おもひで

だいありーの過去ログです。

04/07/01

 7月突入。今日は梅雨を忘れたかのような夏の青空でした。

 「銀河鉄道物語」6話。列車爆破事件の巻。何者かによって列車を爆破されるという事件
が起こり、主人公達が出動。けれども、事件現場の惨状に主人公は冷静な判断力を失っ
てしまい・・・。
 前後編の前編。精神的にすっかりまいってしまった主人公がどう立ち直るかが、次回の
注目ポイントでしょうか。

 「無人惑星サヴァイヴ」36話。大陸へ向かって出発の巻。いよいよ船で大陸へ渡る前夜、
メカニックの老人は何故か主人公達一人一人に優しい言葉を・・・。
 予想通りの展開でしたが、それでもちょっとだけ“うるっ”と来てしまいました。と言うか、こ
こまで正攻法であからさまに伏線貼る作品ってのも最近では珍しいような。実にNHKアニ
メの正統派路線という感じでした(笑)。

 「とらいあんぐるハート3」の番外エピソードというかお遊び企画の「リリカルなのは」が、突
如テレビアニメ化決定。要は「天地無用」から「プリティサミー」が派生したのと同じ経緯です
けど、例えばこれを単なる魔法少女モノだと思いながら見ていた小さい子供が、原作は18
禁ゲームだと知ってしまったらどうするんでしょ?とか余計な心配をしてしまったり(原作の
「リリカルなのは」でもしっかりHシーンがあります)。シナリオは「とらハ」シリーズ原作者の
都築真紀氏なので、そうそう原作からかけ離れたものにはならないと思うのですが、最大
の問題は、なのはのキャストが・・・北都南(ひと美)さん、「ダ・カーポ」の芳乃さくらに続い
てまたも配役を田村ゆかりさんに取られてますがな。なんか因縁でもあるんでしょうか。ち
ゅーか、メディアが変わるとキャストも変わるってのは、個人的にはそれまでのファンに対
する裏切り行為だという気がしてなりません。同時に、安易にころころとキャストを変えてし
まうような作品ってのは、それだけ売り手にとって都合の良い食い物にされているという証
明みたいなものではないかとも考えてしまいます(余談ですが、「ONE」はそれこそコンシュ
ーマ版、ドラマCD、一般作OVA、18禁フルボイス版全てでキャストが違っていたり。元の
スタッフがメーカーに残っていないこともあって、ホントに悲惨な有様になっています)。人
気声優を起用すればそれだけで売り上げが見込めるってのは分かるんですが、私はあま
り感心しないです。
 http://www.dengekionline.com/g-net/news/200407/01/gn20040701_nanoha.htm

 「イノセンス」のDVDの発売が決定。・・・って、なんでこんなにバリエーションがあるの?
通常版が安いのがせめてもの救いという感じですけど、5万2千円の限定版ってのは凄
すぎます。しかし、一番の心配は発売元が発売元だけに、真っ赤な画面になってはいな
いかということだったり(苦笑)。
 http://www.production-ig.co.jp/anime/innocence/video.html

 ルーンの野々原幹御大による新作が発表されました。しかも、ロリゲーの金字塔として
今なお名高い「Fifth」シリーズの3作目です。タイトルは「Fifth Aile(フィフス エイル)」。今
度の娘達は前作から更に倍に増えて4人とのこと。うそぉ〜、マ、マジっすか。今年のエ
イプリルフールに「3作目を作ります」というネタをやって、その心臓に悪すぎるジョークに
ファンがむちゃくちゃショックを受けたというのに、「実はホントに作ってました(てへ)」とい
うどんでん返しは、嬉しいやらちょっと腹立たしいやら、複雑な心境かも(笑)。なんにして
も、本当に3作目が出るというのは喜ばしいことです。私ゃもちろんデフォ買い即決です。
 http://www.runesoft.co.jp/soft/r16_fifthaile.html


04/07/04

 夕暮れになるとヒグラシが鳴くようになりました。夏が近づいたという感じです。

 「鋼の錬金術師」38話。兄弟喧嘩の巻。行き当たりばったりな主人公に対して、ついに
弟がぷっつん。錬金術まで使った大喧嘩に。一方、ヒロインは本大好き眼鏡っ娘と偶然
出会い、かつて起きた事件の真相を知るべく二人で軍の電話の盗聴を試みるが・・・。
 主人公達が喧嘩している間に、ヒロインのほうが物語の核心に迫っていたり。予想して
いましたけど、やはりあの人は主人公達の・・・なんですね(謎)。4クール目も目前で、今
までの伏線が繋がりだしたという感じでしょうか。

 「ふたりはプリキュア」22話。子犬の飼い主を捜せの巻。白プリキュアの人が飼ってい
る犬が子犬を拾ってきてしまい、主人公達二人はその子犬の飼い主を捜すことに・・・。
 いきなり犬が喋りだしてびっくり。どーぶつアニメかいなと思ってしまいました。しかも演
じているのが置鮎氏なんて、無駄に格好良くて笑ってしまいました。ただ、すっかり脇道
エピソードだと思って見ていたので、いきなり出た最後の重〜いシーンにはやられました。
不意打ちが上手すぎです。ちびっと涙腺に来てしまいましたってば(苦笑)。

 先週からまたちまちまと中古で安く確保した18禁ゲーをやっていたり。約2年前に発売
された「I-DOLL」という作品です。主題歌やBGMをI'veが手がけているので、実はサントラ
だけはずっと以前から所有している作品でした。
 この作品の最大の特徴は、なんといっても全編に渡って使われているアニメ。制作に3
年を費やしたというだけあって、テレビアニメに近い感覚でとにかくアニメしまくります。プ
レステの「やるドラ」シリーズを思い出していただければ、近いものがあるかと。特にオー
プニングアニメは下手なテレビアニメよりよく動いているので、これだけでも必見です。え
〜と、↓の公式ページからダウンロードできると思いますので、興味のある方は是非。
 ストーリーは、アイドルを夢見る女の子のサクセスストーリー。ただ、いきなり冒頭でそ
のヒロインが死んでしまうという、逆「センチ2」な衝撃的展開だったり(笑)。それとこの作
品はキャラデザ・シナリオ共々80年代アニメのテイストが色濃く、その辺りが馴染めない
人にはやや評判が悪い模様。私にとっては、ぴえろ魔女っ子モノ+OVA「KEY」+80年
代大映テレビドラマな雰囲気があって(苦笑)、むしろ懐かしいという感覚がありました。
 シナリオは基本的に一本道。女の子は沢山出てきますが、メインヒロインの汐音愛が
完全に物語の主軸となっているので、シナリオ分岐はほぼ無いに等しいです。つか、ちょ
っとでも他の子に浮気しようものなら容赦なく速攻バッドエンドというシビアさ。まぁHシー
ン回収の為にはイヤでもバッドエンドを繰り返し見る羽目になるのですが。なので、汐音
愛のキャラクター性を気に入らないとプレイするのはちょっとつらいかも。
 現時点では途中のバッドエンドを回収しつつラストまで一度クリア。めでたく汐音愛との
ハッピーエンドを迎えました。が、とにかく難易度がかなり高いです。私は最初から諦め
て攻略情報を頼りましたけど、自力でクリアするのはなかなかに至難の業かと。あと、バ
ッドエンド系はむちゃくちゃ鬱入るものが多く、後味が悪いのも人を選びそうです(陵辱方
面に耐性のない人は特に)。その意味でも、普通のアイドルものだと思っていたらドロドロ
に暗くて救いのなかったOVA「KEY」に似ている部分があると私は感じました。それでもア
イドルのサクセスものとしてはかなり王道的なストーリーなので、その点では充分安心し
て楽しめると思います。キャラもちゃんと立っているし(ステレオタイプが多いですけど)、
飽きさせない構成にもなっていますし、私的には結構評価が高いです。
 http://imagecraft.product.co.jp/ichp/product/idoll/idoll.HTM


04/07/06

 今日の最高気温は33.5度。思わず「海海海海〜」(by「CCさくら」)と叫びたくなるくら
い暑かったです(謎)。

 超久々にPICASSOファンとして宣伝〜。今年はなんとPICASSOデビュー20周年!と言
う訳で、記念のDVDが発売されます。内容は90年に発売されたアルバム「12色のハン
マー」のメイキングビデオ。当時アルバムの制作過程を8ミリで撮影したものが残ってお
り、今回メンバー3人によるインタビューを加えてDVDとして発売される運びとなった次
第。実はDVDを発売するサイト(下記URL)で内容の大半を無料で鑑賞できたりします。
レコーディング風景を映像特典で付けるというケースはよくあるものの、アルバム1枚丸
ごと、作曲から完成までの過程を映像で見ることができるというのは、結構貴重なのでは
ないでしょうか。私は音楽の専門的なことは全然分かりませんが、曲作りの舞台裏を眺
められるだけでもとても面白かったです(ストリングスの方々に無茶な注文をつけて弾い
てもらうあたりとか、ギターのアレンジに四苦八苦しているあたりとか)。特にこのアルバ
ム「12色のハンマー」はバブル最盛期に作られたCDなので、無駄に贅沢しまくっている
様子が窺えるのも楽しかったりします(笑)。DVDの発売は今月の19日ですが、CDの
付いてくる初回版は昨日から予約がスタート。200枚限定なので、興味のある方は早め
に注文するのが吉です。
 それにしても、PICASSOも活動20周年ですか。「シ・ネ・マ」や「ファンタジー」の頃はま
だレコードが主流で、私も当時はシングルレコードからテープに曲を落として繰り返し聴
いたものでした。いやはや、時代の変化をしみじみと感じてしまいます。同時に、20年も
ファンを続けているとは、飽きやすい私としては異例なまでに長続きしていることだった
り。ホント、私にとって音楽の原点となっているグループです。
 ↓通販サイト
 http://www.moment.gr.jp/shop.html
 
 DVDの映像を2回に分けて配信しているページ。
 http://www.moment.gr.jp/16/movie.html
 http://www.moment.gr.jp/17/movie.html

 さらにおまけ。メンバー3人のロングインタビュー。「めぞん一刻」時代の曲についても
少し触れています。3人揃ってあまり良い思い出ではなかったっぽいコメントをしている
のは、「めぞん」ファンとして少し寂しいものがあるかも?
 http://www.moment.gr.jp/14/music.html
 http://www.moment.gr.jp/16/music.html
  http://www.moment.gr.jp/17/music.html

 「I-DOLL」はさくっと残りのエンドとCGを回収してフルコンプ。基本的に一本道のシナ
リオなので、一度エンディングまでクリアするとコンプまではあっという間でした。
 全体としては、ストーリーは割と王道的で先が読めてしまう部分も多かったですけど、
上手く飽きさせない構成になっていて、続きが気になってなかなかプレイを中断できな
いことが割とあったり。私はかなり楽しんでプレイできました。テレビアニメを意識して
いるのか、章立てがしてあり(全8章)、途中途中にアイキャッチが入るという作りにな
っていたりします。
 キャラに関しては前回も書いた通りメインヒロインの汐音愛を気に入るかどうかがポ
イントかと。子供っぽい性格で、元気系というよりは「センチ」の永倉えみりゅんから電
波を薄めたような子なので(爆)、好き嫌いのはっきり分かれそうなキャラでもあります。
個人的には愛も充分気に入りましたが、それ以上に愛の親友で主人公がマネージャ
ーを勤めている清純派アイドル・七瀬舞のほうがツボにハマってしまったので、できれ
ば舞をメインに据えた展開も見たかったかも。主人公のことが好きなんだけれども、ア
イドルとマネージャーという関係を壊すことができず影からそっと想い続けていたり、主
人公と愛の関係を知っても自分を押し殺して二人を応援し続けたりと、そんな健気さ
がかな〜りgoodでした。今時こんないい子はいませんって(笑)。こーいうアイドル像な
んかも、やっぱり80年代ちっくなんでしょうね。ちゅーか今の芸能界に清純派アイドル
なんているんでしょーか(苦笑)。
 声優陣はぶっちゃけビジュアルアーツのいつもの面々(笑)。先日まで私がプレイし
ていた「まいにち好きして」や、「はじめてのおるすばん」「はじめてのおいしゃさん」、懐
かしいところでは「Ribbon2」と出演者がカブりまくりだったりします。特に「まいにち好き
して」の暖花・雪音姉妹と帆南の声優さんが「I-DOLL」ではアイドルユニット3人組の声
をあてていて、しかも汐音愛にねちねちと意地悪する役だったりするので、そのギャッ
プについ苦笑してしまいました。
 Hシーンは全8章のうち各章にほぼ1回ずつ。全編アニメしまくりなので、とにかくよく
動きます。まぁ同じ動画の繰り返しが多かったりもするのですが、微妙に違うカットを入
れて変化をつけたり、動きのスピードを変えて遅くしたり早くしたりと、色々工夫してい
るので単調には感じませんでした。特に汐音愛との最後のHシーンのボリュームはか
なりのもの。選択肢によって複雑に分岐するので、全部のパターンを回収しようとする
と、40分以上ひたすらHシーンが続くという18禁OVAもびっくりな長さがあったりしま
す。他にも細かい表情のニュアンスだとか、微妙な身体の動きとか(初めてのHで痛さ
に痙攣したり、絶頂シーンで震えたりといった演出が秀逸)にもこだわりがあって、ア
ニメ系18禁ゲームとしても完成度は高いほうかと。アニメーションのある18禁ゲーと
いうと「GREEN」が最高傑作として長く君臨していますけど(そしてこの先もこれを越え
る作品はまず現れないような。それ程までに「GREEN」はレベルが段違いです)、この
「I-DOLL」も充分に肉迫できる内容だと思います。
 I'veの担当する本編の音楽は主題歌をアレンジした曲が多く、バリエーションはやや
少な目。でも結構耳に残ります。んで、オープニングアニメでも使われているこの主題
歌は、ゲーム本編では汐音愛が作詞作曲した歌という設定になっており、ゲームの中
に登場する汐音愛のデビューシングルCDのジャケットが、ゲームの初回特典として付
いているシングルCDとすっかり同じというあたりもこだわって作られています。細かい
ことですけど、こういう部分にこだわりを見せる作品は好きです。
 前回も書きましたが、随所に80年代っぽさが漂っているので、それを古くさいと感じ
なければ楽しめる作品ではないでしょうか。ただバットエンド系は割と凄惨な結末が多
いので、鬱的な展開は苦手という方は回避したほうが良いかもしれません。アイドルの
正統派サクセスストーリーをテレビアニメ感覚で味わえる作品として、個人的にはかな
りの良作という評価です。絵柄に抵抗がなければ、お勧めポイント高し!


04/07/08

 連日30度を超える暑さが続き、梅雨だというのに雨はさっぱり。水不足が少し心配で
す。

 「銀河鉄道物語」7話。列車爆破事件の犯人を捕まえろの巻。次々と列車爆破事件が
起こり、警備隊はこぞって出動。けれども前回謹慎処分をくらった主人公は一人残り・・・。
 作画良好テンション高めで出来の良い回でしたが、前回の予告で既に列車爆破の犯人
がバレてるっていうのはちぃ〜と興ざめでした。この辺はネタバレ防止で普通隠しておくも
のだと思うんですけどねぇ。

 「無人惑星サヴァイヴ」37話。行くか戻るかの巻。大陸求めて船出したは良いものの、
船酔いを訴える者が次々と現れ、ついには島へ戻ろうという意見までが・・・。
 お、ここに来ていきなりオープニング・アイキャッチ・エンディングの絵が少し変わりました。
オープニングの追加カットでは今後の展開を示唆するような絵も??? んで、今回はエ
ロ祭りでした(爆)。“見えそうで見えない”カットが非常に多く(ちゅーかU局なら確実にサ
ービスシーンのオンパレードなアングル多し)、いつもよりやや肉感的な太股とあいまって、
そーゆーのが好きな人には垂涎ものの作画だったのではないかと。相変わらずNHKアニ
メはフェティシズムにこだわった絵作りが上手いですな。って、私は何を真面目そうにそん
なこと分析してるのやら(苦笑)。ストーリーはどうしたストーリーは!あ、もう一つ見所とい
えば、生々しい嘔吐シーン?(笑)ゴールデンタイムにあそこまでリアルな演技を入れると
は意外でした。あとは普段からデスラー総統並に顔色が青い異星人ショタ君が、船酔いで
更に青くなっているとか、とにかく色んな意味で見所の多い回でした。

 今月のアニメ誌の早売り情報色々。劇場版「AIR」の絵がいよいよ公開されたのをはじめ、
「種2」のスタッフ等々、新情報が多い模様です。
 http://d.hatena.ne.jp/moonphase/20040707

 3年間放置プレイしていた(苦笑)「さくぶん」内のコーナー「かちよりがち」に新しい作品紹
介を追加しました。今回レビューを書いたのは、「ずま」こと「プリズマティカリゼーション」で
す。や、数年前からずっと書こう書こうと思っていたのですが、どうも自分の中で上手く文章
をまとめることができず、んで実際に書いてみたらやっぱり全然まとまりませんでした(笑)。
なので3ページに渡る長々とした内容になってしまいましたが、とりあえずアップしたいと思
います。うぅ〜、でもやっぱりもう少し推敲したいかも。と言うか、誉めてるんだか貶してるん
だかさっぱり分からない内容になってしまっているのが一番問題だったり。
 

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