おもひで

だいありのー過去ログです。

07/12/21

  気が付けば今年も残り十日を切っていたり。光陰矢の如しとは言いますが、「バカな・・・俺は
まだ何もしちゃいないんだぞ」(「イデオ ン発動篇」)ってな気がしなくもないです。

 「ハヤテのごとく!」35話。恋愛マンガを描こうとするも行き詰 まったからと、主人公とメイドヒ
ロインにデートスポットを取材してこいと命じるメインヒロインお嬢様だったが・・・。
  またもナベシンコンテ回。この人の担当話数はすぐ本人が出たがるので分かりやすいです
(笑)。メイドヒロインが「ローゼンメイデン」の水銀燈のコスプレを していたのは中の人繋がりな
んでしょーね。そのうち「あなたもジャンクにしてあげる」とか言いだしかねないと思ったり(てか、
原作で 既にやってたような)。

 「CLANNAD(クラナド)」9話。そして訪れた、風子の姉の結婚式当日・・・。
  風子シナリオラスト・・・えぐっ、えぐっ・・・ずみ゛ばぜん゛、涙で画面が見えないです(苦笑)。感
想と言われても、とにかく泣きま くりでまともに映像を直視出来ませんでした(爆)。ただ「Kanon」
の時は初っぱなの真琴シナリオが最高潮だったという評価もあり ましたので、「CLANNAD」はそ
の二の舞にならないよう頑張って欲しいと、懸念があるとすればそれだけでしょうか。それと、当
初 2クールの予定が制作途中でシリーズ延長が決定したのではないかという噂があったりして、
してみると序盤はむっちゃ駆け足だったのに 風子シナリオに入ったらスローペースになったのも
納得かなと思えたり。ならば後々の渚シナリオとアフターストーリーは、これ以上の出 来が期待
できそうです。

 「ああっ女神さまっ 闘う翼」後編。シリアス路線のバトルメインの話でした。作画は文句なく良
かったですし、けっこー盛り上がる展開で面白かったですけど、もう少しいつものコ メディ路線の
話も見たかったかなと。「逮捕しちゃうぞ」なんかもそうですが、劇場版とか特別編とかになると、
どーして必要以上にシリ アスな作風になるのやら。まぁ今回は原作のエピソードもシリアス寄り
だったというのもあるんでしょうが。ともかく、いつの間にか20 年も連載していたというのが一番
の驚きだったかも(笑)。

 こちらも年末進行で(苦笑)月 末DVDが一気に届きました。順次消化してゆくつもりですが、と
りあえずそのうちの一つ、「こどものじかん」DVD1巻の初回限定版 は特典としてランドセル型の
全巻収納BOXが付属・・・ではなく、本物のランドセルが付いてきてちょいと・・・や、かなり?びっ
く り。てか、今までで一番扱いに困る特典です(爆)。なんか激しく人生が終わった気がするのは
錯覚ですか。元々内容がヤバすぎて放送を 辞める局が続出してしまった作品ですが、観る側に
とってもヤバすぎるようです(苦笑)。本編はまだ鑑賞していないので、感想は後日。
 http://www.akibablog.net/archives/2007/12/kojika-anime-dvd-071221.html

  「リトルバスターズ」が18禁ゲーム化決定とか。・・・・・・・・・・・・・えええええええぇぇぇぇぇっっ。
や、元は18禁ゲームとして作っていたのが直 前になって一般作に作り直したというのは知って
いたので、再度18禁にするのはたやすいと思いますが、Key作品でこーいうやり方を するって
のが意外でした。とすると、まだ2人クリアしたところで止まってますけど、もしかして18禁版が
出てからプレイ再開したほう が良かったりします?


07/12/23

  中学時代の同級生との忘年会があり、20数年ぶりに懐かしい顔ぶれと再会したりした週末で
した。

  「機動戦士ガンダム 00(ダブルオー)」12話。主人公の郷里で宗教による内紛が勃発。主人
公もガンダムで介入行動に出る が・・・。
 やっと主人公メインの回。こちらもトラウマ持ちで色々大変なようです。と言うか、こいつも電波
系? (笑)しっかし、中東やら宗教対立やら民族紛争やらと結構ヤバそうな題材に手を出すあた
りは、キー局がTBSってのも影響してたりす るのかしらん、と余計な勘ぐりをしてみたり。

 「Yes!プリキュ ア5」45話。妖精集めも残り一匹となり、もうすぐ目的が達成する主人公達。
けれどもそれは妖精王子との別れを意味すると主人公は気 付いてしまい・・・。
 当初の目的だった割にはあまり本筋に絡まないうちに、もう妖精集め完了ですか。あまり玩具
の 売り上げに貢献しなかったような?(苦笑)作画も頑張っていて主人公の恋愛模様を綺麗に
描写していましたが、演じる中の人が本調子で はなかった気が。てか、時々声が「エウレカセブ
ン」のレントンになってましたよ、三瓶さん。
 
 BS11 デジタルで「トップをねらえ2!」の全話一挙放送があったので、鑑賞。OVA発売当時は
「いよいよガイナックスもネタが尽きたか」と冷ややかに無視してい ましたが(苦笑)、遅ればせ
ながら視聴してみると、作品としてのレベルは結構高いものがあると感じました。もっとも戦闘
シー ンの雰囲気なんかは「グレンラガン」に近いものがあって、1作目とは別物と割り切ったほう
が楽しめるかもと思ったり。あと作中でさら りと流されてしまう設定が割とあって、見ていて「この
シーンはどーいう意味なんだ?」と疑問に感じてしまうことがあり、その辺はやや 不親切という印
象を受けました。OVAだけに、繰り返し見ることや設定を予め予習していることを前提に作って
い るよーな。それと後追いで見てしまった者の宿命で(笑)、主人公の設定なんかは事前にネタ
バレで知ってしまっていたので、途中で明か されても驚きがなかったのはちょっと勿体なかった
です。基本的に1作目との直接的な繋がりはないですが、終盤のほうは「ほほ〜こう来 るか」的
なサプライズもあったりするので、一応1作目も復習しておくと更に楽しめるかと。
 ちなみに4話では庵 野氏がコンテを担当。個人的には「やっぱりこの人はイデオンがやりたい
のね」と辛口な印象を持ったり。オマージュの枠を越えない限 り、それがどんなに映像として素
晴らしくてもオリジナルを越えることはないと思うのですが、ま、素人の私が言うまでもないです
よ ね。

 予告通り「こどものじかん」DVD1巻鑑賞。1話・2話収録。テレビ放送時には内容がヤバすぎ
て 画面や台詞に規制入りまくりだった本作品ですが、DVDではちゃんと規制解除の完全版と
なっています。と言ってもエロい台詞連呼はと もかく、映像的には「修正入れるほどのものかな
〜」と思うシーンも結構あって、話題集めとDVD販促の意味合いも含めた規制だったの かも、と
ちょっと邪推したくなったり(苦笑)。話のほうは新任教師の奮闘記という側面が強く、メインヒロ
インの 小学生トリオが過激な言動をする以外は、むしろ現代教育の諸問題を真っ正面から描い
ているという印象があったりします。もっとも、だ からと言って問題提起作品として万人にお勧め
出来るかというと、それはかなり厳しい気もしますが(笑)。
 とり あえず1巻は話題性もあって手を出してみましたが、続きを買うかは未定です。ちゅーか
特典のランドセル、マジでどーしよ・・・。

  月末DVDその2、「ぽてまよ」4巻。13話〜16話と新作1話収録。お墓参りの話と夏祭りの話
とはじめてのおつかいの話と初雪の 話。13話はほんわかムードでいい雰囲気に浸っていたら、
ひどいオチが待っていて苦笑。こーゆーところがこの作品のブラックさかと。 16話も雪が降って
みんなはしゃいで、というところまでは普通なのに、その後スプラッタな展開になってしまうあたり
が 実に“らしい”です。新作は再び一人でおつかいに行く話。前巻の新作同様ゲストキャラがメイ
ンのエピソードになっています。新作シ リーズのほうは何故か毎回主人公が被害を被っている
ような?いつの間にかそーゆー役回りになってしまった感じがします。
  余談ですが、「こどものじかん」もこの「ぽてまよ」も、後は「sola」の時なんかも、巻末に収録さ
れているバンダイビジュアル作品 のCMで新作OVA「ボトムズ」だけが妙に浮いている気がして
ならなかったり(苦笑)。萌え系作品と「ボトムズ」じゃ、確かに食い合 わせが悪そうです。

 月末DVDはあと2枚残っていますが、鑑賞するのは年末年始の休みになりそう?今日はほぼ
丸 一日アニメ鑑賞に費やしてしまいましたが、消化が追いつかない状態です(笑)。


07/12/26

  雪こそ降らないものの、寒い日が続きます。

 「ご愁傷さま二ノ宮くん」8話。姉の気まぐれでラーメンを作ること になった主人公。半端なもの
を作ると何をされるか分からないからと、究極のラーメン作りに挑むが・・・。
 いつ も以上に中身のない回だったような。こーいう時こそ演出で工夫すべきだと思うのです
が、相変わらずのテンポの悪さでどーにも盛り上が らなかったです。
 そーいや話があまり進展している様子もないので2クール作品かと思っていましたけど、1クー
ル なんですね、これ。このままだとホントにパッとしないまま終わってしまいそうです。

 「ケロロ軍曹 4thシーズン」37回目。クリスマス阻止作戦の巻&ケーキ争奪戦の巻。どちらも
クリスマスエピソード。前半の話はなんとなく2ちゃ んねるあたりからネタを拾ってきた感じがなき
にしもあらず?後半の話はケーキの上のデコレーション一つで陣取り合戦と化してしまうあ たり
が面白かったです。

 月末DVDその3、「ななついろ☆ドロップス」3巻。5話・6話 収録。臨海学校で水着祭りの5話
と、恋愛模様が進展する6話。ちょうどターニングポイントとなるあたりのエピソードです。この辺
りは 輪をかけて恥ずかしい展開が続くので(笑)、更に赤面しながら見てしまっていたり。
 今回は映像特典が壊れすぎていて爆笑。ブラック 化したユキちゃんの真っ黒トークが更に炸
裂しています。「楽しみにしていただいていた厚生省の方々」とか「5話は本筋とは無関係なの に
気合い入れまくって水着やら温泉やら描いたので、普段はネットやピ〜な手段で見ている人もこ
の巻だけはDVD 買って下さい」とか、本音暴露しすぎです。プロデューサー自らシナリオ書いて
るみたいですけど、いーのか、これ(苦笑)。

  以前にも書いた「ダンクーガ」の復刻サントラが届きました。限定プレス品なだけに、ジャケット
のイラストやブックレット等はスキャナ で取り込んでそのまま印刷しましたみたいな感じで今ひと
つですが、ともかく再販したという事実が快挙な訳で。20年ぶりくらいに聴い て、その懐かしさに
感動していたりします。本放送当時はかなりのヘビーローテーションで聴き込んでいたサントラ
で すが、個人的にこの作品の音楽が好きだったのは“曲の分かりやすさ”もあるのかなと、今に
して思ってみたり。音楽を手がけた戸塚修氏 はどちらかと言うとJ-POPのアレンジを多くやって
いる方なので(中島みゆきさんの曲とか)、サントラであってもボーカル曲っぽい 編成になってい
るものが割とあって、歌詞を乗せたらそのまま歌えそう、と当時から感じていたものです。その
辺が 耳に馴染みやすい一因なのではないかと愚考する次第。
 ちなみにサントラVol.2は現在再プレスの予約受付中。購入される方はお早 めに。
 http://www.sonymusicshop.jp/detail.asp?goods=DYCL000000057


07/12/30

  週間天気によると、年末年始はずっと天気が悪い模様。残念です。

 「ハヤテのごとく!」36話。メインヒロイン お嬢様にお暇を言い渡されてしまった執事長。そろ
そろ本気で引退する時期なのではないかと落ち込んでしまい・・・。
  最近すっかり影の薄くなっていた執事長メインの回。あの手この手で彼を元気づけようとする
あたりは結構笑えました。もっとも今回は 「ジョジョ」ネタの多さのほうがインパクト大でしたが。ホ
ントにこのスタッフは好きですよねぇ。

  「CLANNAD(クラナド)」10話。授業にも出ず、いつも図書館に入り浸っている超天才少女・一
ノ瀬ことみ。人見知りの激しい彼 女になんとか友達を作ってあげたいと、主人公と渚は奮闘する
が・・・。
 ことみシナリオ開始。ちゃんと風子シナ リオにも触れているあたりは、さすがの気配りです。ん
で、よくここまでと言う位原作のギャグを再現していて、そこにも感心したり。あ と、前回はMAD
ムービー風、今回はひたすらことみが「なんでやねん」とツッコミを入れ続けるという予告のお遊
び にも笑ってしまいました。

 今週の「機動戦士ガンダム 00」「Yes!プリキュ ア5」はお休み。こちらも年末進行ですね(笑)。

 月末DVD最後は「スカイガールズ」3巻。6話〜8話収録。 シリーズ前半はずっと地味な訓練話
が続く・・・はずなのですが、偶然拾った大きなカップのブラの持ち主を捜したり、みんなで温泉
へ 行ったりと、何故か嬉しいエピソードが続出(爆)。実に良いシリーズ構成です。それはともか
く、本筋のほうでもスカイガールズという 呼称が決定したり、戦うべき敵が判明したりと、ちゃんと
基本設定を積み重ねていて、手堅い作りになっているのを実感。脇道エピソード に見える話でも
しっかりメインストーリーを織り込んでくるあたりは、構成の妙が伺えます。この堅実さもドラマの
面 白さになっているのではないかと思ったり。
 で、テレビ放送のほうは今週無事完結。23話までに伏線の回収と種明かしを終えて、 24・25
話で最終決戦、最終話は丸々エピローグという実に余裕のあるシリーズ構成で、きっちりしっか
りソフト ランディングして終了しました。ロボット物としては戦闘シーンの少なさにやや物足りなさ
はありましたが、人間ドラマの面白さと緩急を つけたストーリーのエンターテインメント性を終始
楽しむことが出来たので、個人的には満足度の高い作品でした。これだけ綺麗に終わっ たのだ
から、さすがに続編はないでしょうね(あっても蛇足でしょうし)。これからはDVDリリースでのん
びり再 度鑑賞していきたいと思います。

 1年続いた名作劇場「レ・ミゼラブル 少女コゼット」も今日で完結。10月革命以後はほぼアニ
メ版オリジナル展開となり、「ああ無情」の邦訳通り殆どのキャラが救われるこ となく終わった原
作と違い、かなり前向きで希望溢れる結末となりました。特に一番有名であろう“銀の燭台”の
話をラストに持ってくる 構成はお見事。桜井監督作品にハズレなしという定説は今期もしっかり
守られたかと(笑)。まぁロリスキーな方々には21話以降コゼッ トが成長してしまったのがかなり
残念だったでしょうし(爆)、シリーズ後半はそのコゼットが空気キャラと化していたので、全体的
に は誉められない部分もありましたが、最後で怒濤の感動ラッシュがあったので(てか、最終話
はひたすら泣きまくり)、私的には結果オー ライな感じです。

 今月は仕事で無茶苦茶ストレスが溜まっていたので、最後にその解消にと、仙台へ行ってき
ま した。んが、すっごく単純にどこか遠くに行きたいという現実逃避願望が一番の理由だったの
で(苦笑)、あまり目的はなく、あわよくば 仙台冬の名物・光のページェントでも撮れればと、それ
くらいの予定だったり。
 てな訳で、昼間はさしたる目当て もなかったので、ついでだからとまたまたメイド喫茶へ(爆)。
や、以前は仙台に4軒あったメイド喫茶も今や1軒しか残っていないので、完全消滅する前に
行っ ておこうかなと。5月の連休に訪れた時も結構にぎわっていましたが、今回は学生さん達が
冬休みということもあってか、店内はお客で いっぱい。私が座った時点で満席となってしまいま
した。メイドさんはたぶん前回と同じ顔ぶれだったように思います。食べ終えて帰りがけ、レジで
メイ ドさん(メイド長さん?)に「以前もご帰宅(来店)してくださいましたよね」と声をかけられて、嬉
しいような恥ずかしいような気分に (笑)。そりゃ周りは学生とおぼしき若い世代ばかりなのに、一
人だけ場違いな年寄りがいたら、目立つわな。
 そ の後は歳末のアーケード街をぶらついたり、先日オープンした「とらのあな」仙台店に行って
みたりしながら、夜まで時間を潰すことに。 「とらのあな」仙台店はフロア2階分の売り場面積が
あって、こりゃゲーマーズやアニメイトにとって脅威かもと思っていたら、そのすぐ 上の階がゲー
マーズでびっくり。下の階はゲームセンターだしで、ここはオタク御用達ビルかいな、とか思って
しま いました。ちなみに「とらのあな」はコミックやノベル、果てはCDまで店独自の描き下ろしジャ
ケットを付けて売ってたりするので、ダ ブリでもついつい買ってしまう恐怖があります。商売上手
いよなぁ。
 んでもって日が暮れてからいよいよ写真撮影 を始めたのですが、それについては別項にて。
今回は久々にアーケードの端から端まで往復歩いたら足が筋肉痛を訴えて、体力の衰えをイ
ヤ でも実感してしまいました。仙台にいた頃は毎日10キロ以上仕事で歩いていたのになぁ。結
構ショックです。

  と言うことで「ふぉとふぉと」更新。「冬の仙台 夜景編」と銘打って、夜景中心の写真でまとめ
てみました。当初はツァイスレンズを 使ってあれこれ撮ろうかとも思っていたのですが、あいにく
の天気で昼間は写欲が沸かなかったので、ならばと手ブレ補正な し・フルマニュアルという条件
下でどこまで黄昏の風景を撮れるかという実験に切り替えることに。完全に夜になるギリ ギリま
でツァイスレンズでねばってみました。
 その後はVR18-200にチェンジして光のページェントを撮 影。ただこちらも見物客 が多く三脚を
使うのははた迷惑な状況だったので、無謀にも手持ちで撮影。案の定手ブレ写真大量生産とな
りました が、何枚かはまともに撮れていたので、それをピックアップしてみました。ちなみに光の
ページェントと言えば定禅寺(じょうぜんじ)通 りがメイン会場ではありますが、今回は仙台駅前
の青葉通りのものを撮影。こちらだとペデストリアンデッキから見下ろす形で撮れるの で、多少
なりとも見栄えの良いものになるかなと思ったもので(たぶん定禅寺通りで撮ったら、人の頭ば
かり写るの ではないかと)。仙台の夜景撮りは惨敗した10月の時と比べると、今回は多少なり
とも進歩したのではないかと感じていますが、さて。


07/12/31

  予報通り、終日雪降りの大晦日となりました。

 今年最後の話題は、「リトルバスターズ」18禁版のタイトルが 「リトルバスターズ エクスタシ
ー」になったという、冗談のようなホントの話。や、2ちゃんねるでフライング情報公開されて、
それが 原因かは不明ですが板が大荒れに荒れた後なので今更ですが、G'sマガジン最新号の
表紙にデカデカと書かれていて、マジだったんだ なぁ〜と諦めにも似た境地で現実認識した次
第で(苦笑)。Keyスタッフ、もしかして開き直ってたりします?

  こちらも今年最後の「ふぉとふぉと」更新。「落ち穂拾い」と題し、今まで未公開だった写真のな
かからピックアップしてみました。要は ネタが足りなくなったので、ボツ写真の再利用です(笑)。
 D40xに移行してから1500枚以上写真を撮りましたが、「良かった」 と満足できるものは未だ
数えるほどしかなく反省多しの日々で、つくづくこの道は奥が深いと実感します。所詮は下手の
横好きですが、来 年も地道に少しずつ精進していきたいと思います。

 そしてオーラス。今年も年末の個人的アニメ総評をば。まずは 作品ランキング。

 1位 天元突破グレンラガン
 2位 Kanon
  同率3位 スカイガールズ
   〃   ぽてまよ 

 今年はホント久々に(このページを開 設してから初?)ロボットアニメが1位になりました。燃え
系アニメ復権というか、近年希に見る名作を堪能することが出来て、私もBS デジタルを導入し
た甲斐があったとつくづく実感。ひたすら力押しの展開や、微妙に悲劇性の残る結末に不満の
ある人もいるようですが、 個人的には文句なく万人にお勧めできる作品だと思います。
 2位の「Kanon」は、言わずもがなかと。映像のクオリティとしては、 今期の「CLANNAD(クラナ
ド)」ともども京都アニメーションの凄さをまざまざと見せつけてくれました。大胆に原作と変えた
最 終話には賛否両論あるでしょうが、麻枝氏的あゆシナリオ解釈といった感じで、これはこれで
アリと思ったり。難を言えば、シリーズ構成 をもう少し頑張ってほしかったかなと。
 3位は同率で「スカイガールズ」と「ぽてまよ」。「スカイ〜」はシナリオの上手さで毎回きっ ちり
楽しませてくれたのと、CGでも手描きに近い感覚でロボットを動かしてみせたことが大きく評価
できると思い ます。特にシナリオはちゃんと30分で起承転結を描くという、昨今のシナリオライ
ターが壊滅的にダメダメになってしまった基本をきっ ちり押さえているので、他の作品でも是非
見習ってほしいものです。「ぽてまよ」は台詞に頼らず動きだけでギャグを表現するという、こ れ
まで日本のアニメが苦手としていた分野を開拓したことが高評価。話のブラックさに人を選ぶ部
分はありますが、 総じて広い層が楽しめるエンターテインメント作品であることもポイント高しで
す。
 ランキングには入れませんで したが、今年は「ひだまりスケッチ」「sola」「セイントオクトーバー」
「精霊の守り人」「がくえんゆーとぴあ まなびストレー ト!」「ななついろ☆ドロップス」といった、
同率でみんな入賞させたくなるような作品が多くて、個人的には非常に豊作の一年でした (作画
は相当に低レベルだったものの久しぶりに安濃節炸裂で、番外で「かみちゃまかりん」も特別賞
をあげたく なったり)。去年と比べると全体的なアニメ本数が減ったこともあってか、作品のクオ
リティは徐々にではありますが向上しているのかな と。ただ同時に、シナリオに関しては煮詰ま
ってきているのか、無理矢理鬱系な展開に持っていって破滅的に終わってしまう作品もちらほら
と増えてきて、病的な傾向かな〜と危惧する面がなきにしもあらず。単に刺激の強さで客の興味
を引こうとしてもインフレ化を起こすだけ だと思うので、その辺はバランス感覚を大切にしてほし
いものです。ともかく、ロボット物、正統派大河ドラマといった萌え系以外の作品 も健闘してきて
いるので、来年はそういったジャンルにも更なる飛躍を期待したいところです。

  続いてアニソンランキング

・オープニング部門
 1位 Virgin's high! (「スカイガールズ」)
 2位 もってけ!セーラーふく (「らき☆すた」) 
 同率3位 colorless wind (「sola」)  
   〃   空色デイズ (「天元突破グレンラガン」)

・ エンディング部門
 1位 愛しい人へ (「精霊の守り人」)
 2位 だんご大家族 (「CLANNAD」)
  同率3位 芽生えドライブ (「ひだまりスケッチ」)
   〃   mellow melody (「sola」)

・ 番外編
 Apocrypha (「神曲奏界ポリフォニカ」オープニング)
 コンコルディア (「神曲奏界ポリフォニカ」エンディング)   

 オープニング1位はもうこれしかないかと。曲と映像のシンク ロによる爽快感は格別のものが
ありますし、I'veとロボット物は相性が良いという自説が証明できたので(笑)、文句なしにトップ
で す。2位の「らき☆すた」は映像的に頑張っていたので。最終話でこのオープニングに話が繋
がっ ていたのも良かったです。3位は同率で「sola」と「グレンラガン」。どちらも作品に即した楽
曲と、こだわりのある映像で上質なオープニングになってい たと思います。・・・とか書いていた
ら、NHK紅白歌合戦でしょこたんが「空色デイズ」歌ってますよ。グレンに即した台詞まで言って
い て、ホントにこの人はアニソンが好きなんだなぁと改めて思ったり。
 エンディング1位は完全に個人的好みです(苦笑)。歌詞、メロ ディ、アレンジ、どれをとっても
100点満点をあげたくなる、ツボつきまくりのバラードだったので。勿論映像の美しさも特筆も
の でした。2位のだんご大家族は、恐らく原作をプレイしていないと評価が180度変わる特異な
曲かと。逆に言えば原作ファンにとっては 「反則すぎだろ」という位、涙腺破壊最終兵器な曲だっ
たり。同率3位の「ひだまりスケッチ」と「sola」は、曲の心地よさと映像の 心地よさが見事にマッ
チしていて、シンプルながらとても気持ちの良い映像美を堪能出来たのが評価の理由です。
  なお、番外編として「ポリフォニカ」オープニング・エンディングをピックアップ。や、曲は良いん
です、曲は(笑)。今年のアニソンの 中でも1・2を争うくらい好きな曲なんですが、肝心の映像が
・・・。特にエンディングは、原作の絵を使っているだけにアニメ本編とのギャップがすさまじくて、
 「詐欺だろこれは」と言いたくなるくらい別物になっていたり。「ポリフォニカ」は本編の音楽もオ
ーケストラを使ったりと非常に贅沢な 作りをしていて、つくづくアニメそのものの出来の酷さが悔
やまれる作品でした。
 今年はI'veが様々なアニメ の主題歌を担当したのが印象的でした。もはやすっかりジェネオン
の看板アーティストになってしまった感じで、古参ファンとしては一抹 の寂しさもあったり?(笑)
それと霜月はるか嬢や茶太さん、eufoniusといった18禁ゲームや同人で活動していた人達が
メ ジャーレーベルで多く活躍するようになったのも、随分と目につきました。しかもこの方々の楽
曲は音質的にもアレンジ的にも凝ったもの が多く、ピュアオーディオの観点からも非常に評価が
高いのも個人的には嬉しいところです。アニソンは低予算で音質悪しという既成概念を打ち破
る 意味でも、来年は更なる飛躍を期待したいです。

 ゲームに関しては今年も手つかずや中断しているものが多く、語 ることがなくて悲しかったり。
せめて今手をつけているものだけでも、ちゃんと終わらせたいところです。

  てなところで、それでは皆様、良いお年を。


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