おもひで

だいありーの過去ログです。

07/03/11

 真冬並の寒気が来ているとかで、3月だというのに季節が逆行しています。

 「天保異聞 妖奇士」22話。水を酒に変えてしまう妖怪が出現。一方、異国少女はもうすぐ切腹さ
せられるという武士に出会い、なんとか助けたいと思うが・・・。
 いつもの面々が酔っぱらって妙なテンションだった回。反面、「竹島は当時朝鮮領だった」なんて
ヤバいネタを散りばめつつ、切腹の意義とは何かという重いテーマに挑んだ話でもありました。
 で、今回の主題となった“竹島事件”、実際に当時あった出来事だそうで、岡田なにがしが切腹さ
せられたのも史実だそうです。上手く史実を絡めながらエンターテインメントとして昇華するようにな
ってきたこの作品、せっかく面白くなってきたのに、やはり今月いっぱいで打ち切りだそうです。シリ
ーズ序盤の分かりづらさがマイナスに働いてしまったんでしょうかねぇ。最初からこのノリを出してい
ればあるいは・・・なんて思ってみても仕方ないところですが。

 「Yes!プリキュア5」6話。一度は変身に失敗してしまった生徒会長。それでも主人公は彼女をプリ
キュアにしたいと思い・・・。
 幼女時代の生徒会長、中の人が同じだけに「センチ」のえみりゅんの声になってたりゅん(笑)。そ
れはともかく、5人そろった途端かけ声が「Yes!プリキュア5」になって、Yesって何よYesって?、とツ
ッコんでしまったのは私だけでしょーか。話のほうはツンデレ生徒会長の身の上を語りつつ、自然
に彼女に感情移入しやすい流れになっていて良かったのではないかと思います。しっかしまぁ、「管
理職は残業代が出ない」だの「上司への報告書どう書けばいいんだ」とか、敵組織はなんでこんな
ところだけリアルにしますか(苦笑)。

 アニメ版「乙女はお姉さま(ボク)に恋してる」DVD3巻鑑賞。8話〜10話収録。シリーズも後半に
入ってややシリアス調な展開が続きますが、コメディの雰囲気も忘れずにバランスを取る構成の巧
みさは、やはり上手いと思ったり。原作版をプレイしてから改めて各話を見ると、換骨奪胎(っての
もなんか意味が違うなぁ。上手い語句が出てこないっす)の妙に感心させられます。難を言えば8
話での由佳里に対する幽霊少女のセリフは、もう少し原作版に忠実でも良かったかも(原作だと由
佳里に対して幽霊少女が生前の自分自身を重ねて見ているところがあって、陸上を続けるかどう
か悩む由佳里に、一子が含蓄あるアドバイスをします)。
 そーいえば最近テレビで旅番組を見ていると、アニメ版「おとボク」のサントラを使っているのを
良く耳にします。アコースティック主体の穏やかな曲が多いので、こーいう番組に合うんでしょうね。
私もこの作品の曲はかなりお気に入りで、最近はサントラをヘビーローテーションで部屋のBGMに
していたり。

 「ローゼンメイデン」シリーズのエンディングや「アルトネリコ」「アトリエ」シリーズ等の主題歌を手
がける霜月はるか嬢のオリジナルアルバム、「ティンダーリアの種」なるCDを店頭で見かけたの
で買ってみました。このCDの為に作ったオリジナルのファンタジー世界を、造語の言語を織り交
ぜながら歌い上げていて、ブルガリアンボイスと呼ばれる透明感ある歌声とあいまって、幻想的
かつヨーロピアンテイスト溢れる美しいアルバムとなっています。ちゅーか個人的には一曲目から
ノックアウトされた感じで、衝動買いながら久々にファーストインプレッションの時点で「当たりだ!」
と思ったアルバムでした。全曲そのままファンタジー映画やRPGの主題歌・挿入歌に使えそうな雰
囲気で、「アルトネリコ」で流れても全然違和感がないと思ったり(笑)。なるほど、この人はこーい
う作風が元々得意なんですね。さくっと検索したら、同人時代はKey作品やI'veの曲をカバーした
アルバムなんかも出していたそうな。そっちも聴いてみたい気がします。あと、この人って宮城出
身だそうで。なんか微妙に親近感が沸いたり?(笑)
 で、「ローゼンメイデン」の時も言われていましたが、この人の作る楽曲はピュアオーディオのシ
ステムの能力に挑戦するようなアレンジが多くて(苦笑)、このアルバムでもハープやギター、バイ
オリン、トロンボーン、フルートといった生楽器を主体にしつつ、手拍子や混声合唱、タップまで取
り入れていて、オーディオ機器の試聴に向いている一枚だなという気がしたり。こういった楽曲は
まさに私の所有するウィーンアコースティックの面目躍如といったところで、このスピーカーの素晴
らしさを再認識させられて嬉しくなりました。と言うか、各楽器の定位感もさることながら、スピーカ
ーの外から包み込んでくるような音の広がりがあって、なんかワイドレンジ感が凄いんですけど。
音質という点からもかなり評価できる一枚だと思います。↓のサイトで一部試聴も出来ますので、
興味のある方はお試しあれ。
 http://www.team-e.co.jp/products_new/kdsd-00222/index.html


07/03/14

 何故か今季一番の積雪となった今週前半。昨日なんて路面がつるつるに凍っていて、朝の出勤
時に車が少し滑ったり。

 「ケロロ軍曹 3rdシーズン」26回目。最悪の破壊神目覚めるの巻。半年引っ張った伏線の割には、
けっこーあっさりと解決したような?ちゅーかケロロってここまでダメダメな奴だったっけ、とその言動
を見て思ったり。なんかどんどん隊長らしさがなくなっている気がします(笑)。
 そーいや関東圏では4年目の放送も決定したみたいで。さすがにもうネタが尽きているんじゃない
かと思うんですけど、大丈夫なんでしょーか。

 「セイントオクトーバー」10話。いつも主人公にちょっかいをかけているクラスメイトの男子。敵組織
の一員である彼は、主人公が倒すべき相手だと知っても信じる気になれず・・・。
 おバカさ加減に更に拍車がかかっているよーな(苦笑)。お弁当を横取りされまいと、バスケットに
顔を突っ込んで犬喰いする主人公とか、大根を生のまま丸かじりする野生児ヒロインとか、殆ど女の
子扱いされていないですなぁ。あと、今回はノリが微妙に「セーラームーンS」に似ている感じがしまし
た。
 ネット配信   http://www.i-revo.jp/gosurori/

 ジブリ作品のブルーレイ化決定。これで次世代DVD競争もブルーレイの勝利決定?もっとも一番
多くアニメコンテンツを抱えているであろうバンダイが今のところHD DVD派なので、情勢はまだ分か
らないとも言えますが。
 http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070313/buena.htm

 原作版「処女(おとめ)はお姉さま(ボク)に恋してる」六周目、十条紫苑さまルートをクリア。紫苑
さまと瑞穂ちゃんが結ばれた日には世界制覇もたやすいんじゃないかというくらい無敵のよーな気
がするのですが(笑)、それはともかく、原作版シナリオのフィナーレとも言うべき気持ちの良い大
団円でした。ただ、紫苑さまの個別シナリオに入って以降の展開がやや駆け足気味だった感じが
しなくもないので、その辺はもう少し描写が欲しかったかも。しっかしまぁ、Hシーンになると5割以
上の確率で誰かに出歯亀されてしまう(って、表現古っ)瑞穂ちゃん、いと哀れです。しかもHシー
ンの直後にそれをネタにされてしまうし。紫苑さまルートじゃHの最中に口走ったセリフまで口真似
される始末。爆笑してしまいました。そりゃあ確かに学校やら寮やら病院やらでHしていれば、誰か
に見つかるわな。これまでの18禁ゲーがあえて触れなかった暗黙の了解というかお約束を打ち破
ってみた、ってなところでしょーか。
 これにてメインシナリオはオールクリア。ただ、まだ脇キャラ達による番外編エピソードや「やるき
ばこ」のおまけシナリオが残っているので、プレイは続きます。


07/03/16

 寒い日の続いた一週間でした。3月も中旬ですが、春が遠くなった感じです。

 「ロケットガール」4話。爆発が大好きな新型燃料開発担当のマッドサイエンティスト女史。自分の
乗るロケットにそんな物騒な燃料が積まれると知った主人公は、ハンガーストライキを起こして・・・。
 水着祭りで目の保養になった(苦笑)一方で、やっぱり頭のネジが抜けまくった連中が非常識なこ
とをやっている印象。さすがにあれでは主人公がブチ切れるのも分かるというもの。この会社にはま
ともな人が一人もいないんでしょーか。ロケットに関する蘊蓄だけは大真面目なだけに、もの凄いギ
ャップを覚えてしまったり。あと、コクピット開発担当の人が「新技術の導入なんかより安定性のある
古い技術を使うほうがよほど良い。時間に裏打ちされていない新しい技術なんて認めん」とかなんと
か主張するシーンは、微妙に今の私の仕事内容とオーバーラップしてしまって、「うんうん」と頷いて
しまいました(笑)。新しい技術、新しい部品なんて次から次へと簡単に導入するんじゃねぇ〜。その
たびに図面作り直す身にもなって・・・はっ、いかんいかん、思わず現実世界の愚痴が(汗)。
 それと重箱の隅をつつくツッコミですが、東北弁の人が「ラーメンと言ったら昔から味噌に決まって
るべさ」と熱弁するシーンを見て、それはちょいと偏見ですがな、と思ったり。味噌ラーメンの元祖は
札幌だったよーな。

 「護くんに女神の祝福を!」22話。ヒロインの超能力を回復させるべくドイツへと渡った主人公達。
けれども敵はそこでも襲撃してきて・・・。
 絵が動いていない回でした。この時期にオール三文字作画はまずいっすよ。しかも話のほうも散漫
で盛り上がってないし。更に主人公は敵にさらわれて全く活躍しないどころか足手まといな有様。君
はどこのヒロインですか(笑)。シリーズ後半になってこれだけ失速するとは、ちょっと予想外でした。

 出崎監督による劇場版「クラナド」の公式サイトがオープンした一方で、京都アニメーションによるテ
レビシリーズも制作決定。同じ時期に別会社による映画とテレビシリーズという、「AIR」の時と全く同
じ状況となりました(制作スタッフまでまんま一緒)。また色々と比較されて劇場版が叩かれるんでし
ょうが(苦笑)、原作のボリュームからすれば絶対に2時間なんかで収まるはずはないので(下手し
たら2クールでも足りないかも)、やはりテレビ版に期待したくなるというものです。それにしても京都
アニメ版「Kanon」の最終回に特報を流すとは、商売上手いなぁ、京都アニメーション(笑)。
 http://www.bs-i.co.jp/clannad/
 http://eg.nttpub.co.jp/news/20070316_05.html

 おまけ(こそっと)。や、これ見ただけで原作再現度の高さに感動してしまいました(消えていたらご
めんなさい)。
 http://www.youtube.com/watch?v=-euRy07stT0&mode=related&search=

 んで、「Kanon」の原作者にして「Kanon」以降音信が途絶えていた(苦笑)久弥直樹氏による8年ぶ
りの新作がこれ(↓)。既に電撃大王でコミック版がスタートしていますが、特徴ある言動でキャラを
立たせる手法は健在です。久々に久弥節炸裂となるんでしょうか。
 http://eg.nttpub.co.jp/news/20070316_13.html



07/03/18

 週末も雪が舞っていました。三寒四温と言うには寒い日が多いです。

 「天保異聞 妖奇士」23話。印旛沼の開拓地で妖怪が出るという話を聞いて、主人公達は現地へ
と赴くものの、そこで待っていた真実は・・・。
 シリーズクライマックス。打ち切りでもそれなりに盛り上がる展開になってきました。こーいう重くシビ
アな話は會川氏が好きそうなネタだな〜と思いながら見ていたり(余談ですが、「シルバー仮面」を人
間ドラマの観点から論じて、特撮ファンの間で作品評価を一気に高めることとなった「宇宙船」の特集
記事は、まだプロライターになる以前の會川氏が執筆していたそうな。私もあの特集で「シルバー」に
ハマったクチの一人です)。数々の悲劇に遭遇して現実に見切りをつけてしまった異国少女をどうす
るのか、というのが最後の主軸になるんでしょうか。

 「Yes!プリキュア5」7話。プリキュアが5人そろったことで、アイテムの中で眠っていたもう一人の妖
精が復活。けれども彼は無愛想なうえ主人公達のことを信用していなくて・・・。
 今まで妖精コンビは男女だったのに、今作ではイケメン男二人になったのは腐女子対策ですか(苦
笑)。あと新しくプリキュア達の拠点として改装した店の雰囲気が、どこか「おジャ魔女どれみ」を彷彿
させたり?そのうち主人公達があそこで働きだしたりしないでしょーね。
 それにしても、敵組織の妙なリアルさはやっぱり社会人には実感ありすぎてキツいっすよ〜(笑)。

 そーいや奥州市にヤマダ電機がオープンしたとかで、うちにも新聞に広告チラシが入ってきました。
1階が駐車場で2階と3階が売り場だそうなので、そこそこ品揃えはあるのかしらん。先月は仙台の
元十字屋跡地にテナントとしてオープンして、こちらはフロア3階分の売り場スペースだそうで(100
キロ離れたうちにまで広告が来ました)、なんか凄いペースで新規拡大してるな〜と思ったり。


だいありーへもどる