おもひで

だいありーの過去ログです。

11/01/01

  新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。今月の写真は石巻で撮っ
た色の綺麗な鳥(名前分からず。ツグミ科の アカハラ?)です。

 全国規模で大雪の元日、今年は道路事情の悪さもあって、初詣は割と近場の奥州市・駒形神
社 に行ってきました。途上の国道は車もあまり走っておらず、雪で出かけるのをやめた人が多
いのかなと思いましたが、神社は例年通りの行 列で、参拝するのに一時間待ちでした。お参り
ついでに巫女さんも拝んで(笑)帰ってきましたが、おみくじの結果は・・・な感じで、今 年もさい先
は良くなさそう?

 昨日のNHK紅白歌合戦、2年連続出場の水樹奈々嬢は自分の 持ち歌以外にもプリキュアの
主題歌を歌ったり公式テーマ曲でソロパートがあったり他の人の出番に参加したりと、かなりの
頻度で画面に 映っていた印象でした(しかも割と美味しい位置で映っていたり)。ファンは大喜び
だったのでは。

  んで、BS11は年越しにかけて「迷い猫オーバーラン!」を全話一挙放送。NHK-BSもアニメ一
挙放送という、なんか例年と雰囲気 の違う年明けだったような。「迷い猫」のほうは主題歌「はっ
ぴぃ にゅう にゃあ」に引っかけての放送だったんでしょうが、各局とも正月特番作る予算が削ら
れているのかしらん、と 勘ぐってみたり。
  一方AT-Xは正月から「とある科学の超電磁砲」全話一挙放送中。ブルーレイ全巻持っている
のに、ついちょこちょこと見てしまってい ます(笑)。

 今年一年が皆様にとって良い年でありますように。


11/01/05

  予報に反して晴れ間が続いた正月だったような。

 「神のみぞ知るセカイ」11話。視聴覚ブース設置による本の廃 棄に反対して、図書館に立てこ
もった図書委員ヒロイン。主人公は彼女へ近づくも無言で・・・。
 図書委員ヒロイ ンシナリオの完結編。CGを駆使して大量の本を動かすあたりは、アニメならで
はの演出で上手いと思ったり。とゆーか、あからさまにス タッフが思い入れを込めまくってるよな
ぁ、今回のヒロイン。誰とは言わないけど、特にライターの倉田氏とか(苦笑)。原作では地味な
ヒ ロインという印象でしたけど、アニメ版で化けたキャラだったように思います。

 最近は講演や対談で引っ張りだこ の富野監督。特に去年はトークの場が多かったような。そ
んな中で、富野監督の講演を聴いた岡田斗司夫氏が更にそれを題材に講演をして いるという
面白いものがあったので、ちょっと紹介。中身は岡田氏のトークが1時間、質疑応答でもう1時
間と結構 な長さですが、普段から講師しているだけあって岡田氏の喋りは分かりやすいと感じる
内容でした。「プリキュア」の功罪に対する富野監 督、岡田氏の指摘はなるほどと思えたり?
 それにしても、いつから岡田氏は弟子を自称するほど富野信者になっていたのやら。
 http://www.ustream.tv/recorded/11114420
 http://www.ustream.tv/recorded/11115285

  あと、ネットを漁ると富野作品についてディープな考察を巡らせているサイトをちらほらと目に
するのですが、20代あたりにそういった ことを書き散らしている層が多いように見えるのが少し
意外でもあったり。「F91」や「Vガンダム」等が原体験の世代がそこまで富野 作品に食い付くって
のは、作品としての出来や世間的評価からすると個人的にはちょっと驚きかも?もっとも、リア
ル タイムでファーストガンダムを見ていた世代(含む私)はもう立派な中年ですから(苦笑)、サイ
ト作って長文書いているような時間的余 裕がなく、結果的に独身貴族を謳歌している年代の感
想が目に付くだけなのかもしれませんが。
 で、面白いと思う のはそういった富野信者を自認している若い層が「ダイターン3」や「ザブング
ル」を「つまらない」と一蹴している点。理由は明確で、 「テンポが悪い」「ギャグが寒い」。これは
もう世代間による感覚の差だと思えてくるのですけども、90年代以降のアニメを見 慣れた人達
だと、70年代・80年代の作品をそう感じるのは仕方ないのでしょうね。「ザブングル」が当時い
かに パターン破りなことをしたか説明しても、それが当たり前になっている世代からすれば「だ
から何?」になってしまう訳ですし。逆に「ト リトン」や「ザンボット3」は若い世代も割と評価してい
るようで、してみると富野監督の言葉じゃないですけどユーモア物をやる(=普 遍的な作品に仕
上げる)のは本当に難しいんだな〜と改めて思ってみたり。


11/01/07

  真冬日到来。晴れていても国道は路面凍結でトロトロ運転状態でした。

「侵略!イカ娘」9話。親友誕生の巻&侵略用メイクの巻&新兵器実験台の巻。
 よーやく普通のキャラが現れて、ちょっとホッとしたような(笑)。エン ディングの絵も今回は二
人になって、「一人じゃないと思った」という歌詞と見事にシンクロして少し感動しました。

  プリキュア新シリーズ「スイートプリキュア♪」の情報解禁。以前今までで一番大きなお友達向
けに見えると書きましたが、キャラデザが「宇宙をかける少女」 の人だそうで、納得。東映もこー
いう絵柄でやるようになったんですねぇ。
 http://journal.mycom.co.jp/news/2011/01/06/086/index.html

  新番組の端境期でネタ少なめなので、またも徒然と雑感を。
 余所様のサイトを読んでいて2000年代も10年過ぎたことにやっと気付 くほど、時間感覚が
鈍くなっていた自分にふと苦笑。1年があっという間に過ぎるのは年をとった証拠、とは思いたく
ないものです (笑)。してみるとこの10年、ヤマトやガンダム、エヴァのようにその時代を象徴す
るアニメがついに出てこなかったことを改めて実感 してしまいました(残念ながら「けいおん!」
はそこまで社会現象になったとは思えないですし)。
 ゴールデンタ イム作品の減少、深夜枠の増加でマニアと一般ぴーぷるの棲み分けが加速した
のが一因ではないかと思うのですが、1クール作品が主流と なりスケールの大きな展開(内容・
ビジネスともに)を作るのが難しくなったこと、作品数急増で使い捨てのように作品が消費されて
い く状態が続いたことも、大きな要因なのかなと愚考してみたり。それと今や私を含めて誰もが
ネットで簡単に感想や批評を口に出来るよう になり、ちょっと異質なことをやるとすぐさま叩かれ
る状況で作り手側が萎縮してしまった面はあるのかも。受け手の反応をリアルタイム で知ること
が出来る反面、ネガティブな印象はあっという間に波及する恐ろしさも孕んでいるのが、現在の
アニメ制 作を取り巻く環境なのではないかと思います。
 そして萌え系アニメの氾濫。自分も喜んで視聴しているので荷担する側に回っている自覚 は
あるのですが(苦笑)、こいつはある意味ジャンクフードに似たもので、口当たりが良いだけに飽
食を知らず、次から次へと「もっと美 味しいものを寄こせ」とユーザーが求めてしまう危険性を内
包している気がします。その為「もっと可愛い作画を」「もっと媚びたキャラ を」「もっとエロい話
を」と華美な装飾をまとう作品が増え、その一つの終着点(到達点にあらず)が昨年末の「ヨスガ
ノ ソラ」「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の2作だったのではないかと思えたり。最終話ま
で見終えてみて、「この2作をテレビで放 送しても問題ないと思ってしまう程、今のアニメ業界は
バランス感覚が崩壊しているのか」という印象が残ってしまいました。別段18禁 ゲーやラノベで
こーいう内容をやるぶんには何等文句はないです。むしろもっとやれと応援します(笑)。ですが
本来アングラだったもの が、エンターテインメントを装って堂々と表舞台に出てくることに対して
は「ちょっと待てや」と言いたくなります。タブーを公共の電波 に乗せることと、ユーザーに媚びを
売ることは別物でしょ?それを混同して「ウケればどんな過激なことをやっても良い」というのは
何 か違うような。あくまでその一線は峻別しなければならないと感じるのですが、その考え自体
がもはや古臭いのかしらんと、ちょっと若い 感性についていけなくなりつつある今日この頃です
(苦笑)。
 かつてスポンサーを騙して富野監督が「ガンダム」 を作ったように(笑)、そろそろ「エロも方便」
と萌えを装いつつ全く新しい作品が生まれてきても良いのではないかと、そんなことを 思ってみ
たり。いっそ「ガンダムX」よろしく、『かつて萌えがあった』のナレーションと荒れ果てた大地に佇
む一 人の萌えキャラから始まって(第一話サブタイトル「ロリは出ているか」)、最終回は「萌えは
幻想だった」という結論で終わるぐらい開 き直ったものが出てきたらと、しょーもないネタを思い
ついてみた2011年の正月でした。


11/01/09

  今年に入ってから、二日に一度は車の雪下ろしをしているような。暖冬じゃなかったの?

 「とある魔術の禁書目録II」13話。世界を改変してしまう魔法の発動寸前、敵と死闘を繰り広
げるもタイムリミットは近付き・・・。
  6話かけたエピソードがようやく終了。原作ファンはこれでも重要なシーンをカットしたとお怒り
のようですが、個人的には1話減らして もっと短くしたほうが良かった気がしたり。小説と映像の
違いなんでしょうが、アニメのほうは延々追いかけっこをしているだけの印象で した。原作サイド
の発言力が強いと下手にストーリーをいじれないという話は聞きますが、もう少し取捨選択の余
地 があったのでは。

 昨日からスタートのAT-X新番組二つ「Rio RainbowGate!」「フリージング」は、1話の段階で
あっさり視聴中止決定(苦笑)。
 前者は「うみも のがたり」に続くパチンコ・パチスロキャラのアニメ化ですが、ストーリー・演出と
もセンスが20年くらい古い感じで、いくらなんでも 今時これは無いんじゃないの?と思ってしまい
ました(パチンコメーカーが税金対策で作っているだけなので、中身の出来は問わないとい う説
も)。てか、カジノのディーラーが幸運の女神って、客を儲けさせてどーすんのよ(笑)。ちなみに
BS11で も放送開始。
 後者は15禁指定の放送で、次から次へと女の子達の足が千切れたり腕がもげたり首をかき
切 られたりと、残虐描写が多くて見るに堪えませんでした。原作は韓国人の漫画だそうですが、
お国柄の違いなのか、ちょっとセンスについ て行けない感じです。ただオープニングが初音ミク
の名曲「COLOR」のカバーでメチャクチャびっくり。どーいう経緯?イントロがや けに聞き覚えあ
ると思ったらまんま同じ曲だったのですんごい驚きました。けれども生身の人間(笑)が歌ったも
の としては、正直ルシュカ嬢の“歌ってみた”バージョンの格好良さと比べてボーカル・アレンジと
も「軽っっ」という印象だったので、個 人的には微妙でした。 
 おまけ。ルシュカ嬢の「COLOR」 http://www.youtube.com/watch?v=ZARXaBTRnaE

 「ケロロ軍曹」は今週もお休み〜。

 「アマガミSS」24話。ついに迎えた創立祭。クラスメイトの協力もあっておおいに盛り上がるも
のの、主人公の気持ちは晴れず・・・。
  クラス委員ヒロインシナリオ完結編。バッドエンド一直線に見えた前回から一転、綺麗にまとめ
ていて感心しました。今までの流れからす ると狂気が足りなかった気もしますが(笑)、この作品
にそーいう要素を求めるのもナンですし。ただヒロインの壊れた人格形成の原因に なっていそう
なお姉さんが全然出てこなかったので、その部分だけは説明不足に思えました。
 アニメ版が次回で終 わりなので、これを機に買ってから2年近く未開封だった原作ゲームのプ
レイをやっとこさ始めてみました(クリアするか甚だ怪しいです が)。で、取説を読んだらこのヒロ
インの紹介文にちゃんと「無敵の仮面優等生」と書いてあって苦笑。ゲームのほうでは事前にネ
タ ばらししていたヒロインだったのでしょうか。

 「ハートキャッチプリキュア!」46話。敵本拠地に乗り込んだ主人公 達。幹部二人と決着の時
が・・・。
 いまだに“主人公を先に進ませるため仲間が残る”パターンは健在なんです ねぇ。敵幹部と一
対一の図式にするための措置なんでしょうが、マンネリ感は否めませんでした。対決そのもの
は割 と盛り上がったので良かったと思います。あと敵博士の正体が以前予想した通りみたい
で、ベタやなぁという気が。変に捻るよりは王道で 安心な展開ですけど。

 「STAR DRIVER 輝きのタクト」14話。演劇部の劇でキスをすることになった主人公。その相手
は・・・。 
 どんどんギャグが暴 走して面白い感じになってきましたが、スタッフが開き直っているように見
えなくもないよーな。オープニング・エンディング一新で伏線 めいた描写があったりと、そろそろ
大きく事態が動き出す気配?


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