おもひで
だいありーの過去ログです。
09/11/11
激しい雨の降った一日でした。
「ケロロ軍曹
6thシーズン」32回目。偽カッパ騒動の巻&本星からの侵略指令の巻。前半の
話、カッパと言ったら遠野じゃないの?と思ってしまっ
た岩手県民でした(笑)。後半の話は一応
感動系エピソード?イデオンもどきが出てきたので、それに絡めたパロディ話かと思ったら全然
そ
んなことはなかったので、やや残念だったかも。
「こばと。」5話。子供達に読み聞かせる為、公園で絵本の朗読
の練習をしていたこばと。だが
見知らぬ男からやめてくれと言われて・・・。
アニメオリジナルエピソード。と言
うか原作は保育園の経営問題を延々引っ張っていて、1話
完結の話を作るのが実質無理なので、恐らくこの先はこーいうオリジナル話で繋
いでいくのでは
ないかと。ただ今回の話は展開に少々無理があったよーな。てか、作家のおっさんいきなり顔
が老け
すぎだってば(苦笑)。それでもクライマックスは素直に感動しましたが。
あと借金取りが出てくるシーン、NHK的にこーいう設定は
アウトかと思っていたので、原作通り
だったのは少し意外でした。今時あんな借金取りいねーよ、というツッコミは別にして(笑)。
ファン長年の夢、「true tears」がついにブルーレイ化決定。ただし完全受注生産のうえ、入金
が2000枚に達しなかったら
生産中止という非常にシビアな条件付き。DVDさえ毎巻2000本
売れていなかったのに、この条件はいくらなんでも無理だってば〜。
2ちゃんねるではかなり前
からネタ扱いで面白がられているこの作品のブルーレイ化、私は真剣に欲しいと思っています
が、
いかんせん時期が悪すぎでした。せめて再就職が決まっていたら速攻申し込むところです
が、さすがに現状でこの金額は厳しいです
(涙)。こーいうタイミングの悪さも運がないと言える
でしょーか。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20091110_327645.html
一方で、「けいおん!」のミニアルバムCDとブルーレイ1巻の応募券で応募出来るスペシャル
CDが届きました。抽選で1万名にプレゼ
ントだったかと記憶していますが、この作品の売り上げ
から考えると倍率は割と高めだったのでは?なので当たったのは意外だったり。
「true tears」ブ
ルーレイ化のタイミングも合わせると、なんかこの当選で今年の運を使い切ったのではないかと
思っ
てしまいました(笑)。
ちなみにCDの中身は主人公のガラガラボイスバージョンの歌。学園祭のエピソードで、ボーカ
ル担当の主人公
が練習しすぎのあまり声を枯らしてしまい、代わりにベース担当ヒロインが歌う
ことになるのですが、その時のハスキーボイスでコーラス
部分を歌ったバージョンが収録されて
います。本編で枯れた声を演じた時も上手いと思いましたが、その声のまま歌ってしまう豊崎嬢
は凄
いと感心したり。
09/11/13
我が家もとうとうコタツ導入。晩秋深まれりといった感じです。
「ふぉとふぉと」更新。紅葉の写真をまとめて公
開です。今年は遠出の撮影は奥入瀬一本に
絞って、後は岩手と宮城の近場をちょこちょこと廻って撮ってみました。これまで訪れたことの
あ
る場所も多いですが、幾つかは新規開拓の撮影ポイントもあったりします。
ただ今年の紅葉撮影は奥入瀬で燃え尽きてしまった感があっ
て(苦笑)、その他の場所での
写真は自分の中で方向性をまとめきれないまま撮ってしまったのが、正直なところでしょうか。
そ
れでも去年までとは違うアプローチがしたいと思い、紅葉+他の何かの組み合わせで撮るこ
とを念頭に置きながら挑んでみました。なので
そーいう写真が多いかと・・・たぶん。
あと、図らずも今年は滝を撮ることが多くて、「デジタルフォト」の写真共有スペースでも滝の
写
真が割とウケが良いみたい(?)ですけども、本人としては別に得意とかそれを専門にしたいと
か全く思っていな
かったりするので(笑)、そのギャップに戸惑っていたりします。自分が本当に
やりたいものと世間の評価との差異ってのは仕事に限らず
多々あることですが、趣味の世界で
もあるものなんだな〜と、意外なところで感心してみたり。
てな訳で、今回は
題して「紅葉あとらんだむ」。すぐ上でああ書いておきながら、やっぱり今回
も滝の写真が含まれていたりします(苦笑)。
超いきなりに唐突ですが、「逆襲のシャア」にまつわる雑感をだらだらと(ホントに唐突やな)。
けっこー長いです(笑)。
実のところ、劇場公開当時(88年)初めてこの映画を見た時、私はこの作品がとても嫌いでし
た。公開前からキャラデザが安彦氏ではな
いことに反発がありましたが(苦笑)、“アムロとシャ
アの対決についに終止符が!”という触れ込みに、「Z」や「ZZ」では体験出来
なかった「めぐりあ
い宇宙」並みの感動が見られるのではないかと、勝手に期待していたというのも大きかったの
だ
と思います。
で、蓋を開けてみたら実際の映画はご存じのように、「Z」よりも更にドロドロとした人間模様が
容
赦なく描かれていて、キャラはのきなみ死んでゆくし、アムロとシャアはいがみ合ったまま決
着がついたともそうでないとも取れるような
結末を迎えるし、そして最後の最後で漏らした本音
が「ララアは私の母になってくれるかもしれなかった女性だ」という情けない吐露で、
高校2年生
だった私は「なんじゃこりゃ!」と憤慨したものでした。いや〜、映画館を出た後の気分が重かっ
たのな
んのって(苦笑)。その感覚は割と覚えていたりします。
んでまぁ高校生の間はずっとこの映画が嫌いなままだったのですが、受験が終
わって勉強か
ら解放された頃、何を思ったか衝動的にこの映画のビデオソフトを買ってしまって(まだ消費税
が導入
されて間もない時期で、ビデオケースの値段表示が上からシールを貼って訂正されてい
たり。時代を感じます)、何度か見返してみまし
た。でも見る度に「ひでぇ結末だ」と文句言いな
がらも、何故か繰り返し見てしまう魔力があって(笑)、自分でもよく分からない感覚が
あると次
第に気付くことに。やがて、「あれ、もしかして自分はこの映画ってそんなに嫌いじゃないんじゃ
ね?」と
思えるようになり、更に社会人になってから改めて見ると、「このギスギスした人間関係
がリアルで面白いじゃん」と感じるようになりました。新興宗教の洗脳
と一緒だと言われればそ
れまでですが(苦笑)、富野作品ってこのように繰り返し見たり、歳を経て改めて見たりすると面
白
さに気付くことが多いですけど、「逆シャア」は特にそれが顕著な映画ではないかと、個人的
には思っていたりします。高校生の頃にはそ
こまで人間関係の機微を読み取れなかったという
のもあるでしょうし、悲劇には悲劇の快感があると(笑)分からなかったってのもあるん
でしょう
ね。同年代代表キャラであろうクェスやハサウェイがウザかったってのは今でもマイナスに感じ
てしまいま
すけど、そこも含めての「リアル感」なのではないかと、そんな気がします。でもやっぱ
りクェスは嫌いです(笑)。
なんでこんな思い出話を書いたかと言うと、↓のコラムを読んだら(ちょっと古いコラムですけ
ど)、高校2年生当時自分がこの映画を嫌
いだった理由が分かったからだったり。たぶんコラム
で指摘されているような「生々しさ」が、大人社会への反抗心の強い思春期真っ盛り
だった(苦
笑)私にとって、不快感に繋がる現実世界のリアルに感じられたのではないかと、今ならそう分
析するこ
とが出来そうです。してみると、やっぱり富野作品って敷居が高いのかなぁと、そんなこ
とを改めて思ってみたり。
ただ、この作品の作画レベルは映画としてはけして高くないという印象は、今も変わらずあっ
たりします。当時アニメ映画というと劇場版
「マクロス」や「オネアミスの翼」、そしてこの作品と同
じ年には「AKIRA」という化け物クラスの作画アニメがあったので、それら
と比べるとどうしても見
劣りしてしまうってのは、やむをえないところでしょうか。ブルーレイで改めて見ると、戦闘シーン
一
つとっても色々凝っていることが分かって凄いと思えるのですが、上記の映画のような「分か
りやすい派手さ」がないってのも、そーいう
印象に繋がっているのかも。
http://www.style.fm/as/05_column/animesama29.shtml
09/11/15
風の冷たい週末でした。そして週間天気予報には雪マークが。そろそろタイヤ交換の時期か
しらん。
「シャングリ・ラ」最終話。いきなりラストで話詰め込んだような。展開がかなり駆け足で、気が
付いたら問題が全部解決していた感じで
した。これならもっと他に削るエピソードがあったと思え
るのですが、何がなんでもわがまま女王様との決着を最終話まで引っ張りたかっ
たんでしょう
か。
「ラストエグザイル」のスタッフ再びによるGONZO起死回生の一発といった作品でしたが、
シ
リーズ途中から作画は息切れ、DVDは売り上げが悪くてシリーズ後半分が発売中止(代わりに
BOXとしてまと
めて出すそうな)と、経営危機に加速をかけてしまった(苦笑)タイトルでした。ス
トーリーも陰湿なイメージが絶えず付きまとってい
て、出てくるキャラはあっけなく殺されてゆく
し、見ていてカタルシスのある映像ではなかったことも、大きなマイナス要因だったと思い
ます。
私も結局最後まで付き合ってしまいましたが、途中何度も視聴をやめよう考えたり。もう少しエ
ンターテイン
メント寄りに作れなかったものかと、そんなことを感じた作品でした。
「アスラクラ
イ
ン2」6話。事件の根幹に関わっているらしい主人公の兄の墓を見つけた主人公
達。だが彼の兄が突然姿を見せて・・・。
うわ、Aパートがまたも「アキハバラ電脳組」状態に。2期に入ってからこうも作画がガタガタと
いうことは、ブランクだった3ヶ月の間
全然制作が進んでいなかったってことでしょーか。やっぱ
りこのスタジオの体力からすると、劇場版「なのは」と掛け持ちでテレビシリーズやるなんて無
理
だったんだってば(笑)。
話のほうは、でっかい種明かし編。1期1話以降伏せられてきた経緯の殆どが説明されまし
た。
今までのモヤモヤ感がだいぶ解消されましたけど、そうなると改めて誰が何の目的で戦っ
たり対立しているのかが不明確で、気になってし
まったり。今回登場の“彼”もラスボスっぽい雰
囲気はありましたが、たぶん違うんでしょーね。先が読めないという点では、確かに良く
出来た
作品なのかも?(苦笑)
「生徒会の一存」7話。合宿で東京へとやってきた生徒会一
行。だが暑さにバテてしまい、結
局いつもと変わらない日々に・・・。
札幌が舞台であることを活かしたエピソー
ド。てか、ずっと生徒会室で話が進む作品じゃなか
ったんかい(笑)。微妙にマニアックな鉄道ネタが仕込んであるな〜と思っていたら、
シナリオが
「お嬢様特急」の花田氏で納得(超展開シナリオ連発で評価がやたらと低い花田氏ですが、隠
れた名作と
される「お嬢様特急」に関しては氏のシナリオに負う部分が大きかったり)。私もたぶ
ん真夏の東京へ行ったら似たような感じになってし
まうんだろうな〜と、割と親近感を覚えた今
回の話でした。
「けんぷファー」3話。生徒会
長の陰謀で女子学部へ編入させられた主人公。たちまち女生徒
の注目を集め、人気者になってしまい・・・。
いき
なり「乙女はお姉さま(ボク)に恋してる」になってますよ。その部分は結構面白かったです
が、メインヒロインがガチで百合属性で、男
のほうの主人公に敵意むき出しってのは、最近の傾
向なんでしょうかねぇ。先週も書きましたけど、レズでマジな恋愛劇はちょっと苦手で
す。
「にゃんこい!」3話。偶然知り合った方向音痴の郵便配達おねーさん。なりゆきで道案内を
す
るものの、逆セクハラされているところを他のヒロイン達に見つかって・・・。
こっちも主人公がメインヒロインに嫌われるパターンか
い!流行なんでしょーか。もうちょっと
安心してなりゆきを見ていられるラブコメだとほっとするのですが。だからと言って、予告ナレー
ショ
ンにまで「お前等とっとと付き合っちゃえよ」とツッコまれている「乃木坂春香」2期並みに超
安全パイな展開でも、物足りなくはありま
すけど。それでも「けんぷファー」に続いて放送されて
いるせいか、川口監督なのに妙に普通に見える作品だと感じられたり(苦笑)。
「フレッシュプリキュア」40話。主人公の母親に目をつけた敵の新幹部。密かにモンスター怪
人と入れ替えて、4人目ヒロインがそのこ
とに気付いたものの・・・。
前回から一転、ホラー回でした。つーか怖すぎ・・・。よくスポンサーが許したものです。家族が
入
れ替わったのに身内が気付かず、別のキャラが気付くってのはそれなりに定番パターンです
が、更に一捻り入れたうえにラストは感動系に
持ってゆく畳みかけが上手いと思えたシナリオで
した。30分にこれだけの内容を詰め込む構成の妙は、他の作品にも学んで欲しい気がし
ま
す。
「鋼の錬金術師」32話。図書館で大総統の息子と会った主人公達。最強の敵とも言
える大総
統の家に通されて・・・。
新展開の前のネタ仕込み編?大総統の息子と出会ったことが、主人公達の行動
原理にどう
影響を及ぼすのか気になるところですが、少年漫画らしく、その辺でまた葛藤しちゃうんでしょう
ね。
09/11/18
地元でも初雪を確認。いよいよ秋も終わりが近そうです。
「ケロロ軍曹
6thシーズン」33回目。歴戦の勇者ギロロの巻&ウソ実現で侵略の巻。前半の
話は、また後付け設定増やすのかと思ったらちゃんとオ
チがあったので一安心。あと、大塚氏
は意外とあーいうネタはノってやっているような気が。後半の話は、元ネタはたぶん「ドラえもん」
な
んでしょうけど、話そのものはオリジナル?いきなり「逆シャア」ネタが入ったり、妙に80年代
風の作画があったりと、細かいパロディ
が多い感じでした。
「こばと。」6話。保育園の遠足に出かける日の朝、借金取りからの電話を受けたこばとはそ
れ
が気になってしまい・・・。
癖のある作画だな〜と思いながらもそれほど気にならなかったのですが、エンディング見たら
オー
ル三文字作画だった罠。国内で相当修正入れたんでしょうね。話のほうはベタな展開なが
らもしっかりまとまっていましたが、どちらかと
言うと新キャラ紹介がメインっぽい印象?
今週の「乃木坂春香の秘密」2期(7話)を見ていたら、絵コンテを安
濃高志氏が切っていて
びっくり。18禁アニメもどきの内容と作画だったので(キタエリ嬢が喘いでましたよ)、エンディン
グ
テロップ見てひっくり返ってしまいました。よもやこんな萌え系で媚び媚びの話を担当するなん
て、どーいう経緯でコンテを担当すること
になったのかすっっっごい疑問です。うむむ・・・やたら
と挿入される街並みのカットや、窓ガラスの水滴で時間経過を演出しているあた
りで安濃コンテ
だと気付くべきでした。偶然にも今「WEBアニメスタイル」で『マジカルエミ』の話題をしている最中
だっ
ただけに、余計ギャップを感じてしまいました。
http://blog.crosschannel.jp/Entry/1967/
http://www.style.fm/as/05_column/365/365_246.shtml
「ナデシコ」と「宇宙のステルヴィア」がブルーレイBOX化決定。よーやくキングレコードも重い
腰を上げてきましたか。ゆくゆくは「テッカマンブレード」
のブルーレイ化を是非にも希望!や、あ
の大崩壊作画を綺麗な画質で見て、メリットがあるのかは微妙ですが(苦笑)。これで残るは角
川
ですな〜。
ただ「ナデシコ」に関しては既にネガが存在しないとかで、ハイビジョンリマスターのDVD-BOX
で
も画質はあまりよろしくなかったので、ブルーレイに過度の期待をするのは禁物かも。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20091118_329727.html
09/11/20
秋の装いでは寒く感じる一日でした。そろそろ冬物を引っ張り出さないと。
「ふぉとふぉと」更新。9月下旬から
撮り続けていたテーマがそろそろ一段落しそうなので、2回
に分けての公開です。
ここ数ヶ月追いかけていたの
は、“ちょっとノスタルジックな風景”。よーするに「未完の夏」で
やりきれなかった方向性を、更に発展させてみようというものでし
た。同時に、2年前手をつけな
がらも頓挫してしまったテーマ(容量の都合で削除してしまいましたが、以前「落ち穂拾い」で公
開
していたもの)のリベンジも兼ねていたり。ただ撮っているうちに、自分にとってのノスタルジ
ーとは何ぞやと考えていたらドツボには
まってしまって(笑)、だんだん撮りたいものが分からなく
なり迷走してしまったテーマでもあったりします。
技
術的には、当初は新しい何かを獲得したくてそれまで自分が好きだった構図や手法を全部
封印、更に写真撮影でタブーとされがちな構図や
撮り方を敢えてやってみるといった実験に挑
んでみたのですが、やはり自然と撮り慣れたスタイルになってしまうもので、出来上がった写
真
を見ると「いつもと変わりないじゃん」という結果に。それでも、この試行錯誤が「心象の日本海」
等へ繋がった
と思うので、意義はあったと感じています。と言うか、まだ撮り終わっていなかった
りするし(苦笑)。もう少し撮りたい絵があるので、
天気予報と睨めっこしている状況です。
てな訳で、今回は題して「郷愁街道
その1」。先行して「デジタルフォト」の写真共有スペースに
アップしていたものも何枚かあったりします。今回公開分はまだ元々のテー
マに沿っているもの
が多いですが、第二弾は恐らく迷走感の強いものになる予定です(笑)。
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