おもひで

だいありーの過去ログです。

03/11/11

 なんでも今日はポッキーの日らしいです。何故?

 「明日のナージャ」39話。ナージャ完全敗北の巻。そりゃあもう、完膚無きまでにローズマリー
に惨敗。あげくにダンデライオン一座ごと犯罪者の汚名を着せられることに。今やヘルマンを完
全に手玉に取り、ナージャの母親すら本人から奪ってしまったローズマリーの奸計はもはやとど
まるところを知らず状態。一方のナージャはお馬鹿さ全開で自ら罠に飛び込んでいるようなもの。
勝敗は自ずと明らかかと。ただ、ここから先は恐らく復讐(?)を誓ったナージャの逆転劇が展開
されるでしょうから、ローズマリーの栄華もあと数回といったところかも。「Vガンダム」のカテ公や
「ジョジョ」のディオと並び称されるまでになったローズマリーだけに、個人的には悪の化身として
更なる活躍を期待したいですけど、さすがに少女アニメじゃこの辺が限界でしょうか。いっそ残り
1クール、富野監督にやらせてみませんか東映さん?(笑)
 それにしても、破られたお母さんのドレスを作り直したと言って出てきた新しいドレス(某所では
「種」になぞらえてフリーダムドレスと呼ばれていたり)、全然元のドレスの面影残していないんで
すけど〜。おまけにアニメ本編で新ドレスが出てきた途端すぐそのドレスのCMを入れるあたり、
商売っ気が露骨すぎですぞよ、バンダイさん。

 「まぶらほ」5話。和服少女、手作り弁当に挑むの巻。・・・あれ、普通に面白い、かな?これっ
て単に私がこの作品のヘタレぶりに慣れただけかも、と思って見ていましたが、エンディングテロ
ップで今回の脚本が小山高生御大と知って納得。この作品のライター陣はそろってあ○ほりさと
るの弟子連中だったりしますけど、今回は師匠の更に師匠が出張ってきたと、そーいう訳だった
んですね。まぁ話のしょーもなさは相変わらずですが、そこは原作準拠なので致し方なしかと。そ
れとアニメ版「シスプリ」を見続けていた者にとっては、新田キャラが全然作画崩れしないまま動
いているだけでも感心してしまったり(苦笑)。その辺はさすが「シュガー」や「藍より青し」のJ・C
スタッフといったところでしょうか。

 「テイルズ オブ デスティニー2」は累積プレイ時間6時間ほど。やっとヒロインと変態仮面が
パーティに加わり、戦闘シーンが華やかになってきました。やっぱり女性ボイスが加わると俄然
プレイ意欲が沸いてきます(爆)。ストーリーのほうは前作のヒロインの一人・フィリア(個人的に
はこの子のほうがお気に入りだったので、主人公がルーティと結ばれてしまう展開はちょっと納
得してなかったり)が出てきたりと前作ファンには嬉しい展開となってます。んで現在前作の主人
公の生まれ故郷に逗留中。前作では密かに主人公よりも強くて影のラスボスとまで呼ばれてい
た前作の主人公の妹・リリスも登場。前作ではアップの立ちグラフィックもボイスもなく、脇道要
素の闘技場イベントでしかその強さを見ることができなかったキャラだけに、こーいう声だったの
ねとちょっと感動していたり。
 にしても、今回のメインヒロインは初登場シーンでの電波ドキュンぶりがかなり第一印象悪か
ったんですが、いざ仲間になった途端性格が豹変してびっくり。なんすかこの変わりようは。な
んとなくまだ本質が掴めないキャラです。声が“ゆず姉”こと柚木涼香さんというのは個人的に
ポイント高かったりするんですけど(笑)。

 雑学。ビフテキはビーフステーキの略じゃなくフランス語だそうで。へぇ〜へぇ〜と個人的には
8へぇくらい(苦笑)。
 http://homepage2.nifty.com/YONE/coffee44.htm


03/11/13

 「ギルガメッシュ」5話。戦いのなか超能力が発現した主人公。一方何の力も持たない主人
公の姉はどこか寂しさを覚えてしまう。そんな時、ギルガメッシュが現れて彼女をさらってしま
い・・・。
 話の進展は相変わらずスローペースですが、なんとなく続きが気になりだしていたり。主人
公とその姉がどこか同じ石ノ森作品である「幻魔大戦」の東丈・三千子姉弟を彷彿させるから
かも?
 エンディング曲がかなり暗い歌ですけど何度も聴いているうちにちょっと良いかなと感じたり
しているのですが、この作品は露骨にエイベックスのタイアップなのでシングルはCCCDな罠。
むぅ〜、なんだかんだでCCCDゆえに手が出せない曲が増えてきています。

 「無人惑星サヴァイヴ」4話。謎の水棲生物に襲われるの巻。いきなり緊縛系触手18禁ア
ニメになってます(爆)。1話丸々使って怪物との死闘を描いていて、どこかホラー映画なノリ。
やっぱり色々とツッコミたいところはあるのですが、今回は作画が微妙に萌え方向だったの
で個人的には許してしまいます(苦笑)。
 
 「シスタープリンセス2 プレミアムファンディスク」が発売されたので購入。恐らくはゲーム版
「シスプリ」最後のソフトかと。そう思うと色々感慨深いものがあったりなかったり(どっちやね
ん)。初回購入特典として、プレミアムムービーDVDなるものが付いています。要は今までの
ゲーム版「シスプリ」のオープニングや関連CM等を収録したDVDですが、プレステの荒い画
質でしか見られなかったゲーム版のオープニングがDVD画質で楽しめるのは個人的に嬉し
いところ(特に新作アニメだった「シスプリ2」のオープニングの綺麗さはちょっと感動)。それ
だけに、今回の「シスプリ2 プレミアムファンディスク」のオープニングもせっかくの新作アニ
メなのに特典DVDのほうに収録されていないのは残念かなと。内容も「シスプリ2」が夏をイ
メージしたものだったのに対して、今回は冬が舞台のアニメになっていて、ちょうど対になる
形になっているだけに、こちらのアニメも高画質で見たかったです。それとこの特典DVD、ち
ょっと変わった作りになっていて、ディスクが半スケルトンだったりします。なのでディスクの表
側から裏側の向こうが透けて見えたり。DVDのディスクって、こーいう作りもできるんですね
ぇ〜。
 で、さっそくプレイ開始。基本のゲームシステムは「シスプリ1」の頃から全く変わっていない
ので、取説を見なくても指先がキー操作を覚えていたり(笑)。プレイしながら無意識でメッセ
ージスキップとかテキストウィンドOFFとかやっていて、自分でも「あ、」と思ってしまいました。
慣れって怖いです。今回の舞台は春休み。1作目が春から始まって、「2」が夏、そして今回
は更にその翌年の春ということで、時系列的には一番最後ということになります。それだけに
妹達もそれなりに成長して・・・と解釈すれば良いのかもしれませんけど、グラフィックの出来
は正直微妙な印象かも。「2」の頃から目に付いてましたが、ゲーム版原画担当の後藤潤二
氏の癖がかなり出るようになってしまって、元の天広絵と比べると今一つに見えてしまう感じ
がしてしまいます。特に今回は使っている原画の一部が実はかつて企画がお流れになって
しまった「タイピング シスプリ」の再利用だったりするんですけども、以前雑誌で発表された
ものと比べて改悪されてしまったと見える絵が結構あったりするので、その辺がちょっとなぁ
〜と思えて・・・。「タイピング シスプリ」の企画は「2」以前だったので、今回「2」の絵柄に合
わせて原画を手直ししたということなんでしょうが、できればそのまま使ってほしかったかも。
 ファンディスクといっても新規シナリオのゲーム期間は2週間と、「シスプリ2」の約半分もの
ボリュームがあったりします(そもそも2枚組ですし)。とりあえず1周目は可憐をマイシスター
に選んでやってみましたが、クリアに大体3時間くらいかかりました。12人全員クリアすると
なるとそこそこのプレイ時間を要しそうです。んで、漠然とプレイ開始したらいきなり糖分200
%超の甘〜〜〜い展開から始まってちょっと引いてしまったり。そ、そうだった、これは「シス
プリ」だったっけと、昔のプレイ感覚を取り戻すまで少しタイムラグを要してしまいました(笑)。
のっけから可憐なんて選んだものだから、そりゃもうこっ恥ずかしいイベントだらけ。台詞だ
け聞いていると18禁と勘違いしてしまう可憐シナリオお約束な展開もちらほら。ただ、桑谷
さん、もう可憐の声忘れてるんじゃ・・・。「2」の時よりも更に可憐の声が別人になっちゃって
ます。この辺は1作目から年月が経ってしまっているので仕方ないのかしらん。それと今回
の可憐シナリオは微妙に重い展開で、特に後半は可憐の暗い顔が多かったのはちょっと
意外だったかも。もはや可憐も単純に「お兄ちゃん、大好き」と言ってるだけのキャラじゃな
く成長してるんですよということなのでしょうか。どこか言動が可憐らしくなかったと感じたの
は私だけ?ちこっと違和感があるような気がしました。まぁこれだけシリーズが続けば、キャ
ラだって少しずつ変わりますわな。でもどうせこれで最後なら、「2」じゃ一緒にお風呂とかベ
ットシーンまでやったんだからラストはついに兄妹で結婚〜、ぐらいのぶっ飛んだ展開が見
たかったかも(笑)。あ、そーいや原作の最後の連載は可憐のウェディングドレス姿で終わ
ったんだっけ。同じ手は使えないか。
 なんにしても、久っ々のギャルゲーなので(つーか、コンシューマのギャルゲー買うのは「シ
スプリ2」以来だったり)、忘れかけていた甘ったる〜い世界にしばし戻ってみようかなと(苦
笑)。


03/11/15

 寒い日が続いています。急ぎ足で冬へ向かっているような。そろそろ雪が降るのを覚悟して
いたほうがいい?

 「プラネテス」7話。地球の海に憧れる少女の巻。「Zガンダム」の頃だったか、富野監督がイ
ンタビューで「月で育った人間は重力の違いから自ずと身長も違ってくるのでは?」という問い
に対して「本当はその辺まで描写したいけどやっている余裕がない」みたいなことを言ってまし
たけど、あれから20年経ってテレビアニメでそれを描写した作品が出て来ようとは。しかも同
じサンライズ作品で。その辺りはSFしてたなぁと思った今回の話でした。
 ところで、主人公の性格がここ数話で微妙に変わってません?それとも1話2話の頃はヒロ
インのドキュンぶりが目立ちすぎて単に主人公の影が薄かっただけで、元々こーいうキャラだ
った?

 「鋼の錬金術師」7話。人語を話すキメラの巻。悲劇です。とことん悲劇です。前回の予告か
らおおよその種明かしは見当付いていましたけど、よもやテレビアニメでここまで徹底的にエ
グく、救い無くやるとは。おまけにエンディングの絵まで一部差し替えて今回の話の特別バー
ジョンにしていて、この作品はどこまで人を打ちのめすんや〜とただただ涙。「種」でどんだけ
残酷描写をやってもぴくりとも心に響きませんでしたが、それとは全く逆に精神えぐられまくり
の話でした。トラウマであれ感動であれ、人の心に何かを残すってのはこーいうことでしょ、と
ちょっと前まで同じ時間帯でやっていた作品の某監督に言いたいような(苦笑)。やっぱ凄い
わ、この作品。元々原作もこのエピソードは絶望的な話だったそうですが、アニメ版では更に
パワーアップしてとことん鬱な話にしているとか。テレビ規制どこ吹く風ってなもので、スタッフ
の皆様お見事です。ま、テレ東じゃできんわな、今回の内容は(笑)。そう言えば、今週の「ヤ
ミと帽子と本の旅人」は自分の姉に懸想する女子中学生の主人公(この時点で既に普通じゃ
ないですね)が姉を想ってオナニーするわ姉がトイレに入っているのをドア越しに耳を立てて
聴いているわと、別の意味でテレビアニメの限界に挑戦していたそうな。今期は野心的な作
品が多いんでしょうか。
 にしても、こおろぎさとみさん、同じ日に「プラネテス」「鋼の〜」と二つの作品で悲劇の少女
を演じるとは、ただの偶然?個人的にはひところ半ば18禁作品専門声優になりかけていた
のが、最近またテレビで声を聴けるようになって嬉しくもあったり。

 「シスプリ2 プレミアムファンディスク」2周目は鞠絵をクリア。しくしくしく〜、やっぱり今回も
冷遇されてるよ(涙)。スタッフ、そんなに鞠絵が嫌いなんですかぁ〜。相変わらずメールでの
やりとりが大半だしシナリオは短いし、鞠絵スキーとしてはめっさ悲しいです。つか、毎日メー
ルで「お会いしたいです」と送ってくるのに、会いにいかないどころか返信もしない主人公、お
んどりゃ何やっとんじゃ〜〜〜!プレイヤーの意思との乖離感が甚だしくてシナリオ中盤まで
は主人公に対して怒りが募りました。ま、その分後半はそこそこ盛り上がる展開だったので
溜飲は下がりましたけど。シリーズ最後ということでラストは本当の意味でハッピーエンドでし
たし(と言うか、ラストってあのあと絶対一線越えたよね?ヤっちゃったよね?完全に雰囲気
と展開がHシーンの前戯になってたもんなぁ)、その点は満足しました。それと1作目からずっ
と登場している鞠絵担当の看護婦さんが、シリーズを重ねる毎に主人公や鞠絵に対してオー
プンな性格になっているのはちょっと芸が細かいかもと思ったり。で、この看護婦さんは攻略
できないんですか?(爆)
 3周目、花穂クリア。1作目では鬼コーチのような存在だったチア部の竜崎先輩がめちゃく
ちゃ萌えキャラになっててびっくり(苦笑)。えーと、竜崎先輩は攻略できな(もうええって)。相
変わらずチアリーディングの話がメインで、この辺は1作目からずっと同じネタを引っ張って
いるのでややマンネリかなとも思いましたが、ラストは花穂にしては結構大胆な展開で微妙
にエロかったので、そこそこ良かったかなと(苦笑)。ま、「2」の時は唯一主人公のとキスCG
がないキャラだったので、今回は逆に贔屓したという感じなのかも。
 こうしてみると「1」からの脇役キャラが揃って登場していて、やっぱりこれでシリーズ総決
算にするつもりなんだと感じられてちょっと寂しくもあったり。


03/11/18

 「明日のナージャ」40話。ジャンプ的打ち切り風味で第1部完の巻。え、違うの?「ナージ
ャの本当の戦いはこれからだ!」なラストで、このまま終わりでも違和感なかったような(笑)。
 にしても、一座のみんなから餞別と資金をもらって感動的に旅立っておきながら、次回予告
でさっそく「お金と切符無くした〜」って、あんたはアホですか、ナージャ。予告見て脱力してし
まいました。

 「まぶらほ」6話。主人公の両親籠絡作戦の巻。作画低調気味。ついでに演出も低調気味。
更にはアイキャッチ使い回しと、前回よりパワーダウンした印象。脚本はともかく、テンポと
見せ方次第ではもう少し弾けることが出来たんじゃないかという気がしました。そこそこ笑え
る要素は幾つかあっただけに余計そう感じてみたり。

 「シスプリ2 プレミアムファンディスク」4周目は春歌をクリア。うわ、シナリオ短っ。ゲーム
期間2週間と言えどもキャラによって密度にバラつきがあるようで、3周目にクリアした花穂
は2週間毎日何かしらのイベントがありましたけど、春歌シナリオはポンポンと日付が飛ん
であっという間に終わってしまった感じでした。担当したライターの差でしょうか。それと今回
は何故か春歌の声が微妙に別人風味だったような。かかずゆみさん、最近は元気系キャラ
ばかり演じていて春歌の声の出し方を忘れてしまった?(苦笑)
 5周目は衛をクリア。う〜ん、こっちもシナリオが短い。主人公と一緒にマラソン大会に出
る為の練習をすると言いつつ、その練習風景の大半をすっ飛ばしてしまっていてちょっと拍
子抜けしました。まぁ「1」の時も似たようなシナリオでしたから、同じ展開にはできないとい
うことなのかもしれませんが。それはそうと、驚いたのはいきなり衛の胸が大きくなっている
こと(爆)。「2」から半年ちょっとの間に何があったんだ?という程成長してるんですけど。
立ち絵で「2」のCGも使い回しているので、新規の立ち絵と比べるとその差がよく分かりま
す。ちょうど育ち盛りの年頃ということでしょうか。そーいや原作ではそろそろブラジャーを
付けるかどうかで悩むエピソードなんてのもありましたっけ。
 そうそう、鞠絵役の柚木涼香さんが「ミルモでポン!」で演じているミモモがこの半年ぐら
いアニメ本編に全然出ていないなぁと思っていたら、ご本人が現在産休中だそうで。すると
「シスプリ2 プレミアムファンディスク」は結構前にアフレコが終わっていたのかしらん?


03/11/20

 今日はボジョレ・ヌーボの解禁日。と言っても普段全然お酒を飲まない私には縁のない話
題だったりするんですが。100年に一度の当たり年とかニュースで言ってますけど、たまに
は飲んでみようかしらん。

 「ギルガメッシュ」6話。主人公の姉奪還戦の巻。空間を丸々入れ替えるということをやっ
てのけたギルガメッシュに対し、科学的に超能力を分析して転移先を突き止めるくだりが割
とSFしてて面白かったかなと。ただ後半の戦闘シーンは相変わらず紙芝居でがっくりでした
けど。ちゅーか、改めて見るとこの作品のオープニングって1カットたりとも動画がなく、全て
止め絵なんですね。手抜きもここまで堂々とやると大したものに思えたり(苦笑)。

 「無人惑星サヴァイヴ」5話。眼鏡っ娘エロ祭りの巻(爆)。とうとうサバイバル生活に耐えら
れずヒステリーを起こすキャラが・・・と思ったら結構あっさり立ち直ったような。それはともか
く、前回に続いて触手緊縛攻撃にレイプもどきな18禁一歩手前ボイス連発と、だんだんNHK
らしい萌えエロ作品になってきました(苦笑)。このエロさはちょっと民放にゃ真似できません
なぁ。もぉNHKってば、局のお偉いさんに絶対ロリエロスキーがいるに違いありません。うむ、
この調子でガンガン飛ばして下さい(笑)。

 「シスプリ2 プレミアムファンディスク」6周目は雛子をクリア。気が付けばこの子も随分と
精神的に成長しているようで、「1」の頃の幼さゆえの我が儘はかなり影を潜めた感じになっ
てます。それはそれで雛子らしくないかもと思わなくもありませんが、シリーズ最後のシナリ
オとしては彼女の成長ぶりが見て取れてなかなか良かったのではないかと。
 つか、G'sラジオで桑谷嬢が「これが最後のシスプリのゲーム」と連呼しているのがシリー
ズの終焉をイヤでも実感させられて、ゲームをプレイしていてもどこか寂寥感を覚えてしま
ったり。

 久っびさにオーディオの話。スピーカーケーブルを買っちゃいました。購入したのはオー
ディオクエストのType6というケーブル。元々このメーカーは端末処理済みの完成品しか売
っていないのですが、安価で切り売りする店があったのでそこを利用しました。ちなみに完
成品だと0.9メートルのペアで1万2千円のところが、切り売りだと1メートル2180円という
安さ。端末処理してYラグやバナナプラグをつけただけで何故に3倍近く値段が違うのやら。
 んで、このケーブルは6芯構造というちょっと変わった特徴を持っていて、太いケーブルの
中に6本の固い針金のような単線が入っており、その芯が1本ずつ皮膜に覆われているとい
う形状になっています。なので使えるようにするにはケーブルの片側で6本、両側で12本、
左右のケーブルで計24本の皮膜を剥かなければならないという、ちょっと面倒な代物だった
りします。そこはそれ、親父の工具箱に入っていた伝家の宝刀(でもなんでもないって)、ワイ
ヤーストリッパーが活躍。チェキチェキっと皮膜は剥けたので端末を処理するのはさほど苦
労しませんでした。
 が、問題はその後。6芯合体はそれぞれが高域・中域・低域用×2に分かれていて(ご丁
寧に1本1本の皮膜にわざわざ英語でその旨が印字されていたり。更には単線毎に微妙
に太さが異なり、加えてホットとコールド側で皮膜の材質まで変えてあるという凝りよう。こ
こまでされると、そりゃあいい音がするんじゃないかという気にはさせられますわな)、それ
を3本ずつ+と−に分けてスピーカーやアンプに繋ぐ訳ですが、この単線がまぁ〜、か、固
い!3本をネジってまとめようとしても、非力かつ不器用な私にはとてもじゃないですができ
ません(情けない)。本当は撚り加減でも微妙に音が変わってくるらしいのですが、仕方な
いので3本をそのまま端子に突っ込むことに。う〜ん、これじゃ本来の性能を引き出しては
いないんだろうなぁと思いつつも、一応問題なく音は出るので妥協するしかなさそうな現状
です(それともラジオペンチでも使って強引にでもネジるべきなのかしらん?)。おまけにケ
ーブル自体もめっさ固くて、取り回しにも一苦労。アンプ−スピーカー間に繋いでも重力で
垂れ下がらず宙に浮いたままのケーブルなんて、ちょっとびっくりです。
 さっそくCDを何枚か視聴。繋いだばかりなので音はまだ本調子じゃないんでしょうが、今
まで使っていたアクロテックの6N-1010とざっと比較すると、

 ・ボーカル曲はバックコーラスや演奏が前に出てくるようになり、特に声のハモり具合は
かなりいい感じ
 ・音がより左右に拡がるようになり、スピーカーの両端よりももっと向こうから聞こえる感
じになった
 ・高音が更にすぅ〜っと綺麗に抜けるようになり、ボリュームを上げてもキンキンと耳に
つかない
 ・解像度が上がった感じ。これまで以上に細かい音まで聞こえるようになった
 ・ギターやストリングスの弦のこすれる音や強弱、ピアノの余韻がかなり生々しい。ただ
若干演出過剰気味?

こんな印象を受けました。反面どぉ〜んと響くような低音の量感が消えたので、人によって
はあっさりしすぎの音で物足りなさを覚えるかも(ただアクロテックのケーブルも使い始めは
全然低音が出なかったのが一週間位の間にどんどん音が変わっていったので、バーンイン
次第で変化する可能性も?)。私的には狙っていた方向の音になったので、ケーブルを変え
て正解という感じです。まぁあくまで私好みの音ということであって、勿論このケーブルがず
ば抜けて優れているとは言いませんが(少なくとも私のシステムとは相性良さげな感じ)、
値段的にもそこそこお得ですし、上記のような方向の音が好みでしたら試してみる価値は
あるのではないかと。ただ、端末処理の手間暇を考えると値段は高くても完成品を買った
ほうが楽っちゃあ楽かも(苦笑)。


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