おもひで
だいありーの過去ログです。
09/10/11
予報通りとはいかず、時折雨の降る週末でした。それと一気に寒くなってきた感じです。
「シャングリ・ラ」19
話。東京空襲を敢行した主人公達。住み慣
れた街が焼かれてゆくのを目
の当たりにして、彼女達の胸中は・・・。
爆撃作戦を1話丸々かけてじっくり描写し
た回でしたが、正直これまでの積み重ねが薄くて、
主人公達の感じているような悲痛さはあまり伝わってこなかった気がしたり。だって主
人公って
ばすぐあちこちに出かけるから、あの街に住む人達の様子なんてそんなに描写なかったじゃん
(苦笑)。な
のに、ここぞとばかりに悲劇っぽく描かれてもねぇ・・・と思ってしまいました。
BS11新番組「アスラクライ
ン
2」。まんま「アスラクライン」の2期シリーズです。1期から三ヶ月
空けての2期目ってのは、視聴者もまだ話を覚えていますし、割と
良いタイミングじゃないかとい
う気がします。
さて、1期シリーズは基本設定の説明皆無のままひたすら話が進ん
で、最後に主人公が「どう
して誰も教えてくれなかったんだ〜!」と視聴者の気持ちを代弁するような叫びで幕を閉じまし
た
が(笑)、2期になっても不親切さは変わらない模様。主人公達のいる世界は2巡目の世界と
呼ばれていて、今回よーやく1巡目の世界が
描かれましたけど、結局何が原因で世界がもう一
度繰り返しているのかさっぱり分からず。2期のラストまでにちゃんと説明はあるんで
しょーか。
それが一番気がかりです。
「生徒会の一存」2話。成績優秀揃いの生徒会の中に
あって、一人成績の悪い生徒会長ヒロ
イン。テスト間近にみんなから勉強のコツを教えてもらおうとするが・・・。
1話に続いて、やはり中身の薄い展開です。もしかしてこの空虚さは、萌え系アニメに対する
壮大な皮肉じゃないかと勘ぐってしまいそう
になりますが(笑)、たぶん角川から「らき☆すた」っ
ぽいのやってくれと言われているだけなんでしょーね。でも柳の下にそうそうド
ジョウは二匹いな
いっすよ、角川さん。既にネットではもの凄い勢いで叩かれているこの作品、最後まで付き合う
マ
ゾな視聴者はどれだけいるのやら。
「大正野球娘。」最終話。最後まで王道をゆく展開を真っ正面から描ききって
いて、変化球ば
かりの最近のアニメの中では逆に新鮮な作品だったと言えるかも。ただ欲を言えば、もう1話ほ
し
かったというのが正直な感想でしょうか。最終話の試合模様は展開がかなり早く、各キャラに
きちんと見せ場がありながらも、余韻がない
まま終わってしまった印象があったので。勿論綺麗
に完結して満足度は高いのですが、出来るなら全13話でやってほしかった感じです。
萌え系アニメが幅をきかせている昨今、女の子ばかり出てくる作品でありながら人間ドラマ重
視の作風で、しかも丁寧な作画できっちり芝
居を描いている点は非常に評価出来るかと。何よ
り大正時代という舞台をきちんと考証したうえで描いているのが見事です。池端監督以下
スタッ
フは、野球を始めたばかりの主人公達のぎこちない動きを作画するのに苦心したそうですが
(上手いプレイの映像資料は沢山あって
も、素人の、それも女性のものはなかなかないので)、
そういったこだわりも含めて質の高い映像は一見の価値があると思います。「けい
おん」の後番
組で人気的には苦戦した部分もあるようですが、作品の完成度は十分タメを張れるものです
し、今年の
夏の新作アニメとしては「宙のまにまに」と並んでお勧め度の高いタイトルです。ただ
珍しくアニメージュがムック本を出していて、徳間
がプッシュする作品って大抵マイナーで終わっ
てしまうんだよな〜と妙な危惧をしてみたり(笑)。
「フレッシュプリキュア」36話。新たに参戦した敵女性幹部。その力は今までの敵と比べもの
にならないほど強く・・・。
新キャラ登場にキャラデザ香川氏本人の作監、迫力ある戦闘シーンで、見応えたっぷりの回
でした。ただ新幹部と新モンスター、怖すぎの
よーな。あれ子供じゃなくてもトラウマになりそうな
んですけど(苦笑)。ギャグ要員は期待出来そうもない敵おねーさん幹部、どーいう
方向でキャラ
を立てていくのやら。あと、いい加減玩具CMで先にネタばらしするのは勘弁して下さい、バンダ
イ
様。
「鋼の錬金術師」27話。総集編。以上(笑)。あ、今回からオープニングとエンディングが一新
し
ましたけど、エンディングの「コンテ 山本寛」を見た瞬間思わず吹いてしまいました。バ、バカ
な、キャラが踊っていないヤマカンコン
テなどありえない・・・(苦笑)。
キングレコードがロボットアニメのアニソンばかり集めたCDを発売するとの
こと。見事におっさ
んホイホイなラインナップにニヤリとしてしまったり。私も「J9」シリーズが収録されているのは欲
し
いかも。
http://www.famitsu.com/anime/news/1228239_1558.html
09/10/14
今週の前半は秋田県の象潟(きさかた)や山形県の遊佐(ゆざ)町等、鳥海山やその周辺を
ぐるりと廻って写真を撮ってきました。「私家
版おくのほそ道」象潟編の為の旅行だったのです
が、二泊三日で撮影枚数が1300枚以上というボリュームになったので、他にもテーマ
を分けて
公開しようかと考えているところです。今日の夜自宅へと戻ってきたところなので、編集はこれ
からという
ことで。MAXたんの走行距離も700q以上と、これまた今までにない長距離ドライブ
だったので、さすがに疲れました。詳しい感想は
後日にでも。
「ケロロ軍曹
6thシーズン」28回目。ドロロ除隊の巻。今回ゲストキャラの声は堀川りょう氏。
これで歴代ガンダムパイロットは全員出演したこと
になるんでしょーか。で、話のほうは6期目の
シリーズ前半を締めるシリアスエピソード?ギャグでもなく感動系でもなく、ただ重い展開
だった
のでちょっと物足りない気もした回でした。
「こばと。」2話。ある願いを叶える為
に、困っている人々を沢山救わなければならない主人公
こばと。とりあえず町で困っている人を探すことから始めるものの・・・。
そーいやこの主人公、やってることが「かんなぎ」のざんげちゃんと一緒なのね。どーりで中の
人が花澤嬢な訳です(笑)。なんとなくア
ニメ版は原作よりも対象年齢下げ気味に作っているよう
に感じるのは、NHKアニメという先入観からでしょーか。でも、この内容なら夜
8時なんて時間帯
じゃなく「CCさくら」同様夕方に放送すれば良いのに、と思わなくもなかったり。
余談です
が、今回は旅行先の遊佐町のホテルで放送を視聴しました。や、たまたまBSが映る
ホテルだったもので(苦笑)。
09/10/16
秋晴れが続いているのはありがたいですが、昼と夜の寒暖の差が激しくて、服を選ぶのに悩
む日々です。
象潟・遊佐撮影分の写真の編集はあまり進んでいなかったり。自分で撮ったものではあります
が、1300枚以上あるとそこから良さそう
なものを選ぶだけでも途中でくじけそうになってしまい
ます(苦笑)。眠気と格闘しながら写真と睨めっこしている最中なので、公開まで
しばしお待ち
を。
そんな状況なので、軽く旅行の感想を先に書いちゃいます。今回は初めて
秋田県での撮影
だったのですが、鳥海山やその周辺の町は今から14年前、私が転勤で秋田に赴任していた
頃に仕事
で全部廻ったところなので、地理には割と明るかったりします。もっとも当時は仁賀保
(にかほ)町、金浦(このうら)町、象潟(きさかた)市と分かれていた
のが広域合併でにかほ市
になっていたり、秋田市から高速道路が仁賀保まで延びていたりと(95年当時はようやく岩手
の
北上から秋田までの秋田自動車道が開通したばかり。南北に縦断する高速道などもちろん
皆無。秋田新幹線もなく、非常に不便な県でし
た)、様変わりした部分も少なからずあったりしま
す。
それでも、横手・本荘(ほんじょう)経由で日本海へと出
て、仁賀保の海岸線を見た瞬間には、
「秋田の風景だよ〜」と懐かしくなりました。私にとって秋田のイメージは、秋田市から象潟まで
ずっ
と続くなだらかな海岸線(リアス式の三陸海岸ばかり見慣れている身には、遥か彼方まで
見通せる海岸線がとても新鮮でした)と、そこに
並ぶ瓦屋根の家々、そして海沿いの国道でバ
バヘラアイスを売っているおばあちゃん達(苦笑)の印象がとても強かったりします(ババヘ
ラア
イスが何なのかは、検索してみてください)。それらは14年前と変わらない風景として広がって
いて、なんと
なく嬉しくなりました。
で、肝心の撮影ですが、「私家版おくのほそ道」用ということで、勿論ここは「おくのほそ道」と
関
係のある場所だったりします。松尾芭蕉が「おくのほそ道」で旅の目的としていた3つの場所
が、松島・平泉と、そして象潟でした。当時
ここは日本海の松島と讃えられていて、松島同様、
大小の島々が海に浮かぶ名勝でした。ですが芭蕉が訪れた後、大地震が起こって地面が
隆起
し、島々だった場所が全て陸地になってしまったのが今の象潟であったり。私もそういった歴史
的背景を知らず
初めて象潟を訪れた時、「なんで田んぼのあちこちに松島みたいな景色がある
んだろ」と不思議に思ったものです。それで仕事をサボって
(笑)町にある芭蕉に関するあちこち
の案内板を読んでいるうちに、そのことを知った次第。後に本格的に「おくのほそ道」を読むきっ
か
けともなったので、ある意味この象潟は「私家版」を始める遠因となった町と言えるかもしれま
せん。
・・・っ
て、前振りだけでこんなに長くなってしまったよ(苦笑)。撮影にまつわる顛末は後々書き
たいと思います。つーか今回の更新内容こんだ
け?
09/10/18
そろそろ紅葉シーズンが近づいてきましたが、例年より進行ペースが遅いような?
「シャングリ・ラ」20
話。アトラスの秘密を知った主人公。だが、アトラス後継者の証である剣を
謎の一団に奪われてしまい・・・。
な
んか間抜けな展開だな〜と思ってしまった回でした。クライマックスが盛り上がっただけに、
前半の微妙さ加減が余計目に付いた気が。シ
リーズ終盤へ向けて、それなりに盛り上がってき
た感じではあるのかしらん。
「アスラクラ
イ
ン
2」2話。コアラのぬいぐるみの姿で現れた科学部部長。第3生徒会長とは旧
知の仲で、何か過去にあったらしいのだが・・・。
2話目にしてもう作画完全崩壊。あの「アキハバラ電脳組」に迫る落書き作画って、いくらなん
でもひどすぎです。もともと体力のあるス
タジオでもないのに、劇場版「なのは」と同時進行でテ
レビシリーズやるなんて無理だったんですよ〜(苦笑)。つまるところ1期シリー
ズから3ヶ月ブラ
ンクがありましたけど、その間制作が進んでいた訳ではないということですね。話のほうも1話で
無
理矢理新キャラエピソード消化しようとして、すっごい無茶苦茶なことになってるし、1期シリー
ズに輪をかけてレベルダウンしている2
期目って、この先ホントに大丈夫なんかいな。
「生徒会の一存」3話。ゴシップ記事ばかり書いている新聞部部長
ヒロイン。今度は主人公の
二股疑惑をでっち挙げて・・・。
何いきなりいい話でまとめようとしてるんだ?(笑)
ギャグで堕とすと思ったら真面目なまま終
わってしまったので、見ているこっちは呆然としてしまいました。う〜ん、いまいち何がしたい
作
品なのか分かりません。のとまみボイスの新キャラに「地獄少女」の台詞言わせたりと、同じスタ
ジオディーン制
作であることを最大限利用してパロディやってるあたりは、身を削ってやってると
感じましたが(苦笑)。
BS
-TBS特番「ひだまりスケッチx365」特別編・前編。知り合いから自転車を貰った主人公達。
さっそく活用しようとするものの、主
人公は乗り方を忘れていて・・・。
3期を前に、2期シリーズの特別編。時系列的には一番新しい時期のエピソードで、3期に登
場
するであろう後輩キャラ達もちらっと顔見せ。これで1期・2期合わせて1年分のエピソードを
消化、3期から主人公達は進級ということ
になるんでしょーか。とにかく出だしから全く変わらず
いつもの作風で、「やっぱりこのシリーズはいいな〜」と顔ゆるみっぱなしの30
分でした。一部
声優さんの演技に違和感という声もあったようですが、個人的には気になりませんでした。
しっか
し、これも作っていた為に新房監督以下スタッフは更にスケジュール破綻していたそう
で、そのしわ寄せが「化物語」にいってしまったら
しいです。後先考えずに掛け持ちするからそー
なるんだってば。
もう一つBS-TBS特番
「まほろまてぃっく」特別編・前編。町の催しでメイド喫茶をすることになっ
た主人公達。本家メイドであるまほろに色々指導をお願いし
て・・・。
何故か7年ぶりに復活の特別編。シリーズ1期目はまだセル画時代だったこともあり、回想
シーンの部
分がえらく古臭く見えてしまいました。でも作画は7年前と全く変わっておらず、終盤
の戦闘シーンでは「グレンラガン」スタッフによる
アクションも堪能出来たりと、特別編らしいサー
ビスっぷり。ただ一番の売りであろうエロいシーンがTBS規制入っていて涙目(苦
笑)。完全版見
たけりゃDVD買えってことですね。あと、作画に反してキャストのほうは違和感のある方がちらほ
ら
と。既に一線を退かれた人達もいますし、むしろ当時のキャストを全員揃えたこと自体が凄い
のかもしれませんが。
「フレッシュプリキュア」37話。新たな敵に対抗する為、特訓したいと言い出す主人公達。それ
を聞き、ダンスコーチ少女が訓練メ
ニューを引き受けるものの・・・。
昭和時代の特撮ものお約束の特訓エピソード。しかもいきなりスーパーロボットの秘密基地も
ど
きの地下施設登場。それだけでもおっさんホイホイな展開なのに、生み出した新必殺技がど
ー見ても「ゴレンジャー」の必殺技って、どん
だけ30代以上限定作品かいな。以前から思ってま
したけど、やっぱり今シリーズって「ゴレンジャー」狙ってますよねぇ。今回の話で
はっきりした感
じです。
「鋼の錬金術師」28話。ついにラスボスらしき男と対面した主人
公達。それは自分の父親に
そっくりで・・・。
あ〜、主人公の父親の設定そのものが前シリーズとは違うんです
ね。その辺が分からなかっ
たので、彼がラスボスだと思っていました。まんまとブラフに引っかかってしまったということでし
ょー
か。しっかし、相変わらず日曜のゴールデンタイムに放送するにはグロい展開です。
だいありーへもどる