おもひで

だいありーの過去ログです。

06/08/11

 連日夕方になると雷が鳴ってます。

 「イノセント・ヴィーナス」3話。軍と海賊の挟み撃ちにあう主人公達。軍の攻撃はなんとか突破するも
のの、トラックごと海賊に捕らえられて・・・。
 戦闘シーンがパワーダウンしてるような。ちゅーかCGと背景の位置がズレてる気が(苦笑)。やっぱ
りまだまだCGでロボットを動かすのは大変みたいです。ストーリーのほうは、ようやく主人公達やヒロ
インの背景が明らかに。でもヒロインが懐いている主人公の片割れは、一見善人そうでな〜んか裏が
ありそうに見えたり?

 「機神咆吼デモンベイン」11話。太平洋上で古代の邪神を復活させようとする敵幹部。それを阻止
しようと主人公達は出撃するが、彼らの前に現れたのは・・・。
 あれ、また話が飛んでいるような。マジでテレビ放送版は途中の話数抜いてませんか?いきなり最
終決戦になってるし。展開が早すぎてよ〜分かりません。ともかく次回が最終話だそうです。

 「ザ・サード」15話。ロリ少女を助けてくれた妖精と狼の行方を追う主人公達。やっと見つけたのも束
の間、先日街で会った薄気味悪い男が戦いを挑んできて・・・。
 謎を引っ張らずあっさりと種明かしをする潔さはgood。でもいきなり荒唐無稽気味なSF設定が出てき
ちゃいました。原作はライトノベルですし、こーゆーネタもOKでしょうかねぇ。

 掲示板にも急ぎ書き込みましたが、声優の鈴置洋孝氏が亡くなられました。「ダイターン3」
の破嵐万丈は私にとって今でも最高に格好良いヒーローです。
謹んでご冥福をお祈りします。
 http://www.asahi.com/obituaries/update/0810/002.html


06/08/12

 今日から私もお盆休み。一応9連休の予定です。

 「風人物語」9話。突然バイクを買った主人公の父。主人公は興味津々だが、母親のほうは不満げ
な様子で・・・。
 なかなか良い味を出していた主人公の両親。親に対する主人公の接し方が自然で、アニメライクに
誇張されていない描写も上手いと感じました。繰り言ですけど、これであの独特の絵柄がなければも
っと万人受けする作品なのにな〜と思ってしまいます(個人的にはだんだん慣れてきた感じですが)。
 んでもって次回予告に笑ってしまいました。未来予知って、まんま「ミラクル☆ガールズ」にも同じよう
なエピソードがあったんですけど(「ミラ☆ガ」ではテストの答えを知ろうと必死に予知してましたが)。ホ
ントにあのシリーズ意識して作ってませんか、西村監督?

 「BLOOD+」44話。夜の世界でしか生きることの出来ない失敗作吸血鬼達。だがその生き残りも僅
か3人。そして、その一人に死の兆候が訪れて・・・。
 このキャラ達が出てくると一気に悲劇ムードが漂うので、見ているほうも辛いです。斉藤千和嬢が吸
血鬼役で声をあてているんですから、「ふるふるふるむーん」とか言ったらせめて明るくなるのに(って
それじゃ作品が変わってしまいますがな)。シリーズも終盤ですし、そろそろこのキャラ達の生き様にも
何らかの決着がつく頃合いでしょうか。

 今週の「ツバサ・クロニクル」はお休み〜。

 せっかくの長期休みですし、MAXたんであっちこっち出かけたいところですが、ガソリンの高騰ぶり
が洒落になっていないのでおいそれと遠出も出来ない感じです。レギュラーガソリンがリッター140円
って、なんじゃそりゃ〜。でも仙台には行きたいところ。目的は勿論メイド喫茶です(爆)。


06/08/14

 連日気温は高いですが、どこか天気は不安定な感じがしたり。

 昨日は宣言通り仙台へ行ってきました。目当てはメイド喫茶(爆)。帰省ラッシュの真っ最中というこ
とで、国道4号線も古川(現大崎市)あたりから仙台まで下り方面はひたすら渋滞、車の列がず〜っ
と続いていました。逆に仙台へと向かう道はガラガラ。それは仙台市内に入って以降も同様で、こん
なに道がすいている中心街というのは初めて見たかも。その点では非常に運転しやすかったです。
 現在仙台には4軒メイド喫茶があるそうですが、訪れたのは駅に一番近い「fairy tale」というお店。
アーケード街の端っこのビルの地下にある、こぢんまりとした喫茶店です。入るなりお約束の「お帰り
なさいませ」の挨拶に、ホントに言うんだな〜と妙に感心したり。店内の装飾はいたって普通で、店員
がメイドの格好をしている以外はごく普通の喫茶店という印象でした。私が訪れた時、店員さんは3人
いて、黒を基調としたメイド服の人が二人と、水色の服の人が一人といった組み合わせでした。お盆
期間中の為か、客は私以外カウンターに一人いるだけという状況で、しかもその客も途中で帰ったの
で、店内には私一人という、嬉しいというより恥ずかしい感じのひとときを過ごすことに(苦笑)。ちゅー
か、まじまじと店員さんを眺めるのも悪い気がしてしまって、オーダーした料理を片付けるのに夢中だ
った気がします。ちみなに頼んだのはホットコーヒーとラピュタパン(「ラピュタ」で主人公達が食べてい
た、あのパンです)。コーヒーはメイドさん自ら「お砂糖はいくついれますか?」「ミルクを入れますので、
ちょうど良い量になったらストップと声をかけて下さい」なんてサービスをしてくれます。と言うか、コー
ヒーとしてはかなり高い料金からすると、むしろそっちがメインなんでしょうね。コーヒー、パンともども、
味に関しては言わぬが華かと。学園祭の模擬店レベルと思ったほうが良さそうです。帰る時はドアの
外までメイドさんが出てきて、「行ってらっしゃいませ」と挨拶をしてくれました。話の種として興味半分
に行ってみましたが、終始気恥ずかしさがあった、というのが私の感想でしょうか。何人かで物見遊
山感覚で行ったほうが楽しめるかもしれません。店内の雰囲気は落ち着いた感じで良かったですが、
客が私しかいなかった為かメイドさん達がずっと雑談していたのと、接客が微妙に「マニュアル通りに
やってます」というぎこちなさがあったような気がしたのが、やや目についたところかも。ま、機会があ
れば他のお店も訪れてみたいと思います。
 http://fairy-tale.cc/

 んで、実は今回の仙台行きにはもう一つ目的がありました。それは宮城県南にある柴田町という小
さな町を訪れること。蔵王のお隣、もう少し足を伸ばせば福島県という位置にあるこの町は、特に観
光名所がある訳でもないのですが、何故に私が訪れたかったかと言うと、12年前仙台に住んでいた
時、ちょうど今の時期に仕事で毎日通っていた地だからだったりします。当時は仕事に必死で周りの
景色を楽しむ余裕もなかったので、改めてどんな町だったか再確認したいな〜と、そんな漠然とした
想いで行ってみたのですが、これがびっくり。12年前とは町の様子が一変していて、当時は本当に
辺鄙な田舎だったのに、今や巨大な高架橋が幾つもあったり、巨大ショッピングセンターが出来てい
たりと、私が知っていた柴田町とは別の町みたいになってしまっていました。「時が止まっていたのは
私の記憶の中だけ」というごく当然なことを痛感させられて、ちょうど私が到着したあたりから豪雨に
なってしまったこともあって、なんかどよ〜んと気分が滅入ってしまったり。なんつーか、あれです。同
窓会で12年ぶりに会った初恋の人がすっかり老けて別人になってしまっていてショック、みたいな感
覚でしょうか(苦笑)。想い出というのは美化しているうちが一番綺麗なのであって、現実世界へと掘
り起こすのは無粋なもんだと、そんなことを思った今回のドライブでした。
 そんなこんなで昨日は300キロ近くMAXたんを運転したのですが、さほどドライブ疲れがなかった
のは流石高速&長距離運転をコンセプトに設計された車やな〜と感心したり。

 「ふたりはプリキュア Splash☆Star」27話。夏祭りに出かけた主人公達。けれども妖精達がはぐれ
てしまって・・・。
 話のほうはこのシリーズ何度目になるか分からないほど使い回されたパターンでした(苦笑)。主人
公が腹話術でピンチを切り抜けるというのは目新しかったですけど。それはそうと、悪の小林幸子(だ
から違うと・・・)、どこまでが松井菜桜子さんのアドリブなんでしょ。なんか台詞の8割ぐらいはアドリブ
のような気がしてきました(笑)。

 「ケロロ軍曹 2ndシーズン」43回&44回目。ちびっこ侵略者の巻&捕らわれのギロロの巻。ちび
っこコンビの侵略話は、カララまたまた登場でイデオンネタ連発やガンバスターネタは面白かったで
すが、あの子供二人のキャラがあまり好きではないので、個人的にはまあまあかなという感じでした。
ギロロ話もいつになくシリアスムードが漂っていて、なんか作風違うな〜と思ったり。せっかく千葉繁氏
が出演していたんですから、もっと悪ノリな内容でも良かったのでは?それとあの宇宙人のデザイン、
なんか元ネタがある気がするのですが、分からなかったです(ウルトラマンのダダに似ているようにも
見えましたけど、違うよーな)。今回の2編はむしろモアの鬼娘&キューティハニーコスプレが見所でし
た(爆)。


06/08/17

 梅雨が明けたと言いながらも、快晴の日が殆どないまま夏が過ぎていきます。
 
 「イノセント・ヴィーナス」4話。対テロ用戦闘狂集団の攻撃を受ける主人公達&海賊。なりゆきで共
闘する中、海賊のお頭の意外な過去が明らかに・・・。
 政府の戦闘狂集団、今までテロリスト相手だとむっちゃ強かったのに、主人公達にはてんで歯が立
たないのね。見かけ倒しというか、主人公補正かかりすぎ(笑)というか。あと、世界観がだんだんイン
チキ日本映画っぽくなってきたような?SF設定で幕末動乱な展開とかをやりたいんでしょうが、どうも
荒唐無稽な雰囲気が先に立ってしまっているかも。
 そうそう、主題歌が気に入ったのでシングルを買ってきたのですが(ついでに同じユニットが歌ってい
る「錬金3級 まじかる?ぽか〜ん」のオープニング曲も)、アニソンになっている表題曲はまだ普通っ
ぽいですけど、カップリングの方は完全にデスメタルな曲でびっくり。さくっと検索してみたら、歌ってい
る妖精帝國って元々インディーズ系でデスメタルやってる人達なのね。ただボーカルの伊月ゆい嬢は
本業がロリ声の声優さんなので(や、こっちのボーカルのほうが活動歴長いみたいですが)、アレンジ
はめっちゃ派手でも、ロックとしてはボーカルの迫力は薄いかも(苦笑)。ちなみに美音系で固めた自
室のシステムで聴くと、腹に響くようなエレキギターのアレンジもすごい上品になってしまいました(笑)。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A6%96%E7%B2%BE%E5%B8%9D%E5%9C%8B

 フルアニメも真っ青な滑らかな作画によるダンスが話題を呼んだ「涼宮ハルヒの憂鬱」エンディング
曲のシングルが、10万枚以上出荷で賞を貰ったそうです。今年もまだ4ヶ月以上残っていますが、
「ハルヒ」のオープニング・エンディング曲は文句なしに今年の個人的アニソンNo,1に確定しそうなほ
どお気に入りだったり。MDに落として車の中でエンドレスで聴いています(苦笑)。
 http://218.40.57.10/nf/detail.php?id=0000000794

 先日仙台に行った折、鮎川麻弥さんのベストアルバム(2003年版)なんていう珍しいCDがあったの
で思わず衝動買いしてしまいました。お目当ては「ドラグナー」のオープニング曲(「ドラグナー」はシリ
ーズ前期のオープニング“だけ”DVDで欲しいっす(苦笑))。他にもアニソン関係が全部収録されてい
るので、なかなかお買い得な一枚かな〜と思ったり。んで、つらつらとブックレットを眺めつつ新曲の
「ここから」という曲のスタッフを見たら、作曲・アレンジがPICASSOになっていてめっさびっくり。ええ
〜〜っ、いつの間に関わっていたんですか。今までPICASSOってキングレコード系の仕事をしたこと
はなかったような。公式サイトでも曲を提供しましたという情報はなかった気がしますし、どーいう経
緯かは分かりませんが、かなり意外でした(曲のほうは、珍しく正統派感動系バラード。89年以降は
実験色の強いオールドロック的楽曲がメインになっていたので、こーいうラインは久々かも)。
 余談ですが、「Z・刻をこえて」ってどーしてこの手のベストアルバムに収録されるのはロングバージ
ョンばかりなんでしょ(「ガンダム シングルヒストリー」でもロングバージョンでしたし)。私はどちらか
というと通常バージョンのほうが好きなんですが、もしかしてマイナー派だったりします?
 http://www.ne.jp/asahi/hearty-songs/mami-ayukawa/Discography/index.html  

 買い換えてからまだ3週間なのに、結局気になっていたキーボード「マジェスタッチ」を買ってしまい
ました。キーボードマニアの間では評価の高いドイツのCherry社製茶軸スイッチを使った、メカニカル
キーボードです。店頭で何度か実物を触ってみて、なるほど評判通り打ちやすいキーボードだと感じ
て買ってきたのですが、今こうして文章を打っている感触としては、3週間使っていた同社の「ZERO」
の重くはっきりした打鍵感と比べてかなり軽くサクサクッとしているので、ちょっと違和感がある感じで
す(なんかあまりキーボードを叩いているという感覚がないような?)。でも慣れてくれば、たぶんマジ
ェスタッチのほうが指にかかる負担が軽いので疲労感は少ないんだろーなと思います。ただ以前に
も書いたように、このキーボードは初期不良と故障率の高さが最大のネックなので(苦笑)、万が一
故障して修理に出すような時には「ZERO」のほうを引っ張り出して使おうかなと、そう考えていたり。
 http://www.diatec.co.jp/products/det.php?prod_c=2


06/08/18

 まだ8月ですが、夏至の頃と比べると日暮れは結構早くなった感じがします。

 「機神咆吼デモンベイン」最終話。あ〜・・・結局最後までよく分からない話でした。なんつーか、「ス
ーパーロボット大戦」のラスト3話ぶんくらいのシナリオを25分のダイジェストにしちゃった、そんな最
終回だったかも(苦笑)。あまりに視聴者おいてけぼりな展開に、放送直後から2ちゃんねるで「あの
シーンはこーいう意味で、あのラストはこうで・・・」と原作信者のフォローが凄いことになっていたり。
つまるところ1クールなんかでは絶対収まるはずのないボリュームの作品だったと、そーいうことなん
でしょうか。それでもせめて作画とかCGとか演出が頑張っていればまだマシだったんでしょうが、誉
められる点が皆無に等しい出来でしたし、何がしたかったんだスタッフ?という疑問だけが残ってしま
ったような気がします。や、これが実は「話を知りたければ原作をプレイしろ」という確信犯的な手法
だったとしたら驚きですが(苦笑)。

 「ザ・サード」16話。重傷を負った主人公を助けてくれた白狼のカムイ。そんな彼や妖精の為に、再
び過去の大戦の遺物である人間兵器男と戦う主人公だったが・・・。
 こっちも「どんな強敵でも気合いで勝てる」な精神論的戦いになっちゃってますけど、「デモンベイン」
ほど強引に感じられないのは、まだシナリオがしっかりしているからでしょうか。まぁ主人公が既に人
間の域を超えた強さになってる気がしなくもありませんが(笑)。ともかくファンタジーがかったエピソー
ドも今回で終了。次回から本筋に戻るみたいです。

 かねてから「実はハイビジョンじゃない?」疑惑がつきまとっていたテレビ版「AIR」のブルーレイBOX。
とうとう公式に「ハイビジョンじゃありません」という見解を発表してしまいました。日本初のブルーレイ
ソフトがアップコンバート作品とは、ちょっと出だしでケチが付いてしまった気がしなくもなかったり?
 http://anime.powerbean.jp/AIR/info/blue.html


06/08/20

 私のお盆休みは今日で終わり。結局最後まで快晴の日がない連休でした。計画していたことの半
分くらいしか消化できなかった気もしますが、それなりにリフレッシュにはなったと思います。つーか、
ガソリン代の高騰に不満を漏らしつつも、この九日間で1000キロ近くMAXたんを走らせていたり。

 「風人物語」10話。2学期最後の日に不思議な夢を見た主人公。風使いの能力により、地球最後
の日を予知したのだと主張するのだが・・・。
 今回の見所はホラー映画を見に行った時の、友人の表情の変化に尽きるでしょうか。あんたの顔
のほうがよっぽど怖いってば(笑)。それと雪が降ってはしゃぐあたりの描写は、関東以南の人達の
感覚だな〜と思ったり(岩手あたりだと雪が降ってもうんざり感のほうが強いですからねぇ。え、私だ
け?)。

 「BLOOD+」45話。突如主人公の兄を襲ってきた失敗作吸血鬼の一人。敵幹部の一人にそその
かされてのことだったが、その凶行を止めたのは・・・。
 これでもう彼らは退場ですか。それなりに涙腺に来る展開でしたけど、もう少し盛り上がっても良か
ったのでは、と感じなくもなかったです。あと作画息切れ気味っすな〜。終盤までに持ち直してほしい
ものです。

 今週も「ツバサ・クロニクル」はお休み〜。スタッフもお盆休みですか(笑)。

 「ふたりはプリキュア Splash☆Star」28話。夏休み最後の想い出作りにと、地元ローカル線の終点
まで旅をしてみる主人公達。けれどもそこに敵の罠が・・・。
 のっけから「この夏の想い出作り」発言に始まって、終始主人公達の百合百合バカップル描写満載
の回でした(苦笑)。ここまでラブラブだと、この二人の間に男の入り込む余地はありませんわな〜。
それはともかく、欲を言えば主人公が敵の結界を突破する理由にもう少し説得力があったほうが良か
ったかも。

 今日の「仮面ライダーカブト」、いきなり作品が変わって「ミスター味っ子」になってるんですけど(苦
笑)。ライターが井上敏樹氏なので今更何を言っても仕方ありませんが(笑)、方向性が定まらないと
いうか、毎度毎度何をしたいのかよ〜分からない作品です。電波主人公が最近ただの熱血キャラに
なりつつあるようにも見えますが、もしかして路線変更でもありましたか?

 三たび「ボトムズ」復活。「カクヤク(漢字変換できないっす)たる異端」の失敗で懲りたんじゃなかっ
たんですか、高橋監督?あの話の続きは作りにくいと思うんですけどね〜。どうなることやら。
 http://www.animate.tv/nf/detail.php?id=0000000805

 なんとなく邦画の「スウィングガールズ」なるDVDを中古で買ってみたり。や、以前から一度見てみ
たいと思いながらも、先日テレビ放送した時に見忘れたのと、映画通な従兄弟が割と面白かったと
言っていたので、なんとなく。今時の女子高生達がひょんなことからビッグバンドを始めてジャズに
目覚めるというお話です。音楽がテーマの映画だけにDVDの音声は勿論5.1ch仕様。自室のへっぽ
こホームシアターセットでも、演奏シーンはなかなかに臨場感ある音で鳴ってくれて、本領発揮かな
と感じたり。あと、舞台が山形で主人公達が山形弁を話すんですけど、DVDプレーヤーで選択でき
る字幕に「山形弁」があったのは笑ってしまいました。
 で、肝心の映画ですが、うん、確かに面白いっすな。まぁ展開そのものはベタな青春映画ですけど、
富野監督風に言うなら映画ってのは芸能なんだからこのくらい娯楽であって良いのではないかと、
そう思えた作品でした。もっとも自分がこーゆー話を素直に楽しめる年齢になったというのもあるか
もしれませんが(20代の頃だったら、こんな捻りもなければ壮大感もない映画なんて、映画である
必要ないじゃんと一蹴してたかも)。涙腺刺激しまくりな感動とか、身を引き裂かれるような悲劇とか、
そーいうのは皆無ですけど、見終わった後の爽快感、心地よさ、そーいう楽しさで言えば間違いなく
“映画”なのではないかと、そんなことを感じさせられた作品でした。ちゅーか、どーせ予算的にはハ
リウッドに適わない訳ですし(苦笑)、下手に芸術性を重視したり、いかにもお涙頂戴なモノを作るよ
りは、邦画ってこーゆー方向のほうが得意なんじゃないかという気がしたり?
 http://www.swinggirls.jp/index.html


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