07/09/30
一気に気温が下がって、寒いとも言える空気になってきました。9月も終わりですし、そろそろ
秋本番でしょうか。
「精霊の守り人」最終話。1話丸々使ってのエピローグ。それだけに、割と綺麗に終わった気
がします。さすがに意表をつくどんでん返し
はなかったですが、正統派なラストだったのではない
かと。
シリーズを通して実にNHK的な(笑)骨太の大
河ドラマ、細やかな人間描写と、地味ながらクオ
リティの高い作品だったと思います。下手な説明を入れずとも異世界の用語や生活感が伝
わっ
てくる分かりやすさもエンターテインメント性に一役買っていたと思いますし、何よりここまで真っ
正面から人
間ドラマオンリーで2クールを描ききった手腕と功績は、大きく評価して良いのでは
ないかと。その点はNHKだからこそ可能だった作品
ではないでしょうか。個人的不満を言えば、
シリーズ終盤でもっと派手な戦いがあっても良かったのではと思わないでもありませんが、泥
臭
さにまみれたあのラストバトルのほうが、作品としては正しい選択だったのかも。週単位で細切
れに見ても面白
かったですが、恐らくシリーズを一気にまとめて見たほうが、一本の映画にどっ
ぷり浸かって堪能するような心地よさがあるのではないか
と思ったり。これからレンタルで見る
方(それとNHKでも一挙再放送をする模様)には、そういう視聴をお勧めしたいところです。
未だ萌え系作品が席巻するなか、近年希に見る正統派ドラマを描ききった神山監督以下のス
タッフに拍手。ただ、「時をかける少女」の細
田監督もそうですけど、一度こーいう一般向け作品
をやっちゃうとマニア向け作品に戻れないんじゃないかという心配もあったり?(笑)
「Yes!プリキュア5」34話。世話係見習い妖精が熱を出して倒れてしまい、生徒会長が必死
の看病をするが、そんな最中に敵が攻めてきて・・・。
戦闘シーン激燃えの回。馬に乗って剣で戦った変身ヒロインって、もしかして史上初?(や、古
くは「ラ・セーヌの星」とかありましたけど、あれは変身ヒロイ
ンとも違うような)前シリーズからス
ピード感と迫力溢れる戦闘シーンが特徴的な大塚氏による演出が今回も炸裂していて、下手な
男
の子向け作品よりもよっぽど燃えるバトルが展開されました。これだけでも十分に合格点を
あげたくなる回だったと思います。
月末DVDその3、「sola」4巻。9話・10話と新作エピソード14話を収録。シリーズも終盤なの
で、ここらはひたすら重い展開が続きます。そして久
弥氏脚本の10話は「ONE」を彷彿させる展
開で、悲しいながらもニヤリとしたり。週1で見ていると毎回「なんでここで終わっちゃう
の!」と
いう位美味しいところで次回へ続くとなってしまうので、まとめて見たほうがフラストレーションは
溜まら
ない作品なのかも、と改めて見て感じました。
で、新作の14話「ベツルート」はサブタイトル通り番外編のギャグエピソード。みんな
がスパリ
ゾートで水着全開な話です。そーいや本編じゃコミカルなシーンはあってもギャグはなかったの
で、主人公
達がいわゆる“崩し顔”をするのって、実はこの話が初めてなのでは?各キャラがそ
れぞれに程よく壊れていて、かなり笑わせてもらいました。ただ本編にこの
エピソードを挿入して
いたら、間違いなく作風破壊しまくりで評価ガタ落ちだったでしょうね(笑)。その意味ではDVDを
買っ
たファンへのサービス回だったと言えるかもしれません。
早くも次巻でラスト。こちらも新作の15話が収録されていて、どうやら作品
のプロローグにあ
たる部分が描かれるらしいので、楽しみに待ちたいところです。
「リト
ルバスターズ」2周目はメインヒロインの一人とも言える神北小鞠ルートを進行中。天然
系でドジっ子という、これまでのKey作品なら確実にメインヒロイン
なキャラ設定ですが、今回は
真のメインではない模様(版権絵ではもう一人のメインヒロイン・棗鈴とツーショットの場合が多
い
ですが)。人を幸せにするのが大好きで、普段はどんなに自分が苦労を背負い込んでも笑っ
ている女の子ですが、個別ルートに入ってから
は影のある表情も見せるようになってきました。
その憂いを帯びた顔が「AIR」の観鈴ちんにかなり酷似していて、あぁこの子もきっと
またとんで
もない不幸展開がありそうだと、早くも涙腺破壊への心の準備をしていたり(苦笑)。それと喋る
時のイ
ントネーションとテンポが無茶苦茶独特なキャラですが、恐らく半分以上演じている柳瀬
なつみさんのアドリブで作り出されたのではない
かと思ったり。つーかご本人もこれに近い喋り
をする方ですし(笑)、何よりこーゆーキャラをむっちゃノリノリで演じる人ですから
ねぇ。新たな
代表作キャラの登場といった感じでしょうか。
http://key.visualarts.gr.jp/newsoft/chara_komari.htm
今週も「ふぉとふぉと」更新。と言うか、週末になると天気が崩れてなかなか思うように撮影出
来ないので、今月前半から追いかけていたテーマがようやくまと
まったといった感じです。
で、今回は「廃線の風景」と題して、今年の3月で廃線となったくりはら田園鉄道沿線の風景を
集
めてみました。きっかけは偶然くりはら電鉄の旧若柳駅の駅裏を通りかかって、駅構内に放
置されていた車両の数々を見たからだったり。
それでこのテーマを思いついたのですが、上記
の通り撮影コンディションに恵まれなかったので、思ったほど色んな場所で撮れなかったと
いう
のが正直なところ。機会があれば再挑戦してみたいです。
おまけ。今日家に帰ってきた
ら、庭の樹にリスがいて木の実を食べていました。とっさにカメラ
を構えたのでこんなのしか撮れませんでしたが、ホント、どんだけ田舎
なんだと思ったり(笑)。
だいありーへもどる