おもひで

だいありーの過去ログです。

06/09/22

 台風一過後は少し夏の暑さが戻ってきましたが、その反動か昨日今日は更に冷え込むようになっ
てきた感じです。空もすっかり秋の色で、季節は確実に推移している模様。

 「ケロロ軍曹 3rdシーズン」1回目&2回目。本気で地球侵略の巻&タンスで地球侵略の巻&スマ
イル500円の巻&伝説の桜?の巻。
 岩手もようやく第3シーズン突入。んで、3期はサトジュン氏が総監督から監修に一歩引いて、更に
は監督&シリーズ構成が変わった(ような?)のね。もしかして作風が変わるかな〜という懸念があり
ましたが、全然変わってないみたいです(笑)。とゆーか、余計悪ノリになったかも?いきなり偽ウルト
ラマンネタに始まって、マクドナルドのナレーションをしているのとまみ嬢に「スマイル0円」ネタをやら
せたり、あと伝説の桜って「ときメモ」のアレが元ネタっすよねぇ(それならシルエットで樹に走り寄るあ
たりまでやってほしかったです)・・・と、前にも増してやりたい放題になってるよーな。2期の時点で既
に原作ネタは使い果たしているだけに、アニメオリジナルでどこまで面白くなるか、見守りたいと思い
ます。
 そうそう、1話で「岩手銘菓ごますり団子」という台詞があってびっくり。地元の密かなヒット商品です
が、いつの間にか岩手銘菓にされたうえ全国区になってるよ。出世したなぁ。

 「イノセント・ヴィーナス」7話。海賊船で薩摩へと逃げ込んだ主人公達。けれども、軍部の策略で政
府と薩摩が武力衝突を起こし・・・。
 あ〜なるほど、ようやくSFで明治維新っぽいことをやりたいってのが見えてきました。ただ薩摩のお
偉いさんってのが典型的な西郷隆盛もどきなキャラデザで、今時これはあんまりだろと笑ってしまった
り。「ゲキガンガー」のキャラかと思ってしまいましたよ(笑)。一方主人公の片割れはいよいよ化けの
皮が剥がれてきた印象。ヒロインに無茶苦茶懐かれてますけど、どうやら目的の為に彼女を利用した
いだけっぽいですなぁ。ようやく真の主人公の出番というところでしょうか。

 「ザ・サード」19話。捕らわれたザ・サードの救出作戦開始。けれども空中戦のさなか、主人公は相
棒の戦車と離ればなれになってしまい・・・。
 お、ここんとこ休みが多かった為か、作画がかなり良くなってます。というか戦闘シーンがむっちゃ
格好良くてちびっと感激。これまでの積み重ねで各キャラが生き生きとしてますし、話のテンションが
上がっていることもあって、なかなか良い方向に化けてきたんじゃないでしょうか。

 今月もDVDが3枚同時に到着。順次消化していきたいと思います。

 今日は有給を取って、金ヶ崎まで免許の更新に行ってきました(そーいや忌引きや病気以外で有
給使うのって人生で初めてです)。岩手の場合違反者講習を平日にしか行っていないので、土日休
みの社会人は仕事を休まないと免許の更新が出来ないという、非常に不便な慣習が未だ続いてい
ます(や、違反をしなければ良いじゃんという前提は置いといて。そもそも警察の小ずるい点数稼ぎ
に体よく利用されたようなものだし。ぶつぶつ・・・以下愚痴モード)。
 で、午前中でさくっと講習は終わったので、天気が良いこともあって、午後は前回書いた一眼レフ
カメラの試し撮りをしていました。と言ってもオートフォーカスなので、ズームで撮りたい範囲さえ決め
れば基本的にはシャッターを押すだけという、コンパクトカメラと何ら変わらないものですが。まぁ風景
を望遠で撮る場合なんかは、ちょっとカメラが動いただけでフォーカスのピントが変わってシャッター
が切れないというシビアさはあったりしますけど(で、再度ピントが合うまでに若干時間がかかるかも)、
とりあえず気軽に撮るぶんには問題なく使える感じです。・・・が、ちょっと凝って露出や絞りを調整し
て撮ろうとすると、2枚くらい撮っただけでエラー表示になって撮影できなくなるという不具合に遭遇。
古い機種で十年くらい使っていなかっただけに、オートフォーカスの制御が少しおかしくなってるのか
も???でもミノルタは既にカメラ業界から撤退してるし、10年以上前の機種ですから、今更修理は
無理だろうなぁ。とりあえず電池を抜いて入れ直せばリセットされてまた使えるので、マニュアルで撮
る時はこれを繰り返すしかなさそうです。勿論フルオートで撮るぶんには全然大丈夫なんですが、ち
ょっとがっくり。とりあえず、後は写り具合を現像して確認といったところでしょーか。


06/09/23

 秋分の日。これからは日暮れがもっと早くなりそうです。

 「BLOOD+」最終話。じっくりと描いたエピローグも含めて、それなりに綺麗にまとまったラストだっ
たと思います。幾つか伏線っぽいことを残したのは、もし続編があるならばその時の為、ということで
しょうか。最後の最後でようやく本音を見せた主人公やそのお付き(笑)等、感情の機微を描くのが
上手い作品だったと個人的には評価しています。まぁ土曜日のゴールデンタイムに放送するのにふ
さわしい内容だったかどうかはまた別問題ですが(苦笑)。

 「ツバサ・クロニクル」第2期20話。この国から追放されたはずの独裁者の息子が、今度は異世界
でサクラの羽を利用して独裁をふるっていると知った小狼達は・・・。
 第1期の同じ世界でのエピソードから続く話としては、それなりに上手くまとまっていたかも。クライ
マックスで流れた挿入歌が、物語の雰囲気に合っていたかどうかはやや疑問ではありましたが(笑)。
 そう言えば4枚目となるサントラが発売されましたが、このCDのケースにも最後のサントラと書いて
あったので、2期でシリーズが終わるのは確定っぽいです。

 今月のDVD。まず一枚目は日本アニメ史上最大の“才能の無駄遣いアニメ”(まだ使うか、このフレ
ーズ)「涼宮ハルヒの憂鬱」3巻。5話・6話収録。この2編は原作1巻のクライマックスとなる部分なだ
けに、話が一気に盛り上がります。んで、前々からこの作品は「ビューティフル・ドリーマー」的とあち
こちで言われていましたけど、5話のタクシーに乗って以降のやりとりなんかは、まさしく意図的に似
せているように思えたり。いつ運転手が「お客はん、亀乗って竜宮城行く話知ってますか?」と言い出
すかハラハラしてしまいましたよ(苦笑)。このシーン以降のSFネタのオンパレードは、SFファンならか
なりニヤリとしそうです。原作を読んだ時はこんな小難しい会話の連続なんて映像化に向いていない
んじゃないかと思ったものですが、さすがは京都アニメーション、全くの杞憂でした。ホント、小説の映
像化としてはもっとも理想的な形の作品ではないでしょーか。続く6話の恐怖と興奮がないまぜになっ
た悪夢的感覚のクライマックスも実に「ビューティフル・ドリーマー」的で、動画と音による映像ゆえの
演出効果の巧みさ、エピローグの見事な爽快感と併せて、アニメとしてのクオリティは拍手喝采もの
の出来ではないかと。テレビ放送時にこの6話を最終回にもってゆくという構成を取ったのは、確か
に正解だったかもしれません(元々が作者のデビュー作であり、この1巻で完結する内容だったので、
ここで話が終わっても何ら問題なかったりしますが)。余談ですけど、放送順をランダムにするという
手法をとった件については原作者も一枚噛んでいるそうで、諸事情で4話を1話に放送するという変
則的構成だった「Vガンダム」1話が好きだという氏のコメントを読んで、妙に納得したり。
 あと、映像特典として今回はヒロイン3人の声優さん達のグラビア撮影会の模様が収録されている
のですが、みくる役の後藤邑子さんはこれまで裏名義での活躍がずっと長かっただけに(と言うか、
“ぽんこつさん”と言えば18禁ゲープレイヤーの間では恐らく知らない人はいないという位、裏名義
では超メジャーな人です)、こうやって表舞台でも脚光を浴びるようになったのは妙に感慨深かった
り?もっとも表名義でも芸歴は結構長くて、「ターンAガンダム」でもちょい役で出演していたり、プレ
ステ2初のギャルゲー「LoveSongs」でもヒロインの一人を演じていたりしますが。それだけに、現役
高校生の平野綾嬢と並ぶと肌年齢の差が(以下自粛により検閲削除)。

 DVD2枚目「リーンの翼」3巻。2巻まではずっと緊迫したシーンの連続で、見ていて忙しい印象が
ありましたが、3巻の前半では日常的シーンが挿入されて、改めて設定を説明するような台詞が入
ったこともあって、物語がだいぶわかりやすくなった感じがしました(劇場版「Zガンダム」もこーいう
カットがもう少しあれば、わかりやすさが違ったでしょうに)。原作版「リーン」のエピソードがちょっと
出てきたあたりは嬉しいサービスでもあったり。ともあれ、ネット配信のほうは全話完結しただけに、
DVDのほうもこれからは毎月リリースで一気に畳みかけてくる模様。楽しみです。

 残るDVD「立喰師列伝」の感想は後日にでも。 

 そーいやプレステ3の低スペックバージョンの定価値下げが発表されましたね。当初は付けない
と言っていたHDMI端子も付くそうですし、PSPの売り上げが伸び悩んでいるソニーとしてはなんとか
失地回復したいといったところでしょうか。ま、買うほうにとっては歓迎ですが(笑)。
 http://www.jp.playstation.com/info/release/nr_20060922_ps3_hdmi.html


06/09/24

 秋晴れだった週末。このまま好天が続いてほしいものです。

 「ふたりはプリキュア Splash☆Star」33話。新たな敵幹部は全身金ピカの筋肉男。正々堂々真っ
正面から主人公達に戦いを挑んでくるが・・・。
 新幹部、なんか「鋼の錬金術師」にも同じようなキャラがいたな〜とか思ってしまいましたが(苦笑)、
声は内海御大ではなくヘンケン艦長な小杉氏でした。これはこれで渋いながら妙な味があって、良い
キャスティングだと思ったり。つーか今期シリーズって敵幹部のほうが個性強すぎて、主人公達がす
っかり喰われてしまっているような。

 DVD3枚目は「立喰師列伝」。押井監督の最新作映画です。一応実写映画ではあるのですが、出
演者の大半は監督の知り合いで、役者とは無縁な方々ばかり。それを1コマずつ撮影して紙人形
芝居のようにカクカクと動かし、声優さんが声をあてているという、新感覚の映画です。内容はタイト
ル通り、押井監督が連綿とこだわり続けてきたプロの立ち喰い師(ふらりと立ち食いのカウンターに
現れては、様々な手段で無銭飲食を繰り返す人々)の話。「うる星やつら」「紅い眼鏡」「パトレイバ
ー」「御先祖様万々歳」「犬狼伝説」等、押井作品に出てきたお馴染みの面々を中心に据えながら、
インチキ昭和戦後史をドキュメンタリー風に描いた、なんともけったいな映画です。・・・とゆーか、ア、
アホだ、アホすぎる(注・誉めてます)。こんな企画を映画として通したプロダクションIGは度胸がある
というか無謀というか何も考えていないというか(苦笑)、完全に採算度外視の趣味の世界ですなぁ、
こりゃ。たぶん押井ファンには爆笑ものでも、それ以外の人達には何が何やらさっぱり、という映画
なのではないでしょうか。勿論私はおおいに笑ったクチです(特にハンバーガーの鉄のエピソードは
爆笑)。欲を言えば、けつねコロッケのお銀さんは榊原女史に、哭きの犬丸は古川氏に声をあてて
欲しいところだったかも(ちなみに榊原女史は他の役で出演)。ま、ドキュメンタリータッチの昭和史と
いうことで、往年のNHK特集なんかが好きだった人はナレーターの語り口調にニヤリとするかもしれ
ません。どこまでが史実で、どこからが嘘なのか判然としないあたりは、長年現実と虚構をテーマに
描いてきた押井監督ならではの上手さだと思いました。ともかく、ここまで見る人を限定する映画も
珍しいのでは?個人的には河森正治氏をインド人役で出演させた時点で、この映画は勝ったも同
然だと思いましたが(笑)。あと、映画の7割くらいは山寺宏一氏が一人で延々と喋り続けていたり
(他にも登場人物を演じたりと、一人7役の活躍ぶり)。お疲れ様でした。

 晴天だったので、今日はカメラ片手に隣町の宮城県栗原市までドライブ。旧金成町の国道4号線
沿いに、栗駒山を撮るのに絶好な場所があるのですが(手前に田園風景が広がっていて、その後
ろに栗駒山がそびえるという構図)、これまでに何度も同じ場所で写真を撮ったことがあるのですけ
ども、今日は何故かカメラを持った人達が沢山いたり。聞けばちょうどこのあたりを走っている栗原
電鉄を撮りに来た鉄道マニアな方々だったみたいです。宮城唯一の私鉄であるこの栗原電鉄が今
年いっぱいで廃線になるので、余計に写真を撮りに来た人が多かった模様。通りすがりの人に「今
日は何かイベントでもあるんですか?」と尋ねられてしまいました。ちょうど最寄りの駅に電車が入っ
てきたので、私も何枚か撮ってみたり。こういう時ズームやピントを自由に調整できる一眼レフは、
確かに便利やな〜と思いました。もっとも私は専ら風景専門で、しかもスナップショット感覚のド素人
なので、芸術的なことはとんと分からないんですけどね(笑)。
 ちなみに一昨日撮った写真を現像してみたのてすが、さすがにコンパクトカメラと比べると解像度
は段違いですなぁ。使っているレンズの広角側が28mmということもあって、広い風景を一枚に収め
ることが出来るのもありがたいです(私はそーいう写真を撮りたがるもので)。晴天下だとやや空の
青が薄い感じもしましたが、嬉しかったのは夕焼けを撮った写真が、かなり思い通りの色になってい
たこと。今まで夕焼けは何度挑戦しても満足のゆく写真が撮れなかったので、これは素直にカメラ
の性能が凄いと感じました。マニュアル撮影に難ありですが、ともかく使えることが分かったので活
用していきたいと思います。唯一の欠点は、フィルムカメラなので現像してもこのページにアップで
きないことでしょうか(苦笑)。もっともスキャナを買ってまで披露するほどの代物じゃないですが。


06/09/30

 数日前から新造パソコンがネットに繋がらなくなるというトラブル発生。旧型マシンは普通に繋がる
ので、モデムやケーブル類のハード的故障ではない模様。あれこれと原因を考えていったら、どうも
Windows Updateが途中でコケたっぽい動きをしてからダメになったような感じです。元々入っている
データも少ないからバックアップも容易だし、しゃーないなと、今日はWindowsのクリーンインストール
をしてました。が、意外とこれが手間取って、とりあえずの復旧までに半日を費やしてしまいました。
XPになったからと言って、格段に便利になった訳でもなさそうです(笑)。

 「ケロロ軍曹 3rdシーズン」3回目&4回目。宇宙人地下街の巻&趣味を作ろうの巻&軍隊式身
体検査?の巻&姉弟ケンカの巻。
 前言撤回。3期になっても作風変わってないと思いましたけど、微妙にキャラの性格が変わった
気がした今回の4編でした(特に主人公)。ギャグの質もなんとなく違ってきているような。単なる思
い過ごしでしょーか。

 「イノセント・ヴィーナス」8話。さらわれた少女を助ける為、研究所へと潜入した主人公達。そこで
明かされた少女の秘密、そして主人公達が使っているロボットの秘密とは・・・。
 うわ、エグいなぁ。こーゆー設定は私としては精神的にかなりキツいものがあります。まぁ「AKIRA」
的と言えばそれまでですが。そして1話の頃から多くの人が予想していた通り、主人公の片割れが
豹変。これが本音なのか、それとも「ボトムズ」最終回間際のキリコの如く演技なのか、なんとなく前
者っぽい気もしますが、さてどーなることやら。

 「ザ・サード」20話。救出作戦続行中。それぞれが死地の中、激闘の果てに・・・。
 す、すげ〜。ここまで凄い戦闘シーンをやってのけるとは。ホントに化けたなぁ、この作品。特に戦
車対タンクキラー戦闘機の戦闘は、CGでありながらちゃんと重力感や重量感を表現していて、この
シーンだけでも特筆・必見の格好良さだと思いました。それぞれの会話がまた渋くて痺れます。最近
は不必要に語りすぎるナレーションも控えめですし、その辺がストーリーに集中して楽しめる一因に
なっているのかも(笑)。

 「ツバサ・クロニクル」第2期21話。今度の世界ではブローチとして売り物にされていたサクラの記
憶の羽。それを買い戻そうと、サクラもバイトを始めるが・・・。
 萌えエピソードな回(苦笑)。最後のほうの作画崩れが気になりましたけど、サクラの出番がいっぱ
いあって、ファンサービスとしてはまぁ良かったのではないかと(なんか投げやりな感想だなぁ)。とゆ
ーか、残り話数少ないですがこんな寄り道エピソードやってて大丈夫なんでしょうか。

 あまりの出来の悪さに購入者が激怒して、1週間とたたずに販売中止&回収となったI'veの武道
館ライブDVDのリマスター版発売が決定しました。前回DVDを買った人は無料交換してくれるそうで
すが、結局両方買うマニアが多いかも?(笑)それを見越してのリマスターだとしたら、ビジュアルア
ーツの商魂もかなり外道ですけど。この騒ぎを前後にファンがかなり離れてしまった気がするI'veで
すが(今年になって歌い手が何人か抜けたってのもありますけど)、これで多少は取り戻せるんでし
ょうか。
 http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20060929/ive.htm

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