おもひで

だいありーの過去ログです。

03/08/24

 「十二国記」44話。第4部終章。話数も短かったけど、話も随分と駆け足だったような。もっ
とも本来このエピソードに含まれていた部分は既に第1部の時やってしまっていたので(延王
尚隆が日本から十二国に来た経緯の話)、未消化だった箇所だけをかき集めたのだとすれ
ばこんなものでしょうか。作画もかなり不安定で全体的にテンション低いなぁという印象が拭
えませんでしたが、それでも今回の結末部分についてはそこそこ感動しました。あと2話くら
い使ってもうちょっとじっくり描いても良かったのでは、という気がしなくもなかったり。

 今週の「種」はお休み。残り5話で終わるの、ホントに?

 「明日のナージャ」29話。25話のアダルティ〜な話の続き、そして完結編。25話の時点で
充分バッドエンド風でしたけど、今回の話は“風”どころではなくバッドエンドな結末で小さいお
友達置いてけぼり状態。富野アニメかと思ってしまいました(笑)。先週といい、スペインに入
ってから子供にトラウマ刻みまくりな展開になってますね。いいことです(苦笑)。ネット上では
今回の結末に賛否両論あるようですが、昔はこんな不条理な展開の作品ってそう珍しいもの
でもなかったような。ただ、ラスト付近の演出はあまり上手いとは言えなかった気も。いきなり
の強風で帽子が飛ばされるシーンの作画が妙にわざとらしくて、ギャグかと思ってしまいまし
た。それとナージャは「イデオンの」イデと同じく、関わった者全ての人生を狂わせる恐怖の
存在ということでOK?(笑)

 結局我慢できずに「ラストエグザイル」DVD2巻も購入(苦笑)。3話・4話収録。勿論2話
5800円なんてボッタクリ価格を定価で買う気なんてさらさらなかったので、一番安く購入で
きる店から通販しましたさぁ。んで感想・・・やべーぜ兄貴、面白い・・・面白いっスよこの作品
(謎)。映像の綺麗さに惑わされているだけと思いたくないですが、最近見たアニメの中でも
3本の指に入りそうなほど面白いと感じました。相変わらず世界観の説明がナッシングなの
で分かりづらいところもありますが、ストーリーがエンターテインメントしてるので分からない
なりに楽しめる印象です。にしても、2話までは作品のバックボーンの描写が主で、本格的
に話が転がりだすのは3話からだったんですね。2クール作品とはいえ、昨今のアニメにし
てはスロースタートのような。4話がまたいいところで話が切れてしまうものだから、続きが
気になってしまう罠。おにょれビクター、あくまで私にDVDを買わせようという魂胆か(笑)。
ただなぁ〜、この監督の作品は今まで「ゲートキーパーズ」「フルメタルパニック」共々個人
的にはあまり評価が高くないので、この先コケるんじゃないかという懸念も多少あったり。
むむむ、定期購入するか迷うところです。
 ところで、この作品のスタッフってばもしかしてロリ少女・アルの描写に命賭けてますカ?
(爆)や、4話でのアルの芝居の細かさと愛らしさは尋常じゃありませんがな。ストーリーは
いたって硬派ですけど、そーいう部分にもつい反応してしまう私。あかん、萌え系アニメに
毒されすぎてるかも(苦笑)。
 余談ですけど、非常〜に扱いづらいこのDVDケースを考案した奴ぁ誰じゃ〜(ジュエルケ
ースとかいうもので、海外のDVDでたまに使われているものだそうですが)。ケースは開き
にくいわディスクとブックレットは取り出しづらいわ、おまけに壊れやすいわで、デザイン優
先で実用性考えてないな〜というケースです。色んなところに凝りまくってるのはいいです
けど、もうちっとユーザーのことも考えてほしいと思ったり。

 バンダイがDVDソフトにポイント還元制度を導入。だ〜か〜ら〜、んなことするんだったら
素直に定価を値下げしろと小一時間(以下略)。
 http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20030819/bandai.htm

 唐突に「さくぶん」更新。今回アップしたのは、去年書いた「夏の陰」という短編です。今ま
でホームページ上に掲載した拙作の中では一番新しい作品ということになるでしょうか。で
すがこれ、当初身の程知らずにも「ジュヴナイルSFに純文学っぽいエッセンスを匂わせた
ものを」なんて大それた目標を掲げて書き始めたものの結局途中で挫折したという、個人
的には敗北感の強い作品だったりします。それでも失敗作の一言で片付けるには部分々
々で気に入っているところもあったりするので、今回恥を忍んで衆目に晒してみようかと思
った次第(執筆からおよそ一年が経過して、そろそろ自分でも冷静に読み返せるかなとい
うのもありますが)。もっとも、夏の暑い盛りに余計暑くなりそうな話を、と目論んでhtml化を
始めたら(ひでぇ)、今年は冷夏だったという罠。なんとなく残念(苦笑)。
 制作裏話。この作品のタイトルの意味は、まんま広辞苑を引くと載っていたりします。ちな
みに主人公の名前はドイツ語で孤独を意味する“アインザーム(einsam)”をもじって作って
みたら元の言葉と似ても似つかなくなったものだったり。一方ヒロインのほうは英語で転生
を意味する“リーンカーネーション(reincarnation)”をもじって・・・ではなく、単に漢字の組み
合わせと語感の響きから作りました(笑)。ま、私のネーミングセンスなんて所詮こんなもの
です。


03/08/26

 「でじこにょ」19回目。前半、海水浴で人魚と遭遇の巻。後半、ゲマ、クラゲに恋するの巻。
前半はうさだの巨乳度アップに加えて水着での乳揺れあり、「ぴちぴちピッチ」もどきな人魚
(苦笑)の作画も萌え度高しでかなりgood(爆)。反面後半は笑えるけどパワーが今一つ足り
なかった気も。最近萌え方面で良さげなゲストキャラが多いですけど、このキャラ達って一回
限りの使い捨てなんでしょうか。だとしたら勿体ないです。前回の幽霊少女と今回の人魚は
是非レギュラー化プリーズ〜!
 そう言えば今回の萌え作画も含めて「でじこにょ」や「ぴたテン」の作監で人気の坂井久太
氏って女性の方だったんですね。氏のホームページを見て初めて知りました。
 http://members.jcom.home.ne.jp/putinyu-6/

 「スクラップド・プリンセス」19話。結局王国軍に囚われてしまった主人公は記憶を失ったま
ま投獄されることに。そこで彼女はとても大切な人と再会するのですが・・・。
 うわ〜、めちゃくちゃ切ない。正直記憶喪失ネタを引っ張りすぎという印象がなくもなかった
のですが、こういう展開に使われると私的には悲しさ倍増、さらに倍っていう感じで(謎)やら
れたな〜、と。ホントに終盤へ向けて話がどんどん重くなってます。ここしばらくは派手な戦闘
シーンがありませんでしたけど、予告を見ると次回はそーいうシーンもあるようですし、ますま
す目が離せません。

 「おね2」6話。あ、やっちゃった?早くもシリアスモード突入ですか。前回主人公とキスして
しまったヒロイン二人が30分間延々延々延々悩み続ける、そんだけの話。最後数分で多少
話の進展はありましたけど、途中までの展開がおんなじことの繰り返しで、見ていてタルかっ
たです。ストーリー上必要な回だというのは分かるんですが、もう少し違う見せ方はなかった
ものかなと。次回からまたコメディ調に戻るらしいですけど、それも長くは続かなそうな予感が
ぷんぷんしますにょ。今回ちらっと触れられた伏線からも、終盤は鬱展開必至でしょうね。ラ
ブコメだけでいいのに。
 余談ですが、今日は「おね2」の放送が終わった途端外が雷雨に。ふぅ、ギリギリ助かった
〜。

 富野作品ファンにはちょっと気になる商品。特に「ダイターン3」の設定資料って今まであま
り目にする機会がありませんでしたから(一応LD−BOXのブックレットには当時の企画書と
各話の設定が収録されていますけど)、ある意味貴重かも。
 http://www.zdnet.co.jp/games/gsnews/0308/23/news02.html


03/08/28

 六万年ぶりに火星が地球に大接近とか。けれども地元の空は曇りっぱなしで昨夜も今夜も
星なんて見えません。ちょっと悔しい・・・。

 だははは〜のは〜、大洗海水浴場〜(って、ネタが古ぅ)。ウチにも来ましたよ、“偽の最終
通告書”。有料サイトの料金が未払いなので払わないと差し押さえちゃうぞ〜と言って金を騙
し取るアレです。テレビでさんざん騒がれたのに、まだやる奴がいるんですね。岩手なら田舎
だから知らずに引っかかる人間がいるとでも思ってるんでしょうか。つーか、実際に債権の回
収の仕事をしていた私に送りつけるとは、アホですかこいつ。書式が全くのデタラメなので、一
目で偽物だってのがバレバレです。むしろその文面のいい加減さのほうに腹が立ったりして
(苦笑)。そもそも送ってきたのが“債権回収サービスセンター”って、それはどこのサービス
センターじゃ〜(債権回収になんのサービスが必要やねん!)。ここを読んだ時点で爆笑。あ
のな〜、嘘つくならもちっと“らしい”嘘にしろっての。このハガキの文面考えた奴は債権につ
いてとことん無知ですわ。・・・と言うか、改めて読んだら日本語としても根本的におかしいです、
この文章。思わず赤ペン先生したくなりました(笑)。詐欺働く連中ってのはもう少し頭のいい
奴らなのかと思ったら、そうでもないようで。
 ちなみに、皆さんもご存じと思いますがこの手の通告書に法的拘束力は一切ありません。
もし法的な根拠を持たせたいのなら、しかるべき書式に則ったものを裁判所に提出する必要
があります。んで裁判所の判子を貰わにゃならんのですが、この手続きが割と面倒だったり
(手数料も結構かかります)。なのでこんな怪しげなハガキが来ても慌てる必要は全くないの
ですが、やっぱりその辺の知識がない人はびっくりして騙されてしまうんでしょうね。
 ただ問題は私の住所がどこから流出したか、でしょうか。普段ネット通販をさんざん利用し
てますから名簿はどこからでも流れていそうですけど、やはりいい気持ちはしないものです。

 制作が放送に間に合わず、4週連続(5週だったかも)で総集編をやったあげく最終回は尻
切れトンボに終わったらしい「WOLF'S RAIN」の新作4話の制作が決定。やはり真の最終回
はDVDで、ということになるんでしょうか。
 http://www.wolfs-rain.com/

 10月から放送開始のアニメ版「君が望む永遠」。ここに来て何人かのキャストが18禁ゲー
ム時の裏名義ではなく表の名前に変更されました。北都南さんも「ミルモでポン!」の時と同じ
表名義になりましたけど、茜役の水橋かお・・・もとい、上原ともみさんは裏の名前のままのよ
うで(苦笑)。まぁ声を聴けば一発で分かってしまうでしょうけど。
 http://www.kiminozo.com/about/index.html


03/08/31

 夏らしい日もあまりないまま8月も終わり。今日なんてむしろ寒いという感じだったかも。お
でんやラーメンが実に美味しそうです(笑)。

 「十二国記」45話。一応の最終回。と言っても総集編なので、実質的には前回で終わった
と考えるべきなんでしょうが。んで、やっぱり第4部は文字通りの蛇足だったかも、という気が。
なまじ第3部ラストが感動的だっただけに余計そう感じるんでしょうけど、な〜んか今一つ盛り
上がらないまま終わってしまったという印象です。ホントはこの第4部は橋渡し的エピソードで、
この先別の展開を用意していたのかもしれませんが、結局それも立ち消えになってしまいまし
たし、NHKにしては随分中途半端なことやったな〜と思えてしまいます。や、一向に続きが出
ない原作のほうが問題という話もありますけど。なんにせよ、もし続編があるとしても数年後と
いうことになりそうです。

 「種」46話。偽カテ公ことフレイが乗ったポッド、連合軍に拾われるの巻。とゆーかそれだけ
のことで1話消化してしまって、ホントのホントにこんなんでちゃんと話が完結するの?とます
ます不安になってしまいました。主人公は主人公でまたヘタレ化して泣いてるし(しかもラクス
に膝枕までされて。幼児退行化してるように見えなくもなかったり)、後半はまた回想シーンの
嵐だし、ここに来て作品のテンション下げまくってどーするんでしょ、と言いたくなりました。そり
ゃあ腐女子的にはキラきゅんの泣き顔が見られて萌え萌え〜で済むのかもしれませんが(苦
笑)、そんなの一切眼中にない私はどーしろと・・・あ〜、そういう人達はハナから対象外ですか。
お呼びじゃない?お呼びじゃ〜ないね?こりゃまた失礼しました〜(ってネタが古すぎて完全に
化石状態。分からない人はお父さんお母さんに訊いてみませう。個人的にエンターテイナーと
いうのは植木等氏のような人を指すものだと・・・いかん、話が脱線しすぎ)。
 あ、一つだけ収穫がありました。ズゴックEのプラモのCMが格好良かったことです(笑)。

 「明日のナージャ」30話。ナージャ逆ギレするの巻(笑)。主人公なのに、なんかシリーズが進
む毎にどんどんイヤな女の子になっているような。まぁ13歳の少女なんてあんなものよと言わ
れればそれまでですけど。今回はフランシスと怪盗黒薔薇が双子という重要な謎が判明するエ
ピソードでしたけど、それ以外の部分が印象的すぎて種明かしが霞んでしまった気も。新しいオ
モチャ売る気満々で前後の繋がりの違和感無視で挿入されたダンスシーンに思わず苦笑して
しまったのは私だけ?
 嘘かまことか来週からオープニングの一部とアイキャッチが変わるという噂があったり。

 今週の「住めば都のコスモス荘」にいきなり「シスプリ」が登場。アニメ本編の中でキャラ達が
プレイしていたギャルゲーが「シスプリ」で、しかもアニメ版キャラデザ本人が作画、おまけにキ
ャストも本人達を呼んで声あてちゃったというこだわりよう。すげ〜っ、パロディもここまでやれ
ばもはや本物?って、ホントにやってる面子は本物ですがな。や、下記の画像キャプ見るとア
ニメ版「シスプリ」本家より作画が良いのがある意味泣けてきます(苦笑)。ちゅーかこれは私
にこの回が収録されたDVDを買えと名指しで言ってますカ?(爆)
 http://wgalland.hp.infoseek.co.jp/200308c.htm

 10月からるーみっく作品の「人魚」シリーズがテレビアニメ化。以前OVAが2本出ましたけど、
それとは別に完全に1からのスタートでしょうか(そうでしょうね、やっぱり)。OVA版のキャスト
は山寺宏一氏と高山みなみ女史のコンビでしたが(確か原作者ご指名だったはず)、これも変
わりそうな予感。と言うか、そもそも最近山寺氏ってアニメのレギュラーやってましたっけ?むし
ろ普通のテレビ番組でちょくちょく顔を見かけるような。
 それにしても、いくらるーみっく作品がアニメ業界的にドル箱とは言え、こんな暗くて救いのな
い話までテレビアニメ化とは(そもそもテレ東じゃグロやスプラッタ〜な表現はできないんじゃ・・・)。
しかも原作は長らく中断が続いたまま完結してないというのに。いよいよアニメ化ネタのストック
が尽きたという感じでしょうか。
 http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/pop_10start.html

 そうそう、「でじこ」のブロッコリーがタカラの傘下に入るそうです。なんでも借金が17億(!)
あったとか。ホントに経営がヤバかったんですね。カードゲームの優勝者をラスベガスへ招待
したり、声優のコンサートを横浜アリーナでやったりとデカいことやりすぎてツケが回った結果?


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