おもひで

だいありーの過去ログです。

07/01/21

 暖冬続き。早くも春が来たような天気です。

 「天保異聞 妖奇士」15話。遊女殺しの事件にかこつけて、主人公達と敵対する連中が異国少女を
容疑者に祭りあげて・・・。
 割と綺麗にまとまっていた今回のエピソード。蝶の妖怪に変化した遊女が何故すぐに死んでしまった
のかが分かりづらかったですが、それ以外は普通に楽しめる回でした。んで、江戸川コナンが未来少
年コナンのアクションをしていたのは狙ってやっていたんでしょーか(笑)。

 「ふたりはプリキュア Splash☆Star」48話。ついに姿を現した真の黒幕。その圧倒的な強さの前に、
地上は・・・。
 完全にドラゴンボール状態だった戦闘シーン。でもアクションの冴えは本家を超えていたかも?少女
向けアニメでここまで燃える戦闘シーンが見られるとは、長生きはしてみるものです(苦笑)。ストーリ
ー的にも世界全滅という今までにない盛り上がり方や、ついに変身した薫・満と、最終回へ向けてのテ
ンションの高まりはオール満点な出来かと。色々と批判もあるようですが、個人的にはやっぱり好きだ
な〜、このシリーズ。
 次回いよいよ最終話。刮目したいと思います。

 で、一足早く「仮面ライダーカブト」は今日が最終回。電波系主人公をはじめ、キャラのアクだけは強
いシリーズでしたが、毎度毎度行き当たりばったりな展開で、結局何がしたかったんだこのシリーズ?
という印象が最後まで消えませんでした。平成ライダーシリーズはどうしていつもいつもグダグダに終
わってしまうんでしょ。いい加減このシリーズは見放したほうがいいのかも。

 原作版「処女(おとめ)はお姉さま(ボク)に恋してる」はアニメ版9話・10話のエピソードを経て、8話・
11話・最終話のエピソードに入ったところまで進行。学院祭の演劇話である9話・10話は、エピソード
の大筋は原作と同じながらアニメ版はオリジナルのシーンやセリフを結構追加していて、上手く前後編
にまとめていたんだな〜と実感。そしてアニメ版の8話は原作だと11話・最終話と同時進行の構成に
なっていて、ちょっと意外だったり。こーしてみると原作版はいくつもの話を同時に消化している感じで、
若干構成に難ありな部分がなきにしもあらずです。で、テレビアニメになるだけあって原作版は18禁ゲ
ーといいながらもエロいシーンはあまりなく、ごくたまにHシーンが出てくると「あれ、これって18禁だっ
たっけ?」と今更のように思い出したり(苦笑)。

 プレステ3早くも投げ売り?発売当初の品不足もどこへやら、今やどこでも普通に売っているようにな
りましたからねぇ。キラータイトルが出てくるまでは苦戦が続きそうです。
 http://www.akibablog.net/archives/2007/01/ps3_39980_070120.html


07/01/26

 今週末から雪マークが続く模様。暖冬もそろそろ終わりでしょうか。

 「ケロロ軍曹 3rdシーズン」19回目。呪いのDVDの巻&イライラ夏美の巻。DVDの話はさすがにそろ
そろネタ作りが厳しくなってきたかなーと、楽屋オチな展開を見て感じてしまいました。夏美の話も以前
に似たようなエピソードを見た気が?ギロロの無駄なハードボイルドぶりは笑えましたけど。

 今週も「奏光のストレイン」はお休み。1クール作品なのに、10月から放送開始してまだ終わりませ
ん。まるで「今週の○○は作者急病につき休載させていただきます」ってな、どこぞのマンガ家みたい
です(苦笑)。

 「護くんに女神の祝福を!」15話。いつも奇抜な髪型で目立っている生徒会長の妹。だが突然普通
のストレートヘアで登校してきたので、学校中大騒ぎになり・・・。
 久々にギャグ路線復活。髪型が変わっただけで世界の終わりみたいに衝撃を受けるいつもの面々
が面白かったです。ただギャグとしてのテンポは今ひとつだったかも。反面、作画は作監までオール横
文字だった割にはさほど崩れていませんでした。ちゅーか、今回は本編の出来云々よりも、予告の若
本様ボイスに全部話題を持って行かれた感じかも。最近「ネタに詰まったらとりあえず若本様出しとけ」
という作品が多い気がしますけど、ご本人はどう思っていらっしゃるのやら。

 原作版「処女(おとめ)はお姉さま(ボク)に恋してる」一周目終了。一番お気に入りの幽霊少女エンド
でした。とゆーか、実はこの子って誰のルートにも入らなかった時の救済キャラだったみたいで、エン
ディングテロップも流れず、実質的にはクリアしていないことになっていたり。ええっ、なんで〜!良い
子なのに。無茶苦茶いい子なのにぃ〜。なんと言っても名字が実にgoodですし(謎)、ひたすら一途だ
し健気だし、マシンガントークかましたり天然ボケかましたり、幽霊なのにホラーが苦手だったり、とっ
ても可愛くて面白い子なのにぃぃ〜。ただでさえ不幸な身の上なのに、扱いまで不憫です。まぁ既に死
んじゃっている以上、成仏させるくらいしかシナリオの展開はなさそうですけども(もしくは実は死んで
いなくて復活とか、転生して再会とか。もっともこの子は死んでから既に22年たっているので、それら
は無理っぽいですが)、メインキャラの一人としてちゃんと攻略させてほしかったかも。
 完璧超人の瑞穂ちゃんもそうですが、この幽霊少女の一子ちゃんも他者への思い遣りが最大の行
動原理になっていて、それが見ていてとても清々しいと感じます。特にこの子の場合未練を残したま
ま死んでしまっているので、他の人には幸せになってほしいという想いが強いのかも。この作品は割
とそういう理念で物語が成立しているので、個人的にこの世界観が心地良いんだろうな〜、とプレイ
していて思ったり。
 で、アニメ版との比較をしてみると、アニメのほうは共通ルート部分のシナリオに個別シナリオの一
部を織り込んで映像化しているのね。クリスマスのダンスパーティを最終話に持ってきたアニメ版の
構成は、個人的には割と上手かったのではないかと思えます(ストーリー的にもちょうど一区切りして
いますし)。原作ファンには色々不満もあるでしょうが、「もっと続きを見たい」と思わせる位の幕引き
のほうが、作品としてのさじ加減は絶妙なのではないかと私的には考えていたり。続編を望む声も多
いようですけど、アニメ版に関しては仮にパート2を作ったら完全に蛇足になる気がするんですけど
ねぇ、どーなんでしょ。でもここまでDVDが売れちゃうと、ありそうなんだよなぁ、続編(特にキングレコ
ードはヒットするとすぐ続編作りたがりますし)。
 ともかく原作版はかなりのボリュームがある感触なので、ちまちまのんびり進めていきたいと思いま
す。

 世界初の“ツンデレ”ワンセグテレビが出るそうです(笑)。声優さんボイスのバージョンも予定してい
るとのことですが、どうせなら複数の声優さんの声から選択できるようになればヲタクユーザーを取り
込めるのではないかと。
 http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070123/toyf2.htm

 今月も月末好例のDVDやら何やらが届いたので、順次消化していきたいと思います。


07/01/28

 岩手は雪続き、お隣宮城は快晴。この差は何?(笑)

 「天保異聞 妖奇士」16話。主人公達の組織の上司が鉄砲で狙われる事件発生。だが火薬の匂い
もしなければ銃も見つからず・・・。
 今回のゲストキャラ、以前同じスタッフによって制作された「ヒヲウ戦記」に出ていたキャラだとか(残
念ながら私は未見)。うわ、そーいう繋がりを持ち出しますか。それとすっかり便利アイテムになった円
盤獣もどきの喋る馬(笑)、異国少女が良く乗っていますけど、この時代武士以外が馬に乗るのって禁
止されてませんでしたっけ?違ったかな〜。まぁどーでもいいツッコミですが。

 「ふたりはプリキュア Splash☆Star」最終話。ラスボスがまんま「ドラゴンボール」のフリーザなのは笑
うところですか、というのは置いといて(苦笑)、滅んだばかりか粉々に崩壊する地球やらビックバンや
らといきなりスケールの大きな展開に、ラスト5分で本来打ち切られなければやったであろう次の1年
分のエピソードを駆け足で消化したエピローグと、見所満載かつ詰めこみまくりな最終回でした。戦闘
シーンは数話前から似たようなことを繰り返している気がしなくもありませんでしたが、燃える戦闘を堪
能できたという点では個人的には割と満足していたり。薫・満の行く末に関しても、どんでん返しを予想
しながらやっぱり泣けてしまいましたし、長めにとったエピローグとあいまって、良い締めくくりだったと
私は思います。
 シリーズ後半のこの勢いを最初から出せていれば、あるいは打ち切りという悲劇も・・・なんてifを語る
のは無粋というものでしょうか。前シリーズとの差異を出そうとして悪戦苦闘したシリーズ前半のギクシ
ャク感が勿体なかったな〜というのが、シリーズを振り返ってみての印象です。主役二人よりも味があ
った敵幹部とか、薫・満が出てきて以降の盛り上がり方とか、美味しい部分は多かっただけに惜しい
作品だったという気がします。でも、私はかなり楽しめましたよ。

 今月のDVD、まずは「涼宮ハルヒの憂鬱」7巻。最終話収録の最終巻です。毎度のトレーディングシ
ールは当たりのレアシールが入っていました。最終的には5勝2敗で勝ち越しです。
 原作者自らシナリオを手がけた最終話。と言っても特別な事件が起こる訳でもなく、主人公達の日常
を淡々と描いた、静かなエピローグでした。が、今回はそれだけに留まらず、無口系少女が3分に渡っ
て延々黙々と本を読み続けるだけのシーンが続くという、一歩間違えれば放送事故寸前な演出があっ
たり。「エヴァ」の沈黙エレベータやカヲル君握りしめシーンよりも更に無謀なことやってるな〜という感
じです(笑)。
 そしてこの巻最大の見所は、映像特典であるエンディングの「ハレ晴レユカイ」ダンスのフルバージョ
ン。テレビ放送時には背景や止め絵で済ませていたカットも全部ハルヒ達が踊っています。これがもう
動くうごく。さすが京都アニメーションです。数週間もすれば、これに合わせてムサい野郎達が実際に
踊っているマッドムービーが各所で公開されるのではないかと(苦笑)。
 これでこのシリーズも完結。去年一番の話題作だっただけに、作品のクオリティの高さもさることなが
ら、色々な意味で問題作だったと思います。当分の間は良きにつけ悪しきにつけこの作品が一つの判
断基準として語られ続けるのでしょうね。それはともかく、話数ランダム放送とかDVDのトレーディング
シールとか、こーゆーネタは一発限りにしたほうがいいよーな気も。こちらが期待するしないに関わら
ず間違いなく続編はあるでしょうから(笑)、その時はもっと違うサプライズを用意してくださいな。

 も一つDVD。ファーストガンダムのDVD-BOX2です。25話〜最終話収録。・・・すんません、まだ開封
すらしてなかったり。BOX1のほうも途中で鑑賞が止まっているので、原作版「おとボク」のプレイが一
段落したら一気に見たいと思います。

 で、これらと同日に届いたのが、原作版「おとボク」のメーカー・キャラメルBOXから発売された「復刻
版やるきばこ」。同メーカー作品のファンディスクで、長らく品切れになっていたものを今回再版したも
のです。原作版「おとボク」の番外編エピソードも5本収録されているので、本編をクリアしたら手をつ
ける予定です。

 んでもって原作版「処女(おとめ)はお姉さま(ボク)に恋してる」二周目進行中。おっきなリボンと「〜
なのですよ〜」という口癖が特徴的な後輩キャラ・周防院奏(すおういん かな)ルートを進んでいます。
この子が話のメインとなるアニメ版7話のエピソード、1周目の時は名台詞「恥を、恥を知りなさい」が
なかったのですが、奏の好感度を上げた状態だと展開が変わって、この台詞が原作でも聞けるんで
すね。以前アニメオリジナルの台詞と書きましたけど、訂正なのですよ〜。アニメ版でも割と涙腺に来
るエピソードでしたが、原作版で奏が自分の身の上を語るシーンは涙ボロボロでした。ううっ、こーい
う話に弱いねん。
 でまぁ奏とラブラブになるのは構わないのですが、その途中の過程で私の大好きな幽霊少女・一子
ちゃんがぁぁ〜〜。幽霊である以上迎える結末は限られていますけど、こんないい子がなんで報われ
ないんですかぁ。想いを遂げられないまま死んでしまって、幽霊になってからも自分は周りに迷惑をか
けているだけなんじゃないかと悔やみ続け、そんな子が最後の最後に主人公の背中を少し押すだけ
で幕を閉じるなんて、どこのKey作品ですかそれは。もうこの展開が悲しすぎて、その後のシナリオま
で涙まじりにプレイしちゃっています。あぅ〜、反則技が多いっすよこの作品。


07/01/31

 一月も今日で終わり。この調子だと一年もあっという間に終わりそうです。

 「ケロロ軍曹 3rdシーズン」20回目。里帰りの巻&のんびり亀さんの巻。どちらもちょっと感動系エピ
ソード。基本的に老人の出てくる話に弱い私としては、涙腺直撃気味でした。たまにこーいう出来の回
があるから侮れないんだよなぁ。

 Key最新作「リトルバスターズ」の発売が7月27日に決定。麻枝氏の引退作との噂もありますが、出
来はいかに?ちなみに電撃G'sマガジンで連載している4コママンガは割と面白くて個人的には好きだ
ったりしますが、描いているのが原作スタッフじゃないので、あまり参考にはならないかも。
 http://key.visualarts.gr.jp/newsoft/index.htm

 原作版「処女(おとめ)はお姉さま(ボク)に恋してる」二周目は奏シナリオをクリア。作品内の期間が6
月から3月まであるのに、本格的に恋愛が絡んでくるのが1月以降というスロースタートな展開に、微妙
に作品タイトルに反した構成だな〜と思ったり(苦笑)。それはともかく、完璧超人の瑞穂ちゃんも恋愛と
なると不器用なようで、自分の本心を自覚して以降はひたすら悩むわ落ち込むわで、一気に雰囲気が
重くなってしまいました。荒唐無稽な設定でスタートした割には、意外とリアルな方向に落とし込むのね。
あと、卒業しても母校を訪れる時は常に女装しなければならない瑞穂ちゃんに笑ってしまいました。この
先同窓会とかどーするんでしょ。
 個人的にはクライマックスの少し手前、周囲の人全ての想いに応えようとして無自覚にオーバーワー
クを重ねたあげく、倒れる一歩手前まで疲弊して、奏が泣きながらその行動を止めようとする場面が印
象に残りました。その後幼なじみヒロインに「全ての人に優しくしようとするのは、やっぱり無理だよ」と
諭されるのですが、瑞穂ちゃんの場合自己犠牲が常に行動原理となっていただけに、やはり人の在り
ようとしてそれは理想論にすぎないのかな〜、などと考えさせられてしまったり。現実の話でも、例えば
宮澤賢治は自分の作品内のみならず自らも自己犠牲の精神を実践した結果、身体を壊してしまい若く
して亡くなってしまった訳で。せめてフィクションの中くらいは、そんな理想的な生き方を描いた作品があ
っても良いのではないか、なんて思ったりするのですけども、ま、エロゲーに何を求めているんだと言わ
れればそれまでですよね(苦笑)。
 全くどーでもいい話ですが、奏ちゃんのふんわりとした口調と「なのですよ〜」という口調(これにもちゃ
んとした理由があったり。それが明かされるシーンは涙ものです)があれば、世の中全て丸く収まるんじ
ゃないか、なんてプレイしながらアホなことを思ってみたり。「この私、シャア・アズナブルが粛正しようと
言うのですよ〜」とか「鳴らない鈴に用はないのですよ〜」とか、ほら、どんなシリアスなセリフもすっごく
平和に思えてきません?(笑)

 ・・・で、瑞穂ちゃんのボイス入り目覚ましなるものが出るそうですが、一体何を口走ってますか、君は。
男の子にこーいうセリフを言われても、嬉しいものなんでしょーか(苦笑)。
 http://www.animate-shop.jp/webshop70/commodity_param/ctc/+ /shc/0/cmc/4058706/


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