おもひで

だいありーの過去ログです。

07/11/21

  週明けからいきなりの雪。しかも積雪がずっと消えません。タイヤ交換は終わっているとはい
え、こんな急に冬が来るなんて心の準備 が・・・(笑)。

 「ご愁傷さま二ノ宮くん」3話。いきなり主人公と親密そうな雰囲気になるも、性格がよくわか ら
いメインヒロインに戸惑いを覚えるクラスの女生徒達。生徒会長の策略もあって、主人公と引き
離されてクラスの 女生徒と二人きりになってしまう彼女だったが・・・。
 う〜ん、マジでエロい作画以外見るところがないなぁ・・・。3話目にしてなん でこうもグダグダな
展開なんでしょ。今回は何よりも演出とコンテが酷すぎたような。あと、前回からやっているメイ
ン ヒロインと主人公の特訓がよく分からないです。男性恐怖症克服の為? 

 「ケロロ軍曹 4thシーズン」32回目。ケロロに感謝しろの巻&脇役食材の復讐の巻。前半の
話は今ひとつ流れに脈略がないというか、薄い内容だっ た気が。や、単に私がジョリリという
キャラが好きになれないせいかもしれませんけど。後半の話は、紅ショウガや青のりでインチキ
戦 隊モノを作ってしまうという発想が面白かったです。

 嘘のようなホントの話。ずっと2期シリーズを作ってほしい と書いてきましたけど、本当に「ひだ
まりスケッチ」2期シリーズの制作が決定しました。わ〜い、ぱちぱちぱち(笑)。ただ新房監督
以 下のスタッフは目下「さよなら絶望先生」2期シリーズ制作の真っ最中ですから、こちらを手が
けるのはその後でしょうか。
 http://www.tbs.co.jp/anime/hidamari/

  4年半ぶりに辛島美登里さんがニューアルバムをリリース。ここ数年はインディーズレーベル
に移り、コンサート中心の活動ばかりだった ので、もう曲作りはあまりしないのかなと残念に思っ
ていたのですけども、今回はいきなりソニーレーベルからのアルバムリリース、しか もSACDとの
ハイブリット盤という、一転もの凄いレベルアップぶりでびっくりしました(笑)。
 90年代の終 わり頃からアルバムの方向性がドロドロとした嫉妬や憎悪といった怨念めいた
詞・曲中心になっていて、正直個人的な好みから離れてしまったと感じて いたのですけども、今
回のニューアルバムは以前のような優しい雰囲気に溢れた曲ばかりになっていて、久々にほっ
と 安心して聴け る一枚になっている感じです。と同時に、曲の方向性が変わったあたりから目に
見えて声量が落ちているとファンの間でも指摘されていた りしましたが、昔のような辛島ボイス、
“カラバラ”(辛島さんの歌うバラードをこう略します)に戻っていて、これも嬉しいことだった り。長
年ファンをやってる身としては、復活の兆しが伝わってくるアルバムに仕上がっていると思いま
した。ただ メー カーの戦略もあるんでしょうが、既存の曲のニューアレンジや、「千の風になって」
のカバー(これは辛島さんのコンサートに秋川雅史氏 がゲスト出演している繋がりもあるかと)
が入っていたりと、完全に新曲だけではないのは少し物足りないところでしょうか。ともかく、 音
質もぐっと向上 していて、久しぶりに上質のバラードを堪能できました。これを機に昔のアルバ
ムもリマスターして発売してくれないかしらん(なかには CCCDだったので買わなかったアルバ
ムなんかもあるんですよねぇ)。
 http://www.karashimamidori.com/cd2.html

  ここからはちょっと長い自分語り。私がピュアオーディオにこだわるようになったきっかけの一
つは、10年ほど前に行った辛島さんのコ ンサートにあったりします。胆沢町の文化創造センタ
ーで行われたそのコンサートでは、なんと途中でマイクが故障して音が出なくなるというハプニ
ン グが発生。機器が直るまでの間、辛島さんがマイクも演奏も使わずアカペラを披露するとい
う、ファン感涙の事態を体験することに(辛島 さんに「くれぐれもオフレコで」と言われていました
が、そろそろ時効ですよね)。確かその時はカーペンターズの「Close To You」と、自分の持ち歌
である「Summer Chiristmas Night」を歌ったように記憶しています。特に「Summer 〜」ではアド
リブでバックコーラスの人達も一緒に歌ってくれて、そ の時の歌声の美しさといったら、これほど
素晴らしい曲は初めて聴いたと思えるくらいのもので、とにかくもう感動しまくってしまった次 第
(マイクが直った後に同じ曲を演奏付きでもう一度歌ってくれましたが、アカペラのほうが感動
は大きかったです)。で、当然のごとく 自宅に帰って同じ曲をCDで聴いてもやっぱり物足りない
な〜と思えてしまう訳で、今こうして曲がりなりにもピュアオーディオの世界に 足を突っ込んでい
るの は、無理と分かっていてもあの時の感動に少しでも近づきたいと、そういう想いがあるか
らだったりします。記憶というのは日々美化されてしまいますから、た とえ1000万の機材を買
い込んでもそれに届くことはないと分かってはいるんですけどね。ま、ちょっとしたマロン・・・じ
ゃなかっ た、浪漫ってやつかもしれません(寒っ)。


07/11/23

  週の後半は更に大雪。昨日の帰りは職場から駐車場まで吹雪の中を雪中行軍する羽目に
なって、「ここはどこの八甲田山だ」とか思ってし まいました(苦笑)。

 「ハヤテのごとく!」31話。勢いで子供の世話が上手いと言い張るメインヒロインお嬢 様。折
良く迷子の兄弟を世話することになって・・・。
 以前からモブキャラで遊ぶことの多い作品でしたが、今回 は背景に「もえたん」のキャラやク
リーミィマミ(!)がいたりして、なんとなく「うる星やつら」を彷彿させるお遊び感覚だな〜とか
思っ たり。メインヒロインお嬢様のSP部隊も「うる星」の面堂私設部隊じみてきたような?(笑)久
々の川口監督コンテで、いつも以上に暴 走してみたという感じでしょうか。話のほうは最後まで
迷子兄弟の正体がはっきりしなかったのがちょっと不満だったかも。

  「CLANNAD(クラナド)」5話。姉の結婚式に学校の生徒全員を招待したいと、手彫りの彫刻を
プレゼントし続ける風子。そんな彼 女の姿に感化されて、主人公と渚も手伝うことに・・・。
 順調に風子シナリオ消化中。ただ、こうなると他のシナリオとの整合性がつき にくくなってくる
気もするのですが(たとえば創立祭の時、渚シナリオやことみシナリオだと別の出来事が発生し
ていたりとか)、その辺 は上手く帳尻を合わせるつもりなんでしょうか。それと、今のところギャグ
中心の展開ですが、それでも1話の中で必ず“ちょっといい シーン”を入れるようにしていて、序
盤の展開が平坦になりがちだった「Kanon」の時の反省を活かしていると思ったり。


07/11/25

  積もっていた雪もだいぶ消えましたが、やはり11月の風景には見えない感じです。

 「機動戦士ガンダム 00(ダブルオー)」8話。テロ組織が無差別テロを敢行。ガンダムが活動
をやめない限りテロを続けると宣言して・・・。
  妙にサービスカットが多いと思ったら、コンテがキムシン監督ですかいな。ガンダムが「HAND
MAIDメイ」になっちゃいますよ (笑)。「ヴィーナス ヴァーサス ヴァイアラス」が大不評で終わ
ったので、そのまま干されたかと心配しましたが、仕事があって良かったです。それはとも かく、
またも主人公が軽率なことをしまくっていたり。あまつさえ自分がガンダム乗りだとバラすに至
っては、「お 前はどこのギャグマンガキャラだ」と苦笑するしかないような。で、あの某国のお姫
様がこの作品における真のヒロインなんでしょーか。

  「Yes!プリキュア5」41話。小説のラストの台詞が書けず悩む先輩図書委員。そして芝居
の最後のアドリブの台詞が思いつかない後輩アイドル。そんな二 人が学校の舞台の上で・・・。
 なんかAパートで話が終わっても良かったような?(苦笑)作画は癖がありすぎて馴染めませ
ん でしたが、後半の戦闘シーンはかなり動いていて見応えがありました。マンネリ防止に戦闘で
もパターン崩しを色々やっていたりと、見所 の多い回だったと思います。

 今週の「スカイガールズ」(21話)は、以前試作機として登場したピックバイパー が再登場。CG
でぐりぐり動きながら、まんま「グラディウス」の武装で戦ってくれました。コナミアニメならではの
共 演といったところでしょうか。話も中年組男達の熱い友情を描いていて、渋く盛り上がりました
し、これでいよいよクライマックス へ・・・え、次はクリスマスパーティの話?相変わらず明後日の
方向へぶっ飛んでくれる作品です。

  月末DVDがぽつぽつと到着。まずは「ななついろ☆ドロップス」2巻。3話・4話収録。やはり見
ているこちらが恥ずかしくなる王道恋 愛展開で、なまじ作画と画質が良いぶん余計赤面してしま
うような(苦笑)。ウィキペディアのこの作品の項目を厚生労働省(だったかし らん)が編纂してい
たり、オタク大臣で有名な麻生氏がエアチェックしているだけあって(笑)、原作が18禁ゲームと
は 思えないほど正統派純愛ドラマと魔法少女ストーリーが展開されていて、繰り言になりますが
つくづく深夜枠ではなくゴールデンタイムか 日曜の朝にでも放送すべき作品だったと思ったり。
 ちなみにDVDには映像特典として、やさぐれユキちゃんの愚痴トークが毎回収録さ れていま
す。本編ではいつもメインヒロインをサポートし続けたユキちゃん(実は魔法のせいで主人公が
変身してし まった姿)が毒々しいブラックな喋りを延々続けるという、ある意味アニメ本編を破壊
しまくっている内容で、ホントにやっちゃって良 かったんだろーかとちょっと思ってしまいます。マ
ジで全巻続けるんすか、これ。

 2枚目は 「ぽてまよ」3巻。9話〜12話と新作1話を収録。9話はいつにも増して台詞が少な
く、動きだけで笑わせ続けるという、かなり高度なことをやっています。 いやはや、何度見てもこ
の演出レベルの高さには感心します。一方でこの辺からキャラがどんどん増えてきて、やや散
漫 になってきたかな〜という印象もあったりしますが。新作のほうは新キャラによる番外編ス
トーリーといった感じで、主人公達は殆ど登場 せず。なるほど、こーゆー方向もアリですか。

 先日買った辛島さんのニューアルバム、ハイブリット盤ということ でSACDとしても聴いてみた
いと思い、せっかくDVD-3930というユニーバーサルプレーヤーがあるのだからと、こちらで再生
・・・ あれ、音が出ない。ぐあ、今までSACDって一枚も持っていなかったので良く知らなかったの
ですけども、こいつってばデジタル出力で は再生できないという不便きわまりない規制があるん
で すね(出力できるのはアナログ2chかアナログ5.1chのみ。唯一プレステ3はダウンサンプリン
グして光出力可能)。3930は同軸でAVアンプのDA -3200ESに繋いでいたのですが、しゃーない
ので安物の長いラインケーブルを買ってきて(設置場所の関係で3mでもちょっと短いくらいだっ
た り)、ピュア用アンプのマランツPM-15S1に繋いで、再度再生。・・・おお、今度はちゃんと音が
出ました。で、確かにCDとして 再生するよりも音のクリアさが違う感じです。薄皮が一枚はがれ
たというか、各楽器の定位感がより上がった印象でしょうか。加えて若干 ワイドレンジにもなった
ような。特にハープやセロを使ったり、少年少女の混声合唱を入れている「千の風になって」は
高S/N 比も手伝って、けっこー凄いことになっていて感動。元々PM-15S1はSACDプレーヤーと
組み合わせて使うことを想定しているア ンプなので、能力的には全く問題なしですし、こーなると
ラインケーブルを奢ってやりたくなるよなぁ、と泥沼な欲望にちょっと惹かれて みたり(苦笑)。

 余談ですが、今月のAV雑誌のベストバイ1位にも選ばれているこのDVD-3930、発売し てまだ
1年なのにもう生産完了だそうで。もうすぐDENONがブルーレイディスクプレーヤーを発売する
ので(な んと定価33万円!)、そちらと主役交代ということでしょうか。DVD最終章と銘打って売り
出したのは本当だったようで。


07/11/28

  職場の前の道路は片側二車線で中央分離帯があるのですが、一昨日の夜、そこを逆走して
いる車がいてびっくり。なんとか正しい車線に戻 ろうとしているのか、ハザードつけながらそろそ
ろとバックしては、他の車が来ると停止を繰り返していました。なんだかなぁ。

  「ご愁傷さま二ノ宮くん」4話。主人公達が出かけてしまい、メインヒロインと生徒会長が二人き
りで留守番をすることに。天然系ドジっ 娘のメインヒロインに何もしなくて良いからと告げる生徒
会長だったが、何故か彼女は妙に張り切って家事をやろうとして・・・。
  前回よりはテンポも良くなって、それなりに楽しめたかも。修行と称して次々とホラー映画の殺
人鬼が襲ってくるあたりは笑えました。そ れと、メインヒロインが生徒会長に対してだけは性格
が豹変するのは、何かの伏線なんでしょーか。

  「ケロロ軍曹 4thシーズン」33回目。懐かしのぬいぐるみの巻。久々にちょっといい話系のエ
ピソード。幼女時代の夏美が可愛かったです(笑)。 ただ、次回の話といい、ここに来てシュララ
軍団連中のエピソードを急に片付けようとしているように見えなくもなかったり?

  月末DVD3枚目、「スカイガールズ」2巻。3話〜5話収録。1巻の時はちょっと凝った仕様の
パッケージだったのに、何故か普通のトールケースになってい ます。予算削減?(笑)
 シリーズ序盤なのでひたすら訓練話が続きます。主人公達が初めてソニックダイバー(ロボッ
ト の名称)に乗る3話、休日にショッピングへ出かける4話、軍事演習参加でアクロバット飛行を
特訓する6話といった内容。先日テレビで 放送した20話でハヤテ君・・・じゃなかった、通信士兼
コックの少年がカメラ好きという設定が活かされていましたけど、そーいや初登場の4話でも一
 眼ぶら下げて登場してたのね。忘れてました(苦笑)。で、この頃からやっぱり日常エピソードの
ほうが面白い罠。こーやってみると、 オープニングのようなぐりんぐりん動く戦闘シーンを期待し
ていた人には肩すかしな印象があるのは否めないかも(私は十分面白いんです けど)。
 映像特典は「釣りバカ瑛花さん」2話。今回はムツゴロウ釣り。1話もそーでしたが、、これって
「釣り キチ三平」と「釣りバカ日誌」知らないと面白くないよーな?どうせならもっと壊れたノリで
突っ走ってほしいかも。や、けっこー壊れて はいますが。
 1巻の時に書き忘れた余談ですが、メインヒロイン達の一人、天才少女の可憐は仙台の大学
に在学中 にスカウトされて入隊するのですが、キャンパスの風景がまんま東北大学でつい苦笑
してしまったり。手紙の宛先まで同じ住所で、ロケ地 バレバレやん、と思ったものです。


07/11/30

  11月も今日で終わり。職場の向かいの会社では毎年恒例のクリスマスイルミネーションが今
日から始まりました。

  「ハヤテのごとく!」32話。突如主人公達の前に現れた、自称アニメ演出家ナベシン。シナリ
オそっちのけで好き放題始めるが・・・。
  ナベシンを知らないと1%たりとも面白くない、完全内輪ウケの回。よくスポンサーが許したも
のです。2ちゃんねる風に言えば「ナベシ ン自重しる!」ってな感じ?ちゅーか、この作品ってば
高橋美佳子嬢も小林由美子嬢も出演してるじゃん。そりゃ見事な誘い水な訳で、ナ ベシン監督
も暴走するわな(笑)。てな訳で一部「エクセルサーガ」と化していた回でした。

  「CLANNAD(クラナド)」6話。創立者祭当日。渚と主人公は、自称生き霊で肉親とは会話する
ことが出来ないと言う風子と、実の 姉を直接会わせて真相を確かめようとするものの・・・。
 やば、そろそろ来ますよ、涙腺破壊的展開が。次回からはハンカチの用意をす る必要があり
そうです(苦笑)。それはともかく、原作のギャグをかなり忠実に再現しているのは本当に感心し
ま す。今回は「国崎最高」ならぬ「岡崎最高」なシーンまであって、しっかり出崎演出風の作画に
しているあたりに爆笑。それとテレビ版 「AIR」のキャラデザを努めた池田昌子さんが作監だった
ので、いつにも増して原作そっくりな絵になっていた感じでした。

  月末DVDの最後は「セイントオクトーバー」最終巻。24話〜最終話収録。怒濤の展開を見せ
るこのラスト3話は一気に見ることを是非 お勧めします。これだけ盛り上がって、感動させて、笑
わせて、きっちり綺麗に終わっている作品も珍しいかと。個人的にはかなりの良作 だと思うので
すが、注目度が低かった為か、世間の評価は今ひとつの模様。まぁコナミアニメは爆発的ヒット
はしな いものの、コアなファンがつくというのがいつものパターンなので、仕方ないところかも(苦
笑)。全体的にはコメディ調のオブラートで 包みながらも、要所要所ではかなりの狂気描写が
あったり、「平気で子を捨てる親」という重い設定を抱えつつも、最後には「捨ててくれ てありがと
う」と子供に言わせて締めるという、バランス感覚の見事さも特筆したいところです。ともかく、私
的に は今年のアニメの中でも特に楽しめた一作でした。
 映像特典はいきなりミュージッククリップ風の実写ドラマ。今までの変な罰ゲーム的 ミニコー
ナーはなんだったんだ?というくらい全然違う雰囲気で終わってしまいました。せっかくプロモ用
にコスプ レ衣装を作ったから、最後にもう一度使っちゃおうということだったんでしょうか(笑)。ホ
ント、ひたすらよく分からない映像特典だっ たよーな。

 やはりと言うか、来年も「Yes!プリキュア5」が続くことが決定。タイトルがちょこっと変わるの
 と同時に、プリキュアメンバーも増えるとか増えないとか???
 http://www.asahi.co.jp/precure/gogo/index.html


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