「ジーンシャフト」2話。1話に続いて地味です。おまけに結構シビアです。遺伝子操作が可能
になった未来で、男女比が1:9の世界。衛星軌道上にある謎の巨大リングを調査する為に主
人公達が集められましたが、先行調査隊の中にテロリストが紛れていていきなり戦闘状態。さ
らにはリングが発光して地球を攻撃。その余波で主人公達がいる宇宙ステーションも大破し最
新鋭宇宙船で脱出を計りますが、途中民間人が乗った脱出ポットが外壁に引っかかっている
のを見つけ、主人公がそれを助けようとするもあと僅かのところでタイムアウト。民間人達を救
えないまま見捨ててしまいます。個人的にはこういうのも好きですが、作品としての「売り」が弱
いような気もします。それと独自の世界観を作っている割には説明不足な印象もあるので、そ
の辺を上手くストーリー内で消化してくれれば楽しめるかも。
この作品、声だけで言えば「シスプリ」の春歌、鞠絵、千影が出ていたりします(笑)。おまけに
春歌は最高の遺伝子を持つ女とかで思いっきりタカビーです(しかも鞠絵は彼女を盲信してい
るメガネっ娘だし)。川澄さんやかかずさんって、WOWOWではレギュラーのように出まくって
ますね。で、アニメ版「シスプリ」の方は2話目にして既に作画が破綻している状況だそうで。次
回あたりで「ロストユニバース」4話か「ガンドレス」状態になるのではと言われてしまっています。
なんでそんなにスケジュールがキツいんでしょう?アニメ化の話って半年位前からあったように
思うのですが。「ジーンシャフト」の作画力の10分の1でもいいから分けてあげたくなります(笑)。
「トゥルーラブストーリー3」は残り3人を一気にクリア。現代的中学生少女・紺野遊季、「2」の
主人公の妹・君子に外見が似ているので“量産型”とも“君子コンパチ”とも呼ばれている佐伯
梢、そして隠れキャラのストーカー女(笑)です。遊季は今回のお色気担当キャラらしく、いきな
り主人公の目の前でスカートを捲くってみせたり、プールデートでは「サンオイル塗って」とビキ
ニの紐をほどいてみせたりと、主人公を惑わし続けます。対して梢は背の小ささが特徴で、修
学旅行で悪友二人に好きな子を訊かれて「梢」と答えると「お前ロリコンだったのか」と突っ込
まれるほど。下校会話モードでも梢の時だけ主人公の目線が下がります(笑)。内気な性格な
のでデートに誘うのが一番難しいキャラでした。どちらもシナリオ的には結構いい感じですが、
笑や里佳と比べると若干盛り上がりに欠けるかも。そして隠れキャラの「まゆみ」は・・・マジで
怖いです。ひたすら主人公をストーカーし続け、ことある毎に手紙を送りつけてくるのですが、
その徹底ぶりが微笑ましいを通り越して偏執狂のレベルに達してしまっています(他の女の子
とデートすると「あの子と付き合ってるんですか」と手紙送ってくるし)。それでいて実際会えるの
は最後の最後だけですし、ちょっとこういうキャラを出した意図が掴めません。
で、セーブデータを利用して卒業式の日にかなめと腕を組んで帰る“かなめエンド”を見まし
た。本当はバッドエンド扱いなのですが、かなめ信者に占拠されている2ちゃんねるではこれ
こそがベストエンドであると既に定説になっていたりします。私も・・・なんかそんな気になってき
ました(笑)。やっぱり今回の「3」は“かなめゲー”(by2ちゃんねる)なのかも。
オールクリアーのCGも表示されてとりあえず全キャラクリアですが、ここまでの印象としては
前作よりボリュームアップした割には実質的なボリュームダウン感は否めないかなと。やはり
攻略キャラが減ってしまったのが響いています。ただCG回収がまだまだ出来ていないので早
くも2周目に入っていますし、ハマリ具合は変わらず「トゥルーラブ」シリーズと言えそうです。
ちなみに売り上げは4月12日現在22000本だそうで。「1」や「2」に比べて辛い状況ですね。
やはりギャルゲーが下火になっているのと、ハードがプレステ2というのが要因でしょうか。続編
を作る為にも、もう少し売れてほしいものです。
http://www.famitsu.com/game/rank/top30/index.html
「犬夜叉」22話。作画が今までで一番酷かったような。それと前回あたりから原作にないセリ
フがどんどん増えているような気がします。犬夜叉ってこんなに小難しいセリフが飛び交う作品
じゃなかったと思うのですが。何気に監督の主張が入ってきているのかも。
それと、かごめの声がどんどん太くなってきているのはいかがなものかと。雪乃さんもしかし
てキャラのイメージ忘れてます?中学生のはずなのに某みさき先輩よりオバサン声になっちゃ
ってますよ〜。
「トゥルーラブストーリー3」はCG回収の為再プレイ中。蒼月たかねの2度目のエンドを見て、
更に続行中です。ここまで来るとさすがにプレイが「作業」になってしまっている感は拭えません
けど。
このシリーズの魅力の一つに「何気ないけれども、誰もが共通体験として実感できる日常描
写」がありますが、今回はゲーム期間が一ヶ月から一年に延びたことにより、更にその描写に
重点が置かれているように感じます。妙にコミカルなイベントも増えた気はしますが、「そういう
こともあったよね」と、どこかノスタルジーを覚えるような演出が前作より強調されていると思え
ます(逆にもっと膨らませることができそうなのに、あっさり終わってしまっているイベントもあっ
たりしますが)。「3」は恋愛よりも学校生活に重点を置いたのではないかという見方が2ちゃん
ねるでは多くなっていますが、そう考えると私のような中年に差しかかったプレイヤー(苦笑)に
「ありうべかりし青春」を追体験させるという意味では、良く出来たゲームなのではないでしょう
か(エピローグでヒロイン達に15年後の自分に宛てた手紙を読ませているあたりからも、30
代の購買層をメインターゲットに据えていることは伺えますし)。
そして今回テーマが「転校による別れのせつなさ」から「卒業のせつなさ」になったそうですが、
してみるとキモはやはり卒業式の朝のかなめとの会話にある訳で、彼女こそが真のヒロインで
あるという説はあながち間違いではないのかも。
ところで意味ありげに出てきた挙げ句「出てきただけ」で終わっているキャラが妙に多いので
すが、これって次回作への伏線?それともリニューアル版の「R」を出す予定とか?
「だあ!だあ!だあ!」41話。美少年コンテストの巻。前回から参入のライバルキャラ、言動
は壊れまくってますけど根はいい奴のようです。もっと彷徨に陰湿な邪魔をするのかと思ってい
ましたが。
コンテスト優勝商品の「さるカメラ」ってのがなんか妙〜にウケてしまいました。私は欲しいと思
いませんけど。
「魔法戦士リウイ」3話。前回折ってしまった魔法の杖の新たな材料を求めて、リウイは魔物の
棲む森へ行くことを決意。ヒロイン3人組は魔法使いとしては完全に失格のリウイに呆れながら
も、結局ほっとけないと同行することに。
ところでこの作品って「ソードワールド」とかいうT-RPGがベースになっていて、「ロードス島戦
記」と同じ世界観なのだそうで。どちらも詳しくない私は全然気にせず楽しんでますけど、そちら
に通じている方々にとっては心境複雑な出来らしいです。アニメの方はすっかりギャグ調ですし、
別物と割り切って見る分には問題ないのではないかと思うのですが、どーなんでしょう(と言いつ
つ「犬夜叉」には文句つけまくってる私・・・)。
ちなみにアニメ版のスタッフは「オーフェン」とほぼ同じのようです。ファンタジー物には一日の
長ありといったところでしょうか。今回の絵コンテは福田道生さんでした。
「プリーティア」3話。主人公上達早すぎ。必殺技をあっさり使いこなしてしまうので、戦闘シー
ンの緊張が薄れてしまいます。ただ前回今回と見ていると、敵との戦いより日常生活の描写に
重点を置いた作りになっているようにも見えるので、変身して戦うという要素は二の次なのかも
れませんが。
で、7人の美少年に囲まれて逆ハーレムな主人公ですけど、本命はやはりいつも口喧嘩して
いる通称「顔だけ男」なんでしょーね、少女マンガのパターンとしては。あれ?もう結末見えてる
じゃん。
ところでオープニングを歌っている石田耀子さんって、以前「セーラームーンR」のエンディン
グを歌っていた石田よう子さんと同一人物?なんとなく声が似ている気がするのですが、気の
せいかも。
「ジーンシャフト」3話。相変わらず地味です。そして相変わらず主役ロボットがまともに動きま
せん。今回も衛星軌道上のリングを破壊すべくロボットを起動させようとしますが、バグだらけ
でフリーズ。土壇場でやっと動きますが、肝心なところでまたもフリーズ(あ、前回と展開一緒だ)。
結局リングは戦艦の攻撃で破壊しました。ただこの部隊の指揮官クラスの男共はどうやら軍や
政府の意向を無視して暴走している様子。その目的が気になるところです。
に、しても随分と未来の世界のはずなのにMacOSで動いているロボットというのも何かなぁ〜
という気がしなくもありません。SFマニアな方々に言わせると他にもツッコミありまくりな作品ら
しいですけど、個人的には今期のアニメの中ではそう悪くないほうだと思っています。ただ、や
っぱり「売り」が弱いとは感じますけど。
店頭で配布しているバンダイの小冊子によると、「鉄腕バーディ」「究極超人あ〜る」といった
ゆうきまさみ作品のOVAがDVD化されるそうです。で、そのリストの中に何故か「アッセンブル
インサート」が。これって販売元パイオニアじゃありませんでしたっけ。いつの間に版権が移っ
たのやら。