おもひで

だいありーの過去ログです。

10/06/21

  夏至の日。明日からは早くも日に日に昼が短くなるんですねぇ。

 「Angel Beats!」10話。生前の未練を引きずっている仲間達を救うと決意した主人公。最初
に選んだのは、ガールズバンドのボーカル少女で・・・。
  シリーズも終盤に入って、麻枝シナリオもエンジン全開に?お得意の不幸設定にも磨きがか
かり、今回はさすがに涙腺にきました。クライ マックスにインパクトのある台詞を用意するのは
やっぱり上手いよなぁ。でも1話で消化するには駆け足すぎる印象は変わらず。2クール だった
らここまで叩かれることもなかったと思うんですよ、この作品。その点では非常に勿体ないと改
めて感じまし た。

 「迷い猫オーバーラン!」11話。体育祭で女生徒全員にブルマを着用させると宣言した理事
長 お嬢様ヒロイン。ブルマ推進派の男子と反対派の女子で、校内は抗争となり・・・。
 今回の監督は「なのは」シリーズや「アスラクライ ン」の草川啓造氏。冒頭のカットでいきなりヒ
ロイン達の顔が「アスラクライン」キャラになっていたのに笑いつつ、内容のほうもかなり 頭のネ
ジが抜けまくった展開で、どーして最初からこういうテンションで作らなかったのかと悔しく思えて
きたり。 原作者作詞のブルマ党の歌はエンディングにまでしっかり使われて、殆ど洗脳ソングの
域になっていて大笑い。つか、最終話の監督は佐藤 順一氏と既に告知されている訳ですが、こ
んなブルマVSスパッツ抗争なんて話の後編をサトジュン監督にやらせる気ですか。・・・いや い
やいや、OVA版「魔法使いTai!」の頃の煩悩全開演出を思い起こせば、もしかして適任だった
りするかも?  
 ともかくも次回でラスト。全話監督交代制という前代未聞の作り方で迷走しまくった本作品、ど
う締めるのや ら。

 「ハートキャッチプリキュア!」19話。相方ヒロインの父親が昔お世話になった農家へと出か
け た主人公達。だがそこの父娘は結婚のことで仲違いをしていて・・・。
 父の日エピソード。先月の母の日エピソードもそうでしたが、単 純に主人公達が親に感謝とい
う展開ではなく、ゲストキャラを交えて一ひねり加えたシナリオにしているのが上手いと感じまし
た。 歴代シリーズでもけれんみのある演出で定評だった大塚氏のコンテでアクションも派手で、
短い戦闘シーンながら熱いものがありました し、良作回だったと思います。

 「鋼の錬金術師」61話。神になりきれず地上へと逃れたラスボス。すさまじい破 壊力で政庁を
瓦礫と化すが、人間達も懸命に反撃し・・・。
 盛り上がる展開がずっと続いていますけど、今回は特 にテンションの上がる内容だったかと。
今まで主人公達の劣勢が続いて鬱屈していた反動で、カタルシスが半端ないことになっている
の はさすが上手いシリーズ構成です。鬱展開で視聴者にストレス与えるだけ与えといて終わりと
いう作品も多いなか、きちんとこーいうクラ イマックスを用意するのは少年漫画原作ゆえの配慮
ではないかと。ただ、問題はこのまま気持ちよくシリーズが終わるかどうかでしょう か。


10/06/23

  蒸し暑い日が続いています。

 「閃光のナイトレイド」11話。敵の本拠地を突き止めた主人公達。だが敵は何故か 彼らの接
近を察知していて・・・。
 だぁ〜、ど素人の予想通りの種明かしってどーよ?(笑)まだ残り話数はあり ますけど、ここか
ら更にもう一ひねり・・・は無理かしらん。こうなると主人公達は何の為に戦っているのか分から
な くなってしまいますが、どう行動するんでしょうか。話そのものは良い感じに面白くなってきた
ので、綺麗にまとめてほしいところです。

  「ケロロ軍曹 7thシーズン」12話。コンピュータウイルス暴走の巻。たま〜にあるクルルのシリ
アス声モードって、監督の指示なの か子安氏のアドリブなのか微妙に分からなくなる時があった
り?(笑)今回はガンドロワもどきに笑いつつ、オチにちょっとじんわりでし た。

 「けいおん!!」10話。微妙に様子がおかしいさわちゃん先生。彼氏が出来たのではと、主人公
達 はこっそり尾行して・・・。
 新曲第2弾がさわちゃん先生とか、意表突きすぎですポニーキャニオン(苦笑)。そして7話で
予 想した通り、やはり2期はキャラ暴走の方向で進んでいるような。何気にキーボード担当お嬢
様も2期になってから壊れてきていたりしま すし、スタッフがどこまで突っ走るのか見物です。

 そして「宙のまにまに」ブルーレイBOX化決定だそうな。以 前から公言していた通り、全力で買
わせていただきます・・・サイフの中身と相談しながら(苦笑)。


10/06/25

  まだ6月なのに33度近い暑さ。梅雨とは思えないです。

 月末ブルーレイその1「Angel Beats!」1巻。1話・2話収録。初回限定版は麻枝氏書き下ろし
ドラマCD付属。
 毎回辛口な感想を書いて いる割にはしっかりブルーレイを買うあたり、私もkey信者かなと(苦
笑)。本編の感想は割愛しますが、ブルーレイの画質はBS11 放送時と比べても充分綺麗です。
テレビ放送時1話にオープニングはありませんでしたが、ブルーレイ版にはあったりと、微妙に
違っ ていたりします。どこか人形っぽいぎこちなさがあったライブシーンの作画も、心なしか手直
しされているよーな?
  とりあえず全巻デフォ買い予定ですが、終盤の展開如何では途中でストップの可能性がある
かも。

  月末ブルーレイその2「れでぃXばと!」4巻。7話・8話収録。初回版はWEBラジオ収録CD付
属。
 オタク王 女のロリっ子が登場する7話と、夏休みにメインヒロインとの関係が一気に進展する
8話。この辺サービスカットは今までより少なめです が、困ったことにストーリーそのものが面白
かったりします(苦笑)。特にオタク王女はアニメ好きという点以外は実は一番まともなキャ ラだ
ったりするので、この子の出現でよーやく作品のバランスが取れてきた気がしたりしなかった
り。それだけに出番の少なさが悔やまれ るような。そして8話からは恋愛模様が本格的に動き
出して、物語は一気に終盤へ。1クール作品ゆえの駆け足感は否めませんが、シリー ズ構成と
しては妥当な折り返し地点でしょうか。

 今週は仕事で室内撮影のアシスタントっぽ いことをやったりしました。中判カメラ(観光地の集
合写真等で使われる、大きなフィルムのカメラ)を使っての、江戸時代に作られた大 きな絵図の
撮影があったのですが、私はデジタル一眼レフでのテスト撮影を担当。博物館で使用している
デジカメが ちょうどD90なので指名されました(笑)。
 江戸時代の紙製の絵図なので、まずセッティングが一苦労。5〜6点ある絵図のうち、大 きな
ものだと4メートル四方のものもあったりします。それを慎重に壁にかけ、露出を計測。ライティ
ングを調整し た後デジカメで絞りを変えながら5〜6枚撮影。その映り具合を確認してベテラン
の方が中判カメラで本番撮影といった感じで、1点撮り 終わるのに1時間以上かかることも。な
ので全部の撮影に1日半を要しました。私は絵図のセッティングとデジカメの撮影をした程度で
し たが、それだけでも精神的には割と消耗したので、プロの人はこういうのを連日やっているの
かと思うと、凄いと感心したり。私には無理 そうです(笑)。あと暗い室内でフラッシュの光ばかり
見ていたので、目が疲れました。でもマミヤのカメラやレンズに触れられたので (ファインダーを
覗かせてもらったくらいで、実際の撮影はしませんでしたが)、良い経験でした。


10/06/28

  寝苦しい蒸し暑さの夜が続いて、早くも夏のような感覚です。

 「Angel Beats!」11話。謎の影が仲間達を襲い始めて、影に飲み込まれた人間は意志を持
たない存在にされてしまい・・・。
  終盤に世界観を壊すのは麻枝氏の十八番ですが、今回はキャラが全員死んでいるというスタ
ート地点だったので、こーいう方向で破滅的状 況を作り出しましたか。ここまで作為的な世界だ
と最後には種明かしが欲しいところですけど、今までのパターンだとその辺は曖昧なまま 終わっ
てしまいそうな気がします。残り2話でどんな結末に辿り着くのか注目です。

 「迷い 猫オーバーラン!」最終話。んぎゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!
停電で途中数分間録画が切れてる〜。雷のバカ野郎ぉ 〜。
 ・・・・・・気を取り直して、前述の通りサトジュン監督担当の最終話でした。いきなりラストだけ
やらされたにもかかわらず、 キャラの心情を巧みに表現した演出でしっかり感動的に締めるあ
たり、さすがの職人芸だったかと。てか、佐藤順一コンテでカサヰケンイ チ演出とか、いきなり
無駄に贅沢なスタッフなんですけど(苦笑)。最初からこーいうメンツで固めてまっとうに作ってい
れ ば、あれだけ叩かれることもなかったでしょうに、こんなムチャクチャな企画にしたのは誰や
ねん(↓の座談会を読むとA級戦犯はプロ デューサーのようですが)。シリーズ終盤が普通に面
白かっただけに、つくづく中盤までのカオスぶりがひどすぎると思えた作品でした。
  で、今回は最終話にして最終回にあらず。来週総集編をやるそうな。シリーズ構成もムチャク
チャですがな。
 http://3284allegro.blog38.fc2.com/blog-entry-1667.html

  「刀語」6話。手違いで蝦夷の地へと着いてしまった主人公達。あわや凍死のところを救ってく
れた小さな女の子こそ、目的の刀の所有者 で・・・。
 女キャラでも容赦なく殺してきた作品だけに、今回のロリ少女も・・・?とヒヤヒヤしながら見て
しま いました。今まで主人公が無敵状態すぎて今ひとつ緊迫感のなかった戦闘も、よーやく強敵
が出てきて盛り上がるように・・・なったのか しらん(笑)。そしてラストのナレーションであっさり次
回の話のネタばらしをしていた訳ですが、4話の時みたいにこれも壮大なブラフなのか気になる
と ころです。

 「ハートキャッチプリキュア!」20話。ファッションモデルの代役を頼まれた主人公。だが降板
し てしまったモデル少女も撮影現場に来ていて・・・。
 新キャラ妖精登場。3人目のプリキュアの存在も示唆されて、シリーズ中盤らしい テコ入れに
なってきました(苦笑)。歴代シリーズだと赤ちゃん妖精って基本トラブルメーカーでウザい印象
でした が、今シリーズのキャラは意外と理知的?どーゆー役回りになるのやら。

 「鋼の錬金術師」62話。主人公の素手 の攻撃で追い詰められたラスボスは、最後のあがきと
ばかりに・・・。
 実質上の最終話?中盤の逆転劇とラスト シーンに涙。綺麗にまとまっただけに、来週何やる
の?という気もしたり(笑)。たぶん30分かけてのエピローグなんでしょうけど。

  月末ブルーレイその3「とある科学の超電磁砲」6巻。16話〜18話収録。初回限定版は原作
者書き下ろし小説&ラジオCD付属。
  確実に一番売り上げが低そうな巻(笑)。メガネ巨乳先輩とヤンキーが主役エピソードの後編
と、今まで出番らしい出番が殆どなかったメ ガネ巨乳ドジっ子教師が主役の話と、三十路一歩
手前のメガネ寮長の恋愛話の3編。メガネヒロイン揃いなのに、全然嬉しくないのは何 故?(苦
笑)おまけに主人公は他人の気持ちが全然理解出来ていない言動ばかりでどんどんドキュンキ
ャラに堕ちて ゆくしで、明らかにシリーズ構成ミスってるよなぁ。一応終盤への伏線はちらほらと
張っていたりしますし、原作者自らアイディア出しし たエピソード群だそうですが、誰得状態なの
は否めない気がします。


10/06/30

  6月最終日は終日雨降りの梅雨らしい天気でした。

 「閃光のナイトレイド」12話。ラストエンペラー溥儀の即位 式当日、ついに敵は日本や列強各
国を相手に決起して・・・。
 ラストバトル開始、ですが割と淡々としていたり。 史実通りの展開なら敵の作戦が失敗するの
は目に見えている訳で、「この先日本は戦争で負けちゃうよ〜」と匂わせながら悲劇っぽく自滅
し てゆくのが妥当な落としどころかなと予想する次第。この辺は歴史SFものをやる難しさですね
〜。むしろ主人公達が個人としてどうこの 事件にケリをつけるのかに注目したほうが最終話を
楽しめそうです。とにかく次回でラスト!

  「ケロロ軍曹 7thシーズン」13話。イケメン侵略者の巻。「ガンダムW」ネタでしっかり本物の声
優陣まで揃えるあたり、さすが本家本元といった感じパロディ回でした (つーか元々子安氏はレ
ギュラーですしね)。こーいう話こそ30分使って暴走してほしいところですが、今期から15分枠
な ので無理なのが残念なところです。

 「けいおん!!」11話。とても暑い夏の日、練習に身が入らない主人公はあ の手この手で涼もう
とするものの・・・。
 ワールドカップ中継でただでさえ放送開始が遅かったうえ、試合延長の 余波をまともに喰らっ
て更に50分遅れでの放送だった今回。私は念のため録画時間を長めに設定していたのでエア
チェッ ク出 来ましたけど、見逃した方も多かったのでは?と思ったり。
 それはともかく、元々原作にあったエピソードですが無理に水増ししている ような感じで、いつ
もより間延びした印象の回だったような。話を膨らませる部分を間違えた?肝心のクーラー云
々 の部分があっさりしていたので、全体的に散漫に見えてしまったのかも。

 「ふぉとふぉと」更新。さんざん引っ張 るだけ引っ張った「私家版おくのほそ道」平泉編を、よう
やくよーやく要約公開です。何故 ここまで引っ張ったかというと、「おくのほそ道」で芭蕉が平泉を
訪れたのが旧暦の5月12〜14日、今の暦では6月28〜30日なの で、この日に合わせて公
開したかったからだったりします。
 以前にも書いたように、平泉は自宅から一番近いとい うか近所みたいな場所なので、それだ
けにさてどう撮ろうかと悩んだ末辿り着いたのが、四季を通じて様々な季節の風景を切り取って
み ようと いうものでした。なので他のテーマの合間を縫って忘れた頃に少しずつ撮っていたら、
何やらホントに忘れてしまった感じで(苦笑)、一 年間平均的に撮れたかと言うとけっこー時期が
偏ってしまったのが正直なところです。おまけに撮影場所も割と偏っている?「おくのほそ 道」で
描かれていながら撮っていないところもあったりするので、未練が残っているのも事実でしょう
か。「私家 版」の集大成的なものを・・・と思いながらも、私自身の撮影スタンスが微妙に変化し
ていることもあって、むしろ統一感に欠けたものに なってしまったのは否めません。反省点は多
々ありますが、それでも2年2ヶ月続けたテーマに対するアプローチの変遷は見て取れるもの に
なったのではないかと思います。
 何はともあれ、これにて「私家版」2期シリーズ(笑)終了。残るは日帰りで 撮影するには厳しい
場所ばかりなので、の〜んびりと10年20年計画でそのうち撮っていければと思っています。そ
う 考えると、この長距離を僅か数ヶ月で踏破した芭蕉はやはり忍者だったとしか・・・?(苦笑)


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