おもひで

だいありーの過去ログです。

07/07/01

  7月です。今日は天気が良かったので洗車でも、と思ったのですが、明日から雨だそうなので
やめました。

  「精霊の守り人」13話。かつて主人公と戦って敗れた男が、夏至祭りの一件で彼女が生きて
いると知り、再び戦いを挑んできて・・・。
  隠遁生活にもそろそろ終止符かと思いきや、今回の敵は王族関係の者ではなかったようで。
もうしばらくは今の生活が続くのでしょうか。 んで、主人公達の戦いに巻き込まれた女先生の声
が麻上洋子さんで懐かしく思ったり。ハルル・アジバの中の人ですね(って、何故そこで 「ヤマト」
の森雪が真っ先に出てこないのやら)。講談師(でしたっけ?)になられて以降、アニメで声を聴
くのは 随分と久しぶりのような気がします。

 「Yes!プリキュア5」21話。主人公が偶然出会った妖精の女の子。故 郷では妖精コンビのお
世話係見習いをしていたというが、その性格は裏表が激しくて・・・。
 シリーズ定番、新 キャラ登場です。物語をひっかき回す役回りの必然で、うざったい性格なの
もシリーズ定番です(苦笑)。しばらくはこのキャラが色々騒 動を起こしてくれそうな予感。大きな
お友達的にはあまり踏襲してほしくない伝統でしょうが(笑)、本来の視聴者層には必要なキャラ
な んでしょうね。

 「sola」のテレビ放送が完結。シリーズ後半はどんどん血みどろの展開になっていって、最終 回
もこれはこれで悲しいながらも一つの救いと言える終わり方でしたが、微妙にすっきりしない部
分が残ってしまっ た印象でした。バトル要素ありな「ONE」だったと書くと、久弥氏らしい作品だと
も言えそうですけど(同時に、やっぱり「AIR」へ のリスペクトだったのかなぁという側面もあった
り?)。シリーズ前半でこれでもかとキャラを立たせていただけに、悲劇にするならする で終盤は
もっと盛り上げようがあった気もするのですが、今一歩のところで淡々と物語を描いてしまうこの
ストイッ クさが、逆に小林監督や久弥氏の味だったのかもしれません。その意味では、シリーズ
を通して作品タイトル通り“空”のような質感の雰 囲気を貫いていたと思います。個人的にはシリ
ーズを通して重要アイテムだった剣の入手経路と作られた経緯が全く語られなかったこと が、一
番不満だったかも(DVDでは追加エピソードが2話作られるとのことなので、そちらで語られる可
能性あり?)。それでも、昨今 の流行作品にはない透明な空気感溢れる作風はやはり好みです
し、何よりも主人公が空の写真を撮るのが大好きという設定から、空の風景 がとても綺麗な作
品だったので、そういう点ではかなりお気に入りです(余談ですが、DVDのメニュー画面も空や
雲 の写真が一定サイクルで切り替わるようになっていて、めっさ綺麗です)。ちゅーか、この作
品を見ると無性に空の写真を撮りたくなって しまいます(苦笑)。万人にお勧めとは若干言い難
いですが、私としてはお勧めポイントの高い作品です。
 ちなみ にこの作品の舞台となっているのは長崎だそうで。今年は聖地巡礼で行く人も割といる
のでは?(笑)

  月末好例DVD2枚目、「セイントオクトーバー」4巻。9話〜11話収録。シリーズ屈指の鬱エピ
ソードとなる12話を前に、まだこの 頃はおバカなノリが前面に出ていた時期で、のほほんとその
暴走ぶりを楽しむことが出来る話が続いています。もっとも次の巻はいきなり その12話から始
まってしまうので、かなりキツいことになりそうですが。あと、本放送時に衝撃的だった11話の
実 写エンディングもそのまま収録。今見てもこの回だけエンディングが浮いているよーな(笑)。

  アニメ自体の出来が酷すぎて買う人が少ないであろうアニメ版「神 曲奏界ポリフォニカ」のサン
トラが発売されたので購入(苦笑)。オープニング曲やエンディング曲は確実に個人的今年のア
ニソンランキング上位に入るほど出 来が良いですし、本編の音楽も良いというのに、『音楽が名
曲だと作品自体の出来も良い場合が多い』という私の持論を完膚無きまでに破壊してくれた作
品 ですよ、ええもう(爆)。
 で、そのサントラは1クール作品にも関わらず2枚組という無駄な気合いの入りよう(笑)。アニ
メ本編を見 ていた時も感じていましたが、案の定オーケストラ主体の曲が多くて、更にはボーイ
ソプラノのアカペラもあったり、ハープ奏者になんと 朝川朋之氏を呼んできたりと、音楽だけで予
算を使い果たして作画の資金が尽きたのではないかと思えるほど、贅沢なサントラとなってい ま
す。音楽が主題の作品なので方向性としては間違っていない気もしますが、身の丈に合ってい
ないと思えてしまう のがなんとも(苦笑)。そもそも各キャラが楽器を演奏するという設定なので
(主人公はキーボード、所長はバイオリン、同僚友人はサッ クス、双子姉妹はドラム、更には敵
キャラもそれぞれ楽器を演奏)、各キャラのテーマ曲だけでも生楽器の嵐になるのは必然な訳
で、 アニメ化には色々大変な作品ではあったのかなとも思ったり。CDの発売元が音質の悪さで
定評のランティスなのがやや残念ですが、曲自 体は割と好きなアルバムです。

 「涼宮ハルヒ」ゲーム化決定。この手のゲーム化は出来が微妙なソフトが多かった りしますけ
ど(苦笑)、どーなることやら。
 http://haruhi-bp.com/main.html


07/07/04

  今週は梅雨らしい天気が続いています。

 「ケロロ軍曹 3rdシーズン」42回目。風が吹いたら侵略成功の巻&マザーグース的ミステリー
の巻。前半の「風が吹いたら桶屋が儲かる」な侵略作 戦、是非ともその長い長〜い作戦の全容
が知りたい気がしたり。さすがにライターもそこまでは考えていないと思うのですが(笑)。後半
の ネタは「うる星」の『誰もいなくなったっちゃ』を思い出してしまいました。

 BS ジャパン「ケロロ軍曹 4thシーズン」12回目。対決カップラーメンの巻&クロスワードで景
品ゲットの巻。カップラーメンの話は556のことだから無茶やって食べられないとい うオチだと
思っていたので、結末が少し意外でした。あと、これに似た話ってどっかで見た気がするのです
が、はて何だったか。後半のク ロスワード話は、最後のオチがAパートに繋がっているのがこれ
また意外でした。

 「セイン トオクトーバー」最終話。おお〜、凄い綺麗にまとまって終わりました。ここまで上手く
風呂敷を畳んだ作品って、マジで最近なかったような。シリアスなラス トバトルも、ラスボスの名
前が「完璧クルツ」だったり、支配者になってまずやったのが王様ゲームだったりと、いつものノ
リ そのままだったのも非常に良かったです。最後あたりの展開はご都合主義と言ってしまえば
それまでですが、この作品ならばあれも許せる と素直に思えたり。とにかく文字通り大団円とい
える結末でした。
 シリーズ序盤こそ低調気味でしたが、振り返れ ば1話から既に壊れたノリの片鱗が伺えます
し、企画当初は思い切りドロドロで暗い設定だったのを監督以下のスタッフが真逆のギャグ作
品にしたという大英断 もあってか、肩の力を抜いて普通に楽しめるエンターテインメントに仕上
がっ た感じがします。しかも重い設定はちゃんと残し、それを本編に織り込んだ上でここまで明
るい作風にしたバランス感覚は、まさにお見事の一言。ギャグで始ま りながらも途中から鬱展開
まっしぐらになってしまう作品が多い中、(12・13話は超鬱展開だったものの)最後まで独自の
路線を貫い たシリーズ構成は高く評価出来るのではないかと。確信犯的にB級作品っぽさを保
ち続けた点も含めて、個人的お勧め度高しです。
  余談ですが、この作品といい「グレンラガン」といい、子を捨てる親が出てくるのはやはり昨今
の世相の反映なんでしょうか。

  「かみちゃまかりん」13話。無愛想少年が自分のことを好きと知ってしまった主人公。そして
突然彼にデートに誘われ、大慌てする主人 公だったが・・・。
 なんかホモ路線が強化されてるよーな?(笑)あまりそれは嬉しくないテコ入れです。それはと
も かく、ようやくギリギリ普通に見られる作画になってきた感じでしょうか。独特の変なノリも定着
していますし(日に日に主人公の妄想癖 が暴走しているのは、作品固有のギャグパターンとして
良い傾向かと)、あとはシリーズ後半でこれまでの伏線をどう消化するか注目した いところです。

 「神曲奏界ポリフォニカ」10話。精霊と契約しながらも、精霊を憎み続けている男。今まで幾
度 も主人公達の仕事の邪魔をしてきた彼だが、その根底にあったものは・・・。
 オープニングにも出てくる敵奏者と精霊コンビエピソード の完結編?長年精霊を憎んでいた割
に は、楽観的な推論だけであっさりと説得されてしまうその単純さに、「おいおい」とツッコミた
くなったり。こーゆー設定を持ち出してくるのなら、もう少し料 理の仕方があったと思うのですが。
なんでこうも薄っぺらい話にしちゃうかなぁと、今回は丸すぎる作画もさることながら、ストーリー
にも色々不満が残りまし た。

 「天元突破グレンラガン」14話。長期化している敵本拠地攻略戦。ついに敵幹部二人が空と
陸 からの両面攻撃をしてきて、戦力を分散できない主人公達は窮地に追い込まれ・・・。
 いきなり時間経過してラストバトルが始まってい たので、打ち切りアニメの最終回かと思ってし
まいましたよ(笑)。この作品は2クール4部構成だそうなので、展開は割と駆け足気味な のか
も。で、今回の戦闘シーンはオマージュの連続。いきなりイデオンの全方位ミサイルから始まっ
て、板野サーカス、ザブングルの ICBM投げ、更にはザンボット3のキングビアル特攻と、さすが
にやりすぎかな〜とも感じたり。Bパートではオリジナル描写でちゃん と熱血をやってくれたの
で、パロディばかりという印象は薄れましたけど。既に次回でラスボスとの対決みたいですが、
ここからどう新し い展開に繋げるのやら。倒したら実は更に強い敵がいた、なんて少年ジャンプ
的ノリはちょっと勘弁してほしいかも(苦笑)。
  そーいや“しょこたん”こと中川翔子嬢が歌うオープニング曲のシングルがオリコンで3位だっ
たとか。私もCDを買った一人ですが、 ブックレットのコメントを読むとこの曲って1番の歌詞がシ
リーズ前半、2番がシリーズ後半の内容に即しているんだそうな。あと、失礼 ながら今まで色物
アイドルぐらいの認識しかなかった中川嬢ですが、この曲に関するコメントやアニソン関連のイ
ン タビューなんかを読んでいたら、この人は大真面目に本気でアニソンが大好きなんだな〜と
いうのが伝わってきて、ちょっと見直したり。


07/07/06

  ずっと雨続きの週でしたが、今日は午後から晴れ。夕方にはヒグラシが盛大に鳴いていて、
少し夏らしさを感じなくもなかったです。

  「らき☆すた」13話。正月休みとコタツとバレンタインの巻。正月ネタの百人一首でカードバト
ルというアイディアが面白いと思ったの は私だけですか(笑)。あと、主人公がまた「Kanon」ネタ
やってましたね。今まで「AIR」ネタを一度もやっていないのは、隠し 球に取っているのか、ギャグ
で使うのが憚られるのか、どっちなのやら。んで、アニメ店長ネタは連続だとさすがにクドいと感
じ たり。今回は「ケロロ軍曹」の中の人を使って、更に予告のナレーションまでまんま「ケロロ」風
になっていたのは笑えましたけど。
  が、何より引っかかったのはエンディングでしょうか。今までで一番酷いエンディングと各所で
叩かれているみたいですが、確かに「なん だこりゃ」と思ってしまいました。なんかスタッフだけが
面白がっているというか、内輪受けっぽい雰囲気で、こーゆーのは好きじゃない です。やるにし
ても、もう少し笑いを入れるとか、見る側を楽しませる工夫をしたほうが良かったのでは?

  「ハヤテのごとく!」11話。お嬢様の祖父に会うことになった主人公。だが、いきなり彼から人
生を全否定された主人公は・・・。
 A パートを丸々使って長々と着替えシーンを描写したのはグッジョブでした(笑)。テレ東規制の
中でも頑張ってますなぁ。Bパートでは珍 しくシリアスっぽい展開もありましたが、散りばめられた
ガンダムネタの前に霞んでしまったよーな?(苦笑)まさか「ZZ」ネタまでや るとは思わなかった
です。

 WOWOWノンスクランブル新番組「ムシウタ」。原作は角川ス ニーカーのライトノベル。虫と呼ば
れる化け物が存在する世界で、それに取り憑かれた人間を捕獲する者達と、抵抗する者達の
争いを描い た作品・・・なんでしょーか。とにかく世界観も作品固有の用語の説明も一切無いま
ま話が進んだので、正直内容はちんぷんかんぷん。こ れから少しずつ明かしてゆくのかもしれ
ませんが、1話としての掴みはかなり弱いという印象でした。なんとなく謎っぽい雰囲気というだ
け では、これだけ作品が氾濫している昨今だと視聴者の心を捕らえるのは難しいような。それ
と、メインヒロインらしき女の子の喋りがかな り棒読みちっくだったのも気になりました(苦笑)。
なんか凄く暗そうな話みたいですし、1話の段階では惹かれるものがなかったので、 もう少し見
て切るかどうか判断したいと思います。

 「怪物王女」11話。道ばたでうずく まっている子猫を拾ってきた主人公。一晩看病して翌朝、
子猫は突然ネコミミ少女になっていて・・・。
 アニメオ リジナルストーリーらしいです。ネコミミ少女の声が斉藤千和さんだったら完璧だった
のに、というのは置いといて(苦笑)、1話で終わ らせるには登場人物も多くて話を詰め込みすぎ
だったかも。単なる萌え系ネタだけで終わらなかったのは良かったですが、肝心のゲスト キャラ
がパッとしないまますぐ退場してしまった感じでした。それともまた登場するのでしょーか。


07/07/08

  好天だった週末。写真を撮りにあちこちドライブしていたら、微妙に日焼けしてしまいました。

 「精霊の守り人」 14話。別世界の住人から王子の中に宿っている卵についての真実を聞く老
師。それは、この国に伝わる建国の歴史が偽りだったことを示 していて・・・。
 シリーズ後半に入って話が動きだしました。ともすれば国を傾かせることにもなりかねない真
実 を知った主人公達ですが、「カムイ伝」のカムイよろしく国から追われる身になるのでしょうか
・・・って、彼女達は元からそーいう身で したね(笑)。とすると、問題は同じく秘密を知った王子の
元従者のロン毛にーちゃんのほうでしょうか。

  「Yes!プリキュア5」22話。妖精コンビの役に立ちたいと張り切る世話係見習い妖精。けれど
も結果的に邪魔ばかりしてしまい、落 ち込んだ彼女は家出をしてしまう・・・。
 セオリー通りの新キャラエピソードに、シリーズ1作目にもこーいう展開があったなぁと思っ てし
まいました。あまりこういう話ばかりやると、1作目のポルン同様ウザキャラになってしまうので
はないかと少 し気になったり。それはそうと、査定が悪くてボーナスが出ないと嘆く敵幹部達、時
期的にあまりにタイムリーすぎて、大きなお友達の中 には心が痛い人もいるのでは?(苦笑)

 京都アニメーション版「Kanon」DVD7巻発売。19話〜21話収 録。いよいよシリーズ終盤へ向
けて、名雪シナリオとあゆシナリオの同時進行となってきました。名雪が陸上選手としてはかな
り 有名だったり、陸上部が大会で優勝したりと、原作にないオリジナルエピソードで名雪の描写
を掘り下げていますが、シナリオの都合上東映版に続いてまたも割 を食ってしまう名雪、つくづく
不憫な子です。そもそも原作においても、発売前はメインヒロインと思わせておいて蓋を開けて
み ればあゆあゆがメインヒロインだったという、う ぐぅ不遇のキャラでしたからねぇ。演じる國府
田さんが可哀相と嘆くのも道理です。今回も名雪ファン激怒な 結末になりそうな予感?あと、21
話の秋子さんが事故にあうシーン(名雪シナリオ)、どう見ても間違いなく即死、どころか原型を
留 めないくらい潰されてしまっているんじゃないかという凄い作画になっているんですけど(汗)。
や、秋子さんのことだからきっとセイフ ティシャッター(by「ガンダム種」)を装備しているに違いな
い。たぶん1秒後には「了承」と言って立ち上がってますよね(苦笑)。
  ともかくこのシリーズもいよいよ次巻でラスト。エピローグはオリジナル展開になるらしいので、
要注目です。

  やはりと言うか当然と言うか、「涼宮ハルヒ」シリーズ第2期の制作が決定したそうな。なんでも
昨日朝日新聞に一面使って広告が載って いたとか。さすがドル箱作品、金かけてますな〜。京
都アニメーションは目下10月放送開始の「クラナド」制作の真っ最中ですから、順番としては「ク
ラ ナド」制作終了後になるんでしょうか。

 半年ぶりに「ふぉとふぉと」更新。先月石巻へ行った時に撮った写真と、 「sola」放送終了記念
ということで(笑)空のある風景を集めてみました。写真はずっと撮り続けているのですが、下手
に ここのページにアップするとサーバーの容量限界を超えてしまうという貧乏くさい理由から(苦
笑)、なかなか更新できずにいたりしま す。レンタルサーバーの契約更新をすると毎年容量が少
しずつ増える仕組みになっているので、次の更新は気長に待っていただけると助か ります。
 余談ですが、「レ・ミゼラブル 少女コゼット」の後の時間帯にBSフジで放送しているヨーロッパ
の鉄道旅行の番組、ハイビジョン放送だけに映像がむちゃくちゃ綺麗で、私も一生に一度くら い
はこんな美しい風景写真を撮ってみたいと思ってしまいます。ま、無理でしょうけど(苦笑)。こー
いう番組を見 ていると、ハイビジョン映像の美しさを一番実感できる気がします。


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