おもひで

だいありーの過去ログです。

05/06/24

 梅雨はどこへ行った?という感じの真夏の暑さです。

 「ケロロ軍曹」20回目。「我々の勝利だ。海底は我々人間のものだ」の巻(謎)。海底侵略を建前に
海へとやってきた主人公とケロロ達。主人公はそこで不思議な少女と出会うが・・・。
 サブタイトル(「ノントルマの使者」)通り、まんまウルトラセブンの名作「ノンマルトの使者」のパロディ
の回。でもどうせなら、ケロロに上記の台詞まで言わせてほしかったかも。一部に「ナディア」のパロデ
ィも入っていて、潜水艦の発進シークエンスではBGMまでナディア風にしていたのは流石です。それ
はそうと、謎の少女の役に沢城みゆき嬢を起用しながら台詞が殆どなかったのは、ちょっと悲しかっ
たっす(苦笑)。
 そーいや前回からエンディング曲がケロロ音頭な歌になりましたけど、あーいうイントロを聴くと「♪
俺〜はルパンだぞ〜」(マモー編エンディング)と続けたくなってしまう私は確実にオールドタイプです
ね(笑)。

 「トリニティ・ブラッド」8話。バルセロナで教会が突如全崩壊するという事件が発生。調査へと向か
った主人公だったが・・・。
 一応前回とも少し繋がりのある話。んで、またも主人公が最初から能力を解放していれば大量の
人死にが出なかったのに、という展開でした。こーゆーところは話の見せ方が上手じゃないかも、と
思わなくもないです。

 「月詠」DVD6巻発売。11・12話を収録。初回限定版はラジオドラマとミニサントラを収録したCD
付き。まだ未収録の曲が残ってるんですね。かなりのBGMを作ったようで。余談ですが、アニメ本編
の音楽を担当している久米大作氏は、辛島美登里さんのデビューアルバムでアレンジを担当してい
た人だったり。
 11話は巫女姉妹と葉月がメインのラブコメ話。主人公を巡る嫉妬合戦がかなり面白いです。背景
の人間が全員立て看板状態になっている(「ミニパト」というか、「となりの山田くん」というか、そんな
感じ)という演出も凝ってました。ちなみにこの回のコンテは私と同じサークル出身のF先輩でした。 
 12話はテレビ放送時制作が間に合わず、画面は止め絵で、台詞と効果音だけで話が進行してい
た恐ろしい回(苦笑)。「ロストユニバース再び」とか、録画で見た人は自分のAV機器が壊れたと勘
違いしたとか、当時は2ちゃんねるでプチお祭り状態になっていました。DVDでは勿論全編に渡っ
て作画修正。全くの別物になっています。なるほど、本当はこーいう画面だったのね、と納得したり。
 なんだかんだで面白いので、やっぱりこのままDVDを買い続けることになりそうです。果たして13
巻構成作品で初全巻購入なるか否か(笑)。

 「クラナド」のプレステ2移植が決定、したらしいです。その長大なボリュームゆえ、ボイス収録に1
年かかるという試算があったりしますけど、どうなることやら。ちゅーか、ボイス無しのパソコン版で
も完全クリアに40時間以上かかるのに、ボイス付きとなったら何時間かかるのやら。


05/06/25

 6月なのに各地で猛暑。今年は去年以上に異常気象な年なんでしょうか。

 「絶対少年」6話。主人公達の町で突如湧き水が発生。時を同じくして、携帯電話やテレビが電波
障害になるという事態に・・・。
 次第に日常が非日常に浸食されてきたという感じでしょうか。主人公の忘れていた過去もだんだん
はっきりとしてきて、話の転がるスピードが上がってきたような?んで、胸元の開いた服で前屈みに
キスを迫ってくる少女はエロいぞ、と(爆)。

 「ツバサ・クロニクル」12話。新たにやってきた世界は、大きな湖のあるところ。その水の中にさくら
の記憶の羽があるらしいので、潜って調べる主人公だったが・・・。
 ちょっとしたインターバルエピソード。原作でも短い話でしたが、1話で終わってしまいました。ちょい
役で水島裕氏と野沢雅子御大を起用するくらいなら、レギュラー陣にもっと演技力のある(以下略)。
まぁ最近はその大根ぶりに慣れてしまった気がしなくもありませんけど(苦笑)。

 1年間もたずに「ウルトラマンネクサス」が終了。シリーズ前半は見ていてじれったくなるほど話の進
展が遅かったのに、打ち切りが決まった途端伏線の消化が早い早い(笑)。最終話なんてダイジェス
トかと思ってしまいました。ラスト数話でようやくウルトラマンが市街地で戦うようになって、やっぱり特
撮の格闘シーンは街を破壊してナンボだよな〜と再認識したり。とにかくあまりに地味すぎて盛り上が
らない怪獣との戦いが、この作品最大の敗因だったのではないかと。ウルトラマンが格闘で板野サー
カスやったりと、斬新な部分もあったんですけどねぇ。ラスト数話が開き直ったかのようなハイテンショ
ンぶりで盛り上がっただけに(最終話、たった一人で出撃する隊長の格好良さ、まさに漢っす)、勿体
なさの残る作品でした。

 「ねんがんの スピーカーを てにいれたぞ」といった感じで(謎)、スピーカーを買い換えました。買
ったのはウィーンアコースティックというオーストリアのメーカーの、S-1Gというブックシェルフです。ち
なみに本国では「ハイドン」という名称が付いていたり。数年前から買い換えるならこれ、とずっと決
めていて、ようやく手に入れることができました。とは言え、実は予定していたのはこれの前身である
S-1というスピーカーだったのですが、今年の1月頃突如生産終了。改良を加えて、ついでに価格も
4万円ほどアップして(涙)登場したのがこのS-1Gだったりします。
 S-1からS-1Gになっての改良点は大きく二つ。まずバスレフを前面へと持ってきたこと。これにより、
背後の壁との距離をさほど気にしなくても良くなりました。しかもツィーターと一体化しているという、他
では見ない特殊な形状になっています。もう一つはサランネットにも工夫がしてあって、メーカーとして
はネットを付けた状態で聴くことを推奨していたり。つか、こいつのウーハーは素材が透明で中が透
けて見えるという、これまた変わった仕様なので、ネットをはずして聴くと何かのはずみでウーハーに
触って破れやしないかと、かなりドキドキものだったりします(笑)。
 何故このスピーカーがずっと欲しかったかと言うと、10万円前後(旧モデルのS-1は実売価格で10
万を切っていました)でピアノと女性ボーカルを得意とするスピーカーといえば、必ずというほど名前の
挙がるスピーカーだったからです。特に女性ボーカルは声がエロいと評判で(爆)、ピアノ曲と女性ボ
ーカルを多く聴く私にとっては、まさに理想的なスピーカーでした。まぁそれ以上に、外観に一目惚れ
したってのもあるんですが(苦笑)。
 んで、さっそく繋いでCDを再生。まだ1時間くらいしか聴いていませんが、今まで使っていたタンノイ
セーラーマーキュリーと比べてまず印象に残るのは、音の“深さ”と奥行き感でしょうか。マーキュリ
ーはともすれば音が全て横一列に並びがちでしたが、S-1Gでは前後の立体感があって、演奏は一
歩後ろへ、代わりにボーカルがより前方へと際だっている感じがします。そしてコーラスのハーモニー
と広がりが、えらく心地よいです。もうこのハモり具合だけでも感動もの。いつも試聴に使っている曲
にSee-Sawの「インディオ」(「ノワール」で挿入歌として流れた曲)という歌があるのですが、この曲の
ラストのコーラスの盛り上がりの気持ちよさに、「まさにこれだ!」と膝を叩いてしまいました。この感
動は普段親父のオーディオルームのスピーカーでしか味わえなかった(しかも様々な好条件が重な
った時のみ)ので、こんな小型ブックシェルフでもこの音が出るんだと知って嬉しくなりました。んでも
って、一つ一つの音が“深い”感じがします。音に重みがあるというか、余韻がよく響くというか。この
スピーカーがエロいと言われている理由が、なんとなく分かった気がします。ボーカル曲で声が伸び
る時に、その余韻がずっと尾を引くような味付けがあるみたいです。だから女性ボーカルだとそれが
艶っぽさになって、色気が感じられるのではないかと。ぶっちゃけ試聴もせずに憧れだけで買ってし
まうという博打みたいな買い換えでしたが、個人的には希望通りの方向にレベルアップできて大正解
といったところです。現時点で最大の問題は、マニュアルが全て英語だということでしょうか(笑)。日
本語訳付けて下さいよ〜、輸入代理店様ぁ。
 お次はアンプの買い換えを目指したいところですが、このウィーンアコースティックのスピーカーは
サンスイのアンプがベストマッチと言われていたりもするので、このまま今のアンプを使い続けたほ
うが良いのかも、と迷ってもいたり。
 http://www.cec-web.co.jp/products/s1g.html


05/06/26

 週間天気予報を見ると、今週はやっと梅雨らしい天気になるみたいです。

 「交響詩篇エウレカセブン」11話。巨大な天災が発生。その嵐の玉のようなものの中に、目指すも
のがあると命じられて主人公達は発進するが、軍の連中も同じ場所を目指していて・・・。
「すごい、ラピュタは本当にあったんだ」な話?とにかく新キャラの鼻血姫とゆーかシンシア・レーン(だ
から名前が違いますって)が大暴走。そのあまりの壊れっぷりに、話のあらすじを忘れてしまいそうに
なりました(苦笑)。ここまで狂った演技ができるとは、小清水嬢、成長しましたな〜。んが、話の展開
のほうはどーにも歯切れが悪いような。結局主人公達が目指していたナントカって何なのよ。説明が
ないまま話が進むものだから、視聴者置いてけぼりな印象があったり。こーゆー部分は不親切だな〜
と思います、この作品。

 「ふたりはプリキュア MaxHeart」20話。主人公のクラスメイトの親友コンビの片方が、何やら悩んで
いる様子。理由を聞き出そうとするも、話してくれなくて・・・。
 「あらいぐまラスカル」だった回(笑)。ネコや犬じゃないってところが、ちょっと捻ってあったかも。もっ
とも次回話が大きく動きそうなので、興味はそっちに移ってしまった感もありますが。それと主人公が
来るべき別れに想いを馳せて珍しくシリアスになるところが、単純バカじゃないんだな〜というか(笑)、
思春期らしい感情の揺れっぽくて良い演出だったかと。

 新スピーカーのエージング進行中。雑誌の評価で口を揃えて言われている「ボーカルの生々しさ」が
実感できるようになってきました。ちゅーか、ここまで生々しく響くのがちょっと不思議だったり。ウィー
ンアコースティックはソナス・ファベールやダリ等と並んでいわゆる“美音系”スピーカーに分類される
ので、けしてHiFi調なリアルさではないのですが、微妙な息遣いまで目の前に再現されているようなこ
のエロさは、ある種麻薬のような魅力があるかも。美音は七難隠すといった感じで(笑)、どんな曲で
もある程度そつなく聴かせる印象があるので、音質の悪さなんかも上手くスポイルする演出が施され
ているのかもしれません。旧モデルのS-1はメーカーのホームページで「時計を外して酔いしれる快
楽」というコピーがついていましたが、新モデルのS-1Gも確かにずっと聴いていたくなるスピーカーで
はあると思います。と、買った嬉しさでややベタ誉め状態(苦笑)。



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