おもひで

だいありーの過去ログです。

03/12/11

 「ギルガメッシュ」9話。新展開で戦闘開始の巻。シェルタリング・スカイ−鏡のようになってし
まったこの世界の空を元の青空に戻したいと研究を続けている人が登場。けれどもそれがギ
ルガメッシュ達にとっては都合の悪いことらしく、実験装置を巡って主人公達と戦闘状態に。
 世界観の説明と伯爵夫人の過去やスタンスが明らかになって、ストーリーがすっきりした印
象。一方でニュートリノがどうとかSFっぽい用語がずらずらと出てきて、これはこれで面白くな
りそうな予感。だいぶ話が見えてきたので、これで作画さえ紙芝居状態から脱すればかなり化
ける可能性があるようにも思うんですけど、いかんせんそれが最大の問題点だからなぁ〜(苦
笑)。勿体ない気がします。それと今回出てきた真空管コンピューターなる機械、ちょうど私が
次に着手しようとしていた小説で使おうと思っていたネタだったので、先にやられてしまって「し
まった〜」と内心悔しんでいたり(笑)。所詮私の発想なんて誰でも思いつくものなんですね、や
っぱり。素人はプロにゃ勝てないものです。うぐ〜、構想練り直さなくちゃ。

 「無人惑星サヴァイヴ」8話。人間関係にヒビが、の巻。委員長のワンマンぶりに耐えきれな
くなって、新しいリーダーを決めることに。一方見た目が可愛らしいカンガルーもどきを食べて
しまうという行為が許せず、眼鏡っ娘は一人ヒステリー状態に。
 だんだんとサバイバル生活のシビアさが見えてきて、ギスギスしたいい雰囲気になってきま
した(笑)。これでカンガルーもどきを実際に捌くシーンがあれば言うことなしでしたが、さすが
にゴールデンタイムのNHKアニメじゃそこまで描写するのは無理ですよね。「こんな可愛い動
物を食べるなんて絶対できない」と言い張る眼鏡っ娘に「スーパーで買った肉は喰うんだろ?」
と冷たいツッコミを入れるシーンがあっただけでも、最近の規制だらけですっかり生温くなった
アニメとしてはよくやったほうではないかと(どうせそれでもどこぞの団体やら主婦連からは「残
酷すぎる」とか抗議が来るんだろうけどさ)。

 発売されたニュータイプ1月号。新番組の情報がずらずらと並んでいましたが、一番目を引い
たのは「火の鳥」が来年NHKでテレビアニメ化決定、しかも監督は高橋良輔氏!という記事。
ほほぉ〜、久々の監督作品が古巣とも言える手塚作品とは、これまたびっくり。なんか思いっ
きり渋〜い「火の鳥」になりそうな(苦笑)。「復活篇」あたりは高橋監督向きの内容だと思うの
で、どう料理するか楽しみです。それと以前から情報が流れていた今川監督の「鉄人28号」も
ようやく正式に発表されました。今までで一番原作に近いアニメ化にするそうですが、ホントで
しょうか(笑)。途中から今川節炸裂な展開になる予感がひしひしとするような。

 河森監督が主催するサテライト(「ジーンシャフト」「アルジュナ」「ヒートガイJ」作ったところ)っ
て札幌にある会社だったんですね。で、現在新作を制作中だそうです。
 http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20031211&j=0024&k=200312118718

 「テイルズ オブ デスティニー2」は累計17時間ほど。メインヒロインや敵の正体が判明して、
現代に戻ってこられたと思ったら今度はメインヒロインが行方不明に。現在ヒロイン求めてだら
だら〜っと旅してます(笑)。 新しいイベントが起こる毎に次に進むべき場所がちゃんと説明さ
れたり、目的地がマップ上に明示されるってのはなかなか親切だと思ったり。一方でポリゴンな
3Dマップは高低差や道が分かりづらくて、なかなか思うように進めないってのがもどかしいとも
感じます。あとシリーズの伝統なんでしゃーないですけど、エンカウント率の高さは時々うざった
くなることもあるような。経験値稼ぎには都合いいんですけどね〜。


03/12/13

 「プラネテス」11話。後進国の企業が宇宙服の売り込みに来て、その実用試験をすることに
・・・。現実の国際情勢を反映したかのようなシナリオで、結構心に刺さる話やなぁという印象だ
ったかも。まぁストーリーそのものはどちらかと言えば感動系でしたが。
 一方で主人公とヒロインの恋模様に微妙な動きがあったりなかったり。毎回少しずつ進展が
あるような感じですけど、一応これがシリーズ通してメインストーリーの一つなんでしょうか。

 「鋼の錬金術師」11話。主人公達の偽者現るの巻。境遇まで似通っている主人公達と偽兄弟、
性格的に似ている弟同士は仲良くなりますが、兄達は対立したまま次回へ続く。
 前後編の前編らしいので、まだ何とも言えず。ただ最近はギャグシーンが多くなってきて、ひと
ころのどんより鬱展開よりは少年誌らしい作品になってきたのかしらんとも思ったり。その分“毒”
が薄くなったので、個人的にはやや物足りなかったりもしますが(苦笑)。

 昨日BSで小津安二郎監督の「東京物語」を放送していたので視聴。小津監督の名前は以前
から知っていましたけど、作品に触れるのはこれが初めてだったり。・・・ふむふむ、モノクロ時
代の古き良き日本映画といった趣で、最近の映画にはないゆったりまったりした作風に、どっ
ぷり浸って楽しんでしまいました。展開はスローで地味ながらも、ラスト付近は結構涙腺に来た
りして。や、確かに名作と呼ばれるのも分かります。故・笠智衆氏の演技がこれまた絶品で、こ
の方が主演という時点で勝ったも同然(謎)という気もするような。主人公老夫婦が繰り返し言う
「ありがと」の口調がなんとも優しげで、それだけにラストの笠氏の「ありがと」にはかなり感動し
てしまいました。ただ話のテンポは押井監督の「天使のたまご」や「ケルベロス」ばりにゆる〜い
ので、「天たま」を見て睡魔に勝てない人(苦笑)には恐らく辛い映画ではないかと。私も多分10
代の頃に見ていたらこの作品を良いとは感じなかったように思います(ちゅーか確実に途中で寝
てしまっていたかと)。
 んで、何故いきなり「東京物語」なのかと言うと、「セラフィムコール」の3話が実は丸々「東京物
語」のオマージュになっていて、元ネタを知っている人が見るとかなり感心する作りになっている
という話だったので一度見てみたかったという、これがまぁ芸術性とは無縁のヲタクな好奇心か
らだったり(苦笑)。勿論「東京物語」を見終わった後すぐに「セラフィム」3話を見てみました。ほ
ほぉ〜、確かにこれは凄いかも。ストーリーも台詞も全く元の映画から流用していないのに、サ
ブタイトル画面の背景に始まって画面の構図やキャラのアングル、それと独特の台詞回しや“間”、
フィルムのテンポを見事に再現していて、なるほど「東京物語」を見た人からするとアニメで小津
作品やっていると感じられる作りになっています(実際たまたまこの3話を見て「なんでアニメで小
津映画っぽいことやってるんだ?」とびっくりした人もいたようで)。1クール丸々実験作ばかりだ
った為否定意見の多い「セラフィムコール」ですが、ここでもまた実験的すぎることやってるなぁと
改めて思ってみたり。

 今週発売された「ヤミと帽子と本の旅人」のエンディング曲のCD。ジャケットイラストのあまり
のエロさから店頭でこれを買うのは羞恥プレイだと一部で騒がれていたりしますが、私も店頭
で実物を見た時は確かに「こりゃレジへ持っていくのはかなり勇気がいるなぁ」と思ってしまい
ました。アニメ本編も放送禁止ギリギリのエロさでテレビアニメの限界に挑戦しているようです
けど(ひところは7話の放送中止疑惑でお祭り騒ぎになったこともありました)、とことんそっち
方面でこだわり続けているようで。や、大変いいことです(爆)。
 http://www.hmv.co.jp/Product/Detail.asp?sku=1926082

 秋葉原のメイドカフェ、一日限定で店員がスクール水着でお出迎えだそうで。ホントに喫茶
店なんかここは?と思わずにはいられません(苦笑)。つーか殆どイメクラじゃないかと。
 http://www.cos-cha.com/

 「テイルズ オブ デスティニー2」は累計20時間ぐらい。メインヒロインを奪還すべくハマー
ン・カーン(嘘)と対決するも、ハマーン様が逃げちゃってそれを追いかけていったら今度はパ
ラレルワールドに飛ばされてしまったよ〜、とめまぐるしい展開が続いています。未来だパラ
レルワールドだと色々SFネタを盛り込んでいますが、こーいうのって下手に持ち出すとあら探
しされてツッコミ入れられまくりなケースが結構あるので、大丈夫かしらんと余計な心配をして
みたり。ま、作品内で整合性が取れていれば割と問題ないんじゃないかと私なんかは思ってし
まうんですが。ともかくシナリオ的にはそろそろ折り返し地点を過ぎた・・・のかな?その割には
最後の味方キャラがまだ登場してませんけど。


03/12/16

 「明日のナージャ」44話。ナージャ、イケメン双子の片方と結ばれるの巻。ナージャを巡ってイ
ケメン双子が殴り合い状態。「私の為に喧嘩はやめて〜」とナージャが自己陶酔していたら「ナ
ージャは黙ってろ」と当事者達にのけ者扱いされて思わず苦笑。あの〜、これってギャグですよ
ね?ね?んでもって最初はナージャをどうやって母親と会わせるかの方法で言い争っていたの
に、いつの間にかナージャがどっちのイケメンを選ぶかという恋愛話になっていたり、ラストは雪
が降るお庭で選んだほうのイケメンとダンスしながらラブラブ〜な展開だったりと、少女マンガの
御都合主義がこれでもかと大爆発。や、ツッコミたい部分は山ほどあるんですけど、この作品の
場合これでいーのかもしれないと思ったり。ただシリーズ前半に登場したジュリエッタ(許嫁がい
るのに詐欺男に騙されていた女性)の恋愛のその後を、本人の台詞だけで片付けてしまったの
はひどく勿体ないような。2話もかけてやったあの伏線はなんだったんでしょ、という気が。なん
か最近は残り話数が少ない為か脇キャラの話があっさりとケリ着けられているような。

 「まぶらほ」10話。いきなりしんみりシリアス話。主人公の魔法回数を増やす為の方法を探す
という目的のはずが、何やら昔死んでしまった少女の未練に決着をつける話に。いつになく重
い展開で、どうしちゃったの?という気がしたり。これはこれで悪くない話とは思いますが、今ま
でと作品のイメージが違ったのでやや戸惑いました。

 珍しく実写ドラマの話。NHKで月曜夜9時に放送していたドラマ「夢みる葡萄」。大正・昭和初
期が舞台で主人公が文学少女という設定が個人的にツボだったので(爆)見ていましたが、昨
日がその最終回。最後のほうは太平洋戦争に突入しちゃって展開がちょっと戦争反対なお涙
頂戴ドラマっぽく感じたりもしましたが、おおむね楽しめる出来でした。近代文学そのままの雰
囲気を再現しているあたりが私としては実に良かったのですが、主人公が主人公だけに文学
を必要以上に神格化している向きもありましたけど、青春ドラマとしても結構良い作品だったの
ではないかと思います(主人公の脇を固める親友達がこれまたみんないい味出していてgood。
主人公のお兄さん役の的場浩二氏も味のあるいい演技してました)。ま、子供時代の主人公
の子役は可愛かったのに、大人になったらあまり可愛くないなぁと見えてしまったのはちょっと
残念でしたが(苦笑)。普段はドラマなんて全然見ない私ですが、今年のNHKのこの時間帯の
ドラマは「ちゅらさん2」「麻婆豆腐の女房」、そして「夢みる葡萄」と個人的ヒット作が多くて嬉し
かったり。でも次回作はありがちな嫁姑戦争ドラマらしくてしょぼ〜ん。んなのは民放に任せと
きゃいいのに(笑)。

   「テイルズ オブ デスティニー2」は累計23時間ほど、だったかな。状況は殆ど変わってい
ません。パラレルワールドな世界をぐるぐる回りつつ経験値稼ぎしてます。そろそろフィールド
上の雑魚な敵にも手こずるようになってきたので、しばらくはレベルアップに励もうかと。


03/12/18

 「ギルガメッシュ」10話。続・超能力戦の巻。強大なギルガメッシュの力の前に追いつめられる
主人公。が、援軍の登場で彼等はあっさりと撤退。ひとまず戦いの終わった主人公達は、珍しく
年相応の子供らしさを覗かせながら繁華街で遊びふけるが・・・。
 前回冒頭で主人公達が遊んでいると見えた下水道の蓋が反撃の伏線になっていたのは上手
いと思いました。それと1話からずっと重苦しい話が続いていたので、今回の後半息抜き的な場
面があったのは見ているこちらもほっとするところでした。なんだかんだでストーリーを楽しんで
いたりするここ数回。で、次回はツインエックスと呼ばれるこの世界の災厄が起こった経緯が明
かされる模様・・・なのに、岩手での次の放送は3週間後と来たもんだ。ぐあ、ただでさえ2週遅
れなのに、これでますます関東圏の放送から遅れることに。「ミルモでポン!」も先週ようやくテ
レ東の本放送に追いついたのに今週休みだったし、地方はどうしてもタイムラグから逃れられ
ないようで。

 「無人惑星サヴァイヴ」9話。家を造ろうの巻。シャトルでの狭い空間の暮らしにストレス溜まり
まくりの一同。そこで湖そばの大木に家を造って引っ越すことになったのだが・・・。
 金持ち坊ちゃまの我が儘ドキュンぶりが更に加速。こいつのせいで全てが台無し状態に。よく
みんな彼を許せるものです。その辺の“いい子”ぶりはやはりNHKアニメというところでしょうか。
あと前回リーダーを下ろされてから微妙に主人公と対立し始めた委員長の動向も気になるとこ
ろ。4クール作品で展開もゆっくり目ですし、当分は仲間内でのゴタゴタが続きそうな雰囲気です。

 13日に書いたメイドカフェでのスクール水着イベントのその後。何やら当日は人数限定のとこ
ろに客が殺到しすぎて騒ぎとなり、警察まで出動する羽目になったとか。ヲタクを甘く見過ぎて店
のキャパを考えなかったのがまずかったようで。とは言え、この写真を見る限りですと逆に興味
半分でも行きたいとは思えなくなったり(苦笑)。皆さんスク水着てればなんだっていいんですか?
 http://www.cos-cha.com/event/eve20.html

  「テイルズ オブ デスティニー2」は累計28時間ほどプレイ。今度は改変された歴史を元に
戻すべく過去へとタイムスリップ。大忙しな連中です。でもなぁ、そうやって過去を変えても敵が
更にもっと過去に戻って改変してしまったら元も子もない訳で。そうやってイタチゴッコしているう
ちに悲惨な結末になる話が手塚治虫氏の「ザ・クレーター」にあったので、タイムスリップは怖い
という認識が私にはあったり(ちゅーか私のSFマインドはほぼこの作品によって植え付けられた
といっても過言ではなかったりします)。
 で、ようやく最後の仲間が登場。初っぱなから魔法攻撃が強いので重宝してます。けど、過去
の世界の人間ということは主人公達が現代に戻ってしまったらそれ以降パーティには加わらな
い???
 にしても、この作品って神様とそれによる救いを真っ向から否定しまくっているので、キリスト
教圏には絶対に売れないソフトやな〜と余計な心配をしてみたり(笑)。こーいう発想が出てくる
のは間違いなく日本人的かと。


03/12/20

 今日は全国的に雪模様。うちのあたりも時折小雪がちらついています。冬至が近いというのも
あるんでしょうが、ここ数日は空が曇っていると午後2時ぐらいでも既に日暮れのような暗さで、
昼間のうちから早くも一日の終わりを感じたり。

 「プラネテス」12話。タバコが吸いたいの巻。ヘビースモーカーのお姉さん主任がタバコを吸お
うとするたび邪魔が入って、だんだんと人格が壊れてゆく話。単なるギャグ暴走話かと思ってい
たら最後には商売道具であるデブリ回収船まで大気圏に落っこちて燃え尽きてしまって、次回か
らこの作品どーするんでしょ、と思ってしまいました。や、マジでどーなるのやら。

 「鋼の錬金術師」12話。偽兄弟との対決に決着の巻。途中またグロいネタが出てきてやっぱり
この作品はこーいうノリなのねと思いましたけど、後半は割とあっさりハッピーエンドになったよう
な。もう少し救いのないオチになるのかと予想してたんですが。
 そーいや今回原画にはばらのぶよし氏の名前が。最近は演出や監督がメインで、もう原画は
描かないのかと思っていましたけど、そうでもないようで。

 ついに、やっと、待望の「怪奇大作戦」のDVDが発売。今月は1巻・2巻同時リリースで、1巻
は1話から5話、2巻は6話から9話までを収録。各巻3800円という超リーズナブル価格です。
私は通販で2割引・送料無料の店を利用したので、ほぼ6000円で買えました。つまり9話で
6000円・・・最近の2話6000円のアニメDVDがいかに暴利かが実感できるような。ホント、
この価格差は一体何よ。
 で、円谷プロが2年かけたというデジタルリマスタリングの成果は、もうすんばらしい〜の一言。
LDの時も充分綺麗な画質だと思いましたけど、今回のDVDはそれ以上。つーかもはや別物で
す。とにかく細部までくっきり見ることができますし、何より30年以上昔の作品とは思えない発色
の良さは驚きです。おかげで今まで見えなかったディティールまでしっかり見えるので、これまで
は別段怖いと思わなかったシーンも実は結構グロいということが分かったり。や、この作品って
こんなに怖かったっけ、と思ってしまいました(笑)。ついでに故・岸田森氏の後頭部の髪がこの
当時からもう割と薄くなっていた、なんてことにも気付いてしまったり(爆)。
 加えて音のほうもデジタル加工で疑似ステレオ化してあって、以前はこもって聞こえづらかった
台詞も今までよりずっと聞き取りやすくなっています。特に実相寺監督が手がけた4話「恐怖の
電話」はLDの時かなり音が悪くて台詞が判別しにくかったのですが、DVDでは随分と何を言っ
ているか分かりやすくなっています。ただ反面ステレオ感を出す為効果音に新たな音を加えて
いるようで、シーンによっては若干違和感を覚えたり(勿論従来のモノラル音声も収録してある
ので、昔の雰囲気そのままで楽しむこともできますけど)。
 実は最初に発売されたビデオソフトもLDも(うわ、どっちも持ってます。同じ作品買うの3度目
ですがな)収録の話数がバラバラだったので、1話から順に見るのはこれが初めてだったり。こ
れはこれで割と印象が変わるような。ま、何にしても岸田森氏の演技が絶品ということに変わり
はない訳で、と信者風に絶賛してみたり(以前も書いた気がしますが、私にとっては未だに岸田
氏が一番好きな俳優さんです)。ちゅーか他の役者さんもですが、皆さん何気ない芝居でも実
に味のある演技をしていて、一見無駄とも言えそうな動き、表情でその登場人物の実在感・空
間のリアリティを見事に醸し出しているその演出が最近のドラマにはない重厚な印象を与えて
いて、今の特撮ものに足りないのはこのあたりなのかしらんとも思う次第。映像特典のインタビ
ューで飯島敏宏監督が「この作品は古き日本映画の良さが残っているテレビドラマ」だと言って
いましたけど、確かに改めて作品を見直すとそういう趣があるように感じられます。・・・って、褒
めすぎ?でも私にとっては今でもこの作品が特撮ドラマの最高傑作であることには変わりない
訳でして。それと2巻には映像特典として三沢京助役の勝呂誉氏のインタビューが収録されて
いるのですが、こーゆーのを見ると岸田氏が今も生きていればどんなコメントをしたのだろうと、
思わず涙が・・・(と言うか「怪奇」にレギュラー出演していた方は殆どが鬼籍に入られてしまっ
ているのがなんとも)。
 にしても、黒を基調としたDVDのジャケットがめっさ怖くて、何やらこんなのを部屋に置いて
いたら夜ごと唸されそうな気が(苦笑)。

 珍しいI'veのロングインタビュー。皆さん音楽に対する真摯な態度を垣間見せる一方で、全
体的にのほほ〜んとした雰囲気がなんかいい感じです。つか、リーダーの高瀬氏、インタビ
ューの後半は「声優に会えてうれしかった」とか単なるアニメファンになっちゃってますがな(笑)。
確かに以前井上喜久子さんのラジオにゲスト出演した時むちゃくちゃ素人っぽい反応してたも
んな〜。密かにかなりファンだったんですね?
 http://www.dengekionline.com/news/check/20031219check84.html

 「テイルズ オブ デスティニー2」は累計30時間くらい。殆ど状況は変わっていません。経験
値稼ぎの為にもう少し過去世界をうろつく予定。


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