おもひで（０９年４月中旬）

おもひで

だいありーの過去ログです。

09/04/12

　桜の開花が一気に進んだ感じですが、場所によってまだ蕾のままだったり、南へ行っても全
然咲いていなかったりと、不思議な状況です。

　「テイルズオブジアビス」２４話。迫る最終決戦。体組織の崩壊が続く主人公は、周囲に恐怖
心を隠したままだったが・・・。
　決戦前夜といった回。それぞれが心の決着をつけるなか、主人公ともう一人の主役だけが苦
悩を隠したままってのが、ラストへ向けての仕込みといったところでしょうか。ちゃんと最終話ま
で生きてるんでしょーか、主人公（苦笑）。

　BS11新番組「アスラクライン」。原作は電撃文庫のライトノベル。学園もの、と思いきやメインヒ
ロインがいきなり幽霊だったり、軍とヤクザと学生が戦っていたり、最後にはロボットが出てきた
りと、正直「なんじゃこりゃ？」というくらい訳分からない１話でした。どーゆージャンルの作品で
すか、これは。世界観の説明が全くなかったので、作品が面白いかどうかの判断はその辺が明
らかになってからになりそうです。

　同じくBS11新番組「戦場のヴァルキュリア」。原作はPS3のゲーム。確かシミュレーションRPG
だった気がします。第一次世界大戦頃の世界観で、町の自警団が戦車で戦うお話・・・なんで
しょーか。すんません、タイトルだけ見た時は１８禁ゲームか１８禁アニメか何かだと思ってまし
た（苦笑）。ほら、「ヴァルキリー」とか「ワルキューレ」とか似たようなタイトル多いじゃん。とりあ
えず１話からかなりヤバい状況で、戦車１台持ち出したくらいで勝てるのかしらんと不安だったり
しますけど、知恵と勇気できっとなんとかなるんでせう（笑）。
　あと原作ゲームの雰囲気を再現するためか、アニメでも影の部分に斜線を入れている処理が
目新しいというか、逆に７０年代劇画風というか、けっこー印象的でした。

　これまたBS11新番組「初恋限定。」。原作は少年ジャンプのコミック。オムニバス形式のラブコ
メもの？
　基本的にジャンプ作品と相性の悪い私ですが（苦笑）、「プリキュア５」の後輩アイドルの中の
人がレギュラーで出ているというのでとりあえず視聴。・・・って、髪の毛黄色で声の出し方も一
緒で、まんま「プリキュア５」の後輩アイドルでした。１話はいきなり話のメインになってましたけ
ど、オムニバス形式ってことは、このキャラの話はもう終わり？とりあえずそこそこ面白かった
ので見続けてみることにします。

　「明日のよいち！」１１話。敵の薬で精神年齢が４歳に戻ってしまったメインヒロイン。そして何
の役にも立っていないと指摘された主人公は、道場を出て行くことにして・・・。
　シリーズクライマックス・・・のはずですが、今までの描写不足が祟って盛り上がりに欠けてい
るよーな。両親不在のせいでメインヒロインが心に負担を背負っていたとか言われても、これま
でそんな積み重ねが皆無だったのでピンとこないし、主人公は敵に糾弾された通り今まで何も
やってないしで、主役二人がこんな調子じゃねぇ。シリーズ構成のおかしさが拭えないまま終わ
りを迎えてしまいそうな感じです。

　「CLANNAD （クラナド）～AFTERSTORY～」番外編。主人公が２年生になった春、渚は新しい
クラスで友達を作れず孤立していて・・・。
　シリーズ１期１話の更に１年前のエピソード。高校の制服を着た主人公達がなんか懐かしいで
す（笑）。主人公に会うまで学校ではずっと孤立していたという渚ですが、留年する前はちゃんと
友達いたんですね。安心しました（苦笑）。しっかし、ひでぇオチだ。結局オチ担当にされてしまう
渚、やっぱりアホ不憫な子です。　
　これにてアニメ版は終了。次回は放送枠穴埋めの総集編ですが（笑）、さすがに新規カットは
ないかと。番外篇と言いつつ最後に時系列で一番最初に戻ったことで、最終話の唐突なちゃぶ
台返し感も少しは薄れたかな、という気がしなくもなかったり。最終話前にこのエピソードを入れ
て、ついでに古河夫妻の個別エピソードにも触れていれば、原作ゲームの構造を少しは再現出
来ていたんじゃないかとも思えるのですが、今更な指摘でしょーか。未だラスト２話だけが「やっ
ちゃった」と感じてしまうだけに、もう少しなんとかならなかったのかなと考えてしまいます。でもシ
リーズ通して高い質は保っていたし、涙腺破壊エピソードも多かったので、お勧め度満点に近い
十分に評価出来る作品だったと思います。

　「フレッシュプリキュア！」１１話。約束の時間に遅れてダンスのコーチに怒られてしまった主人
公達。もうダンスは教えないと言われてしまい・・・。
　いきなりご近所の正義の味方になっていたり、テレビ局に顔パスで入れたり、関西弁妖精が
戦闘のテレビ中継を録画して喜んでいたりと、どんな変身ヒロインやねん。世界観そのものがど
んどん壊れているので、もうこれはツッコミを入れながら楽しむ作品だと思うことにしました。ここ
まで既存シリーズを破壊する路線になるとは、１話の時点では予想もしていなかったです。甘く
見てましたわ～。

　「鋼の錬金術師」２話。主人公達が錬金術師として軍の犬になったきっかけ、それはかつて主
人公兄弟が犯した禁忌にあり・・・。
　全ての発端となったエピソード。前シリーズでも一度語られているので、設定の再確認という
感じが強かったです。それだけに一部キャラだけキャストが変わっているのが馴染めないなぁ。
なんでこんなハンパな変更になったのやら。

　ガンダム３０周年ということで、今月号のニュータイプで久々に富野監督のお顔を拝見しました
が、もうすぐ７０歳（！）ともなるとさすがにかなり老けた印象が・・・。そろそろ新作の制作は厳し
いお歳ですかねぇ。ご本人は３５周年になったら新ガンダム作ると仰ってますけど。

09/04/15

　今日は久々に雨。地元の桜も満開になりましたが、週末まで残っているやら。

　「ハヤテのごとく!! 2ndシーズン」２話。執事をクビになりかけた主人公。最後のチャンスとして、
執事の修行に挑むことに・・・。
　岩崎監督御用達（笑）の堀江由衣ボイスの眼鏡っ娘シスター登場。色々裏がありそうなキャ
ラですが、正体が明らかになるのはまだ先？やっぱり１期と比べるとあからさまにテンポがゆっ
くりしているので、ギャップを感じてしまいます。あと微妙にキャラの言動にも違和感が。ライター
がキャラの特徴把握しないままシナリオ書いたような印象があったりしますけど、私のほうが設
定忘れているだけ？

　「ケロロ軍曹 6thシーズン」２回目。ネガティブケロロの巻＆焼き肉バトルの巻。前半の話は、
いつものパターンと思わせてちょっと違うオチだったのが目新しかったです。とゆーか、あの小
隊の面々はあっさり洗脳されすぎですがな。後半の話は、この作品としては珍しい系統のネ
タ？真っ先に誘惑に負けたのがギロロってのはなんとなく納得でした。

　「ふぉとふぉと」更新。またも石巻が舞台です。実は前回の「港町幻想曲」を撮っている時、裏
テーマみたいなもの（笑）がずっとイメージとして付きまとっていたので、今回はそれに挑戦。牡
鹿半島の田舎的風景がメインだった前回とは正反対に、石巻湾岸の工業地帯を廻って退廃
ムード漂う暗い雰囲気にまとめてみました。何かトラウマがあるらしく私は巨大な工場群を見る
と生理的にとても怖いと感じてしまうのですけど、その心象イメージを形に出来ないものかと試
行錯誤してみた結果がこれです。写真というのは少なからず撮った時の心情が反映されるもの
だと個人的には思っているので、だからこそなし得る自己表現ってのもあるんじゃないかと、相
変わらずうだうだ考えながらやっていたのですが、自分なりに今までとは違う方向性を見いだせ
たという感触があるので、得るものは多かった気がします。
　それともう一つ、三脚を買い換えたのでそれの試し撮りも兼ねていたり。今まで使っていた三
脚は元々コンデジのP3用に買ったものだったので、一眼レフを乗せるにはけっこー頼りないも
のがありました。なのでそろそろしっかりしたものが欲しいかなと考えていたところ、カーボン製
の頑丈そうなものが特価価格で売られていたので、思い切って購入。買ったのはスリックのカー
ボン814EXという三脚。5㎏まで搭載可能ということで、一眼レフと望遠レンズの組み合わせでも
十分使用に耐えうる作りになっています（あくまでスペック上は、ですけど）。そのぶん重さも増え
たので、担いで持ち歩くにはやや大変そうかな、という感じも？さっそく夜景撮りに使ってみまし
たが、安定性はさすがといったところで、今までとは毛色の違う夜景も撮れてけっこー感動して
いたりします。
　前回今回と、一ヶ月半近くツァイスの単焦点レンズでマニュアル撮影をしていたのですが、お
かげで天気や状況からシャッター速度と絞り値を読むことに多少は慣れた気がします。画角が
変えられないという制約で、フレーム内に入った風景の何を残して何を切るかという構図の勉強
にもなりましたし、やはり単焦点レンズは学べる部分が多いと思えました。こーなると違う画角
の単焦点も試してみたくなってきますが、それこそがレンズ沼にハマる第一歩なので（苦笑）自
制しようと自分に言い聞かせていたり。
　てな訳で、今回のタイトルは「湾岸狂想曲」。少しはタイトルに近い仕上がりになっていると良
いのですが。あと今回は毎度の言い訳説明文をなるべく減らした・・・つもりです（笑）。
　http://www.slik.com/carbon/4906752103579.html

　それと「デジタルフォト」の写真共有スペースには「ふぉとふぉと」にアップしたもの以外にも、微
妙なバージョン違いやテーマ毎のまとめからこぼれたような写真も幾つか公開していたりします。
「ふぉとふぉと」のほうは組写真というほどでもないですが、テーマでくくって習作込みでお披露目、
「デジタルフォト」のほうは一枚絵で勝負、みたいな棲み分けが出来たらと考えていますが、あま
り厳密な区分はしていないです。

09/04/17

　花冷えの天気でした。私もなんだか風邪気味です。

　「絶対可憐チルドレン」５０話。ラスボスエスパーの口車に乗せられて、子供のままでいたいと
願ってしまう主人公。その叫びにチルドレン達は・・・。
　あら、今回でラストと思っていたら、もう１話あったんですね。失礼しました。原作小学生編のエ
ピローグ部分を１話かけてやるつもりなんでしょうか。今回の話自体レギュラーキャラ総出演で
最終話らしい展開だっただけに、やや肩すかしを食らった気分がなきにしもあらずでした。

　ボーカロイド３姉妹の中の人のインタビュー。浅川姉さん、リップサービス皆無の容赦ない受け
答えはいつも通りといったところでしょーか。で、この記事読んで知ったのですが、７月に発売さ
れるPSP版初音ミクって、台詞の部分もボイス付きで喋るんですね。今まで歌うことは出来ても
話すのは苦手だった初音ミクだけに、流暢に喋るってのは新鮮かも。
　http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/04/16/vocaloid2/index.html

　オーディオ雑誌「AUDIO BASIC」最新号にオーディオチェック用CDが付属していたので、私の
システムもこれを使って軽くチェックしてみました。CDには位相・定位・重低音・音場等のチェッ
ク用音楽や、機関車・飛行機・波音等環境音や自然音なんかも収録されています。で、スピー
カー間の定位感は鳴っている位置によって若干音量差はあるものの、まずまず合格点かなと
いった感じ（打ち振り角度６０度を前提に録音しているとかで、私のシステムはほぼ７０度でセッ
ティングしている状態）。少し意外だったのは重低音チェックで、ブックシェルフスピーカーといえ
どもかなり重低音をしっかり出していることが分かって感心しました。ウィンアコは元々低音が良
く出るスピーカーとして定評がありましたが、それを改めて実感したといったところでしょうか。ト
ラックの後半部分は高音質録音で様々なジャンルの曲が収録されていて、これもリアル感たっ
ぷりの響きを堪能出来ましたし、最近はすっかり初音ミク専用オーディオになってましたけど（苦
笑）、基本性能はけっこー凄いんだな～と、自分でチョイスしたシステムながら感心してみたり。
　http://kk.kyodo.co.jp/pb/ab/

09/04/19

　桜は満開を過ぎて散り始め。期間限定すぎて、写真を撮るのもじっくり取り組めず毎年心残り
になってしまいます。

　「テイルズオブジアビス」２５話。互いの存在理由をかけて対峙する主人公ともう一人の主人
公。どちらも生き急ぐ理由を抱えた戦いの行方は・・・。
　クライマックス突入。序盤からずっと引っ張ってきた二人の主人公の決着は、ややあっさり気
味？もう少し悲壮感を煽っても良い気がしましたが、その辺のさじ加減がこだま監督らしいと言
えるのかも。
　次回ついにラスト。予告の映像では既にハッピーエンドっぽい感じでしたけど（笑）、どうなるの
やら。

　「アスラクライン」２話。突然手渡された謎のトランクの中身を巡って、三者の抗争に巻き込ま
れた主人公と幽霊ヒロイン。更には、この世界は一度滅んでいると言われて・・・。
　実にライトノベルらしい、セカイ系って奴になってきました。でもまだ話の展開はまるでもって意
味不明。意味深っぽい台詞だけ並べておけば作品が成立するという勘違いが蔓延したのは確
実に「エヴァ」の罪悪ですが、いい加減そのパターンやめましょうよ～。あと、「なのは」シリーズ
や「セキレイ」と同じ監督とは思えないほど今のところサービスカットに乏しいですけど（苦笑）、
もしかして今作では禁じ手にされてしまったとか？もっとも乳揺れだけはしまくっていたり。

　「戦場のヴァルキュリア」２話。英雄の息子と義理の娘だという兄妹の家にあった、風変わりな
戦車。ひとまずそれを使って敵の包囲網を突破するメインヒロインだったが・・・。
　原作ゲームよりも戦車のCGがショボかったら笑っちゃうなぁと思っていたら、バイク並みのあり
えない機敏さで動いていて苦笑。でも敵の大将がしっかり同じツッコミを入れていたので、一応
あの世界でも特殊な部類の戦車みたいです。もっとも軍事オタクな方々に言わせるとかなり胡
散臭い戦闘描写らしいので、そーいう作品として楽しむほうが良さそうです。

　「初恋限定。」２話。隣の家の女子高生おねーさんに恋している中学生少年君。けれども当の
本人は恋愛感情などまるでなく、無自覚に少年の前でエロい格好をしていて・・・。
　前回のヒロインが目下片思い中の少年が今回のヒロインに片思いしていて、更に少年の兄貴
が前回のヒロインに片思いって・・・人間関係ややこしすぎるんじゃ～～～（苦笑）。オムニバス
形式と言いつつも全キャラ毎回出番があるようです。んで、今回は無自覚おねーさんの作画が
エロすぎて拍手ものでした（笑）。ラブコメ描写ともどもけっこー面白い感じなので、このまま視聴
継続してみるつもりです。

　「明日のよいち！」最終話。・・・最後の最後まで何をやりたかったのか分からないままで・・・っ
てぇ、ラストでスタッフ自ら作品全否定かよっ。一番最後の台詞が「つまらん！」って、どーゆー
作品よ。もしかしてこの自虐オチをやる為だけにこーゆー展開をだらだら続けていたんかいな。
だとしたら相当の確信犯的スタッフかと。どこまで計算してやってるのか不明ですが、TBSのア
ニメ化作品ってどうしてこうも微妙な出来のものが多いのやら。

　「フレッシュプリキュア！」１２話。動物用のカツラを作ることに夢中の主人公パパ。仕事となる
と周りが見えなくなる父親に辟易する主人公だったが、敵がそれに目をつけて・・・。
　壊れたっっ。もー徹底的に壊れてしまいました。敵も味方もひたすらギャグ。戦闘シーンまでも
が動きまくりでギャグやっちゃうので、もうおかしいのなんのって。神回ならぬ髪回と早くも絶賛さ
れているようですが（笑）、もしかして「セーラームーンＳ」に匹敵する作品に化けるかもしれない
っすか、これ。このテンションを一年間維持したらマジで凄いことになりそうです。

　「鋼の錬金術師」３話。奇跡を起こして信者を集めているという教祖の元を訪ねた主人公達。
奇跡のカラクリは彼らが探し求めている賢者の石だと睨むが・・・。
　前シリーズでは１番最初だったエピソード。この話に出てくる少女が前シリーズでは特に不幸
な目にあっていましたけど（レイプされて妊娠、最後は身体を乗っ取られて自我消滅、だったよ
うな）、原作者が最も嫌っていたアニメオリジナル展開だったみたいなので、今シリーズではもう
少しマシな扱いになるんでしょうか。

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