おもひで（０８年４月上旬）

おもひで

だいありーの過去ログです。

08/04/02

　雪、強風と来て、今日は眠気を誘う暖かな日でした。で、４月になったのでこのページも少しだ
け模様替えです。

「H2O」９話。村の祭りが近付いた頃、主人公は母の形見の鈴を持って登校するが、それを持
ち歩くことには実は隠された意味があって・・・。
　ようやく主人公の背景が明らかになってきました。で、上辺的にはハッピーエンドへ向かってい
るように見えながら、何やらまたも鬱展開の予感？残り話数がまだあることから言っても、この
まますんなり終わるはずはないよなぁ。

　「ケロロ軍曹 4thシーズン」５０回目。パラレルワールドへの旅の巻。４thシーズン最後の話は
いきなりの「ウルトラQ」ネタ。それも「あけてくれ！」なんて超マニアックなネタ、誰が分かるっち
ゅーねん（←分かっている奴）。地球がピンチになるとか、派手な戦闘シーンがある話ではあり
ませんでしたが、ちょっとしんみりしながら幕を閉じたのはある意味今期シリーズらしい終わり
方だったかも？もっとも、来週以降もしっかりシリーズは続きますが。

　「狼と香辛料」DVD１巻が発売されたので、購入。１話～３話収録。初回限定版にはジグソー
パズル付属。
　１月からの新番組のなかでは地味ながら良作だったこの作品。テレビでの放送は先週無事最
終回を迎え、私もこっそり全話視聴済みだったりしますが、ラストまで見ることなくDVDデフォ買
いを決めていました。以前にもちらりとここで紹介しましたけど、中世風の世界を舞台にしながら
も剣や魔法で戦うことはなく、商人の主人公がひたすら商売で儲けたり損したりといった経済や
流通の話を描いているあたりが目新しいです。もっともメインヒロインが賢狼ということで、結局
は力業で問題を解決しちゃってるのは賛否ありそうですが。個人的には主人公は商才があると
言いつつ微妙にヘタレなあたりにややフラストレーションを覚えましたが、全編通じて手堅いドラ
マと美しい映像を見せてくれたので、結構楽しめたかなと。
　で、経済アニメとしての側面を持ちながらも、私的にはこの作品、一言で表すなら「尻尾アニ
メ」ではないかと思っていたり。メインヒロイン・ホロは普段から狼の耳と尻尾が見えているので
すが、特に尻尾の作画に対するこだわりは尋常じゃないです。とにかく尻尾がよく動きます。何
はなくとも、尻尾だけは動きまくります。そりゃもう、スタッフに絶対尻尾フェチがいるに違いあり
ません（笑）。しかも実に動物の尻尾の動きを観察しているようで、猫や犬を飼っている人なら
「よく見てるな～」と感心するほど、“いかにも”な動きをします。その点だけでも十分見る価値が
あるのではないかと・・・って、そう感じるのはいつも我が家の猫の尻尾で遊んでいる私だけ？
（苦笑）や、ストーリーもかなり面白いので、バンダイチャンネルで無料配信をしていますし、興
味のある方は是非ご覧になってみて下さい。
　http://akiba.kakaku.com/hobby/0804/01/183000.php
　http://www.b-ch.com/cgi-bin/contents/ttl/det.cgi?ttl_c=1202

　Key が新作を発表。麻枝氏がメインライターを降りた代わりに、凄い布陣を召喚したものだと
びっくりしたり。
　http://key.visualarts.gr.jp/rewrite/rewrite.html

08/04/04

　仕事中にくしゃみが止まらず困っている日々です（笑）。

　「ハヤテのごとく！」４９話。クラスメイト３人娘により謎の部室へと連れてこられた主人公とメイ
ンヒロインお嬢様。そしていきなり「普通の話選手権」なるものが始まって・・・。
　オチのない小ネタを連発するというのは、ある意味新しいと言えば新しいかも？ホントにどーし
ようもない話のオンパレードでしたが。それよりもむしろ、少しだけ映ったメイドヒロインさんの学
生時代の恥ずかしい映像をもっと見たかったです(苦笑)。

　NHK -BS新番組「アリソンとリリア」。原作は電撃文庫のライトノベル。筆者と挿絵担当が「キノ
の旅」と同じコンビの作品です。とは言え風刺たっぷりの「キノ」と違って、こちらは正統派ジュブ
ナイル小説の模様。１話でいきなり状況が次々と変わっていって、勢いがあって面白くはあるけ
れども、好き嫌いがはっきり分かれそうな作品かな～という印象がしたり。ちなみにアニメ版は
まんま平成版「鉄腕アトム」のスタッフなので、キャラの顔が手塚プロちっくになっているのが目
につきました。
　しっかし、放送時間が夜の１１時半とは、NHKもすっかり深夜アニメが定着したような。この作
品に限れば、放送枠を間違えている気がしなくもありませんが。
　http://www3.nhk.or.jp/anime/alison/index.html

　「CLANNAD（クラナド）」番外篇。夏休み、春原の妹・芽衣が再び遊びに来て、主人公と渚の仲
を無理矢理進展させようとするが・・・。
　番外エピソードは、原作の芽衣シナリオのアニメ化。妄想シーンで主人公と悪友春原が「うほ
っ」となるカットは、原作の数十倍気色悪かったです（笑）。BLはイヤじゃ～！てか、こーいう本
筋に関係ないギャグ話になると、なんでいつも以上に作画に気合いが入りますかね、京都アニ
メは。もっとも、さんざん笑わせた後で流れた「アフターストーリー」の不意打ち予告は、１５秒な
がらかなりクるものがあったりしましたが。いっそこのまま、来週から「アフターストーリー」やりま
しょうよ～（無理です）。
　んで、DVD最終巻には智代シナリオの新作エピソードが追加されることが決定。アニメ版では
割を食ってしまった智代に対する救済措置でしょうか（こーなると藤林姉妹が一番扱いが酷い結
果に・・・これはこれでファンが暴れそう？）。他のサブキャラのエピソードは恐らく「アフターストー
リー」のほうで触れるのではないかという気がします。ともかく、テレビシリーズはこれにて一旦終
了。楽しい学生生活を目一杯描ききった学生編ですが、それだけに過酷な現実を徹底的に突き
つけまくる「アフターストーリー」とのギャップに驚くファンも多そうな予感。色んな意味で楽しみで
す。
　http://www.famitsu.com/anime/news/1214429_1558.html

08/04/06

　春と言うにはちょっと暑いくらいの週末でした。今年はさすがにもう雪は降らない・・・といいの
ですが。

　「true tears」最終話。前回の急展開とは打って変わって、静かに幕を閉じた最終回でした。色
々あった割には、結構綺麗にまとまって終わった気がします。物語としての盛り上がりは１０話
あたりがピークだったようにも思えたりしますが、淡々とした雰囲気を貫いた作品なので、こーい
う終わらせ方も合っているのではないでしょうか。個人的には「涙を失った少女が涙を取り戻す
までの話」という当初掲げたテーマが、シリーズ後半やや霞んでしまったのが残念ではありまし
たが、ラストでちゃんとその部分にも決着をつけたのでそれなりに納得出来るかなと。終わって
みれば１話冒頭のモノローグが作品の本質を語っていて、それに気付いていれば最後に主人
公が誰を選ぶのかは明白だったのではないかと、構成の上手さにも感心したり。
　萌え系アニメが席巻しているなか、地に足の付いた恋愛ドラマを丁寧に描いていて、「昼ドラ」
と揶揄されたりしながらも（苦笑）透明感のある美しい物語を貫いていたと思います。エピローグ
の余韻の心地良さも含めて、個人的には非常に楽しめた作品でした。派手な展開はありません
が、繊細な芝居や心の機微の表現には一見の価値がありますし、等身大の青春ストーリーが
見たい人にはお勧めの作品ではないでしょうか。んで、ブルーレイの発売はいつですか（笑）。

　「俗・さよなら絶望先生」最終話。絶望した！最終回に放送事故をやってのけたBS11に絶望し
た！本来16:9のアスペクト比の作品なのに何故か4:3の画面になっていて、キャラが全員細長く
圧縮されたまま３０分放送してしまったという、なんとも酷い有様に。でも、この作品のことだから
これも実験の一つで、ごくごく普通の放送なんだと思ってしまったのも事実だったり（苦笑）。さす
がに苦情が殺到したのか、当日のうちにBS11のホームページに謝罪と後日再放送する旨が掲
載されましたが、きっと原作者は大喜びでネタにするでしょうね、これ。
　てな訳で凄い状況のまま終わってしまいましたが、最終話と言ってもいつも通りに原作の３エ
ピソードをアニメ化していて、微塵も完結した雰囲気はなかったりします。まぁ確実に３期シリー
ズはあるかと。
　http://www.bs11.jp/?action_public_info_detail=true&information_id=78

　BS11 新番組「GUNSLINGER GIRL IL TEATRINO」。と言っても地上波では１月から放送を開
始していて、先週無事終了。私も既に全話視聴済みだったりしますが。
　質の高い作画と演出で評価の高い「GUNSLINGER GIRL」の続編・・・ではなく、何故か前シリ
ーズを無かったことにしてスタッフ・キャストとも一新して製作された本シリーズ。でも BS11は１
期シリーズに続けてこれを放送するという暴挙に。おかげで設定は繋がっていないわ世界観は
別物だわ声も性格も別人２８号だわと、もの凄いギャップに襲われる事態となっていたりします
(笑)。一説によると前シリーズは原作者がお気に召さなかったようで、今回は原作者自ら監修
と全シナリオを担当。んが、何を思ったか製作半ばにしてシリーズ構成と監督を突如更迭。現
場は混乱のうえスケジュールが逼迫し、結果殆どの話数を外注に任せるという事態に。
　・・・で、その１話。１話なのに作画ボロボロです。キャラの動きがぎこちないです。車や電車が
カクカクと走っています。おまけに前シリーズの悲壮感溢れる雰囲気は完膚無きまでに破壊さ
れ、頭の足りなさそうな女の子が真っ昼間から笑顔で銃を撃ちまくるという、ある種究極のギャ
グアニメと化しています。特にメインヒロインであるはずのヘンリエッタはスーパー脳天気ドジっ
娘キャラになっていて、思わず「こんなキャラいたっけ？」と呟きたくなることうけあい。今や２ち
ゃんねるでは完全にネタアニメ扱いされていて、ヘンリエッタも「ヘンニナッタ」と呼ばれていた
り。どーしてこんな凄いギャグアニメになっちゃったんでしょーね、原作者様。どういう経緯で
実現したのか、オープニング曲はKOKIAさん、エンディング曲は作詞作曲麻枝准氏・ボーカル
Lia嬢の「鳥の詩」コンビという、歌だけは名曲揃いなのが殊更勿体ない気がしたり。
　とまぁ、この作品に関しては感想を書こうにも文句しか出てこないと思うので、エアチェックは
しますけどこのページでは取り上げないことにします。

　「Yes！プリキュア５ GoGo！」１０話。敵幹部二人の同時攻撃により、窮地に立たされるプリ
キュア達。その時現れたのは・・・。
　よーやく６人目登場。でも正体は謎のまま・・・って、引っ張るなぁ。もっとも、エンディングテロッ
プまで「？」にしようとも大きなお友達には声でバレバレですけど（「ネオランガ」の夕姫コンパチ
ボイスですよね～、仙台嬢）。今回はヒロイン達が芝生から立ち上がる時スカートの汚れを手で
払ったり、動きのタイミングにやたらと溜めがあったりとか、特徴のある演出が目につきました。

　新番組「コードギアス　反逆のルルーシュR2」。いよいよ２期シリーズ放送開始です。いきなり
前回から１年経ってるし、主人公が普通に学生生活しているうえ何故か弟がいるし、小清水嬢
はバニーさんだしで（苦笑）、一体何があった？という始まりでしたが、けっこーあっさりと状況を
元に戻しちゃいました。てっきりしばらくは偽りの生活が続くのかと思いましたけど。空白の一年
や消えた主人公の妹についても、早いうちに明らかになるんでしょうか。

　も一つ、BS11で「こどものじかん」放送開始（そーいやこれも２期シリーズが決まったそうで）。
さすがに規制ありバージョンですが、地上波の時よりも規制が減ってる？つか、ぶっちゃけDVD
よりもかなり画質が良いってのはどうよ？DVD買った身としては複雑です（苦笑）。以前からBS
11の画質の良さは評判でしたが、やはり現時点でアニメ視聴にはここが最高最強環境である
のは間違いなさそうです。こいつに勝つにはブルーレイしかないってことで、今後どんどんブル
ーレイを買わせようという戦略なんですね、バンダイさん（笑）。

　今月一回目の「ふぉとふぉと」更新。「早春を探して」と題し、前回に続いてVR70-300の試し撮
りを兼ねつつ、急速に春めいてきた景色を幾つか撮ってみました。それとせっかくの望遠レンズ
なので新しい題材に挑戦してみたいと思っていたら、ちょうどテレビで今年の岩手競馬開幕とい
うニュースをやっていたので、生まれて初めて競馬場に足を運んでみたりもしました。もっとも競
馬についてはマジで全然分からないので、馬券は一枚も買わずにただ馬の写真を撮って帰って
きただけだったりしますが。
　あと、VR70-300はVR18-200と比べると写りのシャープさは勿論のこと、心なしか色も濃いな
～と感じたり。パソコンに取り込んでみると、レタッチいらずの濃厚さに見えます。メーカーは同
じでもレンズによって色味が違ってくるというのも、また面白いものです。

08/04/09

　今日は花粉症がひどすぎて全然仕事に集中出来ませんでした。ニュース等でも言われていま
すが、マジで今年の花粉の量は半端じゃないっぽいです。

「H2O」１０話。母の死とメインヒロイン一家との関わりを知ってしまった主人公。以来二人の関
係はどこかギクシャクしてしまい・・・。
　１話冒頭のシーンがここに繋がってくるとは、少し予想外でした。で、結局終盤は鬱展開に逆
戻りなのね。村ぐるみの問題を変えたまま、残り２話でどう収拾をつけるのやら（や、最終話が
超展開だったという噂は漠然と聞いていますが）。

　「ケロロ軍曹 5thシーズン」１回目。色変更小隊の巻＆納豆で侵略の巻。シリーズも５期目突
入。前半の話は、長期シリーズゆえに可能なネタといったところでしょうか。夏美達だけでなく見
ているこちらも混乱しそうでしたが。後半の話は・・・納豆を嫌いな奴は人間じゃねぇ～（だから
宇宙人だってば）。あんな美味しいものが苦手なんて信じられない、と言いつつ私もそれ以外だ
と結構好き嫌いがあったりしますけど（苦笑）。

　BSジャパン新番組「ソウルイーター」。原作は少年ガンガン連載のコミック。死神学校に通う
少女と、普段は人の姿になっている武器のコンビが、悪行を重ねて鬼と化した魂を狩るお話。
何やら１００個魂を集めると武器がパワーアップするとかで、それを目指しているらしいです。制
作がボンズということで、作画はかなりのクオリティ。１話目なのでアクションも気合いが入って
いて、流れるような戦闘シーンはけっこー凄いと思ったり。ただ原作が原作だけに少年マンガ的
なノリがかなりあって、個人的好みに合わない部分も多々あるので、たぶん視聴は続けないと
思います。

　バンダイがブルーレイの大侵攻を開始した模様。「ガンダム 00」「MSイグルー」に続いて、「コ
ードギアス」シリーズもブルーレイでの発売決定。今年の後半は毎月ブルーレイのリリースがあ
るようです。この調子で他社も追随してほしいものですが、どうにも未だ腰が重いようで。BSデ
ジタルの映像を見慣れてしまうと、どうしてもDVDの画質には不満が出てしまうところですが、
次世代メディアのソフト販売はまだまだ黎明期といった感じです。

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