメージを膨らませるだけ
のほうが幸せなのかも、と考えなくもありません。まぁ遺族と平成アニメ版スタッフは遺さ
れた構想メモを元になんとか完結させようとしているようですが、平成アニメ版の出来が
目もあてられないような代物だっただけに、同じスタッフで作るんだとしたら完結編にあま
り期待はできないような気も。どのみちどこまで石ノ森氏本人が考えていた完結編と同じ
ものなのかは永遠に分からない訳ですしね。
それに「天使編」「神々との闘い編」とほぼ同時期に石ノ森氏が執筆した「リュウの道」は、
この二つとかなり近い題材の作品なので、恐らくは「009」完結編も「リュウの道」みたいな
ラストになったんじゃないかと思えますし(「リュウの道」は途中から難解というか抽象的な
展開が多くなりますけど、間違いなく石ノ森作品の名作の一つかと)。あ〜、でもやっぱり
どーいう内容にするつもりだったのかは知りたいと欲してしまうのがファンの悲しいサガで
して(笑)。映像化はいいから構想メモだけ公表しましょうよ〜。
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