おもひで

だいありーの過去ログです。

09/03/22

  春らしい好天と雨降りの両極端な週末でした。

 「テイルズ オブ ジ アビス」21話。再び世界を覆い始める障気。それを止めるには主人公の
能力と1万人の犠牲が必要だと言われて・・・。
  各キャラの決着イベントをこなしつつラストバトルへ向けて進行中といったところでしょうか。お
姫様ヒロインの伏線はシリーズ初期の頃 から割と分かりやすい感じでしたけど、これで実は・・・
なんてどんでん返しがあったらちょっとこの作品を見直すかも(笑)。
  あと、今更な指摘ですが毎回エンディングにテロップされるいかにも偽名っぽい作画協力の
人、湖川御大じゃないかと勝手に思ってるんで すけど、違うでしょーか。時々湖川作画っぽい
カットやレイアウトがあったり、今回なんて露骨に湖川走り(苦笑)しているカットがあっ たりして
(ザブングルやエルガイムでやっていたあの走り方です)、たぶん御大じゃないかな〜という気
がするので すが、間違っていたら笑ってやってください。

 「ドルアーガの塔 the Sword of URUK」11話。ついにラスボスと対決する主人公達。だが敵
の強さは圧倒的で、いくら力を合わせても太刀打ち出来ず・・・。
  クライマックスの話でこの作画の崩れはかなり痛手ですなぁ。戦闘シーンの動きがへろへろで
迫力半減なんてものじゃなかったです。 GONZO経営危機の影響が出ている?盛り上がるであ
ろうエピソードだっただけに、勿体ない出来でした。
 次回 ついに最終話。分割2期方式で続いたこのシリーズ、どうケリをつけるか注目です。

 「鉄腕バーディ DECODE:02」10話。連続殺人の現場に幼馴染み青年がいた証拠を手に入れ
たバーディ。それでも彼が犯人だとは信じられ ず・・・。
 相変わらず容赦なく残虐な殺し方をする作品です。ゴールデンタイムには絶対放送出来ない
ですね(苦 笑)。原作と違って、これだけ大きな騒ぎになっているのに宇宙人の存在に人間側が
気付いていないってのが引っかかる部分ですが、そこ まで拾い上げて描写すると1クールじゃ足
りなくなってしまいそうですから、しゃーないところでしょうか。あと文化祭準備のシーンで 「ビュー
ティフル・ドリーマー」を彷彿させるカットを入れるのはアニメ業界の半ばお約束?(笑)

  「フレッシュプリキュア!」8話。赤ちゃん妖精のミルクの材料を切らしてしまった主人公。人間
世界のもので代用しようと悪戦苦闘する ものの・・・。
 そーいや主人公が料理得意ってのはかなりパターン破りな設定のような(壊滅的に料理が苦
手って のがお約束でしたからねぇ)。あと主人公達が集めようとした材料が、殆ど深夜番組の罰
ゲームレベルだったのがおかしかったです。
 に しても、新しい玩具出すの早っっ。もっとも今までの必殺技のシーンが微妙にお間抜けっぽ
かったので、テンポが良くなって結果オーライ かも。つーか新バンクシーンでようやく香川原画っ
ぽいカットが拝めた気がします。とゆーより、今回は太ももアップとか胸のふくらみ強 調アングル
とか、な〜んか狙ったようにエロい作画や構図が多かった気が。ホンっっトに今期は低年齢層
向けにシフ トしてるんですか?(苦笑)

 「機動戦士ガンダムOO セカンドシーズン」24話。全員が窮地に追い込まれ、もはや勝ち目が
ないと思えたその時、ダブルオーガンダムが突如不思議な光を発して・・・。
  まんま「逆シャア」じゃん(笑)。結局人類はニュータイプに進化しないと救いはないという、富野
ガンダムと同じ結論っすか。それを持 ち出されるとオールドタイプの我々は希望も何もあったも
んじゃないですが。とりあえずタブルオーガンダムがνガンダム以上に伊達では ないことだけは
よーく分かりました(笑)。
 で、この作品も次でラスト。今回生き延びたキャラもまだ油断出来な い気がするのですが、ど
んな結末になるのやら。

 今年の「ふぉとふぉと」は一つのテーマを じっくり期間をかけて取り組む方針なので、更新ペー
スが今までより落ちていたりしますが、よーやく写真のストックが溜まってきたので 次回あたりに
でも公開したいと思います。今回のテーマはズバリ、演歌の世界!(笑)・・・のはずだったので
す が、「冬の重さ」が延びに延びまくった影響で元々構想していたテーマが撮れなくなり、結果
テーマ変更に。その辺の迷走ぶりも含めて 「冬の重さ」の時とはまた違った仕上がりになった感
触もあったりしますが、まぁいつも通りよー分からん写真なのは確かです。ともあ れ、しばしお待
ちを(や、待ってる人はいなさそうですが)。


09/03/25

  今日はいきなり雪景色に逆戻り。仕事が終わって外に出たら真っ白だったので驚きました。

 「ケロロ軍曹 5thシーズン」49回目。最強侵略作戦3本立ての巻。いきなり「帰ってきたウルト
ラマン」のプリズ魔とかレインボー作戦とか特撮ネ タで攻めてるなぁと思ったら、シナリオが毎度
の特撮暴走回の人なのね。ケロロの自信とは裏腹に、しょーもない作戦ばかりでしかも自爆 し
まくりなのがおかし かったです。

 予告通り「ふぉとふぉと」更新。今回は宮城県の石巻から女川(おながわ)町にまたがる牡鹿
(お しか)半島をぐるりと廻って、港町の風景を集中的に撮ってみました。金華山や周囲の島々
へと渡るフェリーが発着するこの 半島は、地図で見ると自宅から近い感じなのですが実のところ
仙台へ行くよりも遠く(三陸海岸の中でも特に太平洋に突き出た半島なの で)、今までなかなか
足を伸ばす気になれずにいました。ですが新しい風景を撮ってみたかったこともあり、今回思い
切っ て訪れてみました。でもやっぱり遠かったです(笑)。
 前回も少し書いたように、元々予定していたテーマは冬の時期を 想定したもので、港町を巡っ
て荒海や雪の降る港の侘びしい雰囲気を撮ろうというものでした。初期タイトル案は「港町エレ
ジー」。気分 は演歌の世界っ(笑)・・・てなイメージだったのですが、3月の沿岸ともなれば雪な
ど全くなく、むしろ暖かな陽 気と陽光で春を予感させるムードに満ちていたり。とりあえず撮り始
めたもののどーにもピンと 来なくて、ならばと方針を180度変更。私の好きな水面キラキラ写真
や、逆光のシルエット主体の風景 をメインとすることにしました。一方で初期案も捨てがたかっ
たので、どこか寂れた感じの、ノスタルジーを覚えるような景色も織り交ぜ てみました。結果、や
や迷走気味になった気も?出来上がった写真を眺めているうちに、「冬の重 さ」での単一色に
満ちた世界が、季節の推移と共に鮮やかな色彩を取り戻してゆく過程を追いかけているよう
な感覚 をふと抱いたり。その意味では 必然性のある撮影だったのかなと、勝手にそんな意義を
見いだしたテーマでもありました。
 それと、およそ半年ぶ りにツァイス単焦点を持 ち出してみました。ツァイス一本でテーマを撮り
きるのは当初からの目的だったので、こちらはちゃんと果たせた感じです。風景撮 りに50mm
(デジタル一眼だと実質75mm)は厳しいと実感する場面がたびたびあって、我ながら制限かけ
すぎ の撮影条件だと思ったりもしましたが、改めて構図や画角と焦点距離の勉強をするには良
い訓練だった気もします。ただ3回訪れた撮影は 三日とも晴天だったので、絞り開放で使うには
無理な状況が多く (F8まで絞っても最高シャッター速度の1/4000秒でしか撮れなかったりとか)、
ツァイスの特色であるボケ味を殆ど活かせなかっ たのが残念でした。
  初めて訪れた牡鹿半島は、島々の眺めと海の色の綺麗さが印象的でした。特に女川原子力
発電所のすぐ目の前の海は透き通るようなエメラ ルドグリーンで、東北地方でこんな色の海が
見られるのかと、かなり驚きました。や、よもや放射能の影響とかそーいうのではないと思いま
す が(苦笑)。それとずっと見たいと思っていた金華山も対岸から拝むことが出来たのですけれ
ど、今回のテーマではあえて除外しました (写 真そのものは撮っていますが)。いずれ金華山単
体で1つのテーマとして撮ってみたいと、そう思ったからだったりします。ただフェリー の本数が
かなり少なくて乗り継ぎが大変そうなので、気合い入れて早起きしないと日帰りで廻れないかな
という 気がしたり。
 てな訳で説明がかな〜り長くなってしまいましたが、今回のタイトルは「港町幻想曲」。我なが
らベ タすぎです(笑)。それと、参考に牡鹿半島の地図を紹介(↓)。
 http://www.i-kanko.com/kouiki.html


09/03/27

  寒い日が続いて私も少し風邪引きモード。先週の夏みたいな気温はなんだったんでしょ?

 「絶対可憐チルドレン」 46話。突如チルドレン達を遊園地へと誘ったラスボスエスパー。超能
力を持っているが為に子供らしい遊びも出来なかった彼女達は喜ぶが・・・。
  やっぱり敵エスパーのほうが主人公っぽいよな〜。悪役のほうが味が出て主役を喰ってしまう
パターンは割とありがちですが、この作品も その傾向があるよーな。てかアニメ版はそろそろ終
わりが近いので、どーいうラストにするのか気になるところです。

  「タイタニア」25話・最終話。案の定見事な打ち切りぶりでした(笑)。続きが出来そうな余地は
十分にあるようですが、それにはまず 原作者に原作書いてもらわないといけませんね。とゆーこ
とは、仮に続編をやるにしても何年後になるか分からないと、そーいうことです か(苦笑)。
 全体的に地味な展開だったのと、お世辞にも作画が良いとは言えないレベルだったので、個
人的には 惰性で最後まで付き合ってしまった感じでした。見せ方次第ではもう少し盛り上がる展
開になったのではという気もするのですが、萌え系 が氾濫している今のアニメ業界で、まともに
政治劇を描けるスタッフがいるかは疑わしいかも(石黒監督もアニメーターの能力低下を嘆い て
いましたし)。4月からはNHK地上波でも放送するそうなので、たまにはおっさんばかりのアニメ
が見たいとい う方は試しに視聴するのも一興かもしれません(笑)。

 「明日のよいち!」9話。憧れのメインヒロインを夏祭り に誘った不良高校生。二人で夜店を廻
ろうと画策するものの・・・。
 あれ、この作品の主人公って誰だっけ。あ 〜、いつも不幸な目に遭っているあの不良高校生
君か。それなら納得です。・・・と言いたくなるほど主人公影薄いよな〜。繰り言です が、マジでシ
リーズ構成おかしくね?1クール作品で主人公とメインヒロインが全然目立っていないってのは
問題ア リだと思うのですが、私の感覚が古くさいだけなんでしょーか。

 「CLANNAD (クラナド)〜AFTERSTORY〜」21話。かつての渚と同じく、熱を出して寝込んでし
まう汐。病状は一向に回復せず・・・。
 ・・・ やっちまった。地上波放送時に批判の嵐だったってのは、確かにしゃーない気がします。
ゲームとアニメでは自ずと表現出来ることが違っ てくるのに、そのまま映像化したんじゃ「またこ
のパターンかよ」で終わってしまうでしょうに。「AIR」の時は割と上手くその辺をア レンジしていた
と思うのですが、「クラナド」は原作重視に偏重しすぎてバランスを崩してしまった部分はあるか
も。 もうちょっと新しい解釈を入れるなりして説得力を持たせてほしかったです。次回でラストで
すけど、このままだと「ご都合主義で全部解 決しやがった〜」という評価しか出てこないでしょー
ね。元々一本道のシナリオでは表現不可能な話をどう映像化するのかに興味津々だっ たので
すが、京都アニメといえども無理だったかな〜と、今はそんな印象です。まぁ最後まで見てみな
いと評価は下 せませんが。
 それと原作発売当時、実は麻枝氏的にはここで話を終わらせたかったのではないか、という
意見を読 んで私も頷いた記憶があったり。デビュー作「moon.」の頃から一貫して、家族(もしくは
疑似家族)という集合を破壊することに血 道を上げていた麻枝氏(苦笑)がいきなり家族礼賛な
話を書いても、そりゃ疑ってしまうってものです。「F91」の時の富野監督のよう な心境の変化が
あったのかもしれないですけど。シナリオのボリュームから言っても、この辺のエピソードが麻枝
氏 的には実質クライマックスだったのかなと、今でもそんな気がしています。

 月末DVDがまとめて到着。まずは 「ひだまりスケッチx365」7巻。最終話と新作1話を収録。初
回限定版は、映像版出張ラジオとアニメ本編で流れていたテレビ番組や ラジオ部分(と言っても
この作品では実質もう一つの本編と言えるくらい多いですが)のみを抽出した映像特典を収め
たDVD 付属。
 ついにシリーズもラスト。新作のエピソードはポラロイドカメラのお話。写真がネタということで、
個人的 にはいつもより「うんうん」と頷きながら楽しんでしまいました。そーいや最近ポラロイドっ
て見なくなったかも。デジカメの普及で需要 がなくなってきたんでしょーか。相変わらずのほのぼ
のムードに和みつつ、最後にもうワンステップ加えたオチに笑って、やっぱりこの作 品の作風は
好きだな〜と再確認してシリーズの終わりを見届けた感じでした。てかマジで今度こそ終わりな
んです か?3期やりましょうよ〜。ついでに4期5期と続けましょうよ〜(原作のストックがないっ
てば)。これだけ終わってしまうのが残念な 作品も久々です。ともあれ、幸せな時間をありがとう
ございました。

 月末DVDその2「と らドラ!」3巻。8話〜10話収録。初回限定版はデスクトップアクセサリー
等を収録したDVD-ROM付属。
  プール対決エピソード完結編と、それに続く夏休み旅行の話を収めた巻。今までラブコメムー
ドの強かった作風が、9話・10話あたりか ら徐々に変わっていったんだと改めて見るとよく分か
ります。各キャラの隠された心情も、シリーズラストまで見た後だと「ああ、この時 の台詞はあー
いう意味か」と気付きますけど、基本的にそういった本音部分をあまり語らない作品なので、こ
の巻の 話だけ見た限りですと伝わりにくい感じでしょーか。テレビ放送のほうは今週無事ラスト
を迎えましたが、シリーズ後半は女の子同士が顔 腫れるくらい殴り合ったりとか、ドロドロのぐっ
ちょんぐっちょんの泥沼恋愛模様(苦笑)を描いていただけに、この辺のエピソードはま だ平和
だったなぁとしみじみ思ってしまったり。批判意見も多かったこの作品の結末、個人的には割と
良かったと思 えたので、DVDもこのままシリーズ全巻購入予定です。


09/03/29

  時折雪の降る週末でした。週間天気予報を見ると、4月になっても雪が降るようです。あれ、
今年って暖冬じゃなかったっけ。

  「テイルズ オブ ジ  アビス」22話。主人公の命と一万人の犠牲者とを引き替えに、世界を救う
ことを決断した国王達。そして決行当日・・・。
  とことん死にこだわった作品ですな〜。RPGとしては異色作らしいですけど、確かに納得です。
監督自らコンテを切ってることもあっ て、テンションの高い回でした。でもまだ終わりじゃないっ
て、更に何かどんでん返しがあるんでしょーか。
 
  「ドルアーガの塔 the Sword of URUK」最終話。あ、ありのまま今起こったことを話すぜ!ファ
ンタジーだと思って見ていたら、「ガリアン」だっ たんだ(以下略)。・・・と手垢の付いた「ジョジョ」
ネタを使いたくなってしまいそうなラストでした。2期シリーズは原作完全否定路 線だった気もす
るのですが、原作クラッシャーとして名高いGONZOにしてみれば、いつものことですね(笑)。て
か 最終話だけで1クールぶんくらいの内容を一気にやってしまったよーな。いきなりSFに走って
スケールの大きな展開になりつつも、その 根源は人の抱く負の感情だったという締め方は個人
的には割と良かったです。あの主人公にしてあのラスト、というのはけっこー納得か と。
 2期シリーズは途中から露骨に作画の崩れと枚数激減が目についてしまって、経営危機のア
オリを受けてし まったのかな〜という印象が拭えませんでした。ストーリーそのものは面白かっ
ただけに、DVDでの作画修正を願うばかりです。風呂敷 を大きく広げながらも、変に崇高な理想
論や使命感に走ることもなく、各キャラがいつものままで戦い続け、やっぱりいつものままで終
わっ たという畳み方が心地よかった気がします。一方で悪役と化した原作版主人公が「孤独な
戦いも知らない者が何を言うか!」とアニメ版主 人公にアンチテーゼを投げかけたりと、賀東氏
らしい毒も織り交ぜてあったりして、単なる娯楽作品で終わらなかったあたりも私的には面 白
かったです。RPGのお約束に反逆しながらも、正当派なRPG的ストーリーを全うした点でも評価
出来ると思い ますし、久々にファンタジーもので素直に楽しめる一作だったと思います。

 「鉄腕バーディ DECODE:02」11話。幼馴染み青年と再会するバーディ。彼の身体を治療し、こ
れまでの経緯を聴くも、彼の復讐を止めることは 出来ず・・・。
 2期シリーズも終わりが近づいてきましたが、結局1期で起きた事件の後日談に終始して、根
本的 な進展は何もなさそうな気が?原作が続いている以上、続編の余地を残して終了ってのは
ある意味アニメ化の典型例ってところでしょう か。一方で2期には出てこないと思っていたあのヒ
ロイン(最近は原作にも逆輸入で登場してたり)がいきなり現れてびっくり。単なる ファンサービ
スなのか、ストーリーに大きく関わってくるのかは謎ですが。

 「フレッシュプ リキュア!」9話。モデル志望ヒロインに舞い込んだオーディションの話。合格す
ればプリキュアとしての活動は出来ないと知りながら、 他の二人は応援することにして・・・。
 メンバー脱退ネタは「セーラームーン」の頃から定番エピソードで、結局は辞めるはずがないと
分 かっていながらも(笑)、けっこー盛り上がって面白い話でした。つーか今回は前シリーズのキ
ャラデザ&監督の担当回なのね。作画も良く動 いてい て、キャラも程よく暴走していて(敵幹部
の台詞が面白すぎ)、さすがと思わせる出来でした。それと、もはやウルトラシリーズの怪獣並
み の扱いになってしまった敵モンスターとか、実況中継ですっかり有名人になっているプリキュ
アとか、既存シリーズのタブーをことごとく 破壊しているノリが楽しいです。んで、プリキュアの正
体にも気付いているっぽいドーナツ屋店長氏は、やっぱり異世界側の関係者?

  「機動戦士ガンダムOO セカンドシーズン」最終話。最後の敵がアムロとファーストガンダムっ
てのは何かの冗談ですか。盛り上がるというよりは、終始笑ってし まって仕方なかったです。シ
リーズ通して富野ガンダム台詞やシーンを踏襲してきたのは、この最終回のための伏線だった
ん でしょうか。つまりは、ダブルオーガンダムが富野ガンダムを撃破したことで「21世紀のガン
ダムは俺たちだ」というサンライズの宣言 だったと、そんな深読みをしてしまいそうな結末でし
た。や、マジで富野監督に感想聴きたいですわ、この最終話。
  そして以前ネタで書いたらホントに「続きは劇場版で」状態のラストにこれまた苦笑。結局この
パターンかい。最後まで出番らしい出番も なく終わったお姫様ヒロインとか(メインヒロインじゃな
かったの?)、尻切れトンボ感は拭えませんでしたが、2期シリーズがかなり盛 り上がる展開
だったのでそれなりに評価出来たと思います。最後の最後で各キャラに救いを持たせるあたり
は富野監 督ほどシビアじゃないっすね、という結末は良くも悪くも21世紀版ガンダムなのかなと
も思ったり(でも親殺し2世君はカテジナ並みの ペナルティがあってしかるべきだという気もしま
すけど)。あと戦闘シーンのポケモン規制ぶりがもどかしい作品でもありました。最終回 の戦闘
シーンなんてほぼ全部規制入っていて、ひどく見づらい映像だったもんなぁ。ブルーレイだとム
チャクチャ綺 麗らしいので、真のトランザムを堪能したい人はブルーレイを買うしかないようで
す。ともかくも、「種」シリーズの二の舞にならなかっ ただけガンダムシリーズにもまだ希望はあ
るかなと思わせてくれた作品でした。

 月末DVD その3「ロザリオとバンパイア CAPU2」4巻。8話・9話収録。
 8話は何故か声優さんやキャラデザの人がシナリオを担当した ショートショート集。でも「キャッ
ツアイ」や「ど根性カエル」ネタ、そしてとどめは「めぞん一刻」ネタと、おっさんホイホイなのは変
わ らず。平成生まれにゃこのおかしさは分かるまいて、と勝手に悦に入りながら笑ってしまいま
した。9話は雪山スキーの話。テレビ放送時 には明らかにおかしい作画だった部分が直ってい
て安心した一方、いきなり服を脱いだ主人公が次のシーンでは着ているという変な話の繋 がり
はそのまま。あの辺は今ひとつ意味不明だったのですけども、その間何があったかは視聴者が
想像して下さいと いうことなんでしょーか。それにしては不親切な演出だと思いますが。でも戦闘
シーンのひでぇ扱いとオチとか、相変わらずのノリが楽し めたので個人的にはこの回も十分面
白かったです。

 月末DVD最後は「マクロスF」8巻 (ブルーレイ)。20話〜22話収録。初回限定版は卓上カレ
ンダー付属。
 シリーズも大詰め。ストーリー的には 盛り上がっている・・・はずなのですが、この辺は主人公
が空回りしすぎていて、眼鏡キザ男君のほうがよっぽと主人公らしい活躍してい るのが引っか
かってしまいます。そして「種デス」ばりに騙されて利用されたまま最終戦に突入する主人公と
か、悪 い意味で現代風になっていると感じてしまうのですが、時流なんでしょうかねぇ。
 それとここらは挿入歌流れまくりで「マクロス」らし い演出が続出するのですが、だからこそ是
非5.1chで収録してほしかったです。バンダイのことだからどーせ後で5.1chリニュー アル版を出
す気なんでしょうけど。
 このシリーズも次がラスト。劇場版の特報を収録とか、そーいうサービスがあ ると嬉しいのです
が、無理ですかねぇ。あと4月からBS11での放送が決定。BSデジタルを視聴出来る環境の人
に は、ハイビジョンの美麗な映像を堪能出来るお勧めの1作です。


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