おもひで

だいありーの過去ログです。

07/09/21

  最高気温30度越えで夏に逆戻り。暑さ寒さも彼岸まで、というのは嘘ですか?(笑)

 「らき☆すた」23話。誤 変換と完璧少女の素顔といけない同人誌の巻。パソコンの誤変換は、
確かに個人の癖が出てしまいます。ちなみに私のパソコンも「じょそ う」は第一候補で「女装」と
変換します(爆)。「おとボク」の影響ですね。あとやっぱり笑ってしまう後輩同人少女の言動。さ
す がに身近な人を話のネタに使ったことはありま・・・あれ、あったかも(苦笑)。
 おまけのミニコーナー、不覚にも今回が一番笑えてし まいました。ゴトゥーザ様って、まんま中
の人やんけ(ちなみにゴトゥーザ様は後藤邑子嬢のあだ名で、ご本人も今回のアニメネタに負
け ず劣らず数々の伝説を持っていたり)。超ニッチすぎるネタですが、それだけにツボに入って
しまいました。や、テレビ作品としてはけし て誉められる手法じゃないですが。
 で、気が付けば次回が最終話?あれ、全26話じゃなかったんですね。ちょっと意外でした。

  「ハヤテのごとく!」22話。夏休み最後の想い出を作ろうと、釣りへ出かける主人公達。けれ
ども乗っていたボートが転覆してしま い・・・。
 そっか、今の放送コードだと「釣りキチ三平」は放送禁止用語になってしまうんですね(笑)。相
変わ らずパロディ満載でえっちぃカットも盛り込みつつ、今回は作画やや不調気味な印象。で、
微妙にいつもとノリが違うな〜と思っていた ら、演出ナベシン(ワタナベシンイチ氏)かいな。どー
いう経緯で参加することになったのやら。むっちゃ個性の強い人ですから、これで も押さえたほ
うなのかも。

 「ムシウタ」10話。互いの正体を知ってしまった3人。そして レジスタンス少女は主人公の制止
も聞かず罠へと飛び込んで・・・。
 もはや主人公達の組織のほうが完璧悪役です な〜。ここに至っても誰一人正論で行動してい
るように見えないので、それだけに視聴者が視点を重ねられるキャラがいないってのが、や はり
この作品の致命的な欠点だと思います。残り2話ですけど、このまま冷めた調子で最後まで見
てしまいそうで す。

 「怪物王女」22話。今度の刺客は王族の血を受けて不死身になった人狼族。何度倒しても蘇
る 彼らに対し、姫のとった作戦は・・・。
 敵と対峙する緊迫した場面で戦力に数えられていない主人公の情けなさに笑ってしまいました
が、 今回はむしろラストの後味の悪さのほうが印象が強かったかも。どんどんシリアス色が強く
なっていますが、主人公もそろそろコメディリ リーフ脱却でしょうか。


07/09/23

  9月も下旬だというのに、まだまだ夏の暑さが続いています。

 「精霊の守り人」25話。別世界との狭間で戦いを 続ける主人公達。きりがなく湧きあがる敵の
群れに、疲弊の色が濃くなる彼らだったが・・・。
 戦闘も大詰 め・・・でしたが、思っていたよりは地味な戦いだったかなと。もう少しガンガン動く
アクションシーンがあったほうが良かった気もしま すが、作品のカラーとしてはこれ位で良いの
かも。それと、わらわらと出てくる敵の群れはちょっとグロかったです。んで、今回のコンテ は「天
保異聞 妖奇士」等の監督を努めた錦織氏。今期は「ぽてまよ」のエンディングでも卓越した映
像センスを見 せてくれましたが、いきなりこちらにも参加していたのはちょっと意外でした。
 次回いよいよ最終話。原作版「リーンの翼」や「カムイ 伝」のように、“英雄は故郷に帰れず”
な展開が待ちかまえている気がするのですが、どうなることやら。

  「Yes!プリキュア5」33話。一人で校内新聞を作り続けてきた新聞部部長。けれども取材の
限界を感じて、新聞作りをやめると言い 出して・・・。
 いつもはトラブルメーカーな新聞部部長の、珍しいシリアス話。ウザキャラのままでは可哀相
なの で、ここらでキャラを立てておこうという作戦でしょうか(苦笑)。一人で新聞を作り続ける苦
労は実のところちょっと身に覚えがあった り(謎)。なので少〜しだけ部長に同情も感じた回でし
た。
 今回からエンディングが一新・・・って、歌詞とアレ ンジは違えど前作のエンディングと同じ曲
じゃん。作品タイトルが違うのに歌を使い回すってのも珍しいような。そんなに人気のあった曲
だっ たんでしょうか。それと明らかに絵が動いていなかったですが、もしかして未完成?

 今年の春に公開された劇場版 「灼眼のシャナ」のDVDがリリースされました。私が買ったスペ
シャルコレクションと題した豪華版は、DVD化に合わせて20分も長 くなったディレクターズカット
版と、劇場公開バージョン、そして特典映像ディスクが付いた3枚組。おまけに絵コンテ集まで
付 属しているので、箱がまぁ大きい&重い!最初見た時は一体何枚組のBOXだ?と思ってしま
いました。あとおまけで実際の上映で使ったフィルムの切れ端が付 いてきたのですが、作中でク
ラスメイトがプレイしていたゲーム画面のカットでした(涙)。もう少し絵を選んで封入してほしいも
の です(なかにはただの背景やエンディングテロップだったという人もいるようで)。
 肝心の映画本編ですが、テレビシリーズの映像を流 用しながらも、後半はほぼ完全新作。テ
レビ版では情けないくらいあっけなく倒されて原作ファンのブーイングを買った最初の敵・フリア
グ ネを、原作通りシャナを殺す寸前まで追い詰める強敵として描き直しています。テレビ版流用
シーンも合間に新作を挿入したりして、割と 印象が変わっている感じがあったり。元々が16:9の
映像なので、劇場版への作り直しはやりやすかったのではないかと。それと、何故 か新作カット
はサービスシーンが多いように見えるのは気のせいですか(爆)。テレビシリーズが予想以上に
ヒット したので、ファンへの恩返しだったんでしょーか。や、勿論嬉しいですが。クライマックスの
戦闘シーンの派手さも手伝って、劇場作品と して十分楽しめる作品に仕上がっていると思いまし
たが、同時に独特の用語が多い世界観の説明が比較的あっさりしているので、初見の人 には
やや分かりづらいかなという懸念も少しあったり。もっともこの作品をわざわざ映画館まで見に
行くのは、 ディープなファンくらいのような気もしますが(苦笑)。1本の映画としても割と良くまと
まっているので、気軽に鑑賞するのにもお勧め できる一本ではないかと思います。
 3枚目の特典ディスクには今回も「灼眼のシャナたん」の新作あり。またも感動シーンを完膚
無 きまでに破壊するブラックな内容になっています(苦笑)。2期シリーズでもきっと特典映像とし
てこのシリーズを作るんでしょうね。 そーいや10月から放送開始の2期シリーズ、TBSでは放送
するのにBS-iで放送しないってのはどーいう了見じゃ〜。所詮全国放送 するほどの作品じゃな
いってことですか、TBSさん。
 http://www.shakugan.com/movie/release/index.html

  今週も「ふぉとふぉと」更新。「ターンAガンダム」最終話サブタイトルに引っかけて「黄金の秋」
と題し、秋の風景をピックアップして みました。と言っても最近は週末になると天気が悪いので、
あまり枚数はないですが。祝日は普通に出勤日な私にとっては、世間は3連休 続きでも全然休
みじゃないってのもありますけど(涙)。
 余談ですが、今月は各社がこぞって一眼レフカメラの新 機種を発表し、俄然盛り上がってきた
感じだったりします。これらの最新技術も、私がボディを買い換えるであろう数年後には廉価機
種 にまで降りてくるのではないかと期待したいところです。


07/09/26

  今までの遅れを取り戻すかのように、一気に涼しくなってきました。とゆーか、夜は少し肌寒い
かも。

  「ケロロ軍曹 4thシーズン」24回目。選挙に出馬の巻&ギロロと夏美ふたりっきりの巻。選挙
の話は微妙にタイムリー?最初は今の 政治家にとってなかなか耳の痛い公約を掲げていたの
に、だんだんあやしくなっていくあたりがケロロらしいかなと思ったり。後半の話は どこかで似た
ようなエピソードがあった気がするのですが、思い出せず。割とありがちなネタだったということ
で しょうか。

 「かみちゃまかりん」25話。敵の口から語られた真実。そして、そのことを知っていながら隠し
て いた無愛想少年に主人公は激怒してしまい・・・。
 一応種明かしの回。でも伏線が全部明かされた訳でもないような?何より、残り1話 で終わり
そうにない感じがすご〜くするんですけど(笑)。原作も連載が続いていますし、やはり未完のま
まアニメ版のほうは終了となり そうです。

 「天元突破グレンラガン」26話。宇宙規模の力を身につけて、敵の巨大戦艦を撃破するグレ
ン ラガン。だが、敵は主人公達を多次元宇宙の迷宮へと送りこんで・・・。
 主人公達がパラレルワールドに捕らわれた瞬間、「エヴァ」テ レビ版最終話の悪夢・学園編ス
タートかと思ってしまいましたよ(苦笑)。勿論そんなことは全くなく、むしろその後の展開は涙な
し には見られませんでしたが。ホント、どこまで人を感動させるのが上手いんですか、この作品
は。例え手垢の付いた手法だろうと、あそこ までテンションの高いシーンをやられたら、こちとら
もはや泣くことしか出来ないってば。ヘタレ主人公が氾濫している昨今、ここまで 真っ直ぐに力
強い主人公を描かれると逆に新鮮でもあります。ともかくこのままいけば敵が宇宙だろうが神だ
ろうが 無問題であると信じられる感じです。ついに次回ラスト(途中で総集編が入ったので半端
な話数ですが)、一気に勝利へと突き抜けてほし いものです。

 うわ、やっちまった。先週いきなり放送休止となった「桃華月憚」、今週いつも通りに予約録画
し ていたら、実は2話連続放送だったという罠。おかげで見事に最終話だけ見逃してしまいまし
た。なんてこったい!ちゅー訳で、最終回か ら逆順で放送という史上初(?)の実験作、ラストま
で見終わったら感想をまとめたいと宣言していましたけど、書けなくなっちゃいまし た(涙)。その
うち最終話を補完することが出来たら書きたいと思います。

 月末DVDがぼ ちぼち到着。割と多かったりするので、順次消化予定です。まずは「ぽてまよ」1
巻。1話〜4話と、新作1話を収録。と言ってもこの作 品は30分2話形式なので、実質2.5話です
が。
 7月からの新番組でダークホース中のダークホースだったこの 作品。テレビ放送のほうもめで
たく今週完結しましたが、全話監督がコンテを切っているという偉業もあって、とにかく作品のク
オ リティが高いのなんのって。ひたすら見る側を笑わせ続けて、その積み重ねで最終話は反則
技な展開で見事に泣かされてしまい、更にもう 一捻りなラストで大笑いという、完全完璧に脱帽
な個人的高評価で幕を閉じましたが、その感想については後日改めて。
  以前にも書きましたけど、この作品の特徴はこれまで日本のアニメが不得意としていた、台詞
に頼らないユーモアの演出にあるかと。動き の間(ま)とタイミング、それだけでこうも面白い作
品になるというのがとにかく驚きです。和製「トムとジェリー」という印象もなくは ないですが、それ
だけにとどまらないキャラの立たせ方の上手さ、見ている側の予想通りと思わせておいてもう一
回 落としてくるオチ、そしてギャグだけではない心が温かくなるようなエピソードの数々と、とにか
く作品として隙のない完成度を誇ってい て、何度見ても楽しめます。ただ割とブラックというか、
毎回のように流血やらお漏らしのシーンがあったり、ホモだの近親相姦だのと いった設定を入
れてくるあたりは、まぁ深夜枠作品かなと(苦笑)。その辺に抵抗がなければとにかくお勧めのタ
イ トルです。
 新作の追加エピソードはテレビ放送じゃないぶんちょっと下ネタに走っていたりして、こちらも
大笑い してしまいました。この調子で毎回新作が追加されるみたいですが、実は原作のストック
が危うかったり?とりあえず今のところ全巻購入予定タイトルです。


07/09/28

  秋の交通安全運動の一環なのか、今朝は出勤時にいつも通る交差点で、なまはげが黄色い
旗を持って安全運転を呼びかけていました。秋田 ならともかく、何故岩手でなまはげ?と思って
しまったり。

 「らき☆すた」最終話。文化祭 とチアガールとビューティフル・ドリーマーの巻。最後は原作者
自らシナリオを担当。いつものノリを保ちながらも、何気に新キャラを登 場させつつ、オープニン
グの踊りのフルバージョンをこーいう理由付けで披露するか〜、といった感じで締めてくれまし
た。 特別感動的な結末だった訳でもなく、これからも変わらず主人公達の日常は続いてゆくの
で しょうが、それなりに綺麗に終わったかな、という印象でした。それだけにエンディングの映像
が一層余韻ぶち壊しでしたけど(苦笑)。ここであの歌を選曲す るってのは、やはり文化祭に引
っかけてのことでしょーね。口真似で最後に鐘の音の効果音まで入れていましたし、間違いな
いかと。で も、平成生まれ世代に「ビューティフル・ドリーマー」は分からないんじゃ、と余計な心
配もしてしまったり(笑)。
  振り返ってみれば、シリーズ途中からの内輪ウケに近い悪ノリが目につきすぎて、ややもする
と原作クラッシャーなアニメ化だったので は、と思わなくもない感じだったのが少々残念でした。
シリーズ終盤は余計なネタも減ってそれなりにまったりとした面白さもありました が、それだけに
余計中盤の迷走ぶりと意味不明なエンディング映像が浮いてしまっていた気がします。特にあ
の実写エンディングは、どの 辺の層をターゲットにして作っていたのか最後まで分かりませんで
した。ヒット作を連発していた京都アニメだけに、ここらでちょっと息 抜きがてら遊んでみたかっ
たのかもしれませんけど、やりすぎな感は否めなかったと思います。ま、こーゆー悪ふざけは出
来れば一回限り にしてほしいところです。
 それと、毎回のおまけコーナーの存在意義が結局最後まで分からなかった、というのはツッコ
ん じゃいけないことだったでしょーか(苦笑)。

 「ハヤテのごとく!」23話。新学期に主人公のクラスに突然赴任 してきた新米教師は、介護ロ
ボを作っていたあのマッドサイエンティスト女史で・・・。
 やはりレギュラー化した マッドサイエンティスト女史。眼鏡っ娘が増えるのは大歓迎ですが(爆)
、既に眼鏡メイドさんがいるのでややキャラが被るかな〜とも思ったり。今回はアバン の変なや
りとりに笑ったものの、途中からの担任教師の陰謀が微妙に寒く感じて笑えなかったかも。それ
と作中でも本人がツッコんでいま したけど、キャラが増えすぎてメインヒロインの出番が減ってい
るのはちょっと問題アリかもしれませんね。

  「ムシウタ」11話。虫を破壊されて人格を失った者達の収容所・通称ガーデンへとおびき寄せ
られたレジスタンス少女。そこでは主人公 達の組織が大挙して待ちかまえていて・・・。
 あ、レギュラーキャラ全員死亡で話終わったじゃん(苦笑)。ここまで後味の悪い展開を やっと
いて、何か楽しめる要素があるんかいな、と首を傾げたくなる話なんですけど、残り1話でこの
印象をひっく り返すようなことをやってくれるんでしょうか。このまま卑劣な悪の組織が主要キャ
ラみんな殺しちゃってめでたしめでたし、で終わって も何等問題ないような気がするのですが、
とりあえず次がラストなので最後まで見てみることにします。

  「怪物王女」24話。王族の一人の潜伏先が判明して、そこへ向かう主人公達。だがその町で
は住人の殆どがゾンビと化していて・・・。
  バイオハザードの回でした(笑)。残り話数からいくと、今回出てきた王族がとりあえずラスボ
スってことになるんでしょうか。戦闘が話 の主軸になってきて、相変わらずやる気だけはあって
も全然役に立っていない主人公ですが、最後までこの調子っぽいよーな。まぁシリア スな展開で
ギャグキャラ担当というのも、それはそれで存在理由がありそうです(苦笑)。

  月末DVD2枚目、「もえたん」1巻。1話のみ収録。初回限定版は全巻収納BOXと各巻付属の
学習キットがファイル出来るバインダー 付き。
 英単語帳が原作のアニメ化ということでどーするんだろと思っていましたが、元々がストーリー
性のある参 考書だったので、それを下敷きにしつつ悪ノリを混ぜてみました、といった感じでしょ
うか(苦笑)。「ハヤテ」と同じ川口監督作品なの で、こちらもパロディのオンパレードになってい
たりします(1話はまだ大人しいほうですが、そのうち殆どパロディ台詞だけで話が進む ように
なっていったり)。一応原作を忠実にアニメ化しているので、毎回本編やおまけコーナーで英語
の例題が出て きますが、オタクネタの英文オンリーなので確実に実践では使えないです(笑)。
 それと放送時全国のロリスキーが涙を流して狂喜乱舞 した変身シーンですが(爆)、テレビ放
送版はテレビ局からチェックが入ってしまい規制がかかっていたので、DVD版でようやく完全版
が拝めるようになっていたりします。ロリヒロインがおーるぬーどで変身したら、まぁ確かに修正
入るわな。でも某「なのはさん」シリー ズでは平然とやっていましたから、放送局によりけりなん
でしょーか。ともかく、ご丁寧に映像特典として変身シーンだけひたすらリピートできるようになっ
て いるという(苦笑)、ロリスキー狙い撃ちな仕様になっています。
 ただ、このDVDめっさ画質悪くありません?輪郭線はジャギってる し映像はノイジーだしで、同
日に買った他のDVDと比べると、明らかに画質良くないんですが。1話のみ収録で値段も安かっ
た ので、その分ビットレートもケチったんでしょうか(笑)。とりあえずお試し価格だったので1巻
は買ってみましたが、続きを購入するかはまだ未定です。

  以前にも紹介したツンデレテレビがついに発売されました。単なる色物企画だと思っていまし
たけど、よもや本当に出るとは。ツンデレボ イスを釘宮理恵嬢が担当しているらしいので、それ
なりに需要は見込めそう?
 http://akiba.keizai.biz/headline/635/index.html


07/09/30

  一気に気温が下がって、寒いとも言える空気になってきました。9月も終わりですし、そろそろ
秋本番でしょうか。

  「精霊の守り人」最終話。1話丸々使ってのエピローグ。それだけに、割と綺麗に終わった気
がします。さすがに意表をつくどんでん返し はなかったですが、正統派なラストだったのではない
かと。
 シリーズを通して実にNHK的な(笑)骨太の大 河ドラマ、細やかな人間描写と、地味ながらクオ
リティの高い作品だったと思います。下手な説明を入れずとも異世界の用語や生活感が伝 わっ
てくる分かりやすさもエンターテインメント性に一役買っていたと思いますし、何よりここまで真っ
正面から人 間ドラマオンリーで2クールを描ききった手腕と功績は、大きく評価して良いのでは
ないかと。その点はNHKだからこそ可能だった作品 ではないでしょうか。個人的不満を言えば、
シリーズ終盤でもっと派手な戦いがあっても良かったのではと思わないでもありませんが、泥 臭
さにまみれたあのラストバトルのほうが、作品としては正しい選択だったのかも。週単位で細切
れに見ても面白 かったですが、恐らくシリーズを一気にまとめて見たほうが、一本の映画にどっ
ぷり浸かって堪能するような心地よさがあるのではないか と思ったり。これからレンタルで見る
方(それとNHKでも一挙再放送をする模様)には、そういう視聴をお勧めしたいところです。
  未だ萌え系作品が席巻するなか、近年希に見る正統派ドラマを描ききった神山監督以下のス
タッフに拍手。ただ、「時をかける少女」の細 田監督もそうですけど、一度こーいう一般向け作品
をやっちゃうとマニア向け作品に戻れないんじゃないかという心配もあったり?(笑)

  「Yes!プリキュア5」34話。世話係見習い妖精が熱を出して倒れてしまい、生徒会長が必死
の看病をするが、そんな最中に敵が攻めてきて・・・。
  戦闘シーン激燃えの回。馬に乗って剣で戦った変身ヒロインって、もしかして史上初?(や、古
くは「ラ・セーヌの星」とかありましたけど、あれは変身ヒロイ ンとも違うような)前シリーズからス
ピード感と迫力溢れる戦闘シーンが特徴的な大塚氏による演出が今回も炸裂していて、下手な
男 の子向け作品よりもよっぽど燃えるバトルが展開されました。これだけでも十分に合格点を
あげたくなる回だったと思います。

  月末DVDその3、「sola」4巻。9話・10話と新作エピソード14話を収録。シリーズも終盤なの
で、ここらはひたすら重い展開が続きます。そして久 弥氏脚本の10話は「ONE」を彷彿させる展
開で、悲しいながらもニヤリとしたり。週1で見ていると毎回「なんでここで終わっちゃう の!」と
いう位美味しいところで次回へ続くとなってしまうので、まとめて見たほうがフラストレーションは
溜まら ない作品なのかも、と改めて見て感じました。
 で、新作の14話「ベツルート」はサブタイトル通り番外編のギャグエピソード。みんな がスパリ
ゾートで水着全開な話です。そーいや本編じゃコミカルなシーンはあってもギャグはなかったの
で、主人公 達がいわゆる“崩し顔”をするのって、実はこの話が初めてなのでは?各キャラがそ
れぞれに程よく壊れていて、かなり笑わせてもらいました。ただ本編にこの エピソードを挿入して
いたら、間違いなく作風破壊しまくりで評価ガタ落ちだったでしょうね(笑)。その意味ではDVDを
買っ たファンへのサービス回だったと言えるかもしれません。
 早くも次巻でラスト。こちらも新作の15話が収録されていて、どうやら作品 のプロローグにあ
たる部分が描かれるらしいので、楽しみに待ちたいところです。 

 「リト ルバスターズ」2周目はメインヒロインの一人とも言える神北小鞠ルートを進行中。天然
系でドジっ子という、これまでのKey作品なら確実にメインヒロイン なキャラ設定ですが、今回は
真のメインではない模様(版権絵ではもう一人のメインヒロイン・棗鈴とツーショットの場合が多
い ですが)。人を幸せにするのが大好きで、普段はどんなに自分が苦労を背負い込んでも笑っ
ている女の子ですが、個別ルートに入ってから は影のある表情も見せるようになってきました。
その憂いを帯びた顔が「AIR」の観鈴ちんにかなり酷似していて、あぁこの子もきっと またとんで
もない不幸展開がありそうだと、早くも涙腺破壊への心の準備をしていたり(苦笑)。それと喋る
時のイ ントネーションとテンポが無茶苦茶独特なキャラですが、恐らく半分以上演じている柳瀬
なつみさんのアドリブで作り出されたのではない かと思ったり。つーかご本人もこれに近い喋り
をする方ですし(笑)、何よりこーゆーキャラをむっちゃノリノリで演じる人ですから ねぇ。新たな
代表作キャラの登場といった感じでしょうか。
 http://key.visualarts.gr.jp/newsoft/chara_komari.htm

  今週も「ふぉとふぉと」更新。と言うか、週末になると天気が崩れてなかなか思うように撮影出
来ないので、今月前半から追いかけていたテーマがようやくまと まったといった感じです。
 で、今回は「廃線の風景」と題して、今年の3月で廃線となったくりはら田園鉄道沿線の風景を
集 めてみました。きっかけは偶然くりはら電鉄の旧若柳駅の駅裏を通りかかって、駅構内に放
置されていた車両の数々を見たからだったり。 それでこのテーマを思いついたのですが、上記
の通り撮影コンディションに恵まれなかったので、思ったほど色んな場所で撮れなかったと いう
のが正直なところ。機会があれば再挑戦してみたいです。

 おまけ。今日家に帰ってきた ら、庭の樹にリスがいて木の実を食べていました。とっさにカメラ
を構えたのでこんなのしか撮れませんでしたが、ホント、どんだけ田舎 なんだと思ったり(笑)。

リス


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