おもひで

だいありーの過去ログです。

04/04/22

 雨が降ったり晴れたりで、地元の桜はすっかり散ってしまいました。春遅い東北地方もいよいよ新緑
萌ゆる(お、「萌え」の正しい用法ですね)季節です。

 おりょ?今週から「ギルガメッシュ」の放送が再開されるはずなのに、何故かやってません。これはも
しかしてうやむやのうちに打ち切り?とちょっと心配していたら、「ザ・テレビジョン」で確認すると来週か
ら再開の模様。どうやら一週間ズレたみたいです。一安心。それにしても、残り4話なんですからちゃっ
ちゃと放送して下さいな、めんこいテレビさん。

 「無人惑星サヴァイヴ」26話。救助船来るの巻。救難信号が届いて、助けが来るとの連絡に喜ぶ一
同。しかし、やってきた船はどこか様子がおかしくて・・・。
 さすがにそう簡単にはハッピーエンドにならないですね。むしろ、来週からは更に大変な事態になり
そうですし。・・・てか、2ちゃんねるで来週以降の展開の盛大なネタばれを見てしまった(がっくり)。あ
そこは情報源として活用するにはそれなりに便利ですけど、時々こういうことがあるのでやっぱり要注
意です。こういう時、記憶が消せればと思ったり(苦笑)。

 やはりと言うか、「ガンダム種2」放送決定。10月からだそうです。と言うことは「鋼の錬金術師」の
後番組でしょうか。はぁ〜、「種」人気はまだ続くのね。
 一方「犬夜叉」は9月で終了とのこと。もうここ数年はダラダラと惰性でやっている感じでしたから、い
い加減潮時でしょうね。もっとも原作がまだ終わっていませんから、アニメオリジナルの最終回になる
可能性が大きいですが。もしかすると、「犬夜叉達の旅はまだまだ続く」的終わり方だったりして。・・・
ありそう(笑)。

 「イノセンス」がカンヌ国際映画祭ノミネート決定。日本のアニメとしては初めてだとか。確かに海外の
ほうが評価高いだろうなぁという映画でしたから、ある意味納得かなと。ただ、前作を知らないと分から
ない点も結構あるだけに、「イノセンス」だけを見て話を理解できるのやら、という疑問もあったり。
 http://www.production-ig.co.jp/anime/innocence/nr20040421.html

 「ガンスリンガー・ガール」DVD1巻のゲーム、なんだかんだでクリアしちゃいました。もっとも全部で4
ステージしかなく、しかもうち1つは練習モードなので、実質3面しかないという短いゲームですから、す
ぐ終わると言えば終わるのですが。
 それでもガンアクションがとことん苦手な私はコンティニューしまくりでした。もう何回ヘンリエッタちん
が「ジョゼさん・・・」と呟きながら死んだことか(苦笑)。まぁ当たり判定が比較的大雑把で、しかもヒロイ
ンが義体(サイボーグのようなもの)という設定を活かして、一定の条件下で無敵モードになるという反
則技もあるので、全体的に難易度は低いほうかと。ゲームとしては特に目新しい部分もなく、ポリゴン
のヘンリエッタは無表情なうえ全然可愛くないので(笑)、ぶっちゃけお勧めポイントは無きに等しかっ
たり。敵に攻撃された時の「きゃっ」という声に萌えるとか、アニメ本編では見ることのできないヘンリエ
ッタのパンチラが拝めるので、そういう部分に価値を見いだせる人でしたらかろうじて楽しめるかも。一
応“ぱんつゲー”としてはそれなりに評判のようですし(爆)。それでもやっぱりDVDのおまけという域は
出ていないゲームだと思います。


04/04/23

 久々に気温がぐっと下がって寒い日。なんでも山沿いは明日にかけて雪が降るかもしれないとか。
タイヤ交換を済ませてしまったので、雪は勘弁です。

 「怪奇大作戦」のDVD6巻が発売。半年続いたリリースもついにラストです。22話〜最終話を収録。
さすがシリーズ終盤だけあって、22話「果てしなき暴走」以降傑作が続きます(最終話「ゆきおんな」
は微妙ですけど)。これで欠番の24話「狂鬼人間」が収録されていれば完璧なんですが。DVDにはケ
ースにもブックレットにも、何故24話が欠けているかの説明は一切なし。このDVDで初めて「怪奇」を
知った人にとっては永遠の謎になってしまう訳で、一言何か断りがあっても良かったのではないかと。
「セブン」12話もそうですが、事なかれ主義というか臭いものには蓋をしろというか、自分達が作った
作品なのに、よくもここまで存在を抹消できるなとある意味呆れてしまいます。いくら社会的圧力があ
るとはいえ、この点だけは今の円谷プロの嫌いな部分です。
 この巻のお勧めはなんと言っても23話「呪いの壺」と25話「京都買います」の通称“京都篇”。特に
「京都買います」は未だに日本特撮史上最高の映像美と賞されているだけに、万難を排してでも一度
は見ていただきたいと個人的にも大プッシュ・・・と言いたいところですけど、DVDの映像を見て思わず
「・・・え?」と引っかかったり。デジタルリマスターにより映像が格段に綺麗になっているのが本DVDの
売りですが、京都篇2本に関してはそれがちょっと裏目に出てしまった印象がなきにしもあらず。今ま
で数え切れないほど繰り返し見てきた映像と、あまりにも発色が違いすぎます。色を濃くしようとした結
果なのか、全体的に暗い画面になっていて、薄暗いシーン等はのきなみ細部が潰れているような。LD
で見た時は空が晴れていた場面まで曇り空になっている感じがして、かなり違和感を覚えました。それ
ともこれが制作時の発色だったんでしょうか。個人的には京都篇の2本だけは、LDのほうが見やすい
画面のような気がしました。この二篇は京都映画が下請けと撮影を担当し、フィルムも確か映画用の
を使っているので(カメラだったかも。この点は記憶かなり曖昧。違っていたらごめんなさい)、元々映
像の綺麗さはシリーズの中でも群を抜いて良いものでした。なので、リマスターしても発色はいじらず
そのままのほうが良かったのではと思ってしまったり。素人考えなので、もしかすると実相寺監督的に
はDVDのほうが理想の色合いなのかもしれませんけど。ともかく、ここだけはちょっと不満が出てしま
いました。
 これにて全巻リリース終了。当時は今までにない方向性の作品ということでスタッフも色々と試行錯
誤したようで、シリーズも割と作品の出来不出来にバラつきがある気もしますけど、それでもやはり昨
今の特撮(ひいては日本のドラマ全般)が失った“何か”を秘めた作品群だと思いますので、是非にも
一度は触れてほしいタイトルです。何よりも牧史郎役の故・岸田森氏の演技、これだけでも見る価値
は十二分にあるかと。ホント、イケメンなら演技は学芸会レベルでも許されてしまうどこぞの特撮番組
は「怪奇」を見て一から演技の勉強をし直してほしいと(加えて子供だましにしても程がある稚拙なシナ
リオも)、切に願いたくなったり(苦笑)。

 前回書き忘れた話。21日にI'veの歌い手の一人・KOTOKO嬢のメジャーデビューアルバムが発売
されました。初回限定版はプロモーションDVD付き(最近声優さんのCDはこのパターンが多いような)。
作詞は全てKOTOKO嬢本人、作曲も半分以上が本人で、アレンジはI'veのいつもの面々というアルバ
ムです。と言ってもいくつかの曲は以前コミケで出したCDに収録されていたものや、KOTOKO嬢が同
じくI'veの歌い手の一人である島宮えい子先生の音楽教室(島宮女史の本業は音楽講師)の生徒だ
った時に作ったアルバムの曲をアレンジし直したものだったりするので、純粋な新曲は微妙に少なか
ったりするのですが。発売前から注目を集めていただけに、発売当日と翌日はデイリーランキング6
位だったとか。ヲタクパワーは凄いものです(苦笑)。
 さて、実際にアルバムを聴いた感想ですが・・・く、暗い(笑)。ダーク系というか、ダウナー系の曲が
殆どで、いつものI'veサウンドのノリを期待する人には肩すかしだったのではないかと。個人的にはこ
ういう方向性も嫌いではないので充分楽しめますけど、ただ8月に全国ツアーをするっていっても、こ
の曲達じゃ盛り上がるのは難しいのでは、と思ってしまったり(苦笑)。
 あとI'veの悪い癖が出てしまったみたいで、曲によってはボーカルがひどく聞こえにくいものがありま
す。ボーカルと演奏のバランスを逆にしたまま編集したんじゃないかと感じてしまうほどで、この点は
既にネット上でも不満が出ている様子。う〜ん、この問題点はI'veの初期アルバムの頃から指摘され
ていて、最近は直ってきたと思っていたんですけどねぇ。さすがに逆相のままプレスしたとは思わない
ですが、もう少しバランス調整をしてほしかったところです。
 18禁ゲー歌手のメジャーデビューということで話題になっているようですけど、果たして一過性のヒ
ットで終わるのか、それとも・・・。まぁ下手に売れたら売れたでマスコミがまた偏見むき出しの取り上
げ方をするような気がしなくもないので、ある意味マイナーなままのほうが幸せなのかも???(笑)


04/04/25

 4月も下旬だというのに、寒い日が続きます。盛岡では今朝方雪が降ったそうで。いつぞやゴールデ
ンウィークに雪が降ったことがありましたが、もしかして今年も?

 「鋼の錬金術師」29話。新キャラの正体は?の巻。無人島で出会った謎の少年。主人公達の師匠
は彼を連れ帰って世話をしますが、主人公はどうにも彼に対して疑念を拭いきれず・・・。
 またもグロっぽいというか、生々しい展開。主人公がこの世の心理を悟りかけるシーンは精神的に
怖いものがありました。一方、新キャラの正体に加えて、錬金術そのものについての真実が垣間見え
てきて、物語も一気に盛り上がってきた感じ。やっぱり面白いです、この作品。

 「ふたりはプリキュア」13話。謎の美少年転校生の巻。転校してくるなり女生徒の人気を集める美
少年転校生。主人公に対しても優しいところを見せ、なんとなく気を許すが・・・。
 もう一人の敵幹部も参戦。この先は敵の作戦も複雑になってきそうです。ただ白プリキュアと会っ
た時の動揺ぶりが果たして演技だったのか本心だったのか、どっちなのやら。もしかすると4人目の
敵幹部は恋と使命の板挟みになって苦悩するベタな展開になる???
 そう言えば、今回はナージャの中の人(小清水亜美さん)と「だぁ!×3」の未夢の中の人(名塚佳
織さん)が出ていてちょっと驚き。しかも次回も出てくるキャラの模様。個人的に要チェックポイントで
す(笑)。

 「火の鳥」4話。黎明編完結。さすがに原作通りの展開だと尺が足りないと踏んだのか、今回はア
ニメオリジナル部分多し。その分駆け足感が減って、そこそこ良くまとまっていたように見えました。
最初からこれ位大胆にアレンジしていれば良かったのに、と思わなくもありません。ただ、それでも
物足りなさはちらほらあったり。特にナギの死に様は不満が残りました(子供が直接殺されるシーン
はNHK的にNG?)。
 黎明編全体としては、テレビ放送の制約なのかもしれませんけど邪馬台国以外の固有名詞がの
きなみカットされていたのが気になりました。よもや、日本は単一民族国家だから、当時は各地に
様々な民族がいて、それらが侵略を受けて国家が統一されたなんて歴史的事実は存在しないし、
ましてや大陸から来た騎馬民族に制圧されたなんてことは断じてあってはならないんだという、右
だか左だかの思想に基づく設定変更じゃないでしょうね(苦笑)。
 次回からは「復活編」。予告を見ると原作とは大幅に設定を変更して、ほぼアニメオリジナルな展
開になるようなので、ようやく高橋監督も自分のカラーを出せるのではないかと興味が沸きます。

 「クラナド」発売に備え、DVD-ROMドライブを購入。と言っても東芝製の一番安いバルク品で、お
値段3660円(!)だったり。DVD-ROMドライブも随分と安くなったものです。
 さっそく取り付けて、試しにずっと未開封だった「とらいあんぐるハート DVDエディション」(「とらハ」
シリーズ全作品が収録されている決定版ソフト)の中の「ラブラブおもちゃ箱」をインストール。うん、
問題なく動きます。と言うか、ドライブの駆動音のあまりの静かさにマジびっくり。今まで都合3台CD
-ROMドライブを使いましたけど、どれも駆動音はかなりうるさかっただけに、ホントに動いているの?
と思ってしまいました。確かに静音性が評判だったので買ったDVD-ROMドライブでしたが、ここまで
音がしないとは予想外。そういやこれを使ってDVDを鑑賞する人もいる訳で、駆動音がうるさかった
ら困りますわな。そう考えたら納得。ちなみにバルク品なのでDVD再生ソフトは付属していませんで
した。もっともパソコンを使ってDVDを見るつもりはないんですが。
 んで、数年ぶりに「とらハ」ワールドに触れたら、懐かしくてキャラの声を聞いただけで感動しそうに
なったり(笑)。やっぱり個人的にこの作品の世界観は大好きです。特に「とらハ2」はいつまでも浸っ
ていたくなる心地よい雰囲気とか、大人として憧れるに足る主人公の性格とか(本当の意味でのカッ
コ良さを持つキャラだと私は思います。私もこんな大人になれたらなぁとつくづく切望)、個人的名作
であったことを改めて認識。あ〜、シリーズ全部もう一回プレイしたくなってしまいました・・・って、話
がすっかり脱線(苦笑)。
 ともかく、これにて「クラナド」の迎撃準備完了。いつでも来いという感じです(笑)。それはそうと、こ
れでケースとフロッピードライブを買ったらもう一台パソコンが組めるほどパーツが余っていたり。貧
乏性なので、なんか勿体ない気がしてしまいます(苦笑)。


04/04/27

 今日は終日雨。それもかなりの大雨。国道はあちこちに巨大な水たまりができていました。車で走っ
ていると、歩行者に水をかけてしまわないか冷や冷やしてしまいます。

 「アムドライバー」3話。笠原弘子さんの出番もセリフも多くて万歳!(爆)と言うか、1話を見た時はク
ールなキャラかと思ったのですが、実は面倒見の良いお姉さんキャラだった模様。キャラ的にも演技的
にも今までにない役だったり?(そうでもないのかしらん。最近はお母さん役もこなすそうですし)
 感想がこれだけだとアレなんで、一応内容についても(笑)。ようやくシナリオや演出がこなれてきたの
か、今回は結構普通に楽しめた感じがしました。前回の予想通り単純なヒーロー物ではなさそうな展開
になってきましたし、上手くすれば化ける可能性も、もしかすると、ほんのちょっとだけ、微妙にありそう
な気がしたりしなかったり(苦笑)。コンセプトはいいと思うんですよ。サーフィン(スノーボード?)をモチ
ーフにした戦闘シーンもやっと様になってきた感じがしますし。あとはスタッフがそれを元にいかに見せ
方を工夫できるかでしょうか。

 発売日より一日早くメーカー通販の「クラナド」が到着しました。ラッキ〜。メーカー通販特典は下敷き
5枚と謎のぬいぐるみ(えーと、イノシシ?)でした(笑)。ゲームの箱やマニュアルが「AIR」の時より凝
っているというか、豪華っぽく見えるような。
 さっそくインストール。フルで2.2ギガでした。うをっ、ボイス無しでこんだけあるんですかい。確かに
ボリュームはかなりありそうです。ちなみにフルインストールするとディスクレスでプレイ可能。便利で
す。ただスタートメニューに登録されないので、自分でショートカットを作ってやる必要がありますが。
この辺は「はじるす」「はじいしゃ」同様最近のビジュアルアーツ共通のシステムですね。
 とりあえず1時間ほどプレイ。・・・だはははは〜〜〜、「ONE」だ、「ONE」の再来だ、これは。プレイ
開始15分で早くも爆笑。主人公の性格といい、作品のノリといい、いつものKeyそのまんまでどこか懐
かしくもあったり。ある意味マンネリなんですけど、個人的にはやっぱりこの作風が性に合うようです。
しっかしまぁ、麻枝氏の宣言通りマジで今までの作品の総決算にするつもりなんですかね。今のところ
そんな予感を覚えさせる雰囲気です。
 エンディング数が10以上、総プレイ時間80時間オーバーという話なので、のんびり進めていくつも
りですが、怖いのはネット上に転がっているネタバレだったり。思わぬところで目にしてしまったりする
ことがあるので(特に2ちゃんねる)、要注意ですね。
 そう言えば先日ようやくこの作品のデモムービーを見たのですが、今回の主題歌「メグメル」を聴い
ていたら、なんとなく坂本真綾さんの「ヘミソフィア」を思い出したり。や、それほど似ている訳ではない
のですが、なんとなく。

 DVD-ROMドライブの話、その後。試しにCD-ROMを突っ込んでみたら、何のことはない、今まで使っ
ていたCD-ROMドライブと同じくらいうるさいことが判明。要は読み取り速度の差で(DVDは16倍速、
CDは48倍速)DVD-ROMを入れた時は静かなだけだったのね。感心して損しちゃったような(笑)。結
局しょーもないオチがついてしまいました。ちゃんちゃん。


04/04/29

 昨日までの雨が嘘のように、今日は快晴。ゴールデンウィーク突入、みどりの日です。うちでとってい
る毎日新聞も、普段は“毎日新聞”のロゴが青ですけど今日だけ緑になっていました。

 久々に放送があった「ギルガメッシュ」23話。盲目の少女の過去、の巻。以前にも何度か登場した、
超能力を持つ盲目の少女が主人公達の元へとやって来て・・・。
 今回で登場人物達の過去はあらかた判明・・・したのかな?ただ、こんなペースで本当に話がちゃん
と完結するのか、ますます怪しくなったような(笑)。残り3話でケリがつきそうにないんですが。それと
今回は結構気持ち悪いシーンが幾つかあって、深夜アニメっぽい実験的な雰囲気が出ていたかなと
(まぁ以前からちらほらありましたけど)。
 そうそう、先日ようやく原作を全巻読み終わったのですが、原作自体ラストがあれじゃあ、アニメ版が
大幅に設定変更せざるをえなかったのもある意味納得かなと思ってみたり(謎)。ま、風呂敷を畳み損
ねるのは石ノ森作品の悪い癖ではありますが(苦笑)。

 「無人惑星サヴァイヴ」27話。新キャラは老人?の巻。救難信号を受けてやってきたはずの輸送船
は何故か海に不時着。しかも一人だけ脱出カプセルに乗って浜辺に流れ着いた老人がいて・・・。
 シリーズ後半戦スタート。一気にキャラが4人増えました。来週からは別の意味でサバイバル生活が
始まりそうです。死人が出るのは勘弁してほしい気もしますが、どうなるのやら。

 昨日の「ミルモでポン!」はあちこちに「突撃!ヒューマン」ネタが。って、私もタイトルしか知らない作
品だったりするんですけどぉ(そもそも岩手じゃ放送していなかったような)。この作品、いつも30代以
上限定のパロディを仕込んできますが、なんかネタがどんどんマニアックになっているような。少なくと
も小さいお友達には絶対分からないネタですわな。私も↓のページを読んでようやく元ネタを理解しま
した。スタッフ恐るべし。
 http://www.geocities.jp/csnietn/hyuman.htm

 「クラナド」一人目は超天才にして超天然ボケ少女・一ノ瀬ことみをクリア(1回目、ではないところが
ミソ。3回ほど個別シナリオに入れないままバッドエンドを喰らって、ようやく攻略方法が分かってきま
した)。キャラの設定が設定だけに、シナリオ中に出てくる様々な知識の量が半端じゃなく多いのなん
のって。シナリオ担当した涼元氏、相当調べたんでしょうね。それだけでも拍手ものでした。
 感想は・・・ええ〜っ!Key作品なのにストレートに真っ正面から青春恋愛ドラマやってますよ(苦笑)。
シナリオを読んでいて、自分の高校生活を思い出したというか、はたまたありうべかりし青春の日々が
脳裡をよぎったというか、とにかくどこか懐かしさを覚えさせる描写が多かったです。な〜んか、「友情
っていいよね。ビバ青春!」と柄にもないことを思ってしまったり(爆)。展開はいたってなんのひねりも
なく素直。それだけに先が読めてしまうことが多々ありましたけど、クライマックスではやはりと言うか
ボロボロと泣かされてしまったので、これはもうシナリオと演出の勝利。素直に私の負けです(なんの
勝負やねん)。ボイス無しでここまで感動させるのですから、やっぱりここのスタッフは作品づくりが上
手いです。いつものKey作品のような意外なぶっ飛び具合を期待すると肩すかしかもしれませんが、
私はむちゃくちゃ面白かったので大満足です。にしても、このシナリオって実在の関西お笑い芸人の
ネタがかなり出てくるんですけど、著作権的に大丈夫なんでしょうか(笑)。コンシューマ移植の時規制
に引っかかったりして、と余計な心配をしてしまいました。
 しか〜し、さすがKey作品。このシナリオでは発動しませんでしたが、今回も“えいえんの世界”的要
素はしっかりある模様。オープニング曲と言いつつ「メグメル」がどこにも使われていないこと、それと
全キャラクリアすると隠しシナリオが始まるという情報からするに、その隠しシナリオこそが真の「クラ
ナド」シナリオなんでしょうね、きっと(で、オープニングもそこでやっと流れる、と)。「AIR」以上に悲劇
的展開が待っているんじゃないかと、今からヒヤヒヤしていたり(苦笑)。ことみシナリオをやっている
最中でも、主人公がいつ“えいえんの世界”に消えてしまいやしないかとビクビクしながら読み進めて
いました。半分トラウマですね、こりゃ(笑)。や、key作品(タクティクス時代の「ONE」含む)は主人公
の存在が世界から消滅しても話が進んでいきますから、マジで侮れません。


04/04/30

 4月最終日。今日も暑いくらいの良い天気でした。

 「クラナド」二人目は小動物系キャラ・伊吹風子をクリア。ヒトデが大好きで、ヒトデのことを考えている
だけで意識が長時間トリップしてしまう変わり者です。シナリオも前半のギャグ暴走具合がはっちゃけ
ていて、RPGをプレイしたことがある人なら笑ってしまうネタも結構あったり。麻枝氏、いつかRPGを作
りたいとずっと公言してますけど、こんなところでそれが活かされるとは。ただこの子の個別シナリオに
入るのは割と難易度高いかも。私が最初に3回バッドエンドを喰らったのは風子シナリオに入れなかっ
た為ですし、ことみシナリオクリア後に再挑戦するも、風子の個別シナリオに辿り着くまでにやっぱり3
回ほどバッドエンドになってしまいました(単に私が下手?)。
 ストーリーはぶっちゃけ「ONE」と「Kanon」のいいとこ取りといった感じ。ある意味Key作品の最大公約
数的展開でした。それでもやはり麻枝氏らしく、人の心を五寸釘でガッツンガッツン刺しまくるような描
写が後半はてんこ盛り。ああ〜、もぅダメです。シナリオ後半はひたすら泣きまくり。目が赤くなってしま
いました。だぁぁぁ〜、相変わらずKey作品は私にとって涙腺破壊最終兵器です(笑)。なんでこんなに
私は弱いんでしょ。あきまへん、プレイしている姿は絶対に人に見せられないです(苦笑)。
 それにしても、「クラナド」の主人公って不良で学校もサボりがち、友人も殆どいないという設定なの
に、今までで一番性格のいい奴のような。口は悪いものの、まともな常識を持ち合わせているし、機
転も効くし相手の心情の変化に敏感だし、何より他人の為に苦労を厭わず率先して動く行動力は尊
敬すら覚えるほど。これならヒロイン達が惚れるのも納得というものです。昨今のアニメ・ギャルゲー
のヘタレ主人公に辟易している人には是非にもお勧めしたいナイスガイですね。

 って、今日はこんだけ。ネタもないので、さくっとページを更新して「クラナド」のプレイに戻ります(笑)。


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