おもひで

だいありーの過去ログです。

07/02/11

 週末は天気が崩れて、平日は晴れ。今年もこのパターンが続く模様?

 「天保異聞 妖奇士」18話。国家転覆計画は未遂に終わるものの、主人公達が確保した妖怪の子
供を取り戻そうと、黒幕一味は攻撃をしてきて・・・。
 「カムイ伝」の頃とは違って色々差別用語の使用が厳しいので、この作品では山の民だの浮民だの
と造語を使っている一方で、蝦夷(えみし)の話をそのまま持ち出したのはちょっと意外だったかも。ほ
ら、こーいうネタを扱うと右だの左だのの派閥がうるさいですから(笑)、アニメでやるには不向きだと思
うんですが(「朝霧の巫女」もアニメ化に際してその辺の設定を意図的にカットしてましたし)。TBSは割
と寛容なんですかねぇ。

 「Yes!プリキュア5」2話。やりたいことが見つからずくすぶっていた主人公の元へ、突如現れた妖精。
彼は主人公に変身能力を与え、妖精の里を救う為に残り4人のプリキュアを見つけ出すよう言うのだ
が・・・。
 早くも二人目登場。この調子で5話までにあっさり全員揃えるつもりでしょうか。主人公の幼なじみが
変身ヒーローな設定に常識人的態度を取るあたりは感心しましたが(つか、お約束とはいえ主人公簡
単に設定受け入れすぎ・・・)、その後いきなり敵幹部が現れて以降の展開はすっかりパターンやね、
と思ってしまったり。主人公が微妙に電波入っているっぽいので(苦笑)、常識人の幼なじみヒロインが
適宜ツッコミを入れてくれるとバランスが取れる気がします。

 今年も仕事のモチベーションを持続させるべく、年頭に大きな購入計画を4つほど立てたのですが、
まずはその第一弾。DVDプレーヤーを買い換えました。買ったのはDENONのDVD-3930という機種。
アニメ鑑賞では最強プレーヤーと言われる同社のDVD-A1XVA(ただしお値段45万円!)と同じ映像
回路を搭載しながら価格は半分以下ということで、これなら買えそうだと去年の夏に製品情報が公開
された時から購入を決めていたプレーヤーです。DENONが「DVD最終章」と銘打って売り出した機種
ですが、次世代DVDが出始めた今、私もDVDプレーヤーの決定版にするつもりで奮発してみました。
ちなみに定価21万円のところ、通販で15万2千円でした(奇しくも一年前ハイビジョンブラウン管テレ
ビを買ったのと同じ店だったり)。今まで使っていたビクターのXV-A707は約1万5千円だったので、一
気に10倍パワーアップです(笑)。
 今日の夕方に届いたのでまだ繋いだばかりですが、何枚かDVDを再生させてみると、おお〜っ、確
かに綺麗です。A707と比べると全体的に解像度が上がり(一枚薄皮が剥がれたような感じ)、色も濃
く深くなった印象。何より、動きのあるシーンでも映像が破綻しません(A1XVAやこの3930がアニメ最
強と言われるのは、ビデオ素材のIP変換が非常に優秀な為)。画質が悪いと言われるソフトでも、今
まではぼや〜っとぼやけた感じの眠い絵だったのが、一気にシャキっとシャープな画質になりました。
元々ハイビジョン制作で画質の良い京都アニメーション版「Kanon」なんかは、DVD最高画質?と思え
るほど美しい映像でうっとりです。ただ、京都アニメ作品は輪郭線が細くてジャギが出やすいという共
通の欠点があって、「ハルヒ」なんかは画質が向上したぶんこのジャギが逆に目立ってしまっている感
じもしたり。ま、これらの京都アニメ作品はブルーレイ化による画質UPに期待というところでしょーか。
 値段に比例して10倍画質が良くなったかと訊かれれば、そこまでではないですけども(笑)、さすが
に満足度は高いです。ただ最大の不満は、レジューム機能が貧弱である点。A707はディスクをプレー
ヤーから抜いても30枚まで停止位置を記憶してくれて、テレビシリーズを休み休み見る時なんかは重
宝したのですが、こいつは一枚しか記憶せず、しかもディスクを取り出すとリセットされてしまいます。
数千円の廉価機種でも搭載している機能がなんで付いていないのやら。微妙にユーザーフレンドリー
じゃないっすよ、DENONさん(もっともこいつは元々ユニバーサルプレーヤーであり、半分ピュアオー
ディオ分野の機種だったりするので、私のようにDVDオンリーで使うほうが珍しいのかもしれませんが)。
あと、ディスクを入れてから再生が始まるまでがちょっと遅かったりします。これが少〜しもどかしいか
も。
 にしても、これでもプレステ3で再生するブルーレイのほうが画質は上だったりするらしいので、次世
代メディアの技術向上に驚くと共に、ちょっと悲しかったり(苦笑)。
 http://denon.jp/products2/dvd3930.html

 原作版「処女(おとめ)はお姉さま(ボク)に恋してる」四周目は、陸上部の元気な後輩・上岡由佳里
ルートを進行中。スポーツ系キャラでありながら料理の腕前も一流、でもいつも自分に自信がなくて落
ち込みがちという、ややパターン破りな設定の子です。そんな子が自分の進むべき道に迷って悩むイ
ベントがあるのですが、その時の幽霊少女のセリフにまたまた涙。「由佳里ちゃんはまだ生きているん
ですから、生きているうちにやりたいことをやったほうが良いです。もう死んじゃってる私が言うんです
から、120%間違いありません」って、ともすればギャグに聞こえますけども、泣ける名台詞です。ううっ、
やっぱり一子ちゃんはええ子や〜。無茶苦茶ええ子や〜。ますます惚れました。・・・って、あれ、攻略
中の由佳里ちゃんはどーでも良くなってる?(笑)


07/02/14

 朝は雪、昼から雨になって、帰る頃には駐車場が水溜まりと化していました。なんちゅー天気や。

 「ケロロ軍曹 3rdシーズン」22回目。回転寿司サバイバルの巻&恐怖の蚊男の巻。前回まで感動
系エピソードが続いていましたが、今度はパロディ系でバランス取り?ファーストガンダムやGガンダ
ムネタはもはや定番やね〜と思っていたら、「ザ・フライ」ネタとはまた懐かしいものを。蚊と融合して
しまったケロロがちょっと生理的に気持ち悪かったです。

 「セイントオクトーバー」6話。前回の戦闘で助けてくれた謎の少女が、転校生として主人公達のク
ラスに。なんとか友達になろうとするものの、当の少女はまるでその気がなくて・・・。
 3人目は野生児っすか。トカゲを足でつかまえて、あげくに焼いて食べてしまうというヒロインとは思
えない行動に唖然としていたら、変身シーンはパワフルと言うには妙なグロさがあって、これまた意
表をつく描写にびっくり。色々パターン破りなことをやってくれます、この作品。作画も安定してきて、
戦闘シーンも格闘寄りなアクションが増えて、だんだんテンションが上がってきた感じです。あと今回
は敵キャラがチャイナ系のロリキャラで、一回限りのゲストにしておくには勿体ない“味”がありました
けど、2回目の登場=死という設定が判明した今、再登場してほしいようなしてほしくないような、複
雑な心境だったり(苦笑)。
 ネット配信   http://www.i-revo.jp/gosurori/

 前回書いた新しいDVDプレーヤーの話について、少し補足をば。今使っているソニーのハイビジョ
ンブラウン管テレビは、テレビ放送だろうが外部入力だろうがどんな映像も強制的にアップコンバー
トしてしまうので、プレーヤー側でD2出力していても、実際の映像はアプコンされたD3相当のものを
見ている状態だったりします。なので、純粋にプレーヤーそのものが吐き出す絵を見ている訳では
ないということをお断りしておきたいと思います。それでも今まで使っていたプレーヤーとの性能差は
歴然としていたりするのですが。これまでは見えて当然と思っていた暗部のノイズ(クロマエラー?)
が綺麗に消えているだけでも、個人的には凄いと感じてしまいます。それとピュアオーディオのユニ
バーサルプレーヤーとしても評価されている機種だけに、自室の安物ホームシアターでも音が良く
なったのを実感。特にドルビーデジタルとリニアPCMの音質の差がはっきりと分かるようになって、
「こんなに違うものだったのか」と驚いています。怖い。怖いっすな〜。「やればできる子」なのは分
かっているだけに、周辺機器にまで予算をかけたくなってしまいそうです(苦笑)。
 余談ですが、今月の電撃大王の「でじぱら」はプレステ3を使ったブルーレイ視聴の感想を描いて
いるのですけども(タイトルは明記していませんが、視聴しているのがブルーレイ版「AIR」なのがバ
レバレでニヤリ)、マニアがこだわる画質の差や専門用語を分かりやすく解説しているので、私を含
めて初心者には結構参考になるのではないかと。


07/02/16

 週の後半は雪降り続き。立春を過ぎてから冬が来た感じです。

 「奏光のストレイン」最終話。富野アニメ風演出を散りばめながらも、割と予定調和で終わった感じ
でしょうか。とは言え、エンディングの映像や歌詞が実は凄い伏線になっていた点はお見事。物語が
綺麗に収束したという意味でも、昨今の作品の中ではとても良くまとまっていたほうだと思います(何
故人形のエミリーがあの船に捨てられていたのかと、見た目は子供なのに艦長すら敬語で話すメカ
ニックチーフの正体が明かされれば、種明かしは完璧だったと言えるかも)。主人公にまつわる事件
は終わったものの、「ボトムズ」の世界同様戦争はまだ続いているので、続編を作ろうと思えば作れ
そうな気もしたり(笑)。ともかく、富野監督直系のスタッフが作るとこーなるのね、というのが良く分か
る作品でした。

 「護くんに女神の祝福を!」18話。落石でトンネル内に閉じこめられた主人公とヒロイン。魔力も封
じられ、為す術もなく助けを待つ二人の救助に駆けつけた意外な人物とは・・・。
 今までは単にうざいだけだったアニメオリジナルキャラに意外な伏線?あと、これだけ主人公とヒロ
インのバカップルぶりを見せつけられた後だと、ドジっ子ルリルリの報われない健気さが可哀相に見
えたり。微妙にシリアス路線が抜けきれなくて、シリーズ前半のテンションが失われてしまっているな
ぁと、ここ数話を見て感じていたりもします。個人的にはもう少し壊れたノリを期待したいところなので
すが。


07/02/18

 雪降りも一段落。このまま春になってほしいものです。

 「天保異聞 妖奇士」19話。主人公の名を騙る男が二人現れ、その正体を探ることに。一人は中
年の武士、そしてもう一人はまだ子供で・・・。
 野沢雅子御大をゲストキャラに起用するのは諸刃の剣ですなぁ。存在感ありすぎてレギュラーキャ
ラが霞んでしまっています(笑)。てか、土方歳三とはこれまた随分と有名な人物を出したものです。
下手な描写をすると色々とツッコミが入るのでは、と思ったり。
 あと今回は作監が谷口守泰御大でしたけど、考えてみればこの人も塩山紀生御大と同じく60代
で現役アニメーターなんですよね。未だに一線で活躍しているというのは凄いです。

 「Yes!プリキュア5」3話。子役としてテレビで活躍する一方、学校ではいつも孤独な新入生少女。前
回の主人公達の戦いを偶然目撃してしまい、プリキュアに興味を抱くが・・・。
 1話の時は主人公との会話から裏表の激しい子かと思えた3人目、実は割といい子?プリキュア
に変身する経緯の盛り上げ方とか、テンポの良い演出とか、今回は全体的に面白かったと感じまし
た。こーいうレベルを維持できるなら、今シリーズも楽しめるかも。
 余談ですが、幼なじみヒロインは声優さんが同じだけに叫ぶシーンになると前シリーズの駄洒落好
きクラスメイトの声になっちゃうよーな。あと、「セイントオクトーバ」といいこの作品といい、敵組織が
企業じみていて、「成果を上げろ」だの「失敗した責任がどーした」とか降格だ昇格だと、社会人にと
っては妙に胸が痛くなるような縦割り社会になっているのは最近の流行なんでしょーか(苦笑)。
 
 大崎市(旧古川市)の国道4号線沿いに、ドライブスルーのコーヒーショップなるものを見かけたの
で試しに立ち寄ってみました。コーヒー1杯2〜400円前後と、ドトールやスターバックスに近い料金
体系のお店のようですが、コーヒーの味もさることながら、店員に勧められて一緒に買った焼きたて
のクロワッサンが予想外にめちゃめちゃ美味しくてびっくり。バターの風味の中にほんのり甘さが混
じっていて(ハチミツか何か織り込んでいるのかしらん)、焼きたてのパリパリとした食感とあいまって
絶妙なハーモニーを生み出しており、正直このクロワッサンだけでも十分商売としてやっていけるん
じゃないかと思えるほど旨かったです。ただパンくずがこぼれやすいので、車に乗りながら食べるの
はやや不向きかなとも思いましたが。コーヒーも十分美味しかったですけど、このクロワッサンのイ
ンパクトのほうが大きかったかも(笑)。
 で、試しに店名でさくっと検索してみたら、気仙沼発祥のチェーン店なんですね、ここ。気仙沼の店
も地図で見たらすぐに場所が分かったので、気仙沼へ行く機会があれば立ち寄ってみたいと思いま
す。特に気仙沼2号店はカウンターもあるそうなので、今度はゆっくり座って味わってみたいものです
(実は今年は美味しいコーヒーショップを探すのも休日の楽しみの一つにしていたり。他にも仙台市
泉区のMAXデンコードー内に何故かある「珈琲館」なる店も、チェーン店ながらなかなか美味しいと
思いました)。
 http://www.trot-web.jp/foodhud/fh061222.html

 原作版「処女(おとめ)はお姉さま(ボク)に恋してる」四周目、上岡由佳里ルートをクリア。このシナ
リオでは幽霊少女が大活躍で、それだけに最後の最後まで他者の為に自らを犠牲にする健気さに
涙が・・・って、肝心の由佳里ちゃんの話はどーしたんだ?(苦笑)えーと、一度悩みだすととことんシ
リアスに走る子だけに、クライマックスでの話の重さは今までクリアしたシナリオの中では一番だった
かも。対照的にHシーンはギャグっぽくて、ついつい笑ってしまいましたが。と言うか、瑞穂ちゃんって
ばHシーンになると微妙にエロ親父化するのね(爆)。声も口調も女の子のままなので、変なギャップ
を感じてしまいます。
 正月にプレイを開始して、よーやく4人クリア。平日は良くて30分くらいしか進められないので(プレ
イできない日も多し)、なかなか進まないです。


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