おもひで
だいありーの過去ログです。
11/01/12
寒い日が続いています。
「神のみぞ知るセカイ」12話。リアルでヒロイン攻略をやっているうちに大量のギャル
ゲーを積
んでしまった主人公は、ギャルゲー複数同時攻略を始めて・・・。
一応の最終話。でも放送前から分割2
クールであることがリークされていたこともあり、特別最
終回っぽい印象もなく終わった感じでした。つーか元々原作にあるエピソードと
はいえ、フェチの
神様(笑)望月智充氏のコンテで妙なテンションに拍車がかかって、異様な雰囲気の話になって
い
たような。あのレトロハードの数々は昭和世代にしか通用しないネタと知りつつも笑ってしまい
ました(ちなみに私の部屋では片手コント
ローラーはPS3に繋いで未だ現役続行中です)。望月
氏はこの作品でエンディングのコンテも担当していますが、同じスタジオの前作
「さらい屋五葉」
の監督を努めた繋がりでの参加だったんでしょーか。
シリーズ後半は4月から放送らしいので、
のんびり春を待つことにします。
てな感じで前期のアニメがどんどん終わってゆく中、今期は新作がめっさ少な
かったり。で、今
月号のニュータイプを読んだら、笑ってしまうくらい1月からの新番組の記事が載っていなくてび
っ
くり。殆ど4月以降の新番組の情報ばかりで、業界としても今期はバッサリ見捨てている状態
なんだな〜と思ってしまいました。アニメ作
品が企画から放送まで一年以上スパンがあることを
考えると、ちょうど不景気どん底状態のツケが廻ってきたのが今期なのかも。
またも富野監督の話題。結構前になりますが、何故かドリカムのラジオに富野監督が出演し
た時の映像を紹介。さすがエンターテインメン
トの第一線で長年活動しているだけに、ドリカム
の中村氏は話を引き出すのが上手い上手い。口調は軽くてもちゃんとツボを押さえた話題
の広
げ方をしているのは見事で、アニメ系イベントの司会者にも見習ってほしいところかも。そしてこ
れだけ富野監
督が楽しそうに話しているのを見るのは初めて?と思ったり。あと作詞家としての
富野監督に言及しているのはかなり貴重なのではないで
しょうか。ドリカムのブログからも真摯
な感想が伝わってきて(てか中村氏の文章がどこか富野口調になってるよーな)、富野監督の
次
回作は主題歌ドリカムでいーじゃんと思ってしまいました(笑)。
http://www.youtube.com/watch?v=XmsNkolDq6I
http://www.youtube.com/watch?v=jhzyaBUWgpI
http://blog.dctgarden.com/2010/03/28/post_806.html
(ドリカムのブログ)
11/01/14
岩手は連日真冬日。路面の雪がすっかり万年氷状態です。
「侵略!イカ娘」10話。美術の才能の巻&禁イカ娘の
巻&野球に参加の巻。
どれも面白いエピソードの回でした。Bパートは麻薬の禁断症状みたいな描写が
怖くもありまし
たけど。あとこの作品でも出てきた野球エピソード(ホントにアニメのスタッフは野球ネタを好ん
で
やりますね)は、元「大きく振りかぶって」の面々だけに、試合の作画が妙に堂に入っていて勿
体なさ過ぎるクオリティだったのが余計笑
えました。
何故か「かってに改蔵」がアニメ化決定。「レベルE」といい、連載が終了してかなり経つ作品
が
どーして今頃アニメ化されるのやら。相当に原作が枯渇していることを示しているよーな。そ
れ以前に、下ネタが多すぎてテレビで放送出
来るとは思えないんですが、この作品。
http://www.starchild.co.jp/special/kaizo/
気まぐれでプレイを開始した「アマガミSS」の原作ゲーム「アマガミ」。プラットフォームはプレス
テ2で、ほぼ「トゥルーラブストー
リー」シリーズのスタッフによるギャルゲーです。テキストや背景
美術の端々に「トゥルーラブ」シリーズの名残が見え隠れして、ちょっ
と懐かしさもあったり。一方
でゲームシステムは随分と進化していて、正直最初はかなり戸惑いました。画面に表示される
情
報が多く、更にそれらが何を意味しているのか掴めず、途中までは要領を得ない感じでプレ
イを進めることに。「ああ、フラグ管理を目に見える形で図式化して
るんだ」と気付いたのは、か
なり経ってからでした。
で、1周目はアニメ版で先日までヒロインを務めていたクラ
ス委員の絢辻詞(あやつじ つか
さ)嬢ルートをクリア。ただどうやらグッドエンド止まりのようで、ベストエンドには辿り着けなかっ
た
模様。元々アニメ版での豹変ぶりに驚いて、原作ゲームはどーいうシナリオなんだろうと気に
なったのがプレイ開始の動機だったのです
が、ゲーム版では更に狂気度が増しているような。
そして個人的にはその人格破綻ぶりがかなり気に入りました(苦笑)。や、久々に恋愛
オンリー
のギャルゲーをプレイしたら、シナリオやキャラの言動が妙に気恥ずかしく感じられてしまって、
「アカ
ン、もう純愛青春ストーリーを楽しめる年齢じゃなくなってしまった・・・」と痛感したもので。
その中にあって、常に死と隣り合わせの
ようなスリルに満ちた会話(いやいや、そこまでヤバい
キャラじゃないです)を繰り広げる絢辻嬢とのやりとりが、非常に面白いと思う自
分がいたり。あ
の緊張感がたまりません(笑)。てか、シナリオ後半はどー見てもニヒルな笑みが似合う悪役で
す。
繰り言になりますけど、よくこんな爆弾娘をメインヒロインに据えたものです。私は大喜びの
キャラ設定でしたが、中高生がプレイしたら
トラウマもののヒロインじゃないでしょーか。
何やら一番美味しいキャラを真っ先にクリアしてしまったので、2周目ばどーしようか
迷ってい
るところです。
11/01/16
真冬日続き。路面は凍ってるしガソリンは値上がりする一方だし、なかなか遠出できない日々
です。
AT-X新番組「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」。原作はWeb連
載のコミック。同日にBS11でも放送
開始。
「俺の妹が〜」に続いてまたも妹ものかという印象ですが、中身は殆ど正反対?エロ大好きな
兄のことが大
好きな変態妹が、隙あらば兄と既成事実を作ろうと変態の限りを尽くす、完全に
イッちゃってる作品です。妹の言動があまりに病的すぎ
て、ここまで突き抜ければ確かにギャグ
として面白いと思ったり。キタエリさん、またこんなキワモノキャラ演じてるんですか。本人はか
な
りノリノリでやっていそうですが。あとキャラデザに結構癖があるので(原作の絵を忠実に再現し
た結果のようですが)、好みが分かれ
そうな印象も。とりあえず視聴継続です。
「とある魔術の禁書目録II」14話。クジ引きに当たってイタリアに
来た主人公とインデックス。
そこで以前助けた天然系シスターと再会するが・・・。
2期最初のエピソードに出てきたキャラ達が再登場。この作品は新しい話が始まるたび新キャ
ラを出しているだけに、見知ったキャラが出
てくると妙に安心する気が。そして主人公はまたも
ラッキースケベ。これで「不幸だ」が口癖って、どんだけ強欲ですかあんたは(笑)。
「ケロロ軍曹7thシーズン」39話。ボツネタ墓場の巻。初代ウルトラマンの「怪獣墓場」のパロ
ディ回でした。どーせなら実相寺アン
グルも再現してほしかったです。
「アマガミSS」最終話にして番外篇。原作ゲームで隠しキャラ扱いのヒロイン
の話。1話から度
々出ていた主人公のクリスマスにまつわるトラウマの真実がようやく明らかに、という意味では
隠しキャラにしておくの
が勿体ないヒロインのような。てっきりスルーされたまま終わる設定だと
思っていたので、きちんと伏線を消化したのは感心しました。と
同時に、あの絢辻さん以上に病
んでいるヒロインで、隠しキャラ扱いなのも納得?なるほど、原作ゲームで主人公がバッドエンド
を
迎えることがあるのは、この子がフラグを全部へし折っていたからなんですね。そう考えると
作品世界の整合性を図るにはもの凄く便利な
キャラだよな〜。絢辻さんの設定といい、よくこー
いうキャラを思いつくものです。そのアイディアに拍手を送りたくなりました。
これにてアニメ版は終了(ブルーレイ・DVDではもう1話番外篇追加)。ギャルゲー原作をオム
ニバス形式にして全ヒロインにスポット
を当てるという構成は秀逸だと思いました。欲を言えば1
ヒロインあたりもう1話くらい使えれば、駆け足気味な展開が薄まったのではと
思いますが、2ク
ール作品である以上、あの構成が妥当だったんでしょうね。一方で主人公の変態紳士ぶりに最
初は
引いてしまって(笑)、それも含めて面白いと感じるようになったのはシリーズ中盤以降とい
う感じでした。でも原作ゲームをプレイした
ら更に変態だった罠。アニメ版は一応あれでも抑え
ていたんですねぇ。無個性な設定が多いギャルゲー主人公の中ではかなり異色だったの
では。
ともあれ、ギャルゲーのアニメ化作品としてはかなり良質だったと思います。
「ハー
トキャッチプリキュア!」47話。敵プリキュアと先代プリキュアが激突。そのさなか、敵
博士の正体が明らかに・・・。
ここに来てな
おギャグで話を進めるあたりがこの作品らしいと思えました。あくまでシリアスは
使い所をわきまえて、というバランスはさすが「どれみ」シリーズのスタッフ
と言えるかも。いよい
よ残り2話となりましたけど、次のシリーズはまたスタッフが大幅に入れ替わるとか。数年後に
は
シリーズ異色作と評されるようになるのやら。
「STAR DRIVER
輝きのタクト」15話。電波系少女が嫌悪している母親が帰島。それを知った
彼女は島を出ようとするが・・・。
戦闘シーン抜きでメインストーリーを進めた回でした。福山ボイスのイケメン君はやはり裏切り
フラグが立ちそう?それと日高のり子さん
がこーいう母親役を演じるとは、時代が変わったと感
じます。
11/01/19
青空が見えても路上の雪は消えず。今季は本当に雪の多い冬だと痛感します。
AT-X新番組「レベルE」。原作
は冨樫義博氏のジャンプコミックで、15年も前の連載作品が何
故か今頃になってのアニメ化。
個人的には冨樫氏
のコミックで一番好きな作品で(と言っても「HUNTER×HUNTER」はほぼ読
んでいなかったりします
が)、ブラックさ全開のユーモアがかなり笑える作品でもあったりします。
それだけに原作の持つ黒さをいかに再現出来るか気になるとこ
ろですが、1話はまだシリアス
を装ったあたりの部分なので、ここからどこまで落差を描けるかが注目でしょうか。制作はジャ
ン
プ作品御用達(笑)のぴえろなので、クオリティの心配はなさそう?
もう一つAT-X新番組「これはゾンビです
か?」。原作は富士見ファンタジアのライトノベル。個
人的にはタイトルの奇妙さに釣られてコミック版を購入し、基本設定やあらすじは知っている状
態
です。
タイトル通り主人公はゾンビで、普通に高校生活を送りながらも自分を殺した犯人を捜してい
る真っ最中。
ある日彼の前に異世界から来たという魔法少女(この作品内では魔装少女)が現
れ、なりゆきで魔物退治を手伝う羽目に・・・といったイ
ントロ。放送前のPVではホラー的なシリ
アス物を装っていましたけど、実際はかなりギャグ寄りな作品です。つーか「灼眼のシャナ」と
い
い、近頃のラノベじゃ主人公は生きてすらいない扱いなのね(笑)。ひでぇ。
主人公を生き返らせたネクロマン
サー少女が終始筆談で会話していて、主人公が勝手に脳
内妄想で萌えキャラ化しているという設定があったりしますが、アニメ版では妄想
ボイスと実際
の声を別人が担当、妄想ボイスはベテラン声優が代わる代わるアテるというギミックを仕込んで
きまし
た。1話は三石琴乃さんがロリボイスを披露。でもちょ〜っち無理があったような(苦笑)。
もう月野うさぎの声は出せないと聞きます
し、仕方ないところでしょうか。
アニメ版は大胆にストーリーを変えてきているようで、原作よりも壊れたノリになっている印
象。
どこまでアレンジを加えてくるか気になるところです。
「けいおん!!」ブルーレイ7巻発売。19話〜21話収
録。初回版は等身大ポスター他おまけいっ
ぱい。
文化祭本番の2編(+卒業アルバム写真撮影の21話)が収めら
れた、実質2期のクライマッ
クスにあたるエピソード群だけに、改めて視聴してもやっぱり作品のクオリティが半端ないです。
特に文化祭
ライブの20話はシナリオの組み立てや画面レイアウトの演出意図が気になったの
で、普段はスルーしていたスタッフのオーディオコメン
タリーをこの回だけ聴いてみました。本放
送時の感想(10/09/03)通りというか、やはりスタッフは高校生によるライブのリアル感を再現す
るためあえてグダグダなMC中心にしていたそうで、「内輪で盛り上がっている感」を出したかっ
た
とか。なので演奏シーンでも格好良い作画はあえてせず、観客側から見たカットを多めにして
一体感を演出していたそうです。他にも細々
とした解説を聴くと、何故あそこまで質の高い映像
を生み出し続けられたかが見えてきたり。賛否両論ある作品ではありますが、あのクオ
リティで
日常芝居を描いている作品が他にどれだけあるかを考えると、やはり京都アニメのレベルは別
次元だと実感
します。
絵コンテに見る演出家の個性(結構重いサイトです)。今まで富野監督や押井監督のコンテは
雑誌等で割
と見る機会がありましたが、こうやって並べられるとコンテと一口に言っても人によ
ってかなり違っているのが分かって面白いです。「人
狼」の沖浦氏のコンテなんかはもはや原画
レベルの絵でちょっと笑ってしまったり。宮崎御大はさすがと言うべきなんでしょうが、このコ
ンテ
を再現出来る原画家がいないから結局自分で全部やっちゃうんでしょうね。そしてカレーを食べ
る芝居だけでム
チャクチャ細かい指示をしている京都アニメ版「Kanon」のコンテ。こーいうのを
見ちゃうと京都アニメ作品の異様なクオリティも納
得してしまいます。つーかやっぱりテレビアニ
メのレベルじゃないよなぁ。
http://blog.esuteru.com/archives/2252011.html
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