おもひで

だいありーの過去ログです。

06/02/24

 先日ラジオで、今年は春が来るのが早いと言ってましたけど、本当かしらん。とりあえず路上の雪は
かなり消えてくれました。

 「ケロロ軍曹 2ndシーズン」1回目。ケロロ、再び地球侵略に挑むの巻。関東圏では放送時間も変
わって、より低年齢層向けになったという第2期シリーズですが、いきなりファーストガンダム1話のパ
ロディに始まって、ウルトラセブン、宇宙戦艦ヤマト、Zガンダムと色々な第1話のパロディ詰め込みま
くりで、「全然低年齢層向けじゃないやんけ」とツッコミを入れたくなりました(笑)。ノリは全然変わりま
せんなぁ。今期もこの調子で暴走してほしいものです。

 「かりん」14話。宿題のことをすっかり忘れたまま夏休み最終日を迎えてしまった主人公。友人の
協力で、主人公の家に泊まり込みながら宿題を終わらせようとするが・・・。
 割と少女マンガ的だったと感じた今回のエピソード。「友人の話」と言いつつ自分の恋愛話を打ち明
けるのは、今更こんなベタな手使うか?と思いましたが、続く「半分の月がのぼる空」でもすっかり同
じことをやっていたので、そう古くさい手法でもないのね、と感じてみたり(笑)。

 「半分の月がのぼる空」最終話。まとめ方としては無難でしたけど、結局そこへ行くまでの過程が
杜撰だったなぁという印象。6話しかなかったとはいえ、もっと描かなきゃならないことが他に沢山あ
ったんと違います?と思わなくもありませんでした。主人公が何故あそこまでヒロインに惚れたのか、
そしてヒロインがどうして命をかけてまで主人公と一緒にいたいと思ったのか、肝心なその部分がす
っぽりと抜け落ちている気がします、この作品。小説は心理描写でいくらでも感情の機微を説明で
きますけど、アニメじゃそれが難しい訳で、その代わりの表現方法を見つけないとこーゆー欠点が
露呈してしまう、ということでしょーか。ともかく、オープニング・エンディングは好きな作品でした。以
上(苦笑)。

 ついに「月詠」DVD最終巻発売。2クール作品なのにDVDのリリースに一年以上かかるなんて、こ
れだからビクター商法は嫌いです(笑)。25・26話収録。初回版はブックマーク付き。
 25話は実質上の最終回。全編丸々ドリフのノリで、最後の最後までギャグやりまくり・和みまくり
な良いエピローグでした。ちょっとタライを落としすぎかなという気もしましたけど(笑)。24話でラス
トバトルを終わらせたのは、個人的には正解だったと思います(戦闘がメインの作品じゃないです
しね。原作のほうはすっかりそんなノリになってしまっていますが)。んで、DVDのみの新作エピソー
ドである26話は・・・う〜む、なんとコメントすれば良いのやら。「月詠」終了後、監督以下スタッフが
そのまま不条理ギャグアニメ「ぱにぽに」を作っていたせいか、キャラの作画もノリもすっかり「ぱに
ぽに」になってしまっています(苦笑)。いくら番外編とはいえ、ここまで作品壊していーんですか、新
房監督。ま、こーゆーのもアリですかねぇ。
 終わってみれば、ラブコメとしてはかなり良質の部類に入る作品かと思います。葉月のツンデレヒ
ロインとしての描写も、絶妙なバランスで単なる我が儘娘に見えないようにしていますし、その辺の
さじ加減は特筆に値するかと。終盤の重苦しい展開が余計だった気がしなくもありませんけど、そ
れもまたこの作品の一つの顔ということで。DVDでは鬼のよーに作画修正しまくっているので、全体
的にも質の高さが目立ちますし、割高ではありましたがDVDを買い続けて良かったと個人的には納
得できました。最近すっかり食傷気味の萌え系アニメですが、これはその中でも頭一つ出ていると
言って良いのではないでしょうか(ややあざとさは目に付きますけど)。オススメ度高しです。


06/02/25

 春めいた陽気と好天に、車を走らせながらこのままずっとドライブしたいと思ってしまったり(苦笑)。

 「BLOOD+」20話。敵の幹部が集結し、主人公の処遇についての結論が下される。一方味方を信
じられなくなった主人公は、パートナーと二人敵の誘いに乗ってある目的地へと向かうが・・・。
 敵の本当の狙いは主人公ではなかった?微妙に腐女子が喜びそうな展開になっている気がしなく
もありませんが、たぶん気のせいでしょう(苦笑)。なんにしても、謎を引っ張るだけ引っ張る作品が多
い中、早い段階からネタばらしをしているのは良い傾向です。

 今週はDVDリリースラッシュ。「月詠」に続いて「苺ましまろ」DVD最終巻も発売。11・12話を収録。
1クール作品なのにDVDのリリースに半年もかかるなんて、これだからジェネオン商法は(以下略)。
11話は銭湯話。12話はクリスマス話。どちらも適度に笑わせつつ、ちょっとほろりとくる展開で綺麗
にまとめています。いいっすな〜。こーゆー雰囲気は大好きです。あと、11話の銭湯シーンは良く頑
張ったほうかと(謎)。
 んで、総評〜。1話2話を見た頃は色々と不満や違和感がありましたが、シリーズが進むにつれて
スタッフがコツを掴んだのか、尻上がりに面白くなっていった作品だと思います。小学生少女達のち
ょっと異常な日常を描いているだけに(笑)、特別劇的な何かがある話ではありませんが、たまには
こういう肩の力を抜いてほっと笑える作品も悪くないものです(ちょっと悪ノリが過ぎる部分もありまし
たけど)。加えて作画の安定度も特筆に値するかと。終わってみれば個人的には充分良作でした。

 お次は「灼眼のシャナ」DVD2巻。初回限定版はシリーズ前半を収納できる箱付き。4話〜6話収
録。1巻の時以上に、原作とは大幅に構成を変えてアニメオリジナル展開になっています。なので、
戦闘シーンは原作と同じでも、そこに至る過程にやや違和感があったり。特に5話は原作既読だと
シャナの敗因が微妙に説得力ないよーな気がしたり。やはりアニメはアニメオリジナルとして鑑賞す
るのが良さそうです。あと、4話の着替えシーンは原作以上にエロくなっていて、規制にも負けず良
く頑張っ(以下略)。

 最後は劇場版「ZガンダムII」DVD。これを鑑賞する前にテレビをハイビジョンブラウン管に変えてし
まった為、旧作画の画質の悪さがむちゃくちゃ目についてしまって落ち着いて見ていられなかった、
というのは余談ですが(笑)、第一印象はとにかく「早すぎ」。1作目以上に詰め込みすぎで矢継ぎ早
に物語が展開するので、全体として感情移入を拒絶する作りになっているなぁと感じてしまいました
(状況説明も1作目より更に不親切になっているような?)。「恋人たち」という副題をつけているのな
ら、もう少し感情の起伏を中心に据えてじっくり見せる構成にしたほうが良かったのでは?と思った
り。最重要キャラであるはずのフォウの悲哀(とカミーユの苦悩)がテレビシリーズの時ほど伝わって
こなかったのが、個人的には物足りなかったです。新作の戦闘シーンは1作目以上に頑張っている
ので、そっちを目的に見るぶんには不満はないんですけどねぇ。と、やや辛口評価。もっとも富野作
品は繰り返し見ているうちに評価がガラリと変わってくるので、何度も見返すとまた違った印象にな
りそうですが。でも、今回のサラの声だけは馴染めないかも(笑)。

 んで、上記の通りテレビを買い換えたのですが、長くなりそうなので詳細は次回書くことにします。


06/02/26

 今日は終日雨。雪ではなく雨であることに春の近さを感じつつも、天気が悪いとやっぱり気分もどこ
か重くなってしまいます。

 「交響詩篇エウレカセブン」44話。無理をさせ続けているアネモネの代わりのパイロットを探そうと、
指示された地へとやってきた軍の若造君。しかし、そこで見たものは・・・。そして地球そっくりの星で
彷徨い続けるエウレカの身にも変化が・・・。
 再び重苦しい展開になってきました。そろそろ終わりが近づきつつあると思うのですが、どんなクラ
イマックスになるのやら。

 「ふたりはプリキュア Splash☆Star」4話。美術コンクールに出品する為、春を題材にした絵を描こ
うとする2代目白プリキュア。そして見つけた場所は・・・。
 前シリーズにも増して主人公が脳天気なのはともかく(苦笑)、なんか敵幹部のほうがキャラ的に面
白くなっているような?まぁ主人公二人はこれからじっくりとキャラを立たせていけば良いのかもしれ
ませんけど。
 
 前回書いたように、自室のテレビを買い換えました。購入したのはソニーのKD-28HR500Bというハ
イビジョンブラウン管テレビ。元々今年のうちにテレビを買いたいと思ってはいたのですけども、ゴー
ルデンウィークかお盆休みの頃にでもと漠然と考えていたら、各メーカーが次々とハイビジョンブラウ
ン管テレビの生産をやめてしまったので、ちょっと慌てて注文してしまいました。ソニーのこれも、16
日にいきなり生産完了宣言が出たので、ネット通販で買える店を大急ぎで探して購入。おかげで51
キロもあるテレビをどうやって2階の自室まで運ぶかが問題となってしまいました。が、そこは案ずる
より生むが易し。昨日届けてくれた宅配の担当者が良い人で、部屋まで運ぶのを手伝ってくれました。
佐○急便の人、感謝です。で、無事設置も完了。これで我が家にもハイビジョン時代が・・・到来しま
せんでした(笑)。うちのあたりはまだまだ地上デジタルの受信可能エリアに入っていないので、この
テレビが本来の性能を発揮するのは、当分先のことになりそうです。
 そもそも、なんでテレビを買い換えようと思ったかというと、理由はとっても簡単。テレビアニメ版
「AIR」をもっと大きく綺麗な画面で見たい、ただそれだけです(爆)。んで、「AIR」もそうですけど、今
のアニメの多くが16:9の画面比率で作られているので、それならば買うのはワイドテレビにするのが
吉→どうせなら先を見越して地上デジタルチューナーが付いているほうがいいかな→だったらハイ
ビジョンテレビやな〜、とそーいう論法でして(苦笑)。それでこの度の買い換えとなった次第。が、日
本のテレビは今や液晶やプラズマに取って代わられようとしていますけど、未だに両者の画質が好
きになれない私としてはブラウン管しか選択の余地がなかったり(実際、アニメ視聴をメインに据え
るなら今でもブラウン管が一番らしいですし)。そのハイビジョンブラウン管テレビも、もはや真のハ
イビジョンと呼べるものは生産されていないそうで、私が買ったこれも“なんちゃってハイビジョン”な
んだそーな。時代の変遷とはいえ、ちょっと悲しいものがあります。
 駄菓子菓子、じゃなかった、だかしかし、ここに更なる罠が。ハイビジョンテレビはハイビジョン放
送の映像に特化した性能ゆえ、従来のアナログ放送やDVD、ゲーム等の画像は汚くなってしまうと
いう事実があったり。理論的には目の粗い画像を大きく引き延ばすことになるので、結果そーなっ
てしまうのだそうですけど、実際にDVDやLDを繋いでみて、私が想像していた以上に粗が目立つこ
とにぷちショック。DVDは今使っているプレーヤーがプログレッシブ対応なので、D2端子相当の出
力で再生はできるのですけども、それでもけっこーボヤけた感じの映像になってしまいます(アップ
の絵は今まで以上に鮮明ですが、遠景になるとキツいです)。ただ、ソースによりけりという部分も
あって、当初の目的であるテレビ版「AIR」はそれなりに綺麗に見れるので、その点はまずまず納
得。なんつーか、古いCMのコピーじゃないですけど、「綺麗な画像はより綺麗に、汚い画像はより
汚く」という印象でしょうか(笑)。色々と画質調整もしてみましたが、割り切って慣れてしまうほうが
てっとり早そうです(今まで使っていた三菱の21型も、買った当初は不満たらたらでしたがそのう
ち慣れましたし)。ちゅー訳で、地上デジタル無視でアニメやゲームを主にしたいのなら、ハイビジ
ョンブラウン管よりも、D2端子を備えたワイドテレビなんかのほうが向いているのかもしれません。
私はしばらくこいつと格闘しつつ、使いこなしを目指したいと思います。
 にしても、取り扱い説明書が320ページもあるなんて嫌がらせですか、ソニーさん(笑)。

 そんなこんなでバタバタしていたので、23日に届いたプレステ2版「クラナド」を今日ようやく開封。
私はメッセサンオーの通販で買ったので、描き下ろしの風子の絵が印刷されたタンブラーが付い
てきました。
 んで、2時間ほどプレイ。プロローグで古河渚のテーマ曲が流れただけで泣きそうになったのはこ
こだけの秘密ですが(苦笑)、ここまでで5、6人キャラが登場しているので、新たに付加された声の
印象をつらつらと。まず中原麻衣嬢演じるメインヒロインの古河渚ですが、普通におっとりな子にな
っている感じで、渚の無駄に空回りしているような懸命さが足りないかな〜と思ったり。この子は「あ
んパンっ」とか語尾に「っ」が付くことが多いように、控えめだけど気合いだけは無駄に入っているキ
ャラなので、ただ大人しいだけの演技じゃアカンはず。ちゅーか、キャラの表情と演技が微妙に合っ
てない時があるよーな。とりあえず渚の本領発揮はメインストーリーである“アフター”なので、そこで
どんな演技を見せてくれるか注目したいところです。余談ですが、新人声優の本多陽子さん(代表
作「うた∽かた」)は素の喋りや言動がマジでリアル古河渚そのものの人だったりするので、個人的
にはこの人の声をずっとイメージしていました。意外だったのは、桑島法子さん演じる坂上智代が
怖いくらいハマっていること(笑)。さすが、見事な役者ぶりです。逆に声を聴いて暗澹としたのは、
一ノ瀬ことみ役の“能登かわいいよ能登”の人。「苺ましまろ」の時も書きましたけど、やっぱりこの
人は何をやっても“のとまみ”になってしまうのね。2ちゃんねるで無茶苦茶叩かれているのもやむ
なしかなと感じたり。あと、古河渚の母・早苗さんの声が・・・井上喜久子さんなんですけど、もう100
%素の井上喜久子さんになっちゃってます(苦笑)。そしてこの人以上に、いや、この人以外に早苗
さんを演じられる人はいないと断言できるほどに、キャラと声優さん本人が200%シンクロしてます。
だよなぁ、誰がキャスティングしても早苗さんは井上喜久子さんになるわな。“アフター”での見せ場
が今から楽しみです。他には主人公の悪友・春原がウッソの中の人で、個人的には不良っぽさが
今ひとつ足りないかも、と感じたり。
 今回のプレステ2版は声が追加されただけなので、とりあえずメインキャラの声を確認したら他の
ゲームを優先する予定。つか、ただでさえボリュームのある作品だけに、ボイス付きだとクリアまで
に200時間かかるらしい(!)そうな。今年は「クラナド」と 「アルトネリコ 世界の終わりで詩い続け
る少女」でコンシューマゲームは手一杯になるかも?
 そうそう、止め絵のアドベンチャーゲームだけに、ハイビジョンブラウン管でプレイする「クラナド」
はめっさ綺麗です。下手するとパソコン版より画質は上だったりするかも(今使っているパソコンの
CRTモニターも、ソニーのトリニトロンなんですが)。この点は素直に感心しました。



だいありーへもどる