07/06/03
穏やかな天気が続いた週末でした。ちなみに今月の写真は、ゴールデンウィークに気仙沼で
撮ったウミネコです。
「精霊の守り人」9話。王子の死によって自分の成すべきことを見失ってしまった、元腹心のロ
ン毛男(笑)。だが王子が生きていればこ
の国に訪れるとされている干ばつの危機がまだ去って
いないことを知って・・・。
主人公達が殆ど出てこなかった回。今まで割とヘタ
レっぽい扱いだったロン毛男君ですが、こ
れを期に才能を発揮するようになるのでしょうか。しっかしまぁ、こーいう内容で丸々1話使っ
て
しまえるのはNHKらしいと思ったり。
あと、アイキャッチに出てくる卵の細胞分裂が進化しているのは、王子
の中にいるという水妖
の卵の成長度合いとシンクロしてるんでしょうね。今更な指摘ですが。
来週は野球中継があ
るので、来週分の
「かみちゃまかりん」は昨日放送済み(BSジャパンは
野球延長による放送遅れをしない代わりに、放送日を変えてくるので要注意です)。とゆー訳で
9
話。主人公達のクラスにやってきた美少年転校生。主人公のことを知っていたり、無愛想少
年にいきなりキスしたり(!)と、初日から謎
の言動が多くて・・・。
渚カヲル登場(苦笑)。や、声といいホモな点といい、似てるかなと。で、この新キャラは左右の
目の色が違うという設定みたいですが、テレ東はこーゆー描写
OKなんですね。「ツバサクロニ
クル」の時、原作だと小狼は左右の目の色が違うのに、NHK的にNGということでアニメ版ではそ
の辺
がボカされていたので、テレ東のほうが寛容なのが少し意外でした。
今回はまたも作画ダウン。頼みますから最低限人間らしい容姿と芝
居だけはキープして下さ
い(苦笑)。ここまで酷い作画の作品は「アキハバラ電脳組」以来な気がします。作画と演出の
テンポがもう少し
まともならば、今回のギャグ描写もそこそこ笑えたと思うんですけどねぇ・・・。
「Yes!プリキュア5」18話。新聞部部長が生徒会長のプライベートを独占取材。けれども
主人公達が好奇心から勝手に乱入してきて・・・。
主人公はともかく、他のメンツまで悪ノリしまくっていたのがちょっと違和感あるかな〜と感じ
つつも、面白かったのでまぁいいやと思ってしまいました
(笑)。それと今回は新事実発覚。主
人公達がプリキュアに変身できることを隠しているのは、単にバレると恥ずかしいからだったと
は。確かにこのシリーズは
最初から敵に正体バレバレだし、隠している理由はそれくらいしか
ないのかも。それと、売店のおばちゃんは主人公達の正体を知っているような気がするのです
が、さて?
「セイントオクトーバー」DVD3巻発売。6話〜8話を収録。やっぱり赤ロリ初参戦の6話から壊
れ
たノリが加速していると、改めて見て思ったり。
で、相変わらず謎の映像特典が収録されているのですが、今回も赤ロリの中の人の前衛
的す
ぎる絵が披露されていて爆笑。この人の絵のセンスは下手云々以前に根本的にどこかおかし
いと思うのですけど、どーいう感性を持つ
とああいう絵になるのか興味はあったり(ひでぇ)。
いきなり発表された新番組「機動戦士ガンダム
OO(ダブルオー)」。7月から放送開始・・・って
マジっすか。「種」シリーズの続編ではないようですが、まだ作るつもりなんです
か、サンライズさ
ん。てか、このガンダムのお兄さんはもしかしてキカイダーとか01とか言ったりしますか?(苦笑)
http:
//www.gundam00.net/ (ネスケでは再生できないので注意です)
宮城県の石巻市にイオンの大きなショッピングセンターが出来たという話を聞いて、ふらっと行
ってみました。盛岡のイオンには及ばないものの、確かにそれに
近い規模のショッピングセンタ
ーで、間違いなく宮城県北と岩手県南の中では一番大きなものかと。つーかここだけいきなり雰
囲気が違っていて、なんか浮いて
いるな〜とも思えたり(苦笑)。石巻と言っても市街地から少し
離れた場所で、周囲も現在開発の真っ最中らしく、この一角だけ妙に都会じみた風景になって
い
るのが驚きでした。ここは仙台からも遠く、近くに商業圏も殆どないので、この地域だけで買
い物が完結できるようこういった大規模な
ショッピングセンターが作られるのもある意味自然
かな、と愚考してみたり。とにかく数年前訪れた時はホントに田舎の港町というイメー
ジしかな
かったので、いきなり様変わりしていてびっくりしました。まぁオタク的観点からすれば見るべき
ものはな
いのですが(書店は割と本が充実していましたけど)、珈琲好きの私としてはチェーン
店ながらも変わった珈琲の飲める店や珈琲豆の挽き
売り店がテナントとして入っているのが要
チェックポイントという感じです。他にも飲食系は珍しい店があるみたいなので、ちょっと通っ
て
みたくなったり。ただ、やっぱり自宅からだと石巻はかなり遠いという感覚なので、おいそれと遊
びに行けないの
が難点でしょうか(約70キロはあります)。地元にもこーゆーのが出来れば、少
しは街が活性化するだろうに、とボヤいてみたり?(苦
笑)
http://www.aeon.jp/sc/ishinomaki/
07/06/06
今朝は出勤途中に通る牧場の芝生に飛行船が停まっていてびっくり。どこぞのメーカーのロゴ
がデカデカと入っていたので宣伝用だと思う
のですが、バブル期以降はこーいう飛行船を見か
けなくなっていたので、珍しいと思ったり。いつの間にか飛び立ったようで、気付いた時
にはもう
いませんでした。
「ケロロ軍曹
3rdシーズン」38回目。クリスマス氷河期の巻。以前出てきた謎の羽付き少女が
再登場。4期目にも出てくるみたいなので、半レギュ
ラーキャラといったところでしょうか。小ネタ
では主人公の防寒服のヘルメットがカミーユのと同じデザインだったり、サブタイトルが
「ウルト
ラQ」のペギラ登場回2編のパロディだったりしたことにニヤリとしました。
今週
のBSジャパン「ケロロ軍曹 4thシーズン」は野球中継でお休み〜。代わりに来週二日続
けて放送予定です。
「セイントオクトーバー」22話。神父の口から語られた主人公と神父の過去。それは主人公
自身さえ忘れていたつらい記憶で・・・。
うわ、ここまで来てまだこんな重いネタを隠し持っていましたか。主人公も神父も児童虐待なん
てレベルじゃなくひどい身の上だったなん
て。終盤にギャグ描写で和ませようとするバランス感
覚は相変わらず上手かったですが、そろそろ本格的にシリアス一辺倒になりそうな気
配です。
ネット配信 http://www.i-revo.jp/gosurori/
「神曲奏界ポリフォニカ」6話。主人公と学生時代から一緒の友人同僚。能力的に主人公より
ずっと優れている彼に、他の事務所から引き
抜きの話が来て・・・。
一応主人公の友人メインのエピソードでしたが、むしろ熱を出して寝込んだ主人公を看病しよ
うとして騒ぎになったドタバタ劇のほうが主軸になってしまった感
じだったかも。てか、キャラの作
画は今回まともだったのに、料理の作画が破滅的なのが実にこの作品らしかったです。食べる
と謎の異音
を発するエビフライとか、おかゆが入って熱いはずの土鍋を素手で持ち上げる主人
公とか、ネタアニメとしては今回も見所多しでした(苦
笑)。あと、メインヒロインのツンデレ描写
があまりにもお約束すぎて、今時こんなベタなネタやるか〜、と気になったかも。
「天元突破グレンラ
ガン」10話。敵の大将の娘だと名乗る謎の少女。一度はそれで敵を撤退
させるものの、敵の娘と知ってクルー達は怒り心頭で・・・。
アイアンギアー入手後はますます「ザブングル」な雰囲気になってきましたにゃ〜。それはとも
かく、メインヒロイン少女の学習能力が
凄っ、とか見ながら思ってしまいました(笑)。前回「人
間ってなんですか?」と訊いていた人外キャラが、もう普通に喜怒哀楽を出した
り理路整然と人
間を弁護したり出来るようになってますよ。ホント一気にメインヒロインの座に上り詰めた感じで
す。主人公が未だ落ち込
んだままですが、次回あたりが復活劇になるのでしょーか。
ちなみに今回の作監は平田雄三氏。さすが、女の子の作画が可愛らしさ倍
増でした。くそっ、
これで新メインヒロインに感情移入させようという作戦か。見事にハマってやるぜ(爆)。
しばらく休載していた原作版「ローゼンメイデン」が、今月号のバースコミックでいきなりの最終
話掲載。しかも話は何一つ終わっていな
いという、見事なまでの打ち切りエンドでした。なんでも
作者と編集側との間でトラブルがあったそうで、作者が怒って作品を引き上げて
しまったという
のが真相みたいです。まぁドル箱作品ですから、他社が喜んで続きを描かせるんじゃないかと
思うの
ですが、しばらくはお休み状態といったところでしょうか。や、このまま投げっぱなしで未完
ということになったら、それはそれで伝説になりそうですが(苦
笑)。
「マクロス」等の音楽を手がけた羽田健太郎氏が亡くなられました。謹んでご冥福をお祈りしま
す。
http://218.40.57.10/nf/detail.php?id=0000001581&page=0&sea=&tid=&rid
07/06/08
蒸し暑い日の続いた週の後半でした。週末も天気は崩れるみたいです。
「らき☆すた」9話。テストとケーキバイキングと目薬の巻。いつもより心なしかまったり加減が
増していたような?最後の目薬ネタは、目薬を差すのがめっ
ちゃ苦手な私にとって非常に実
感のある話でした(笑)。あと、原作の掲載誌が掲載誌なのでしゃーないんでしょうが、未成年
に18禁
ゲームを買い与える親ってのは放送コード的にどーよ、と思ってしまったり(苦笑)。
「ハ
ヤテのごとく」7話。お嬢様の許嫁だという少年が登場。色々な誤解で、主人公に決闘を
申し込んできて・・・。
もはやこの作品のパロディはとどまるところを知らない感じです。同じ小学館繋がりで「犬夜
叉」パロディをやったりする一方で、表に出
せないDVDという話題で「天元突・・・(ピー音)」のセ
リ
フに大爆笑。早っっ。もうネタに使いますか(恐らく先日大幅にカットされて放送された6話の
完全版ということでせう。ちなみにDVDは予想通り完全版とテ
レビ放送版の両バージョンを収
録するそうな)。更には次回がネコ耳の話ということで予告は「東京ミュウミュウ」ネタ。「月詠」
を持ってこないでこちらを出
すあたりのマニアックさが玄人っぽいです(何の玄人なのやら)。今
回はパロディ以外にもストーリー単体として十分に面白い内容でした
し、「ケロロ」がマンネリ気
味になっている今期は、この作品のほうが色々な意味で楽しめる感じがしていたりします。
「怪物王女」7話。生命力が切れかかっているところを、1話で一度運び込まれた病院に再び
搬送された主人公。一度死んだはずの彼が再
び担ぎ込まれたことで、マッドサイエンティストな
医師が主人公を解剖しようとして・・・。
なんだか間延びした感じのする回でした。薄い内容を無理矢理30分に引き延ばしたかのよ
うな?マッド医師の変態ぶりをしつこく描くよりも、もう少し各キャ
ラに見せ場を作ったほうが盛
り上がった気がします。次の話への前振りエピソードみたいですから、次回に期待するとします
か。
今週はDVDが2枚到着。まず1枚目、「がくえんゆーとぴあ まなびストレート!」3巻。5話・6
話収録。主人公がおたふく風邪で入
院中の生徒会の話と、テスト前日に夜遊びするの話。どち
らもエピソード単体として見ると満点に近いほど青春ドラマとしての完成度が高
く、その意味では
かなり評価できるのですが、以前にも書いたように5話以降は主人公まなびが脇役キャラと化し
てしまうのが作品タイト
ルに偽りありな感じがしてしまって、個人的にはマイナスポイントに思え
たり。
あと、この作品で描かれている青
春群像って恐らくリアルに学生送っている世代にはあまりピ
ンと来ないのでは、という気がしたりします。むしろ学生時代にバカやったこ
とのある社会人なん
かが見ると(特に6話)、「これに似たようなことやったなぁ」と共感できるのではないかと。と同時
に、
それは“ありうべかりしもう一つの青春”であり、ある種の憧憬にも似た郷愁ではないかとも
思えちゃったりするのです。この作品の評価
が大きく二分しているのも、そこにシンパシーを覚
えるかどうかの差なのではないかしらん、と愚考してみる次第。少なくとも私はこの作
品を見て
いると、とても懐かしい感じがしてしまいます。
もう一枚のDVD、京都アニメーション版
「Kanon」6巻はまだ未開封なので、感想は後日。
先日書いたガンダムの新作、放送開始は7月かと思ってい
ましたが、今日発売されたニュー
タイプによると10月からだそうです。訂正〜。
07/06/10
職場で風邪をうつされて、体調ボロボロな週末でした(苦笑)。ちなみにまだ治ってないっす。
「精霊の守り人」10話。民草の暮らしに慣れてもらう為、王子を街へと連れ出す主人公。仲間
の少年に二人で仕事をこなすよう依頼する
が、途中でイカサマ賭博に出くわして・・・。
またも増井コンテの回。戦闘シーンがある訳でもないのに、イカサマ賭博と対峙するシー
ンで
の緊迫した空気と緊張感を描いた手腕は、やはりお見事と言える出来でした。ちゅーか30分が
あっという間に
感じられる回だったと思います。
「Yes!プリキュア5」19話。最近どこか様子がおかしい後輩アイドル。彼女の父親や祖父ま
でもが心配になって、こっそり彼女の後
を尾行していて・・・。
この子がメインの回は作画がやたらと良い法則がまたも発動(笑)。ストーリーに合わせて必
殺
技のバンクにまで手が加えられていたりと、気合いの入り方がいつもと違っていたような。な
んでも小さなお友達には1番人気のキャラだ
そうですが、今回はストーリーもちょっといい話系で
綺麗にまとめていて、シリーズ屈指の良作回だった感じでした。予告を見たら次回も
この子がメ
インの話みたいで、やっぱり贔屓されてるのかしらんと思ったり。
京都アニメー
ション版
「Kanon」DVD6巻鑑賞。16話〜18話収録。栞シナリオのクライマックス
からラストまでを一気に描いています。監督自身栞の仕草には特に気を遣っ
たと明言している
通り、ただでさえ高い作画クオリティなのに、栞の作画や芝居の細かさは半端じゃなかったり。
つかアニメでここまで徹
底的に動かすこと自体が、もはや“ありえない”レベルになってるよーな
(苦笑)。京都アニメ版では巨乳度がアップしてしまっているの
が残念な栞ですが(爆)、それを
差し引いても余りある愛らしい作画なので良しとしますか。
で、ストーリーのほ
うはほぼ原作を忠実に再現しながらも、姉との和解に重点を置いた構成に
なっていて、反面祐一に対する感情が恋人ではなく単なる“お兄
ちゃん”になっているのがやや
残念なところでしょうか。シリーズ構成的にはやむをえない処置だとは分かるのですが(名雪・あ
ゆ
シナリオが残っているのに、ここで栞と結ばれる訳にはいかないですからねぇ)、その為にク
ライマックスでの盛り上がりに欠けた点は否
めないかと思います。もっともその手前までは泣き
まくりでしたが(苦笑)。その意味では、原作にない姉乱入という展開で強引に盛り上
げた東映
版のほうが、ラストシーンの涙腺破壊度は大きかったかも?
なんとなく
「神曲奏界ポリフォニカ」の原作ゲームを買ってみました。ゲームと言っても選択肢
等は一切無いキネティックノベルと呼ばれジャンル
で、要するに絵と音のついた小説といったソ
フトです。その分値段も安く、実売2600円といったところ。パソコン版とプレステ2版が
あります
が、手近な店にあったのがプレステ2版だったので、そっちを購入。テキストを手がけているの
は、「スク
ラップド・プリンセス」原作者の榊一郎氏。アニメ版でもシナリオを手がけています。
アニメ版では社会人として仕事をこなしている主
人公達ですが、原作はまだ彼らが学生時代
のお話。アニメ版4話のエピソードがちょうど原作のプロローグにあたる部分なので、むしろ
こっ
ちを1話に持ってきたほうが作品世界を理解しやすかったのでは、と思わなくもなかったり。あ
と、原作はビ
ジュアルアーツが制作しているので、画面構成や画面エフェクトなんかがKey作品
と一緒だったりします(ちなみにプレステ2版の移植
メーカー・プロトタイプは、元々NECインター
チャネルで「Kanon」や「AIR」等を移植していたスタッフが独立して作った会社)。出演している声
優
陣もビジュアルアーツ系作品でお馴染みの面々で、双子姉妹なんて「毎日好きして」の暖花と
「はじめてのおるすばん」のしおりの中の人
なので、声だけ聴いていると18禁ゲーに思えてしま
う罠(笑)。アニメ版でキャストを総入れ替えしたのも、大人の事情的には仕方のな
いところでし
ょうか。
まだプロローグが終わって1話の冒頭といったところ。文庫本2、3冊分のテキスト量らし
いの
で、のんびり読み進めたいと思います。
http://www.prot.co.jp/ps2/polyphonica/index.html
だいありーへもどる