おもひで

だいありーの過去ログです。

10/12/22

  台風のような天気の冬至でした。

 「神のみぞ知るセカイ」9話。今度の攻略ヒロインは図書委員少女。だが彼女は とてつもなく無
口で・・・。
 登場するなり花澤ボイスでいきなり人気キャラと化した図書委員ヒロイン。文系ヒロ インでこれ
だけウケが良いのはかなりレアなケースなのでは、と思うのですが、やはり声が付いてキャラが
動くと印 象が深まるものなんでしょうね。だがしか〜し、文学少女はやはり眼鏡っ娘であらねば
ならぬっっ(断言)。その点が個人的には不満でし た(苦笑)。

 「ヨスガノソラ」最終話。とりあえず一言・・・・・・田舎なめんなっっっっ!(笑)街灯一つ無い 夜中
の山道を、懐中電灯もなしにすらすらと駆け回るのは絶っ対無理です。原作自体田舎を知らな
いライターが想像で書いた話だろうとい う批判は聞いていましたが、納得の描写でした。
 些末な部分はさておき、Aパートで妹ヒロインがほぼずっと裸のままだった凄い最終 回、これ
地上波でどう放送するのやら。話そのものは原作準拠らしいですが、日本を舞台に近親相姦を
肯定的に描く 訳にもいかないでしょうし、あの結末は「落としどころとしては無難かなぁ」という印
象でした。
 今更ですけど、この作品をテレビでやることにOK出したスタッフ達って、ホントに問題ないと思
っ ていたんでしょーか。過去に「スクールデイズ」最終回放送中止騒ぎなんてのもあったくらいで
すから、この業界にモラルや常識を期待し ても無駄なのかもしれませんが、いくらなんでも無思
慮すぎる気が。エロい絵で視聴者を釣るというレベルじゃなくて、マジでAVをその ままテレビで
流したようなものだよなぁ。そりゃあ某都知事も規制したくなるってものです(苦笑)。や、私はあ
の 規制に対しては快く思っていませんけど。ともかく今期はこれと「俺の妹が〜」の二つが、「テ
レビ作品としてどうよ」と言いたくなる問 題作だったかと。

 「もっとToLOVEる -とらぶる-」11話。妹がジェラシー?の巻&恋するヤミの巻&春菜の本心
の巻。
 今までハーレム状態で安定し ていたヒロイン達の心情に変化?来週が最終回だけに、2期で
シリーズ完結させる雰囲気かなと思ったり。2期が作られただけでもびっく りでしたから、ここらで
幕引きというのは正しい判断だと思います。と言いつつも、来週冒頭であっさり有耶無耶になっ
て 結局元のままって可能性が大きそうではありますが(笑)。


10/12/24

  粉雪のちらつく日でした。予報によると明日から本格的な雪模様?

 「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」11 話。幼馴染みヒロインに悪態つきまくりの妹ヒロイ
ン。そんな妹の言動に主人公は怒り心頭だったが・・・。
 悪行 を極めた(笑)妹ヒロインのトンデモ行為を、あの程度で許すどころか涙流して喜ぶ主人
公に「どんだけマゾなの?」と違和感を覚えずに はいられませんでした。前々から感じていまし
たけど、やっぱりこの作品は人として常識的な平衡感覚がズレていると思えたり。どれ程暴 虐
の限りを尽くしても「可愛いからOK」ってのは、例え萌え系アニメだろうと深夜枠だろうと、テレビ
で放送する 作品としてやってはいけないと思うのは私がオールドタイプだからでしょーか。

 「侵略!イカ娘」7話。深夜の 侵略計画の巻&3バカ科学者登場の巻&本物と偽物交換の巻。
 どんどん壊れたキャラが増えています。実はイカ娘 が一番まともなのではないかと思えてしま
うあたり、まんまとスタッフの思惑に嵌っているのかしらん(笑)。とゆーかイカ娘はこの前海 から
出てきたばかりなのに、侵略以外の知識と技術をどこで身につけたのやら。

 劇場版「魔 法少女リリカルなのは1st」のブルーレイ初回版が半額セールだったので購入。先
日の劇場版「マクロスF」といい、発売一ヶ月でここ まで値崩れする最近のブルーレイ市場はどこ
かおかしいよーな(買う方にとってはありがたいですけど)。
 画質・ 音質ともアニメブルーレイで最高という評価の多い本作品、確かに評判通りの高画質・
高音質でした。特に音響面ではリアにかなり音を割 り振っていて、5.1chで聴いているとすっぽり
作品世界に包まれるような感覚を味わえます。洋画だとこういう音響設計の作品は珍し くありま
せんが、アニメでここまでやっている作品は劇場作品でも希なので、いかに日本のアニメが音
に関してルー ズかつ低予算なのか分かる気がしたり。ともかく画質・音質だけでも一見の価値
がある作品かと。
 内容について は、作画は全て新作ですが基本的にテレビシリーズ1期の焼き直しなので、目
新しさは薄め。ただそれ以上に、個人的には構成のバランス の悪さが気になってしまいました。
中盤まではかなりテンポ良く進んで面白いと思ったものの、クライマックスに入った途端、さあ決
戦→ 回想で設定種明かし→戦闘開始→回想で種明かし→他キャラ参戦→回想(以下略)の繰
り返しで、盛り上がってきたと感じた矢先にテン ションの下がる構成は今ひとつだと思えたり。も
う少し大胆にテレビシリーズ時とは展開を変えたほうが、1本の映画として綺麗にまと まったの
ではないでしょうか。
 あとテレビシリーズ1期の頃はまだかろうじて魔法少女テイストがありましたけ ど、今回の劇場
版は完全に少年ジャンプ風熱血バトルになっています。おまけに、なのはさんが小学3年生とは
思え ない振る舞いで、なんか3期の大人なのはさんが小学生を演じているように見えなくもなか
ったり?(笑)
 そーい えば水樹嬢は今年の紅白でこの映画の主題歌を歌うとか。さすがに本編の映像を流し
たりは・・・しないでしょーね、やっぱり。

  今週も「ふぉとふぉと」更新。「仙臺のすたるじぃ」太白区編の第一弾です。年末なので溜まって
いた課題を一気に消化しようという感じ?(笑)
  この長期テーマを撮るにあたって、一番最初に撮影したのが今回公開の仙台南端・四郎丸だ
ったりします。ただし若林区だと思って撮った ら実は太白区だったというオチがつきますが(苦
笑)。撮影時期は3月に始めて4月・6月・8月・10月・11月と飛び飛び、それでい て四郎丸以
外は八木山とその周辺に集中していて、前回の宮城野区同様に太白区もスローペースのクリア
率(?)で す。今回主に廻った西多賀・鈎取といった地域は仙台在住の時仕事でさんざん歩いた
ので、なまじ道に詳しいぶん同じ場所での写真が増え たというのはあるかも。
 古くからの住宅地が多い今回の撮影場所では、一層実験的な傾向が強くノスタルジーという
基 本テーマから乖離しつつある印象がなきにしもあらず。一方で「日常から非日常を切り取る」
という私の撮影基本スタンスがようやく手応 えとして実感出来るようになってきたのも、また事実
だったりします。特に今回一番最後の夜景写真は、「ここまで引き算しても写真とし て成立する」
と気付かせてくれた一枚になりました。この辺を足がかりにしてこのテーマの方向性が掴めれ
ばと思う のですが、さてはて。


10/12/26

  記録的な大雪の週末でした。我が家の周辺は除雪車も来ず、路面が大変なことになっていて
車で出かけるのも一苦労だったり。

  「とある魔術の禁書目録II」12話。追われているのに街を徘徊し続ける敵に、主人公達はよう
やく真の目的を知るが・・・。
  原作2冊分のエピソードとはいえ、さすがに追いかけっこが長すぎると感じてきました。展開が
ワンパターン(追いついてバトル→逃げら れる)なせいもあるのでしょうか。
 それと世界規模で変革しようという敵に対し、体育祭を邪魔されたから許せないとキレる主人
公 がショボく見えしまうのは問題のよーな。重傷を負ったヒロイン達の様子がばっさりカットされ
ているせいで、主人公側に肩入れ出来るだ けの描写が足りていない気がします。

 「ケロロ軍曹7thシーズン」38話。傘を届けろの巻。ギロロの怒る理由 がしょーもなさすぎて呆
れてしまいましたが、「めぐりあい宇宙」ネタが妙に笑えたのでそこそこ面白い回でした。あとモ
ア の嫉妬モードは割と久々?

 「アマガミSS」23話。創立祭の準備が遅れていることを指摘され、委員長ヒロイン はクラスの
みんなに手伝いを頼むものの・・・。
 ヒロインが本格的に壊れちゃいましたよ。コンシューマギャル ゲーのヒロインがここまで狂気ま
みれってのも意外な気がしますが、最近はこのくらい過激な設定を用意しないとウケないんでし
ょー か。次回どうケリをつけるのかとても気になるところです。

 「刀語」最終話。1話60分の月1放送で一年かけた このシリーズも完結。それなりに綺麗に話
を畳んだように思いましたが、あの結末は賛否両論ありそうです。「化物語」といい、この原作 者
は屁理屈をこねくり回すのが好きなんだろうな〜という気がします。理詰めで物語を積み上げて、
キャラが単に話を動かす為のコマに見 えてしまう部分がなきにしもあらずですけど、意図してメ
タ要素を入れたりもしているようなので、その辺も全部計算尽くなんでしょう ね。好き嫌いがは
っきり分かれる作風だと思います。個人的には1年間結構楽しめましたが、途中からSF設定
を入 れたのはやや興ざめだったかも。

 「ハートキャッチプリキュア!」45話。突如現れたラスボス。そして世界は あっという間に砂漠
と化してしまい・・・。
 1年近くかけてやったことが僅か十数分でぶち壊しって、力のインフ レにも程があるよーな。ラ
スボスの強さがチート過ぎ。残り話数で逆転出来る要素が見えなくて、今回のラストシーンが打
ち 切りエンドに見えてしまいました(笑)。もちろんここから精神論で勝っちゃうんでしょうが。

 「STAR DRIVER 輝きのタクト」13話。剣道の達人でもある寮長少女。主人公との勝負では駿
足で後ろを取るものの・・・。
 敵キャラを 掘り下げる話が続いている感じです。一方で福山ボイスのイケメン君は、青春殴り
合いエピソード(苦笑)で親友になったように見えるも のの、な〜んか終盤で敵に回りそうな予感
がするのは気のせい?


10/12/29

  予報を見ると年末年始の天気は荒れ模様?

 「神のみぞ知るセカイ」10話。無口だけど言葉を溜め込んでいる図書 委員ヒロインに、主人公
はわざと悪態をつくことでコミニュケーションを取ろうとするが・・・。
 原作通りの展開 とはいえ、花澤嬢の演技が神かがりすぎて恐ろしいまでの萌えキャラと化して
います(笑)。あの演技指導をしたのが誰なのかは知りませ んが、お見事です。今回はちゃっか
り原作者がモブキャラで出演していたので、原作者本人の指導だったのかしらん。

  「もっとToLOVEる -とらぶる-」最終話。無難とはいえ、綺麗に終わった印象でした。恋愛感情
とは無縁と思っていたメインヒロインがちゃんと恋愛と向き 合ったうえで、あーいう結論に至るの
が上手いと思ったり。これで将来はハーレムエンド確定ですね(笑)。
 1期 はアニメスタッフの暴走とTBS規制で散々な結果でしたが、2期は原作準拠のサービスシ
ーンてんこ盛りで、原作ファン・萌え系アニメ ファン両者納得のクオリティに。1期より2期のほう
が評価が高いのはかなり珍しいパターンですけど、「続編ものは出来が悪い」の定番 を覆す見
本になったように思います。原作最終回まで消化したとのことなのでこれ以上の続編はなさそう
ですが、こ こらで幕引きが程よいタイミングなのではないでしょうか。放送開始前はさほど期待し
ていませんでしたけど、思わぬ今期のダークホース 的良作でした。


10/12/31

  予報通り大雪の大晦日。今年も皆様には大変お世話になりました。来年も宜しくお願い致しま
す。

  「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」12話。テレビ放送の実質最終話ですが、テレビ版は
グッドエンド止まり、ブルーレイ・DVDは 別バージョンの12話を収録して話を継続、15話でトゥ
ルーエンドという構成だとか。アニプレックス、そこまでしてブルーレイを売りたいんか!
 と言うこ とで一応終わりっぽい展開ではありましたけど、どーせ見せかけだけのラストと思って
しまうと妙に冷めてしまったり。てかいきなり妹ヒ ロインがデレ期に入っても、これまでの悪行三
昧と比較すると割に合わない気が。これで妹ヒロインに萌えてくれというのは虫が良すぎま せん
か?てな感じで、個人的には諸々不満を抱えたまま終わった作品でした。何よりも、ラノベなら
許される内容で もテレビでやったらマズいだろと思える話を平然と放送してしまった点が、「ヨス
ガノソラ」同様今期の問題作だったと思います。

  「侵略!イカ娘」8話。病気のイカ娘の巻&イカ娘進化?の巻パートナーは傘の巻。
 Aパートの病気エピソードが色んな意味でインパク トが強くて、後半二つの話が霞んでしまった
ような(笑)。イカ娘大好きっ子の変態度が加速していて、もはや女の子扱いされていない? C
パートの話も小学生レベルの発想で暴走するイカ娘に和んでいたら最後にちょっと悲しい結末
が待っていて、上手 い展開だと感じたり。

 今年最後の「ふぉとふぉと」更新。今月撮ったイルミネーションです。今年はダークな作風 の写
真が多かったので、最後くらいは華やかなもので締めくくろうかなと。でも割と思いつきだったの
で、撮影場所 は以前訪れたところ+αで済ませてしまいました。ただ「仙臺のすたるじぃ」の撮
影感覚が持続している為か、今回は遠景よりも部分で切 り取ることを意識して撮ったものが多
かったり。あと星空撮影の経験を活かして、仕上げでソフトフォーカスをかけて幻想風味にレタ
ッ チしたものがちらほらと(実は既に「仙臺のすたるじぃ」でも何枚かその手法を導入していた
りします)。その点では、これまでとまた少 し違ったものになったのではないかと思います。
 てな訳で、今回は題して「師走の灯り」。タイトルが思いつかなくて、結構苦し紛れで す(苦笑)。


 年末恒例、かもしれない個人的アニメランキング。今年は・・・

  1位 けいおん!! 
 2位 侵略!イカ娘
 3位 WORKING!!

  こんな感じになりました。順当すぎて面白味はありませんが、こーいう順位かなと。「とある科
学の超電磁砲」や「Angel Beats!」はシナリオ面でやや難ありなので、残念ながら圏外に。「イ
カ娘」のAT-X放送はまだ途中ですけど、地上波ではシリー ズ終了しているので今年の作品にカ
ウントしました。「WORKING!!」は当コーナーで取り上げませんでしたが、AT-Xの再放送 で一気
に見たら面白かったのでランク入り。最初は登場キャラ全員が非常識すぎて引いたものの、電
波まみれのノリ がだんだん楽しくなってハマってしまいました。
 不景気の影響が深刻なようで、アニメの総本数は減少の一途。一方で「化物語」や「俺 の妹が
〜」のようにテレビ放送では完結せずパッケージソフトでクライマックスを描く商法が出てきまし
た。また 「刀語」は1話60分で月1回放送というスタイルで新しい放送形態を模索(前例がない
訳ではありませんが)。最新話をネット配信する 作品も増えてきましたし、各社ともテレビ放送に
とらわれない方向性を試している感じがします。テレビの放送枠が高額なことを考える と、これ
も不景気の余波なんでしょうか。ミニシアター系に公開を絞った劇場作品が増えているのも、そ
の辺に起因 する新しい流れと言えるかも。原作作品の枯渇、さりとてオリジナル企画は通らない
といった状況で、どうにも明るい材料がなさそうな雰 囲気ですけど、逆境をバネに新機軸な作品
が生まれることを期待したいところです。

 アニソ ン部門は割愛。曲単体では気に入ったものが割とありましたが、映像も込みでランキン
グをつけようとすると今ひとつ印象に残らないもの が多い年だったように思います。しいて挙げ
るなら「WORKING!!」オープニング、「あそびにいくヨ!」オープニング、「けいおん!!」エンディング
(後 期)あたりでしょうか。
 ゲーム部門はこれまた今年も割愛。「けいおん!」「初音ミク 2nd」くらいしかプレイしていない
の で、こちらもランキングは残念ながら無理。積んでいるゲームだけは増えていますが(苦笑)。

 それでは皆様、良 いお年を。


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