おもひで

だいありーの過去ログです。

04/03/11

 春の名物、黄砂がやってきました。車があっという間に汚れるので困りものです。

 「ギルガメッシュ」19話。自分自身の出自について真相を知り、ショックを受ける主人公の仲間達。一方、
対ギルガメッシュ部隊は何故か主人公の姉に攻撃をしてきて・・・。
 終盤へ向けて話がかなり動き出してきた印象。今回発覚した主人公のお姉さんの衝撃的事実については、
原作も同じ展開なのである程度予想はしていましたけど、○○三ヶ月っていつの間に仕込んだの?(笑)と
いう疑問もあったり。
 今回の作監は小林利充氏と谷口守泰氏のサンライズコンビ(笑)。いつもより作画の癖が若干抜けていた
ような気も?あとテレビアニメでいきなりベットシーン出さないで下さい。テレビから喘ぎ声が流れてきてかな
りあせりました(苦笑)。

 「無人惑星サヴァイヴ」20話。委員長の子育て奮闘記の巻(笑)。子供が苦手なのに異星人のショタに懐
かれてしまい、どう接して良いのか戸惑う委員長。やがて我が儘坊ちゃんの差し金で、委員長が大事にして
いるバイオリンをショタ君が悪戯してしまって・・・。
 またもショタ萌え大爆発の回。台詞に頼らず、仕草だけで感情を表現しまくるこの徹底的な萌え描写はヤ
バすぎるっしょ。可愛いキャラいっぱい出しておけばヲタクは金出すと思ってる萌え系アニメの制作者さん達、
NHK教育を甘く見てはいけません(苦笑)。この破壊力はかなり危険です。見習うべき点は多々あるかと。
おまけに今回は委員長の株も急上昇。まぁ以前から一人だけ中学生とは思えない雰囲気を纏っていました
けど、ショタ君と仲良く手を繋いでいるところを見ていると、ますますお母さんっぽくなってしまったとも言えま
すが(しかしファンにはそれがたまらないらしい?)。
 ここに来て作品の方向性が何やら変わってきた感もありますけど、同時に化け始めたようにも思います。
やっぱりNHKアニメはダークホースが多いですなぁ。

 昨日からKeyのホームページで「クラナド」の通販予約開始。今回は一般作でメーカー通販だと割引もな
い為か、混雑も殆どなく申し込みはあっさりと完了。定価販売のぶん何かしらメーカー特典があることを期
待するとしませう。ちゅーか、私の場合それ以前にDVD-ROMドライブを買ってこなくては。や、更に根本的
な問題として、うちのパソコンじゃスペックが足りないという話も(苦笑)。

 19周年だそうなニュータイプ4月号。新番組情報を見てみると、「プラネテス」と「まぶらほ」の後番組がな
い???ますます放送枠がテレ東とU局、CS系に偏って、岩手で視聴できる作品が減りそうです。

 さくっと映画情報を検索。ふむ、岩手で「イノセンス」を上映しているのは盛岡と北上のみですか。北上なら
まだウチから近いと言えなくもないので、見に行ってもいいかなぁと上映時間を確認。・・・うげっ、午前10時
半からと夕方6時半からの二回のみですと?「映画は必ず二回見る」というこだわりが私にはあったりする
のですが(押井監督も「トーキング・ヘッド」で「映画は二度見る必要がある」と言ってますし)、こりゃ完全入
れ替え制でしょうね。むぅ、遅れて地元にも来ることを期待してみるか、北上まで行くか迷うところです。


04/03/13

 「プラネテス」22話。胎動する策謀の巻。友人がテロリストだったことから、警察に事情聴取される主人公
や元彼女。一方テロリスト達は新たな計画を進めていて・・・。
 採用試験の話は一旦お休み、今回は人間関係の整理といったところでしょうか。悲しい別れも幾つかあっ
て(ギャグ担当だった忍者マニアの方々が・・・ってのは酷い扱いだと思ったり)、主人公はますます心を閉ざ
すのか、はたまた元の明るさを取り戻すのか。とにかく重い展開がずっと続いています。
 そう言えばオープニングの映像って何度か微妙に変わってるんですね。いつも早送りしていたので気付き
ませんでした。

 「鋼の錬金術師」23話。弟キレるの巻。鎧に魂が定着した状態で生きているがゆえに、自分が本当に人
間なのか疑問を抱き続ける主人公の弟。とうとうその問いを主人公にぶつけてしまい・・・。
 偽りのボディ、記憶だけが自分が自分であることを証明する唯一のモノ、ということでやっぱり劇場版「攻
殻機動隊」を連想したり。まぁこういう問いは答えが明確に出るものでもないでしょうから、弟クンがいかに
納得できる理由を見出すかがキーでしょうか。

 テレビシリーズとしては限界を超えてエロ方面で暴走したというテレビアニメ版「グリーン グリーン」(私は
未見ですが)。その続編のOVAが、一般作で出すつもりだったのに18禁指定喰らっちゃいました。・・・って
↓これ見たら、そりゃあいくらなんでもやりすぎと思いますがな。ちゅーか元が18禁ゲーなんだから、素直
に18禁アニメで出せば良いだけの話のような(や、実際テレビシリーズをやる前に、密かに18禁アニメも
出ていたりするんですが。あまり売れなかったようですけど)。
 http://www.starlink.co.jp/pekin/top.html

 「ケロロ軍曹」単行本8巻に関するお詫び。あらら、ニュータイプ読んでいても全然気が付きませんでした。
 http://www.web-newtype.com/special/22_index.html


04/03/16

 「ふたりはプリキュア」7話。恋とラクロスの巻。ラクロスの試合に出場する主人公。けれども、もう一人のプ
リキュアなヒロインが主人公憧れのイケメン君と仲良くしているのを見て、動揺してしまい・・・。
 割とベタな恋愛エピソード?憧れのイケメン君が白プリキュアの単なる幼なじみと判明してほっとしている主
人公ですが、油断はできないような。これで実はイケメン君の好きな相手が白プリキュアで、主人公と三角関
係に・・・なんて予想はあまりに安易すぎるでしょうか、やっぱり。
 にしても、ラクロスなんてルールが全然分からないので試合を描写されても今一つピンとこなかったり(笑)。
そう言えばゲーム版「シスプリ2」でも咲耶がラクロスの試合に出るというイベントがあったっけ。知名度はそ
れなりにあるスポーツ?

 「まぶらほ」21話。生徒会長純愛に走るの巻。修学旅行の一件で半分だけ肉体が復活した主人公。けれ
ども完全に復活する為の鍵を握るヒロインの一人・生徒会長は、素直になれないばかりに主人公の力にな
ることができなくて・・・。
 あ、最初の1カット目で今回の作監が大河原晴男氏だと分かっちゃった(笑)。それはともかく、なんかいき
なり生徒会長の性格が変わったような?以前から見かけによらず割と主人公に一途っぽいことは匂わせて
いましたけど、突然深刻に悩んだり罪悪感に苛まれていたので、ちょっと違和感を覚えてしまいました。
 メインヒロインの“キシャー”化がどんどん進行していて、それはそれで結構面白いかも。もっと早くからこ
ういうノリにしていれば、シリーズ前半も少しはマシだったのではないかという気がしなくもありません。

 昨日の「犬夜叉」に島津冴子さんが出演。おお〜、アニメで声を聴くのって何年振り?やっぱりるーみっく
作品にこの人は不可欠というところでしょうか(笑)。同じく昨日の「名探偵コナン」には鵜飼るみ子さんが出
演していて、今日は懐かしい顔ぶれが出ていると思ってしまいました。

 私的理由で1月末からずっとゲーム断ちをしていたりするのですが、禁断症状に耐えきれなくなってつい
ゲームに手を出してしまいました(苦笑)。買ったのはプレステ2の「ICO(イコ)」というアドベンチャーゲーム。
シンプルながら独創性のあるゲーム内容と綺麗なグラフィックで話題を呼び、マニアよりむしろ一般層にか
なり受けた作品なので、タイトルをご存じの方もいらっしゃるかと思います。ちなみに廉価版で定価3000
円也。
 ゲームの内容はいたってシンプル。囚われのヒロインを連れて巨大なお城から脱出する、それだけです。
プレイヤーが出来ることも、主人公を操作して走ったり物を動かしたりジャンプしたり時には戦ったりと、分
類はアドベンチャーですけど、むしろアクションゲームに近いかも。で、この作品最大のキモは女の子を連
れて一緒に逃げるという点。この“ヒロインと一緒”というのが独特のゲーム性になっています。主人公のイ
コはどこぞの未来少年コナンばりにタフなので(笑)多少人間離れしたことも出来ますが、女の子のほうは
いたって華奢。主人公なら飛び越えられる崖をジャンプ出来なかったり、鎖をよじ登ることが出来なかった
りと、行動に様々な制約が常に付きまといます。なので、プレイヤーはいかにしてこの少女の脱出ルートを
確保するかで頭を悩ませることになる次第。これがまぁかなりパズル要素があって、ぶっちゃけ私は序盤
の段階で詰まって自力クリアを断念しました(恥っ)。攻略情報を読むと実はなんてことなかったりするので、
いかに私の頭が堅くなっているかの証明ですね。歳を取ると思考が硬直すると言いますが、実感したくは
ないものです(爆)。
 んで一緒に逃げるヒロインというのが実にその描写が上手くて、プレイしていて思わずこう「連れていか
なきゃ」という気にさせるキャラになっています(笑)。R1ボタンを押すと少女と手を繋ぐことが出来るので
すが、主人公に手を引かれてよろよろと走る姿がなんともまた頼りないこと。更には少女の身では先へ進
むのが無理な場所に来ると、全身でイヤイヤと拒絶の仕草をしちゃったりなんかしますし、手を離すと一
人でどっかに行ってしまうこともあったり。そういう時には遠くから女の子に呼びかけることも出来るのです
が、それでいそいそと主人公のところへ戻ってきて、ぴとっと寄り添うあたりの描写なんかも健気でかなり
いい感じです。要するに保護欲をかき立てるキャラ作りが上手いんでしょうね。しかもこの少女の声という
のが高橋理恵子さんだったり。「ターンA」のディアナ様な訳ですよ。これはもう、是が非でも連れて逃げな
ければと思ってしまう訳ですよ(爆)。ただ台詞らしい台詞は今のところ殆どなかったりするのですが。
 駄菓子菓子・・・じゃなかった、だがしかし、高所恐怖症の私にとってこの作品はホラーゲームよりずっと
怖い内容だったりする罠。巨大な城の中をひたすら逃げ続けるのですけども、そのルートがマジで高いと
ころが多いのなんのって。下手にCGが綺麗なものだから、目もくらむような高所の一本橋みたいな場所
を走っているシーンなんて、本気で目眩がしてきます。崖から崖へ飛び移る箇所なんかは本当にギリギリ
で飛び移ったみたいな動きをするので、その度に心臓が止まりそうになったり(苦笑)。・・・あかん、根本的
に私には不向きなソフトのような。ちまちまと進めているのでまだ序盤もいいところですが、クリアする頃に
は白髪になっているかもしれません(笑)。

 へ、明日の最高気温は21度?今は一体何月なのやら。


04/03/18

 「ギルガメッシュ」20話。主人公のお姉さんが・・・。ここに来て原作準拠な展開になるというのはちょっと意
外でした(ただ原作だとかなり序盤でこういう展開になるのですが)。もっともここまで近親相○っぽい雰囲気
を匂わせるのは深夜アニメならではという感じですけど。今回は特にエンディング曲が主人公とお姉さんの
ことを歌っているみたいで物悲しく聞こえました。
 途中から随分と使い回しの絵が多かったのでスケジュールがヤバイのかと思ってしまいましたが(苦笑)、
お姉さんの見ている夢だか幻覚だったということで一応納得。そう言えば「Vガンダム」でも似たような手法で
総集編1本作っていたなぁ(45話「幻覚に踊るウッソ」)と連想してみたり(その回の編集を担当したのは勿論
フィルムの魔術師・富野御大)。

 「無人惑星サヴァイヴ」21話。冬到来の巻。突然気温が下がり、作物が取れなくて困ってしまう主人公達。
幼少時の経験から、もうすぐ冬がやって来るので洞窟に引っ越したほうがいいと主張する大男君だったが、
食料の確保が先だと他の面々は賛同してくれなくて・・・。
 作画好調。たまにこういう萌え系に特化した作画の回があるようで。でも次回予告を見るとまた崩れそう。
どうも安定しない作品のようです。
 異星人ショタ君は少しずつ言葉を覚えている様子。ま、こういうキャラは普通に話せるようになると萌えが
薄れるというのは「明日のナージャ」でも実感しましたけど、やっぱり同じ印象のようで。危うくショタ萌えの罠
にはまりそうでしたけど(爆)、なんとか回避できたようです。ふぅ〜、一安心(苦笑)。

 声優を引退後改名しインディーズレーベルで活動していた某さくらの中の人(笑)が、再度改名して再々デ
ビュー?今度は声優やっていたことを公言している模様です。やっぱりその事実を伏せたままでは売り上げ
がよろしくなかったんでしょうか(苦笑)。その割には古川の某CDショップでは丹○桜の棚に堂々と別名義の
CDも並べていたりしますけど。公然の秘密ってやつ?(笑)
 http://www.animate.co.jp/newrelease/newitem/av/av0429/av0429.html

 「ICO(イコ)」は殆ど進展なし。パズル要素はともかく、アクション部分でかなり苦戦して全然先へ進めない
っす。要所要所で女の子を連れ去ろうとする敵と戦ったりするのですが、こいつらに少女をさらわれてはゲ
ームオーバーを繰り返していたり。自力で頑張ろうと1時間近くかけてパズル部分を解いたと思ったら、敵
に女の子連れていかれて終了〜ってな日にはかなりがっくりしました。うむむ。やっぱり私には不向きな作
品なのかも。


04/03/20

 「プラネテス」23話。昨日の友は今日の敵の巻。テロリストがついに大規模なテロを開始。主人公の元彼
女までがテロリストの仲間で、デブリ課の船や木星行き宇宙船を連中に乗っ取られてしまい・・・。
 いよいよクライマックス突入?ラストまで何人生き残るのか気になってみたり。にしても、主人公は最近主
人公と思えないほど悪人面になってるような(笑)。

 「鋼の錬金術師」24話。主人公の弟復活の巻。自分のアイデンティティを見失って街を彷徨う弟君。偶然
主人公の強敵と出会い、成り行きで一緒に行動することに。
 引っ張った割には案外あっさり立ち直ったかな、弟君は。今までの展開からするともっと重い話になるの
かと思っていました。
 今回は脚本井上敏樹氏、作監古賀誠氏と「ギャラクシー・エンジェル」の面々だったり。“キャラ全員死亡
して投げっぱなしオチ”な展開にならなくて一安心です(苦笑)。しっかしまぁ、色んな人達が参加してますね、
この作品。

 「ああっ女神さまっ」再度アニメ化決定らしいです。OVA、映画、テレビとやって、まだこの作品にしがみつ
きますか。いい加減商売としては旨味がなくなってきた気もするんですけどねぇ。

 「イノセンス」、見てきました。感想は一言、「見て下さい」(byシャクティ)かなと(笑)。映像美と音響の凄さ
だけでも映画館のスクリーンで見る価値は十二分にあると思います。まぁ私が見に行ったのが北上のワー
ナーマイカルシネマという、近年オープンしたばかりで音響設備が県内随一のところ(らしい)だったというの
もあるんでしょうけど(や、館内はディズニーランドみたいな雰囲気で、映画館も随分様変わりしたものだと
びっくり)。音の圧倒的迫力に、なるほど6.1chは凄いなぁと感心しました。
 で、肝心のストーリーはと言うと、信じられないことに押井映画の2作目なのにちゃんとエンターテインメン
トしてます(苦笑)。今回はいつもの押井的セリフ回しに加えて様々な文献からの引用を多く使っているので、
会話自体は出典を知っていないと難解に聞こえる箇所が多いかもしれませんけど、話の大筋はいたってシ
ンプル。むしろ1作目よりも分かりやすいかと。その点ではちょっと拍子抜けしました。その分引用セリフに
込められた意味を深読みしろという事なんでしょうか。なので蘊蓄好きとか衒学的ノリが好きな人はかなり
ハマる気がしたり。もっともそれらを知らなくてもストーリーを理解するのに支障はないと感じました。難を言
えば尺がちょっと短かったかなと。ラストバトル突入後は割とあっさり事件が解決してしまうので、もうちょっ
と二転三転したほうが意外性があって良かったような気もしました。あと前作のメインテーマ曲を更に発展
させたような今作のメインテーマ曲とか、意図的に前作と同じカット割りをやっているとおぼしきシーンが幾
つかあって、前作を知っていると結構ニヤリとします。他にも「ビューティフル ドリーマー」以来押井作品に
頻出する「何の話をしている?」や、「パトレイバー2」の「そろそろ仕事の話、しません?」といったセリフが
今回もあって、ここらもマニア心をくすぐるかと。
 特筆すべきはなんと言っても映像の美しさでしょうか。日本のアニメとしては頭一つどころではなく、二つ
か三つずば抜けていると思いました。「アヴァロン」で培ったであろうCG技術に寄るところも大きいんでしょ
うが、映像の綺麗さを見ているだけでも楽しめるほどのクオリティです。中盤のアジアンテイストな未来日本
の描写なんて、ただただ見惚れてしまいました(こーゆーシーンは日本よりむしろ海外で絶賛されそうと思
ったり。つか、前作同様評価は海外のほうが高いでしょうね、今回も)。キャラの芝居、アクションシーンの
動きもまぁ気合いの入っていること入っていること。「最後の手書きアニメの大作」というプロデューサーの
豪語もあながち嘘じゃないなと。個人的には口パクがリアルすぎてディズニーアニメっぽいというか、気持
ち悪いと思うシーンもあったりしましたけど。それとテーマはともかく、ぶっちゃけストーリーに関しては今ま
で押井作品を見続けた人にとってはあまり目新しい要素はないような気もしました(今回も「ビューティフル
ドリーマー」や「紅い眼鏡」系のネタ入ってるし)。ただ、金に糸目つけずに押井アニメ作ったらどうなるかと
いう見本のような作品だなぁとは思いました(苦笑)。
 凝りに凝りまくった川井憲次氏の音楽(ちゅーか、やりすぎ。オルゴール調のBGM作るのに本物のオル
ゴールを制作したとか、民謡歌手75人集めて歌わせて、それを4回重ね撮りしたとか)も一段と冴えを見
せています。音楽と音響に関してはさすがに映画館でないとこの迫力とリアリティは出ないでしょうから、こ
の点だけでも是非劇場で見てほしいところです。
 ラストバトルのあたりとか、押井監督がここまでベタに王道っぽいノリをやるというのが正直ちょっと意外
でした(他にも洋楽のカバーをエンディングに使ったりとか。ちゅーかこれの原曲って「アランフェス協奏曲」
じゃないですかいな。知ってるメロディがいきなり流れてきたのでちょっと驚きました)。そういう意味では押
井監督、以前よりも“丸く”なったかなと思ったり。でも、やっぱり今回も「犬と鳥と魚の物語」です。特にバト
ーが愛犬にエサをあげるシーン、押井監督の犬好きっぷりがこれでもかと溢れていて、思わず笑ってしま
いました。ともかく押井ファンなら文句なしにお勧め、それ以外の方には・・・どうなんでしょ?(笑)難解でさ
っぱり訳分からなかったという感想も結構あるようなので、私の評価は当てにならないかもしれません。で
も、そんなに難しい話だったかなぁ・・・。「片想いを引きずっている男と、妻子持ちの男二人によるアクショ
ン刑事ドラマ」。ほら、こう書くと全然難解じゃないでしょ(爆)。

 余談。劇場で実写版「キャシャーン」の予告が流れたのですが、日本映画とは思えない気合いの入った
映像にびっくり。色モノ企画ぐらいにしか捉えていなかったので、かなり意外でした。特撮SF作品として期
待してもよさそうな気がしたり。


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