おもひで
だいありーの過去ログです。
07/04/01
4月です。エイプリルフールですが、特にネタも思いつかなかったので、今日書いていることは全て
本当です(苦笑)。季節の変わり目なので、ちょっとだけ壁紙を模様替えしてみました。ちなみに今月
の写真は登米市にあるフードピア長沼の風車。
余談ですが、会社のパソコンの壁紙に自分で撮った写真を使うようになったら、更新を楽しみにす
る人が出てきたり、他にも自分で撮った写真を壁紙にする人がちらほらと増えてきたりと、微妙に周
囲に影響を及ぼしているようで、自分としてはこっそりやっているつもりだったので(笑)、なんとなく恥
ずかしかったり。
「天保異聞 妖奇士」最終話。打ち切りとはいえ割と綺麗に話が終わって、続きを作る必要ないか
も、と思ったり。ただラストのメタフィクションは蛇足だったかなという気がしなくもありませんでした。
あーいうネタを入れてくるあたりが、會川氏らしいと言えばそれまでですが。シリーズ後半は話の分
かりやすさも手伝って良い感じに面白くなってきたのに、シリーズ序盤の構成の悪さが足を引っ張っ
てしまった、というのが終わってみての印象でしょうか。非常に勿体ない作品だっと思いますが、ゴー
ルデンタイムに主人公が39歳のおっさんでしかも時代劇、というのはちょっと無謀な試みだったのか
もしれません。
ちなみに後番組はたぶんチェックしない予定。何で今更「地球へ」なんですかねぇ。
「Yes!プリキュア5」9話。取材にかけてはプロ並みにこだわる新聞部少女。急に仲良くなった主人
公達5人に興味を抱き、追跡調査を始めて・・・。
あ、作画崩壊(苦笑)。今回は話の内容よりもそっちが気になってしまいました。作監が3人いたり
と、結構スケジュールがヤバそうです。ストーリー的には主人公のボケ度合いがいつもより酷かった
り(笑)、コミカルにしたい必然性もあるんでしょうが、キャラの言動がいつもと微妙に違う気がしたり
しなかったり?
予告通りOVA版「苺ましまろ」DVD2巻感想。あら、割と最近電撃大王で読んだ話がもうアニメにな
っちゃってますよ。原作が休みがち&減ページ状態なので、マジで原作の連載にアニメ化が追いつ
いてしまった感じです。1巻であった作画の変化は2巻でも持続。やはり違和感を覚えます。で、今回
はいつもよりノリが暴走してるな〜と思ったら、絵コンテ大畑清隆氏ですか。じゃあこれでもまだ抑え
めなほうですね(笑)。
このシリーズも次巻で一応終了。ちょっと寂しい気がします。
今朝は起きたらBS-iで「08小隊」を放送していました。LDで全話持っていますけど、悔しいかなBS
デジタル放送のほうが画質が良いです。うぅ〜、LDはもはや昭和の遺物なのね。
ちゅー訳で(何が?)、対BSデジタル兵器としてハードディスクレコーダー(HDDレコ)を衝動買いしち
ゃいました。本当はコピーワンス問題が解決するまでは手を出さないつもりだったのですが、背に腹
は代えられないということで(笑)。購入したのはパナソニックのディーガDMR-XP10。奥州市のデンコ
ードーで5万4千円でした(ただし10枚パックのDVD-RAMとセットだったので、実質5万3千円)。珍し
く価格comの最安値よりも安かったり。やりゃあ出来るじゃん、デンコードー(や、ちょうど新機種が出
る直前なので、在庫処分だっただけですが)。W録画不可、外部入力1端子、ハードディスク200GBと、
最近のHDDレコーダーとしてはかなり物足りないスペックですが、個人的にHDDレコは消耗品という認
識なので、不満が出たらさくっと買い換えるつもりです。
さて、パナソニックのHDDレコは傾向として初心者や一般人向け仕様になっていて、細かな編集やマ
ニアックな設定は殆ど出来ないですけど、その代わりビデオ感覚で扱えるので、ビデオからの乗り換え
でもさほど戸惑いはなかったり(逆に東芝製はマニア向け仕様で画質も良いですが、リモコンが2つあ
ったり取説が3冊もあったりと、敷居がかなり高いそうな)。なので取説をあまり読まなくても、割とさくさ
く操作できる感触です。それと何かとトラブルが多いらしいHDDレコですけども、パナ製品は安定性が
高いそうなので、その辺は安心して使えるかなと。ともかく、しばらく使ってみて慣れていきたいと思い
ます。そうそう、HDDレコって電源を入れてから使えるようになるまで30秒近くかかったりするんです
けど、これって中身はちょっとしたパソコンな訳で、そう考えると納得したり。
http://panasonic.jp/dvd/products/xp10/
んで、一ヶ月分の番組表が載っているテレビ番組雑誌を買ってチェックしてみたら、BSデジタルっ
て割と関東圏の地上波ほどアニメはやっていないようで、エアチェックする作品は確実に増えますが、
飽和するほどではなさそうな感じです。最近のマニア向け作品はテレ東よりもU局に移っているせい
もあると思いますが。
あと、今期の京都アニメーション作品「らき☆すた」は珍しく岩手めんこいテレビでも放送するらしい
です(4月11日25時38分から放送開始)。おや、どーいう風の吹き回し?
07/04/04
また寒くなって、東京では今日雪が降ったそうな。そろそろタイヤ交換しても大丈夫だと思っていま
したけど、ちょっと心配?
「ケロロ軍曹 3rdシーズン」29回目。暗殺集団来襲の巻&幸福の青い鳥の巻。いきなりショッカー
ネタにニヤリ。それとワープの場面はイデオンっぽいかなと思いましたが、麦人氏がゲスト出演して
いることを考えると、むしろ「スタートレック」のパロディ?内容そのものは2編ともちょっと良い話系
でまとめていて、和みました。ただ、「ハルヒ」ネタは角川繋がりでまぁ良いとしても、露骨な2ちゃん
ねるネタはどうかな〜と感じなくもなかったり。
で、今週から視聴可能となったBSジャパンの放送は、ちょうど3rdシーズンの最終回でした(地上
波キー局より3日遅れ?)。いきなり巨大宇宙怪獣が地球にやってきて大ピンチな状況。で、対抗
手段の巨大兵器がマクロスもどき(笑)。ご丁寧にトランスフォーメーションまでやっちゃってます。
しかもブリッジのコンソールがファミコンやらサターンのゲームパッドになっていたり、発進シーンの
音楽がもろにガンバスターのテーマ曲だったりと、3rdシーズンらしくパロディネタ満載。1期や2期
のような感動的展開ではなかったので物足りなさもありましたが、割と楽しめました。
てな訳でしばらくは岩手の放送とBSジャパンの放送を同時に追いかけることになりそうです。
「セイントオクトーバー」13話。自分が人を殺していたことを知って、ショックのあまり部屋に閉じ
こもる主人公。一方、元OL女史の部下だった怪人はラスボスの洗脳を受けて凶暴化し・・・。
主人公割とあっけなく復活。もう少し引っ張るかと思いましたが、あまり鬱展開が長引いても見て
いるほうがつらいですし、こんなものでしょうか。ただ、自称記憶喪失少年の説得は詭弁くさいな〜
と思ったり(苦笑)。ともかく新しいロリキャラも登場して、シリーズ後半突入です。
先週に続いて戦闘シーンがかなり良く動いているな〜と思っていたら、原画に芦田豊雄御大の名
前が。この作品自体スタジオライブスタッフによる制作ですが、よもや御大自ら原画を担当するとは、
ちょっと驚きました。
ネット配信 http://www.i-revo.jp/gosurori/
BSフジで「月面兎兵器ミーナ」なんてのを放送していたので、試しにエアチェック。今週は9話でし
た。「電車男」の劇中アニメから派生したテレビシリーズだということ以外何も予備知識がなかったの
ですが、主人公含め女の子数名がバニーさんに変身して宇宙人と戦う話らしいです(笑)。今回はい
きなり全員が敵に捕まっていて、普段は女子アナをしている主人公がニュースの出演に間に合わな
くて大変、ってなことになっていました。監督が同じ人の為か「メルヘヴン」ネタもあったりして、キー局
違うのにいいんかいなとツッコンでしまったり(苦笑)。
今期BS朝日の新番組「桃華月憚(とうかげったん)」。原作は「顔のない月」「ヤミと帽子と本の旅人」
等のオービットによる18禁ゲームで、上記2作と同じ世界観を持つ作品です。とゆーか元々は「顔の
ない月2」として制作を始めた作品だったり。・・・なのですが、本来ならば今週原作ゲームが発売され
るはずなのに延期してしまった為、アニメ版のほうが先に放送開始してしまったという、なんとも変な状
況になっていたりします。ちなみにアニメ版のスタッフもアニメ版「ヤミと帽子と本の旅人」と同じ面々。
で、その1話。・・・わからん(苦笑)。ある意味凄いかも。1ミリ秒たりとも話が分からないという、前代
未聞の1話になっています。アニメ版「ヤミ帽」も「ハルヒ」に先んじて時系列ランダム放送をやった先
駆的作品だったそうですが、推測するに今作のこの1話はたぶん最終話かその一つ手前の話なので
はないかと。とにかく意味ありげなカットが続くだけで説明は何もなし、あとは勝手に想像しろ、ってな
作りになっちゃっています。見る人によっては激怒ものの1話なのではないでしょーか。毎度実験的試
みを導入する望月監督(や、今作は脚本のみの参加ですが)ですけど、今回はやりすぎのよーな?こ
の先どう転がるかは未知数ですが、とりあえずエロかったのでしばらく見続けてみようと思います(爆)。
てな感じでやはりと言うかエアチェック作品が一気に増えてしまって、ちょっと大変かも。試しに数え
てみたら、今週だけで視聴作品が15本ありました(苦笑)。やば、睡眠時間が危険そうです。ちゅー
ことで、アニメ版「乙女はお姉さま(ボク)に恋してる」DVD最終巻と京都アニメーション版「Kanon」DV
D4巻が届いたのですが、開封するのは週末になるかと。
「灼眼のシャナ」第2期シリーズ制作決定。昨年末にOVAが発売され、今月劇場版が公開されると
いうのに、もうテレビシリーズの続編決定とは、凄いペースです。情報が公開されたのが4月1日だっ
たのでホントか嘘か怪しいところがありましたが、ちゃんと本当のようです(笑)。アニメ版第1期はシ
リーズ終盤で原作と大きく違う展開にしてしまいましたけど、2期はすっかりオリジナル路線でいくつ
もりなんでしょうか。
http://www.shakugan.com/
07/04/06
春めいているような、そうでもないような、天気が読めない今年の四月です。
BSジャパン新番組「天元突破
グレンラガン」。ガイナックスの新作ロボットアニメです。「ぷちぷりユ
ーシィ」の7話だったか8話だったかで、ぐりんぐりん動きまくる絵コンテを描いた今石洋之氏が監督
ということで、とにかくまぁ動く動く。んでもってノリが熱いです(ぱっと見は「トップをねらえ2」みたいな
絵だな〜と思いましたけど)。話のほうは、何はなくてもドリル。ひたすらドリル。とことんドリル。ドリル
こそ全て、ってな感じでドリル好きには燃える展開。主人公の兄貴分が「ナデシコ」のガイみたいなキ
ャラなので無駄に暑苦しくもありますが(笑)、正統派冒険活劇ということで、期待できそうな印象です。
今期の“燃え成分”はこの作品で補充ってところでしょーか。
で、地上波だとこれって「プリキュア5」の裏番組のようですが、基本的にはやや低年齢層向けな作
風でありながら、メインヒロインだけが異様に露出度高い(とゆーか殆ど水着)うえにガイナックスお得
意の乳揺れしまくりで、この部分は深夜枠向けだよな〜とか思ってみたり(苦笑)。
公式サイト http://www.gainax.co.jp/anime/gurren-lagann/index.html
BS-iで放送中の「ヴィーナス ヴァーサス ヴァイアラス」を試しにチェック。ちなみに今週の放送は
11話でした。放送開始した頃、某所で1話だけチェックしてみて微妙に好みに合わないかなと感じて
スルーしていた作品でしたが、話もクライマックスに入っている為か、1話の時より更に暗〜い展開
になっている模様。木村真一郎監督作品なのに人が死にまくってますよ(苦笑)。えーと、基本設定
は生まれつき魔物の存在が見える少女と、普段は大人しいけどある条件で狂戦士へと変貌してしま
う少女が魔物退治をする話、だったかしらん。今週放送分ではラスボスの策略で狂戦士ヒロインが
暴走、味方を殺しちゃった?ってなことになってます。で、次回最終話。なんかシリーズの最初と最後
だけ見てますよ、私(笑)。
同じくBS-iで放送中の「ひだまりスケッチ」もチェック。地上波に遅れること2週。今回は11話。既に
一度見ていますけど、DVDやBSデジタルだと画面が16:9のフルサイズになっているので(地上波は4:
3)、また違う印象があったり。DVD版は作画修正しまくりでオープニングさえ変わっているので、テレ
ビ放送版も保存かなと、マニア心を出してみたり(笑)。
ちなみに話数ランダム放送の作品なので、この11話が実質1話だったりします。そーいう意味では
タイミング良いかも?・・・って、来週最終回ですけど。
「ロケットガール」7話。なんとか地上に戻ってきたものの、何故か自分の母校の池に着水した主人
公のロケット。その様子を見ていた後輩の優等生少女は、普段の模範的な態度から一転、にわかに
活き活きとしだして・・・。
1話でちょこっとだけ顔見せした3人目のヒロインがようやく登場。これで役者が揃ったということで
しょうか。エンディングテロップでこの優等生少女の声が長谷川静香嬢と知ってぷちびっくり。なんか
いきなり演技が上手くなってるなぁ。「天使のしっぽ」や「ティンクルスタースプライツ」の頃の舌っ足ら
ずな演技も捨てがたいものがありましたが(苦笑)、順調に声優として成長しているようで何よりです。
で、今回は作画がちょっと荒れてた感じ。話的にはインターミッションっぽい内容だったので、作画
も一休み?(笑)
サターンとドリームキャストの有償修理が終わるそうです。これでもう本体が壊れたらプレイできな
くなるんですね。寂しいことです。GD-ROMはエミュレーターを作るのが困難だという話も聞きますし、
この2機種のソフトが遊べるハードをどこかで作ってくれませんかねぇ。
http://sega.jp/topics/070330_1/
07/04/08
タイヤ交換を決行。これで雪が降ったら泣きます(笑)。
BS2新番組「精霊の守り人(もりびと)」。テレビ版「攻殻機動隊」の神山監督最新作ということで、各
方面から注目を集めている作品でもあったりします。第一印象は、とにかく映像が綺麗。作画もさる
ことながら、美術の美しさも異世界観を見事に表現しています。でも、このレベルで2クールやるのは
さすがに厳しいんじゃないかとも思ったり。話のほうはNHKらしく骨太の大河ドラマっぽい雰囲気です。
女用心棒の主人公が割と饒舌だったのは少々意外。もっと無口なキャラかと思っていました。ともか
く、今期の正統派人間ドラマとして見守りたいと思います。
「Yes!プリキュア5」10話。妖精の片方が開いたファンシーショップ。けれども今まで客が誰も来なく
て・・・。
案の定MAHO堂状態になっているファンシーショップ(苦笑)。さすがに「どれみ」ほど話のメインには
ならないと思いますが。で、早くもだんだんキャラが壊れてきたというか、ノリが暴走し始めた感がなき
にしもあらず。前シリーズの反省を踏まえて、今作では早めにテンションを上げていくつもりなんでしょ
うか。
4日に届いたDVD2枚をようやく鑑賞。まずはアニメ版「乙女はお姉さま(ボク)に恋してる」DVD最終
巻。11話・最終話と新作映像「ツンデレラ」を収録。んが、DVDのジャケットやビニールに貼られてい
たシールでは誤植で最終話のサブタイトルが9話のものになっちゃっていたり。どうするんでしょ、こ
れ。それと、他のキングレコード作品は来週発売なのに、この作品だけ4月4日にリリースしたのは、
意図的なものなんでしょーか、やはり?(3月3日は女の子の日、5月5日は男の子の日、じゃあ4月
4日は・・・瑞穂ちゃんの日?)。
テレビシリーズのラスト2話は原作中盤のエピソードを使いながらも、かなりアニメオリジナル要素
が入っていて、ちゃんとシリーズのクライマックスという展開になっています。シリアス寄りな雰囲気に
なりつつもシリーズの根底に流れる爽やかな作風はちゃんと維持されていて、特に最終回Bパートと
エピローグの感動と心地よさは特筆もの。繰り言ですが、ここまで綺麗に終わった以上、続編は必要
ないというのが私の感想です。先日書店で立ち読みした「このアニメが凄い」とかいう雑誌でも、この
アニメ版「おとボク」は高く評価されていて、やはり私同様7話をその代表エピソードとして紹介してい
たり。“所詮エロゲーのアニメ化”と偏見を持つ人にほど、騙されたと思って見てほしいと私も強く勧
めたい作品です。
そして新作映像の「ツンデレラ」。原作ゲームの初回限定版に同梱されていた、暗黒絵師ヨダ(笑)
によるブラックな絵本が元ネタ。オリジナル版は十数ページの短編でしたが、アニメのほうはテレビ
シリーズ1話分のボリュームにアレンジされていて、ノリの壊れ方も原作の50倍増し(苦笑)となって
います。ちゅーか、壊れすぎ。元のキャラの性格が完膚無きまでに破壊されていて、ここまでやって
いーんかいなという程に暴走しまくっています。最終巻はこの新作だけでも一見の価値ありかと。ア
ニメ版スタッフ、よくやった。
放送開始前は色々騒ぎがあって前評判は散々でしたが、終わってみれば実に良作だったアニメ
版「おとボク」。原作ほどシリアスに走らず絶妙のバランス感覚で爽やかな世界観を作りあげつつ、
瑞穂ちゃんの完璧超人ぶりも更に磨きのかかったアニメ版は、まさにエンディングの歌詞にある通
り、「あなたを見つけた それだけでIt's beautiful day こんな毎日がずっと続けばいいのに」という作
品だったと思います。今一度、この作品に関わった全てのスタッフに拍手を!
もう一枚は、京都アニメーション版「Kanon」DVD4巻。10話〜12話収録。
10話は真琴シナリオクライマックス。京アニ版「Kanon」はこの10話が頂点だったという評価もあ
るようですが、確かにこの回の完成度の高さは半端じゃありません。つーか、私はほぼ30分泣き
っぱなしで、冷静な評価ができませぇん(爆)。えぐえぐ・・・なんでこんなとんでもない作品を作っちゃ
うんですか、京都アニメは。こーいう(→ http://www.moeyo.com/2007/04/post_2444.html)あおり
文句も全然誇張じゃなくて、マジです、いやホント。原作の真琴シナリオも相当に泣ける話でしたが、
こっちは更に演出がパワーアップしていて、原作ファンとしては文句のつけようがないというか、文
句つけたら罰あたりなほどに理想的なアニメ化と言えると思います。続く11話からは舞シナリオへ
と移るのですが、ちゃんと各キャラが真琴のことを思い返しては感慨に浸る場面が追加されていて、
このアレンジの妙も実に絶品です。麻枝氏がシナリオ監修として色々口を出したらしいですけど、そ
れがプラスに働いているようで。
で、12話は舞シナリオ中盤のイベント、舞踏会のシーンがあるのですが、ここで祐一と舞が踊る
カットの作画がまたとんでもね〜クオリティになっちゃっています。おいおい、劇場レベルなんてとう
の昔に超えているのに、どこまでレベルアップする気ですか、あんたらは。まぁ原作にあったモンキ
ーダンスを踊るくだりがカットされていたのは少々残念でしたが(笑)。細かいところでは、栞が好物
のアイスを食べるシーンで、木のスプーンを堅いアイスに刺してぐくっと掬う動きが、ちょっとヘラが
引っかかりつつもアイスがこそぎ取られてゆく感触をめちゃくちゃリアルに再現していて、なんでこん
なシーンの作画までこだわるかなぁ、と観鈴ちん風に呆れつつも感嘆したり。もはや他社が追随で
きないクオリティに到達しちゃってますね、京都アニメーションは。
ちなみに今回もオーディオコメンタリーは麻枝氏。またも延々皿うどんの話をしている一方で(苦
笑)、舞の原型が「セーラームーン」の火野レイと「少女革命ウテナ」のウテナにあった等、新たな事
実を暴露していたり。相変わらずサービス精神旺盛です。
おまけでもう1作品。「Kanon」原作者久弥直樹氏の新作アニメ「sola」1話を某所で鑑賞。や、あま
り大きな声では言えませんが、キー局は何故かテレビ愛知だしBSデジタルで放送していないもので
すから、こそっと(苦笑)。
久弥氏とキャラ原案七尾奈留女史という珍しい組み合わせのこの作品。原作はコミケで発売され
た同人誌だそうな。なのでアニメ版のほうは両者ともあくまで原案という形でのみの参加みたいです。
ストーリーは、空が大好きで空の写真ばかり撮る少年と、空に憧れながらも空を見ることのできない
少女の物語、でしょうか。で、その1話。空が作品のキーワードだったり、メインヒロインが変なジュー
スを飲むのが好きだったりするのは、「AIR」へのリスペクトなんでしょうか(苦笑)。ともかく、電撃大
王連載のコミック版でも感じましたけど、印象に残る言動でキャラを立たせる久弥節は健在です。1
話でさっそく「トマトしるこ」だの「フォアグラおにぎり」だの変な食べ物が出てきて、こーいうところは変
わらないなぁとちょっと懐かしくなったり。ただ、アニメ版は1話にしては作画が良くない感じで、先行
き不安かも。七尾キャラを動かすのは難しいというのもあるんでしょうが、割とキャラの顔が不安定
に見えました(エンディングで七尾女史のイラストを使っているだけに、余計)。今作では珍しくバトル
要素があったりして、さっそくBパートで戦っていましたけど、どう話が転がるのやら。とりあえずおお
っぴらに書くのも色々マズいと思うので、毎週ここで取り上げることはしない予定です。
ごめんなさいごめんなさい、今月に入って一日の文章がかなり長くなってしまってごめんなさい(「ケ
ロロ軍曹」の某キャラ風に)。なんか殆どエアチェックの感想だけのコーナーになってしまっていると、
自分でも気にはなっていたり。や、前からそうだったと言われたら身も蓋もないですが(苦笑)。
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