おもひで

だいありーの過去ログです。

08/08/13

  短い夏休み入ったので、唐突に旅行へ行ってきました。と言っても山形県の酒田へ、一泊二
日の短い旅行でしたが。「私家版おくのほそ 道」も宮城ルートの終わりが見えてきたので、まと
まった休みが取れるうちに山形ルートも少し廻っておきたいと思ったもので。何より、 海に沈む
夕日を撮りたいというのが最大の目的でした。太平洋側に住んでいる身としては、秋田にいた
一年間や社員 旅行で訪れた海外を除けば、海に沈む夕日というのは非常に珍しいものだった
り。なので生きているうちに一度くらいは写真に収めたいな と思った次第(←大仰)。一人での旅
行は実に10年ぶり(前回は函館や札幌をてろてろと廻りました)。旅行は好きなのでもっとあち
こ ち出かけたいものですが、なかなか実現できないのがもどかしところです。
 自宅から酒田までは、宮城の鳴子を通って片道約180キ ロ、高速道なんて便利なものはない
田舎道なので、車で4時間くらいといったところ。ただ途中新庄市や最上川等、「おくのほそ道」
にゆ かりのあったりなかったりする場所を巡ったので(笑)、初日は酒田に辿り着くだけで終わっ
てしまった感じでした。それでも念願の日本 海に沈む夕日は撮れたので(二日間ともピーカン天
気でした)、目的の大半は達したと言えるかと。二日目は酒田市内の観光名所を幾つか 廻り、
最後に江戸時代のお座敷跡の「相馬樓(そうまろう)」なるところで舞妓さんの踊りなんぞを見て
きたのです が、その間に駐車場に停めていたMAXたんに他の車がこすって傷を付けられるとい
う事故が発生(たいした傷ではなかったのが不幸中の 幸いでしたが)。ぷちショックな出来事も
あったりしたなか、二日間で約700枚くらい写真を撮ってきました。それなりの枚数となった の
で、お盆休みの間に編集して公開できればと思います。

 「二十面相の娘」13話。飛行船 のなかで対峙した主人公達と敵の女性。そして明かされた、
戦時中の研究とは・・・。
 若いときの二十面相って、 単なるキザなスケコマシやんけ(苦笑)。その時の言動が後々主人
公にとんでもない災難となって降りかかっているのですから、いい迷惑 です。今回よーやく謎の
一端が明らかになりましたけど、なんかまだ色々ありそうです。

  「ストライクウィッチーズ」3話。謎の敵・ネウロイに対抗する組織ストライクウィッチーズに入隊
した主人公。だがパートナーとして一 緒に訓練することになった少女は、どこか気弱で・・・。
 名塚さんに気弱なヒロインをやらせるのは反則だと思いますわ(苦笑)。で、 そのエウレカさん
というかコレットさんというか(どちらも違います)、気弱少女にいきなりレズっ気を発揮する主人
公、ヤバすぎです。 てか、この先回が進む毎にレズ度が上がってゆくという、実に困った主人公
なのがなんとも。今回もさっそく訓練中なのにコレットさんの 揺れる胸に見とれたり、どさくさに紛
れて胸に触ったり顔を埋めたり、ただでさえぱんつアニメなのに更に変態度が増しています。
いっ そこのまま敵を倒すのは二の次にして、ぱんつ百合アニメとしてガンガン突き進んでほしい
ような、そうでもないような(笑)。
  そーいやこの作品、毎回エンディングを歌っている人が違うのね。ヒロインが10人いて、本編
でスポットライトが当たったキャラの中の 人が担当、という感じなんでしょーか。

 今週の「ケロロ軍曹」はオリンピックの関係で16日に放送予定。

  も一つ個人的出来事、押井監督の最新作「スカイ・クロラ」を見てきました。劇場で映画を見る
のは「イノセンス」以来なので、4年ぶ り?
 んで、映画の印象・・・こんなまっとうな映画、押井作品じゃないやい(苦笑)。難解な引用台詞
もなければ 長台詞もない、延々風景垂れ流しもないなんて、この押井監督偽物だ〜!・・・・・・・
と思って見ていました、ラスト寸前までは。でも 最後の種明かしでニヤリ。あぁ、間違いなくいつも
の押井作品です。人気俳優起用とか、有名アーティスト起用とか、日本テレビ大プッ シュとかで
映画館にはおよそアニメと無縁そうな観客が多かったですけど(笑)、なんか見終わった直後は
固まって いたみたいでした。そうそう、押井作品はこーゆー反応でないと(私の隣に座っていた
小学生らしき女の子二人、「ポニョ」と間違えて見 に来てやしませんか?とちょっと心配になった
り)。ただ、ストーリーはかなり分かりやすかったですし、カット割やレイアウトも押井監 督的な癖
は薄かったので、公言している通り随分とエンターテインメント寄りに作ったのは確かかと(何よ
り押井監 督にこれだけウェットな映画を作れるというのが少し意外だったかも)。おかげで個人
的にはやや食い足りなかったです。
  特筆したいのは、音響の凄さでしょうか。爆撃機襲来シーンや空中戦の身体にビリビリと響く
あの迫力は絶対に劇場でないと体感出来ない と思うので(てか、ホームシアターでやったら間違
いなく警察が来ます)、これだけでも映画館へ見に行く価値はあると思います。それ と、最近の
アニメ映画にしては珍しく2時間オーバーの作品なので、事前にトイレを済ませておくことをお勧
めしま す(笑)。

 「Zガンダム」ブルーレイBOX発売決定。DVDの時もそうでしたけど、ガンダムのBOX化は 「Z」
がいつも先陣ですね。もっとも劇場化の際にハイビジョンリマスターを終えていたので、ブルーレ
イ化しやす かったというのもあるのかもしれませんが。「Z」はLD-BOXで揃えていたのでDVDに
は手を出しませんでしたが、リマスターによ る画質の向上如何では購入を検討するかも?
 http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080812/bandai.htm


08/08/15

  お盆に入ったら連日凄い雨が降っていたり。お天気さんってばここで一気に水不足を補完す
る気でしょーか?(笑)

  「絶 対可憐チルドレン」16話。今度こそ逃亡エスパーを確保するため、出現予測地点のダム
へとやって来たチルドレンと外人エスパー。そこ で明かされた彼の目的とは・・・。
 ナベシンコンテが良い方向に作用したようで、テンションが高くてノリの楽しい回でした。原作で
も ちょっと感動系のエピソードでしたけど、声が付くとやはり効果倍増に感じたり。2クール目に
入ってからよーやく調子が出てきたよう で、“当たり”の回が増えたようにも思いますが、「ハヤ
テ」の時みたいに3クール以降でパワーダウンしないよう願いたいものです。

  「アリソンとリリア」19話。自分の正体を明かすべく、リリア親子を王国へと招待したヘタレ王
子様(笑)。けれども国王絡みの事件が 起きて・・・。
 新エピソードスタート。王子様のヘタレぶりは本編でもお墨付きなんですね。この国は親子とも
ど もギャグキャラ化している気がしなくもありませんが、それだけにほのぼのしながら視聴してし
まいました。
 余談 ですが、だんだんキャラの作画が平成版「鉄腕アトム」の頃の絵柄に戻ってきているよー
な?

  「ひだまりスケッチx365」4話。猫が来たの巻と文化祭直前の巻。どちらも1期シリーズと連動
したエピソード。そーいや懸賞で海産 物が当たったなんてこともあったっけ、と1期の話を思い出
してみたり。にしても、どーぶつネタはヤバいよね。最後は絶対泣ける展開に なるって分かって
いてもじんわりしちゃうもんなぁ(苦笑)。そして後半の話は1期シリーズでも特に重要だった(色
々 な意味で)10話に繋がる前日エピソード。主人公が描きたい絵のテーマが決まらず悩みまく
るあたり、1期10話を見た後だと余計に共 感出来たりします。この辺の構成の上手さは見事。
伊達に話数ランダム放送にしてませんね。
 毎回最後は主人公が お風呂に入って締めるこの作品ですが、回によって胸が増量サービス
だったりつるぺただったりするのが気になるのは私だけですか(苦 笑)。

 「To LOVEる -とらぶる-」17話。旧校舎に幽霊が出るという噂を聞いて、探検に出かける主
人公達。そこで彼らが見たものは・・・。
  こっちでも“のとまみ”参上(笑)。同じ制作会社の「かのこん」が終わったので、こちらをお手伝
いですか。実にいつもののとまみボイ スでした。で、またも80年代風というか演歌なノリの話で
したが、そろそろどーゆー層をターゲットにしているのか分からなくなってき たよーな?(苦笑)あ
と、最近サービスカットがめっきり減って悲しいです。

  予告通り、先日の小旅行の写真をアップ。第一弾は「私家版おくのほそ道」最上川編です。芭
蕉の辿った道順からすると、この辺や続く酒 田は山形ルートのなかでも割と後ろのほうなので、
かなり順番をすっ飛ばしたことになってしまいました。他の場所は後々訪問ということ で。
 実のところ芭蕉は山形に入ってからは地元の俳人達と句会を開いたり歌仙の編集をしたりと
いったことが多 く、名所を見て廻ったのは山寺と出羽三山、そしてこの最上川くらいだったりしま
す。しかも句会を開いた場所は殆ど現存しておらず、跡 地に標柱が立っているだけだったりす
るので、写真撮影としては実に面白味がなかったりします(笑)。なので、今回最上川を訪れる
前 に新庄市にも立ち寄ったのですが、そちらではどう撮ったら良いものかと困ってしまったり。し
かも初めて訪ねた新庄市は典型的な過疎化 によるシャッター通りと化していて、そのあまりの
空疎ぶりに面食らってしまいました。酒田もそうでしたけど、地方の過疎化は岩手より も山形の
ほうが深刻っぽい気がしました。
 気を取り直して向かった最上川は観光地らしい風光明媚な場所でした が、実際船下りに乗っ
て(や、元々は予定がなかったのですが、なりゆきで乗ってしまいました)昭和5年生まれだとい
う 船頭のおじいさんの話を聞いてみると、今年は今までで最もひどいと言えるほどの水不足だ
そうで、名所である最上川へ注ぐ無数の滝もそ の殆どが枯れてしまっているとのこと。せっかく
のライン下りも急流と呼べる感覚はまるでなく、のんびり船に揺られただけといった感じ でした。
天気はこれ以上ないくらい良かったのですけども、その弊害でこんな事態に遭遇するとは予想
もしていませ んでした。ちょっと残念。
 この最上川編は割と観光巡りっぽい撮影となったので(笑)、今までよりも状況説明的な写真
が 多かったかなというのが反省点でしょうか。ピーカン天気でコントラストの強い風景が多くて、
すぐに白飛びや黒潰れを起こしてしまった というのも苦戦した部分でした。その辺の体験から酒
田では思いきり好みに走りまくった構図が頻出してしまったのですが(苦笑)、それ は次回の更
新で公開ということで。


08/08/17

   お盆休みは雨降りのまま終わってしまいました。今日は割と涼しくて、早くも秋の気配があっ
たりなかったり。これで明日からまた仕事 の日々かと思うと、さすがに気が重いです(苦笑)。

 「ケロロ軍曹 5thシーズン」18回目。宇宙人リゾートで事件発生の巻。あ〜すいません、この
元ネタのドラマ知らないっす。なので変なゲストキャ ラが出てきたな〜くらいの印象でした。久々
に宇宙警察登場で、そーいや「おみまゆさんの声が聴けるのはケロロ軍曹だけ」になってし まっ
たと思ったり。

 「鉄腕バーディ DECODE」7話。地下鉄で連続殺人事件発生。人間業とは思えないその手口
に、調査に乗り出すバーディだったが・・・。
  ちょっとホラーで悲しい話でした。こーゆーネタ、ゆうき氏も短編等で好んでやるよーな。脇道
エピソードかと思いきやしっかり本筋エピ ソードで、状況が大きく動きだした感じでしょうか。

 「Yes!プリキュア5 GoGo!」27話。肝試しで幽霊役をやることになった主人公達。けれども
幼なじみヒロインは怖いのが大の苦手で・・・。
  夏の定番、幽霊話プリキュア風味の回(笑)。ヒロイン6人中幽霊が苦手じゃないのが2人しか
いない(野郎キャラは全員ダメ)というの は、あまり現代っ子っぽくないかも?生徒会長が苦手と
いうのは少し意外でしたが、珍しく混乱した表情が拝めたのでgoodでした(苦 笑)。

 「コードギアス 反逆のルルーシュR2」19話。最大の目的を失ってしまった主人公。そして彼
の 組織は・・・。
 ピカレスクロマンらしく、主人公の没落が始まりました。何もかも失って最後に真の敵と対峙っ
て のはお約束な展開ですが、さすがにそのまんまなノリにはならないでしょーね。つーか、残り
話数でホントにケリがつくの?そっちのほう が気になってしまいます。

 さて、先日の小旅行の後編、「私家版おくのほそ道」酒田編をアップしました。酒田と 言えば江
戸時代は「西の堺 東の酒田」と言われるほど港として賑わった一大地方都市・・・だったのです
が、今で は見る影もないほどに寂れていて、その凋落ぶりに初めて訪れた私はけっこーショック
を受けたり。当時の栄華を留める屋敷等が観光地と して面影を残している程度で、駅前から続
く中心街なんかは完全にシャッター通りと化していました。 
 芭蕉達が 訪れた江戸時代後期は勿論この酒田は大変な賑わいを見せていた訳ですが、不思
議と「おくのほそ道」ではその描写が全くなく、同じく港 町として栄えていた石巻を訪れた時とは
正反対だったりします。山形に入って以降芭蕉達の最大の目的は秋田の象潟を見ることだった
の で、そのための足がかりとして宿泊した酒田には興味が薄かったのかも。てな訳で酒田で芭
蕉にゆかりのある場所というのは殆どなかった りするので、ここでも例によって「おくのほそ道」
完全無視の撮影となりました(苦笑)。
 前日の最上川での体験 から、夏のピーカン天気下ではどーしてもコントラストの高い絵になっ
てしまうことが予想できたので、ならばいっそ逆に黒潰れ覚悟で陰 影の強い写真を積極的に
狙っていこうと、酒田では開き直っての撮影となりました。ただ観光名所は撮影禁止の場所も多
く、 いいな〜と思っても撮れずに悔しい思いをすることも度々あったり。特に本間美術館内の本
間家別荘では、二階の窓際に外人の老夫婦が 座ってず〜っと鳥海山を眺めていて、その後ろ
姿がとてつもなく“絵”になっていたので、シャッターを切れないのがこれほどもどかしい ことはな
かったという位、残念な想いをしました。撮れていればきっとピューリッツアー賞も夢じゃなった
のに〜 (←大嘘。てか、報道写真の賞なので無関係です)。そんなこんなで、最上川の時と比べ
ると、そーとーに自分好みに走った写真が多く なったかと思います。
 今回の小旅行では手持ちの3本のレンズ全てを持っていったので、酒田の観光名所の一つ、
山 居倉庫の撮影では「私家版」で初めてのツァイスレンズ登場とあいなりました。他にも最上川
の白糸の滝や、酒田湾に沈む夕日の撮影では 70-300を使っていたりします。念願の夕日撮影
は天気に恵まれて絶好のロケーションだったのですが、手ブレ補正さまさまと言えど もさすがに
ワイ端300mmでの手持ち撮影は厳しかったようで、日が沈む直前あたりの写真はブレブレのも
のが多 く、ちょっと心残りな結果に(それとローパスのゴミが取れなくて、レタッチでの修正も上
手くいかなかったのが残念)。今回はピーカン 天気だったので、次は雲がそこそこあって夕焼け
の綺麗な写真も撮ってみたいな〜と、再度挑戦したいとも思った今回の撮影旅行でした。

  夏休み後半は旅行疲れからひたすらボ〜っと・・・というのも勿体なかったので、先月に続いて
仙台へちょこっと出かけたりしていまし た。またもとらのあな仙台店→クラシック喫茶「kleiber」と
いうパターンだったのですが(苦笑)、ついでに定禅寺通りで少しだ け写真を撮ってきました。前
回は他のお客さんの声であまりじっくり聴けなかった「kleiber」のソナスの音を再度堪能してきた
の ですが、その感想も含めて写真の公開は次回の更新時にしたいと思います。


08/08/20

  お盆休みが終わっても雨続き。一気に秋めいてきた感じです。

 「二十面相の娘」14話。主人公を乗せたまま爆発 を続ける飛行船。そして市街地に墜落する
と思われたが・・・。
 シリーズ後半に入って新展開スタートといったと ころ。相変わらず主人公は味方が殆どいない
状況ですが、ここからどう二十面相の秘密に迫るのやら。あと、今回はまっぷたつに折れなが ら
沈む飛行船のCGが割と迫力あると思ったり。

 「ストライクウィッチーズ」はお休み〜。

  「ケロロ軍曹 5thシーズン」19回目。ケロロ式ダイブの巻&営業マンの一日の巻。何故か水
着祭りが続く今期のケロロ。来週も水着祭りだそうで実 に良いことです(苦笑)。久々に出番の
多かったモアの水着を堪能しつつ(笑)、後半の話は営業経験者にはけっこーヘビーだったよー
な。 お盆休み明けから社会人を凹ませるようなネタをせんでも、と思わなくもなかったり?

 予告通り二度目の 「kleiber(クライバー)」訪問の感想など。お盆休みだった為か店に入ったら
客は私一人だったので、今回はじっくりとソナスの 音を聴くことが出来ました。店のマスターに
「聴きたい曲がありましたらどうぞ」と言われたので、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を リクエ
スト。えーと、簡単に説明するとこの曲はオーケストラをバックにピアノを弾いているもので、主
役はあくま でピアノ、しかしオーケストラも後ろでガンガン鳴っているし各楽器のソロパートもある
という、オーディオの試聴に割と向いているん じゃないかな〜と個人的には思っているクラシック
です。前回は弦楽器の美しさを聴くことが出来たので、今回はピアノの鳴り具合を聴き たいと思
ってリクエストしたという理由もあったり。
 さて、その印象はさすがの一言でしょうか。トールボーイ型としては細身のソナ ス・クレモナで
すけども、しっかり低音の重々しさまで再現していて、それでいて素早く弾いている箇所では鍵
盤を 叩く微細なニュアンスもちゃんと表現していると感じました。ただ直前までパイプオルガンが
とても幻想的に鳴っていたので、艶やかさと いう点では若干物足りなさがあったかも?そして何
より弦楽器の音色の美しさが素晴らしすぎて、やはり「弦楽器ならソナス」という定評 を改めて実
感。てか、あまりに絶品すぎて脳内からヤバい成分が分泌されているんじゃないかというくらい
(苦笑) クラクラとしてしまいました。悔しいかな弦楽器についてはソナスの美音にかなう音は未
だ聴けずといったところです。
  喫茶店と言えば、地元のジャズ喫茶「Cafe Morrison」はお気に入りで定期的に通っていたりす
るのですが、このお店はジャ ズ喫茶と言ってもピアノトリオ等の静かな曲を終始流していて(と言
うか、ここでピアノジャズ以外の曲を聴いたことがないです)、クラ シック喫茶に通じる雰囲気が
あったりします。なのでジンガリのスピーカーで優しく鳴らしているここのピアノの音とソナスの音
を 比べてみると、意外にもジンガリのほうが美音系の響きに感じられたり。フロア型スピーカー
の割には低音の沈み込みはやや薄いですが、 高音の綺麗な部分を上手く掬っているという印
象で、どちらかと言うと私の自室のウィーンアコースティックに近い鳴り方をしているのか なと思
われたりも?ジャズ喫茶としてはもう少しピアノの荒々しいタッチを再現出来たほうが“らしい”の
かもしれ ませんが、個人的にはこの優しい音色がけっこーツボで、つい珈琲一杯で居座ってし
まっていたりします(珈琲がこれまた美味しいです し)。
 とまぁ、最近はオーディオ絡みで喫茶店巡りが定着してしまった私でした(笑)。

  で、「ふぉとふぉと」も更新。「kleiber(クライバー)」へ行ったついでに、店のある定禅寺通りで
少しばかり写真を撮ってきま した。ここは仙台の代表的なビュースポットで、冬には光のペー
ジェントが行われる場所でもあります。ケヤキ並木の分厚い葉を透かして 夏の日差しが降り注
いでいたので、先日酒田で撮った時の方向性を更に押し進めるような感じにと、陰影感を強調
す るためいつもよりアンダー目を意識して撮ってみました。それと、一つ自分に課題を出してみ
たり。それは車を停めた市営駐車場から 「kleiber(クライバー)」までの数百メートルという短い区
間の中で、どれだけ色々な被写体を見つけて写真が撮れるか、という こと。結局はケヤキ並木
ばかり撮ってしまった感じではありますが、多少なりともバリエーションを付加できたかな、という
結 果でした。それと街中なのでどうしても人の姿がファインダーに入ってしまうので、逆にそれを
入れた構図を、なんてことも試してみまし た。つか、周りから見たらどーでもいいようなものばか
り撮っているので、人々の奇異の視線が痛かったです(苦笑)。
  てな訳で今回のタイトルは「青葉の定禅寺通り」。定禅寺通りが仙台の青葉区にあることにも
引っかけてみました。


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