おもひで

だいありーの過去ログです。

10/09/03

  9月に入っても猛暑が続いていますが、肌を刺す直射日光の痛みが少〜しだけ和らいだ気が
します。ちなみに今月の写真は松島で撮った花 火です。

 「けいおん!!」20話。文化祭2日目、ついに主人公達最後の学園祭ライブが始まり・・・。
  良い最終回でした(笑)。今まで逃げ続けていた本編での演奏シーン作画もちゃんとありました
し、ラストの泣きのシーンはきっちりこち らも泣かせてもらいましたし(苦笑)、実質上2期のクラ
イマックスだったのは確かかと。肝心のライブで主人公のMCが妙にグダグダ だったのは手抜き
だという批判もあるようですけど、高校生の文化祭としてはリアルだったんじゃないかと、個人的
に は割と好意的に解釈していたり。で、一番の問題はこれだけテンションの高い回を20話でや
ってしまって、最終回でそれ以上のものを用 意出来るのか、ということでしょーか。

 「オオカミさんと7人の 仲間たち」10話。主人公達の活動について良くない噂が流れ始めて、
それを解消するためいつも以上に多く依頼をこなすが・・・。
  シリーズクライマックスのエピソード開始?普段強い割にはまたもあっさり拉致されてしまうメイ
ンヒロインが、なんだかな〜という印象 も。揃いも揃って敵の罠に引っかかりすぎ状態で次回へ
続くとなってしまいましたが、あまり鬱展開を引っ張ってほしくない気がします。 妙にレイプがどー
のという要素を入れたがるのは原作者の癖らしいですけど、正直作品のノリと乖離している感じ
で すし。

 立て続けに「ふぉとふぉと」更新。先月撮りまくったぶんの第二弾です。
 今回は夜 の写真が中心。仙台七夕、松島の花火大会、そして星空と、どれも初挑戦のジャン
ルばかりです(星空は純粋に天体だけという点では 初)。特に花火はレリーズケーブルを使って
のバルブ撮影という、普段とは勝手が違う撮影でちょっとドキドキしたり。や、要は花火が上 がる
タイミングでシャッターを開いて、終わる瞬間に閉じるだけのことなのですが、長く開きっぱなし
だと花火が 真っ白になってしまいますし、逆に短すぎると光跡がショボくなるしで、慣れるまでは
タイミングを掴むのにちょっと手間取りました。 もっともベンチに座ってジュース飲みながら花火
見物して、指先だけボタンを押したり離したりを繰り返していたので、姿勢はいつもより リラック
スしていましたが(笑)。
 一方、苦戦しっぱなしだったのが星空撮影。今回は夏の天の川とペルセウス座 流星群、それ
と満月を撮るという目的があったのですが、とにかく空が一向に晴れてくれません。昼間は快晴
なのに日没頃には雲が出始め て、夜になると曇天というパターンが多くて、室根山山頂や種山
高原へ足を運んだのに諦めて帰宅というパターンが幾度も。日没後わずか 数分で一気に曇り
出すのは何かの嫌がらせかと思えてしまいましたよ(苦笑)。満月は割と面白いものが撮れまし
たけど、前者2つは全っ 然納得のゆくものになりませんでした。天候相手なのでこればかりは仕
方ないところでしょうか。夜を待ちながら見晴らしの良い場所で食 べる晩飯が、妙に美味しく感じ
られたのが数少ない収穫です(笑)。あと天体写真は仕上げ方も普段と違うので、テストパター
ン を幾通りも作って試行錯誤を繰り返しました。こちらもまだまだ要精進といった感じで、課題の
多いジャンルです。
  てな訳で、今回は題して「宵への誘(いざな)い」。一応それなりに今までとは違う雰囲気のテ
ーマになったのではないかと思います。


10/09/05

  週末は快晴でしたが、週明けからは天気が崩れるようです。そして台風接近?

 「ストライクウィッチーズ2」9 話。給料の殆どを故郷の復興資金に充てているペリーヌは、子供
達を学校へ通わせるため、橋の修理費が欲しいと願うが・・・。
  某所の感想で真っ先にペリーヌ物語と書かれていて笑ってしまった今回のエピソード。一見い
い話系なのに、途中から海底のお宝を巡ってドリフもどきのギャグ になってしまうのが、この作
品らしいと言えばらしいかも。そしてリーネの巨乳に目が釘付けになって人の話を全く聞いてい
な い主人公、主役としてそれでいーのか(苦笑)。
 にしても、2期に入ってから脇道エピソードばかりで本筋が全く進んでいないよーな。 そろそろ
シリーズ終盤が射程に入ってきましたけど、ちゃんと風呂敷を畳めるのやら。

 「生 徒会役員共」9話。生徒会新聞の巻と、体育祭の巻。途中いきなり「宝島」のパロディが始
まって、しかもやたら作画に気合いが入ってい て大笑い。でも主人公エッセイを書いたはずなの
に、何故小説みたいな内容になってるんでしょ。後半の体育祭エピソードは小ネタのエロ は散り
ばめられていましたけど、思ったより弾けていなくてちょっと物足りなかったかも。とゆーか、そろ
そろネタ の使い回しが散見されるようになった?

 「アマガミSS」7 話。突如学校を無断欠席した悪友ヒロイン。主人公は懸命に彼女の居場所を
捜して・・・。
 この子のルートは割と 重い設定が入ってくるのね。子供側の言い分も親の言い分もなんとなく
共感してしまう自分に、我ながら年とったな〜と思ってしまったり (笑)。ただの変態にしか見えな
かった主人公もよーやく男らしい一面を垣間見せてくれましたが、自分で自分を格好いいと誉め
る あたり、やっぱり変な主人公です。

 「ハー トキャッチプリキュア!」30話。二学期が始まり、お留守番を言いつかった新妖精は一
緒に学校へ行きたいと駄々をこねて家出してしま い・・・。
 皆口裕子さんに幼稚園児役とは、これまた凄い配役です。喋りが流暢すぎて、久川女史との
会話はセーラーサターンとセー ラーマーキュリーに聞こえてしまう罠(苦笑)。以前も置鮎氏に中
学生役やらせたりしてましたが、この作品ってキャスティングで実験的 なことをしている気が。あ
と、最近す〜っかり存在を忘れられていた4人目プリキュア、そろそろ出してあげないと可哀相
と 思っていたところへの登場だったので、なんかホッとしました(笑)。相変わらずの小姑モード
でしたけど、次回あたりでその理由が判明 するのでしょうか。


10/09/08

  よーやくちょっとだけ涼しくなってきたような。

 「祝福のカンパネラ」 10話。ミリアムを救うにはミネットの心臓とも言うべきコアが必要と知り、
彼女の選んだ決断は・・・。
 ミネットシナリオ進行中。こ の辺は先の展開が読めてしまうだけに、主人公達の鈍感さが苛立
たしかったり。普段はニュータイプ並みに他人の心を読んでるのにねぇ (笑)。原作ではこの後
自己犠牲の応酬が続くのがややクドかったので、アニメ版は綺麗にまとめてほしいところです。

 AT -Xで佐藤順一監督最新作OVA「たまゆら」の1話が先行放送されたので視聴。瀬戸内海を
舞台にした、写真好きのあずにゃん(違いま す)が主人公のまったり系作品です。
 オープニングが「やさしさに包まれたら」のカバーで、しかも歌っているのが坂本真綾嬢でびっ
く り。でも魔女と黒猫は出てこないです。んで、サトジュン監督久々のオリジナル作品とのことで
すが、まごうことなきいつものサトジュン 作品でした。そして主人公はやっぱりあずにゃん(笑)。
「瞳のフォトグラフ」といい、もしかして最近はカメラ好きヒロインが何気に ブーム?・・・や、ブー
ムと言うほど多くないですが。この作品の主人公はローライのフィルムカメラを使っているという
マ ニアックさ。しかも周囲の人達はみんなカメラに理解があって、写真家にとっては天国のよう
な環境です。うっかり騙されて瀬戸内海へ 行ってしまいたくなるじゃないですか(苦笑)。たまに
はこーいう殺伐さ皆無の作品があっても良いな〜と、和みながら楽しめました。
  ただ1話15分という短さがちょっと物足りなかったかも。2話以降もAT-Xで先行放送するみた
いなので、続きを待ちたいと思いま す。
 公式サイト http://www.tamayura.info/

 「あそびにいく ヨ!」9話。お世話ロボット達の初代モデルが地球を訪れるというので、案内を
頼まれた主人公。けれどもネコミミメインヒロインは何故 か浮かない顔で・・・。
 いきなりSF仕立てのもの悲しいお話。いつもこの位SF設定を活かした展開だと個人的にはと
て も嬉しいのですが、アニメ版は人間ヒロイン達の描写に比重を置いているようで、SFっぽいテ
イストはやや薄い印象だったり。今回はア ニメ版「キャプテンフューチャー」の挿入歌が重要な
役割を果たしていて、キャラ達が全員で「おいらは淋しいスペースマン」を歌うシー ンも。原曲を
知る世代と知らない世代で評価が二分するエピソードになってしまいました(笑)。てか、作中で
はっ きりとアニメ版「キャプテンフューチャー」と名言していましたけど、よくNHKが許可したもの
です(版権上のことなのかは分かりませ んが、問題があってDVD化不可能になっている作品で
すし)。一方でワープシーンはまんま「スタートレック」だったりと、色んなスペ オペのオマージュが
入っていた回でもありました。
 原曲 http: //www.youtube.com/watch?v=mH1zLxRTyIM#t=4m30s

 「ケ ロロ軍曹 7thシーズン」22話。二人きりのお留守番の巻。うわ、今までで一番556が鬱陶し
かったかも。元からここまでコミニュケーション 不可なキャラ・・・でしたね(苦笑)。あと、ラビィ役
の金田朋子さんの声がいつもより苦しそうな演技に聞こえたのは気のせい?
  全くの余談ですが、金田朋子さんの声はCD音域の上限である20kHzよりも高いそうで、CDに
するとノイズが乗ってしまうんだと か。ある意味人間離れした人です(笑)。

 「けいおん!!」21話。卒業アルバムの個人写真を撮る日が近付き、 主人公は髪型をどうする
か悩むが・・・。
 冒頭の唯が鏡に向かって髪型をあれこれ変えるシーンが長すぎ?女の子 らしいこだわりとし
てはリアルっぽいのかもしれませんが。で、やっぱり前回が実質的なクライマックスだったよう
で、 どこかエピローグ的雰囲気の漂うまったりエピソードでした。こーいうのを見せられると、自
分の卒業写真撮影はどーだったかなぁと思わ ず振り返ってしまいたくなる罠。や、恥ずかしいの
で卒業アルバムは絶っっ対見返さないですが(苦笑)。


10/09/10

  朝晩は秋らしい気温になってきましたが、昼間はまだまだ暑いです。

 「オオカミさんと7人の 仲間たち」11話。メインヒロインを助けるため、不良高校へと乗り込む
主人公達だったが・・・。
 前回あれだけ 危機感煽っておいて、妙にあっさり解決したよーな。しかも勧善懲悪という訳で
もなく、スッキリしない終わり方でした。何かしら後日談 がないとな〜んか納得出来ない感じです
が、次回その辺の説明があるんでしょーか。ともかくも次でラストです。

  富野作品の解説でもお馴染みの藤津亮太氏が、これまで書いた評論をまとめた本を出版す
るそうな。それに先駆けて、本に収録されている もの以外の評論の小冊子を無料で配布してい
るとのことなので、私もダウンロードしてみました。で、PDFを開いて一発目がアニメ版 「シスター
プリンセス」についての評だったので思わず苦笑。奇抜すぎるチョイスですな(笑)。評論はやや
我田引 水気味に、高尚な考証(や、洒落じゃないです)していて大仰やな〜と感じなくもありませ
んが、言わんとしていることはなんとなく共感 出来たり。私があの作品を評価しているのは、徹
底して作為的に囲い込まれた箱庭世界を描写し続けた点にあったりします。藤津氏も指摘 して
いますが、押井作品もかくやという現実性の排除、執拗な虚構性の積み重ねこそが、あのアニ
メ版「シスプリ」 の独特の空気感になっているのではないかと感じる次第。意外にもきちんと伏線
を回収して綺麗に着地したラストでしたけど、もし途中で 監督が降板しなかったらどんな結末に
なっていたのか、今更ながら気になるところです。
 http://anime.webnt.jp/nt-news/?detail=2156


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