おもひで
だいありーの過去ログです。
03/10/11
「プラネテス」2話。いつか金を貯めて宇宙船を買うという夢を馬鹿にされて気落ちする主人
公。そんな時、入社したばかりの頃自分のミスで一度回収に失敗したデブリを再度回収する
仕事が来て・・・というお話。
未だにちょっと主人公が好きになれなくて素直にストーリーに入り込めずにいたりしますが、
それでも充分面白かったです。相変わらず地味というか、ターゲット層の高い作品だなぁとは
思いますが。んで、今回冒頭でキャラ達がモンキーダンスみたいな踊りをしてたのはスタッフ
が「キングゲイナー」の面々だから?(笑)
「鋼の錬金術師」2話。錬金術を悪用して神を偽る者との対決の巻。シリーズがスタートした
のっけから主人公が弱いな〜と思っていたら、ちゃんと後半のどんでん返しに繋がっていて
素直に感心。原作に忠実なのかどうかは知りませんが、話の盛り上げ方が上手いと感じまし
た(大島ミチル女史の音楽による演出効果も実にgood!)。それと「罪を背負いながらそれで
も生きている主人公」ってのはやっぱ格好いいなと。あくまで個人的好みですけど(苦笑)。
にしても、この作品のシリーズ構成をしている會川昇氏が好きそうなネタだわこりゃ、と今回
の2話を見て思ったり(少年誌作品にしては結構グロい部分やダークなところがあるあたり、
特に)。この人、微妙にセオリーをはずして捻らなくていいところを捻ってくるライターだけに、
それが良い方に作用すると面白くなるのですが(OVA版「美夕」とかテレビ版「ナデシコ」とか)、
裏目に出る方が多かったりするからなぁ。この作品はどちらになるのやら。
「アニメック」「ファンロード」のラポート社が倒産。小牧編集長にはいつまでも富野監督のイ
ンタビュアーをしていて欲しかっただけに、かなり残念です(氷川竜介氏と並んで富野監督へ
のインタビュー歴が長い方だけに、ポイントを押さえた訊き方がとても上手いです。富野監督
もノって喋ってくれるみたいなところがありましたし)。すると富野作品資料としてはかなり重宝
する「富野語録」とか大事典シリーズとか、他にもゆうきまさみ氏の初期作品あたりも全部廃
刊ですか。勿体ない〜。
I'veの歌い手の一人で自ら作詞作曲も手がけるKOTOKO嬢がGENEON(旧パイオニアレー
ベル)から来年春メジャーデビュー決定だそうで。と言うことは石田耀子嬢あたりと並んで
GENEON系のアニソンを歌う可能性もある?(まぁ今までだって「おねてぃ」「おね2」の主題歌
は歌っていた訳ですが)。なんにしても大きく躍進ですね。
また蒸し返してナンですが、「ちゆ12歳」での「種」の感想というか容赦ない総論が、シリー
ズ見ていてくすぶっていた私の不満を上手く代弁してくれているように感じられて個人的には
拍手したくなったり。ちゅーか、今まで監督のコメントって意図的に読まないようにしていたの
ですが、こうも言っていることとやっていることが違う人だったとは知りませんでした。ほら、同
人なんかだといるじゃないですか。自分で膨大な裏設定だけしこたま考えていて、作品には
それを出さないけど「ホントはこのシーンはこうだったんだよ〜」と自己満足に浸る手合い、
それの典型的なタイプだと思いました(あいたた・・・書いてて我ながら耳が痛かったり)。人
に何かを伝えようとする能力が根本的に欠如してるのかしらん、と感じなくもないのですが、
最近のヲタク向け作品には多かれ少なかれこういう傾向があったりするので、この監督一人
の問題ではないのかも、とも考える次第(それにしたって「種」は酷すぎると思いますが)。な
んなんでしょ、他者に分かりやすく説明するということがひどく不得手になっているスタッフが
増えているような気がするのですが、昨今のアニメ業界。
http://tiyu.jp/
03/10/13
「明日のナージャ」36話。怪盗黒薔薇、捕まって拷問を受けるの巻。日曜の朝っぱらから拷
問シーンとは、やりますな(笑)。案の定PTA的お母様連中から苦情が来たらしいですけど、
そこまで騒ぐほどのものではなかったと思うのは私が子持ちじゃないから?ただ今回は作画
がかなりマズかったので、その辺は残念かなと。
「でじこにょ」26回目。・・・は?放送曜日が変わった矢先にいきなり打ち切りかよ!放送局
大幅縮小で打ち切りの可能性があることは知っていましたが、岩手も喰らってしまうとは(放
送曜日変えた位だから継続するものと思ったんですがねぇ)。まぁ逆によく岩手でもこの作品
を放送したものだという気もしますけど。ラストはちゃんと最終回っぽい内容でしたし、これは
これで仕方ないと納得するしかなさそうです。ちょっと悔しいですが。
今年の夏コミで販売されたKeyのマキシシングル第3弾「Spica/Hanabi/Moon」が一部パソ
コンショップで取り扱いを始めたので購入(地方在住だと今の所メッセサンオーの通販を利
用するしかないかと。シングル一枚買うにしては送料が結構するのが難点ですが)。さっそく
聴いてみましたが、1曲目のSpicaはちょっとマンネリ気味というか今までの曲と比べてあま
りインパクトがない印象でしたけど、2曲目、3曲目はアコースティック寄りの曲で個人的には
結構気に入りました。音質も今までのシングルより向上していて、Lia嬢の透き通る高音を堪
能するのにも適している感じがしました(特に3曲目のMoonは出だしがアカペラなので、じっ
くりボーカルに浸ることができます)。にしても、麻枝氏の作詞は相変わらず“死”をイメージ
させるものが多いですなぁ(「(人生の)終わり」という単語を好んで使うようで)。「クラナド」も
きっとその辺がテーマの一つに入っているのではないかと。そうそう、その肝心の「クラナド」
ですが、ようやっと完成が見えてきたそうで。シナリオは執筆完了、CGも残すところあと2枚
(だったかな)だとか。シナリオ量が前作「AIR」の2倍あるそうですから、かなり長い物語に
なりそうです。
03/10/14
今日の平成版「鉄腕アトム」はヒゲオヤジが登場。シリーズも後半に入って、前回の青騎士
共々目玉キャラ投入といったところでしょうか。んが、視聴率は回を追う毎に目に見えて低下
し、当初は2ケタあったのが今では6%台という惨状では時既に遅しという気もしたり。更に
今回は「3つ目がとおる」の写楽と和登さんがゲスト出演していたのですが、和登さんを演じ
ているのが何故かアイドルのMEGUMIで、その棒読み以下のトンデモ演技に思わず目眩が
・・・(「ブラックジャック」の宇多田ピノコの悪夢再び?)。こんなの呼んできた奴ぁ誰じゃ〜〜
〜〜〜〜〜〜〜(怒×100)。その辺の素人つかまえてきてやらせたほうがよっぽと上手い
んじゃないかと思ってしまいました。
にしても、富田耕生氏、モノクロ版アトムの頃から声優やってて未だ現役とは凄いです。ベ
テランの中でもトップクラスのキャリアじゃないでしょうか。
今日からスタート、WOWOWの新番組「まぶらほ」。私が単行本を買っているマンガに「まほ
らば」という作品があるのでタイトルを混同しやすい罠(苦笑)、なのはともかく、監督は
「HANDMAIDメイ」「シュガー」の木村真一郎氏、キャラデザはアニメ版「シスプリ」の新田靖
成氏、シリーズ構成はアニメ・ゲーム版「シスプリ」「ワンダバスタイル」の滝晃一氏といった
面々。ライトノベルである原作は未読ですが、はっきり言って「“ぱんつはいてない”こつえー
氏の挿し絵以外見所のない駄作」という評価以外全く、ホントに全然、カケラも良い評判を
聞かない作品だったりするので、そんな素材をこのスタッフがどう料理するのかという興味
は少なからずあったり。
んで今回の1話・・・うわ〜、マジでつまんな・・・あいや、見所を探すのに苦労しそうな作品
だなぁ(爆)。今更下着のオンパレードをやっても昨今の萌え系アニメじゃ珍しくもなし(つか
その直後に放送している「おね2」じゃ毎回入浴シーンで裸出してるし)、コメディものとして
弾けてる訳じゃなし、何よりストーリーと基本設定そのものに惹かれるものがないってのが
かなり痛いんじゃないかと。やっぱり素材が悪いとどう料理しても不味いだけという、そんな
予感がひしひしとするんですけどぉ〜(2ちゃんねるでも元が元だけにやっぱり面白くないと
いう感想ばかりで、アニメ版スタッフを責める人がいないってのが原作の評判の悪さを物語
っているような)。せめてこれが1クール作品ならノリと勢いだけで乗り切る荒技もありそうで
すが、聞けば2クール作品だというじゃありませんか。ホントに2クールもやるネタあるの?
いやマジで。とまぁ、1話の段階でこれだけ不安にさせられる作品も珍しいです(苦笑)。ま、
声優さん的には個人的にチェックポイントがない訳でもないですし、今期からWOWOWアニ
メはこれ1本だけなので、とりあえず視聴は続ける予定です。
「おね2」最終話。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぽか
〜ん。これで終わり?今までさんざん引っ張っておいて、前回までに明かされなかった謎は
全部棚上げですか。もしかして種明かしを知りたければDVDのみに収録される13話を見
ろと、そーいう極悪なシリーズ構成なんでしょうか。前作のような鬱展開もなく爽やかに終わ
ったのは良かったと思いますけど、どうにもすっきりしないラストだったという印象でした。
シリーズ全体を見回してみると、途中からシナリオの内容そのものが薄いというか、1話
かけてやるような話じゃないのを引き延ばして毎回25分にしているというか、個人的には
そんな感じを受けました。なので結局竜頭蛇尾に終わってしまったというのが感想かなと。
台詞が少ないのは全然構わないのですが、毎度毎度おんなじことを繰り返し言って、1カ
ットがだらだらと長くて、ってな演出が続いてしまったのが原因かしらんと思ってみたり。も
うちっと見せ方次第では上手く化けたんじゃないかというのは素人考えでしょうか。う〜ん
・・・。
今日はアニメに対する不平不満ばかりになってしまったような。こんなんじゃ読んで下さる
方も面白くないですよねぇ。文句もネタに昇華できる程の才能があれば、と「ちゆ12歳」な
んかを見ているとつくづく思ってしまいます。ユーモアの神様、どうか私に降りてきて〜(苦
笑)。
03/10/16
朝晩めっきり寒くなって、我が家でもヒーターが活躍開始。秋深し、更には冬も近付いてい
る?
岩手では2週遅れで放送している「ミルモでポン!」も新シリーズ「ミルモでポン!ごおるで
ん」に突入。1話目は新規視聴者に配慮してか総集編でしたが(とは言え1年半分を駆け足
で紹介していて、初見の人は理解できたのやら、という気も)、タイトルが微妙に変わっても
作品のノリはそのままのようなので一安心。新エンディングも歌っているのがパパイヤ鈴木
と聞いて「ベッキーに続いてまた露骨なタイアップかよ」と思いましたけど、ちゃんと作品内容
に即したものになっていて(声優さん達も歌に参加してますし)こちらも安心。この先も叶姉
妹の出演とかありますけど、タイアップのごり押しに負けず頑張ってほしいものです。
昨夜遅くにいきなり始まったフジテレビ深夜枠アニメ「ギルガメッシュ」。原作は故石ノ森章
太郎氏ですが、残念ながら私は未読。なので新鮮な気分でアニメ版を見られるかなと思っ
たのですが・・・うわ、キャラデザがすっかり別人になっていて、しかもめっさ怖いです(少年
エースでマンガ描いている人でしたっけ、キャラ原案の人)。更に話のほうもさっぱり訳わか
らなくて完全おいてけぼり状態。救いのかけらもなさそうな雰囲気なのは石ノ森作品によく
あることなのでいいとして(笑)、ホントに原作もこんなストーリーなの?まぁ1話はオープニ
ングどころか作品タイトル画面すらなくいきなり始まって、最後の最後に作品名が出るとい
う構成でしたから完全にプロローグのみだったんでしょうけど、意味不明すぎて“掴み”とし
てはどうなんだろう、と思ってしまったり。あと1話にして既に作画が微妙そうで、「幻魔大
戦 神話前夜の章」の悪夢再びな予感も・・・?あ、主人公の声も同じ浪川大輔氏だわ
(って、今年は「おね2」「コスモス荘」と主人公役が多いなぁ。浪川氏いきなりブレイク?)。
とまぁ不安要素は結構あったりしますが、とりあえず話が見えてくるまでは見続けてみよう
かなと。や、個人的には同じフジ系深夜枠アニメなら「ヤミと帽子と本の旅人」をやってほし
い気もするんですが。ちゅーか青森・秋田・福島では放送してるのに、なんで岩手と宮城だ
け見事にスルーするんだよぉ〜(苦笑)。
今日からスタートのNHK教育アニメ「無人惑星サヴァイヴ」。キャラ原案江口寿史氏とい
うあたりが微妙にトレンドをはずしていてNHKらしいかなと思ってみたり(ひでぇ)。んで、
予備知識全くなしで見たらSFモノだったのでちょっとびっくり。えーと、SF設定で15少年
漂流記をやると、そーいう話なんでしょうか。って、過去におんなじコンセプトの「バイファ
ム」という作品があったんですけど・・・。
1話はじっくりとキャラ描写と世界観の説明をしていて、この分かりやすさはさすがNHK
教育と思いつつも、逆に昨今のアニメにはこれが不足してるんじゃないかという気もした
り。ただ、全体的に古臭いというか、古き良き時代のアニメに逆行した作風なってしまっ
ている印象は否めないかと(キャラ設定なんてホントにお約束なステレオタイプですし)。
設定こそSFですが、雰囲気としては世界名作劇場に近いのかしらん、と個人的には感
じました。
にしても、主人公の女の子を演じているのが岩居由希子さんとはちょっとびっくり。普段
は別名義で18禁ゲーに出演していることのほうが多い人だけに(一般作のアニメじゃ「名
探偵コナン」しか出演作知らないです、私)、いきなり大抜擢というイメージが。水橋かおり
さんみたいに、NHK作品主演を機に一気にレギュラーが急増するんでしょうか?
03/10/18
なんでしょ、今日はやたらと街中でパトカーを見かけました。先日県立病院に熊が現れた
なんて事件がありましたから、その警戒?そーいやウチにも熊注意の回覧板が回って来た
とか。玄関開けた途端遭遇なんてのは勘弁願いたいです。
「プラネテス」3話。生命保険と遺言の巻。なんつーか、ネタが妙に生々しいような。それ
はそうと、アカンです、どーにもヒロインの主張が青臭い正論を通り越して単なる大きなお
世話ちゅーかありがた迷惑に思えてしまって、個人的には肌に合いません(つーかムカつ
きます)。この先もこの調子でヒロインが出しゃばるようなら、視聴継続を打ち切るかも。ハ
イレベルな作画とか丁寧な宇宙空間の描写とかは好きなんですけどね〜。
「鋼の錬金術師」3話。主人公達が何故罪を背負うことになったのか、その原因の話。動
機が純粋であるだけに、代償として背負ったものの大きさが痛いやね。私はこーいう展開
がかなり好きです。後は會川氏が下手に欲を出さずエンターテインメント性を保ってくれれ
ば、割と良作になる予感(苦笑)。ま、原作モノですからそう無軌道な展開にはしないと思い
たいですが、さて。
早くもI'veが次のアルバムをリリース。と言っても今度のは電波系ソングを集めた1枚。
やっとこれらの曲もアルバムに入りますか、とリリース自体は嬉しいのですが、やっぱり
AKI嬢が担当していた曲はことごとく別の人にボーカルが変更されていて、そっちのショッ
クのほうが大きいかも。特に個人的ベスト萌えソングの「Pure Heart」がボーカル変わっ
てしまうってのはかな〜り許せないです(笑)。う〜、もはやAKI嬢の復帰は絶望的なん
ですかぁ〜。
http://61.199.33.219/info/musicinfo/ive/shortcircuit.html
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