おもひで

だいありーの過去ログです。

11/07/13

  一昨日岩手も梅雨明け宣言が出て、あまりの早さに驚いてしまいました。梅雨をテーマに写真
を撮っている最中でしたけど、7月下旬まで は撮れるだろうと呑気に構えていたので、ストック不
足に困っていたり。

 「異国迷路のクロワーゼ」2話。食文化の違いに戸惑う湯音。なかでもチーズがどうしても食べ
られなくて・・・。
 朝食→散歩→夕 食だけで1話作って、なおかつ「もう終わり?」と思えるほどのテンポの良さに
感服。と言うか脱帽。原作の超短編エピソードをここまで 膨らませますか。しかも監督していない
のにまごうことなくサトジュン作品になっているマジック、お見事です。映像のクオリティも1話 か
ら全く落ちず、ただ見ているだけで楽しくて幸せ感に包まれるというこの出来の良さは、なんなん
でしょ。放送開 始前は原作のあの世界観を再現するなんて不可能だろうと半ば思っていました
けど、すんません、私が侮っていました。昨今は人間の芝居 をまともに描けるアニメーターが絶
滅した(苦笑)とも聞いていましたが、どうしてどうして、こういう映像が作れるということはまだま
だ 捨てたものじゃないと思えました。

 AT-X新番組「ゆるゆり」。原作は百合コミック(笑)。タイトル通り女子 中学生がゆるゆる〜っと
百合っぽい日常を送る作品です。個人的には原作を2巻くらいまで買ったものの、読まないうち
に どこかの積んだ本の奥底へ紛れてしまっていたり(苦笑)。ごめんなさい、発掘したらちゃんと
読みます。
 まさし くゆる〜く主人公達がお喋りしているうちに終わってしまった1話でした。看板に偽り無し
ではありますが、正直作品としてのアピールは かなり弱いと感じたり。キャストはほぼ新人、中
身はめっさ薄めということで、なんとなく「生徒会の一存」を彷彿させましたが、あっち はヤバげ
なパロディネタでなんとか繋いでいたぶん、まだ訴求要素はあったのかも。「可愛い女の子が出
ていればそ れだけでいい」という層(笑)は食い付きそうですけど、作画が崩れたら一気にファン
離れを起こしそうな気が。とりあえず視聴継続予 定。

 「アスタロッテのおもちゃ!」最終話。綺麗に終わったのが逆に勿体ないラストでした。小粒な
が ら良作だっただけに、あの雰囲気でそのまま続いてほしいシリーズだったように思います。
 ツッコミどころはかなりありますが、その辺 の理屈抜きにほんわか感動系ストーリーが心地よ
い作品でした。もっともこのまま話を続けるとハーレム要因として召喚された主人公が色 々と面
倒な立場になってしまうので、シリアスな部分にまで言及しないうちに締めたのは良い判断だっ
たのかも。メインヒロインも「これ は良いツンデレ釘宮」といった感じで(笑)、彼女をはじめ話を
不愉快にさせるキャラが全くいなかったのも、上質な作風の一因になって いたように思います。
・・・てか、制作がディオメディアと聞いて思いっっっっきり納得しましたとも。ここの社長はロリス
キー の強者ですから(苦笑)、そんじょそこらの十把一絡げなロリ作品なんぞ作るわきゃない!
(社長自ら原画・演出をした「ポリフォニカ」 2期のエンディングは、ここまでロリにこだわった映像
は見たことがないと言われるほどの出来映え)作品の中身と制作会社の相性という のはあるん
だな〜とつくづく実感しました。
 ちなみにOVAの制作は既に決定済み(最近多いですね、このパター ン。そしてOVA発売後す
ぐにAT-Xで放送しちゃうのもお約束)ですが、メディアワークスも既に弾切れを起こしているよう
で、 よもやありえないと思っていた「乃木坂春香」3期が決定していたりするので(そーいやこれ
もディオメディアでした。そしてやはり巨乳 メインヒロインよりロリ妹の作画と演出に気合いが入
っていたり)、この作品もあるいは2期が・・・と期待してもいいような気が?

  「GOSICK −ゴシック−」21話。演劇の進行と共に明かされる真実。だが一番重要な謎に近
づいた時、金髪メインヒロイン は・・・。
 今回の件で何十年もかけてやっていた計画が終わりってことは・・・さすがにないですよね?よ
ね?最 終エピソードへの前振りにすぎないんでしょうけど、それにしたってそのためだけに金髪
メインヒロインやその母親が人間以下の扱いを受 け続けていたってのは、やはり父親は単なる
キ○ガイにしか見えないよーな。
 あと舞台の最中に食堂のおばさんが 陶酔のあまり延々喋り続けてましたけど、当時の演劇鑑
賞ってあんな感じだったんでしょーか。周りの客からしたら迷惑以外の何者でもな いでしょうに。

 「神様ドォルズ」2話。神様を宿した人形を操る主人公の妹。かつて操り手だった主人公が彼
女 の特訓を手伝っている時、近くでガス爆発事故が起きて・・・。
 コメディ要素もちらほらとはありますが、やっぱり基本的に暗い話だ なぁ。と言うか、オープニ
ング・エンディングの曲がやたら暗くて、これを聴いていると救いのない結末しか想像出来ない
よ うな(笑)。視聴を続けるか未だ微妙なところ です。


11/07/15

  梅雨明け後のほうが天気がパッとしないよーな?真夏日続きは変わりませんが。

 明日からの3連休、AT-Xでは 三日間無料放送をするようなので、BSチューナーを積んでいる
機器をお持ちで興味のある方は是非。って、なんかAT-Xの宣伝っぽい 文章ですね(苦笑)。
 http://www.at-x.com/program (番組表)

  「ふぉとふぉと」更新。1年1ヶ月ぶりのモノクロ写真シリーズです。他のテーマと平行しながら
撮り続けて、枚数的に溜まってきたので 公開です。なので去年撮った石巻や女川の写真も入っ
ていたり。今となっては失われた風景をモノクロ写真にすると、本当に昔の景色に見 えてくるの
で不思議です。仙台で撮ったものも割と多かったりしますが、けして「仙臺のすたるじぃ」のボツ
写真の 再利用ではないです、一応(苦笑)。
 撮影期間が長かったこともあり、そのぶん前回よりも色々と実験的なことを試せたテーマでも
あり ました。モノクロ写真と言えば黒を引き締める処理をするのが一般的ですが、逆に思いっき
り緩くすることでふんわりとした柔らかい写真 に出来る、ということを雑誌で紹介していたので導
入してみたり、超ハイコントラストにすることで一層非現実的な景色に仕上げてみたり (これは
「仙臺のすたるじぃ」でこの先本格的に取り入れようと思っている手法)、はたまた一色だけカラ
ーを残してモノクロ化してみた りと、去年やった第一弾よりも表現方法としては幅を広げたつも
りです。ツァイスレンズ自体硬質にも軟質にも表現出来る優れものですから、レンズ性能に助
け られた部分も大きいとは思いますが。
 てな訳で、題して「モノクロツァイス その2」です。大震災以降は意識して明るい雰囲気の写真
を 撮っていましたが、久々にこーいう写真をやると、やっぱり今の自分にはダーク路線のほうが
しっくり来ると思ってしまったり(苦笑)。

  で、上でもちらっと触れましたけど、大震災以来中断していた「仙臺のすたるじぃ」を再開する
ことにしました。撮り溜めていたぶんのス トックがかなりあること、震災で津波の被害を受けた地
域は去年ほぼ撮り終えていたことなどから、テーマとして全うしようという判断に至りました。来
年 6月まで無料で高速道路が使えるので、利用させてもらおうという下心もあったりはしますが
(苦笑)。いつも車でぐるぐる走り回って目 に付いた場所をランダムに撮影しているので(更新が
スローペースなのはこの為)、地域ごとにある程度まとまったら公開していきたいと 思います。


11/07/17

  連日真夏日。そんな暑さの中、国道に掲示された高速道路情報の「一関−水沢 渋滞17キ
ロ」の表示に苦笑。20キロ強くらいの距離し かないのに2/3以上渋滞って、素直に一般道走っ
たほうが早い気が。

 AT-X新番組「輪(まわ)るピングドラム」(BS11でも同日から放送開始)。「少女革命ウテナ」以
来の、幾原監督12年ぶりの新作です。つーか、その間何していたのかとても不思議です(笑)。
余命数ヶ月と診断された主人公の妹。 けれども水族館へと出かけた日、少し目を離した隙に彼
女は倒れてしまい・・・といった導入部。
 2000年代をまるっとすっ飛ばした 幾原監督が2010年代にどんな映像を見せるのか注目し
ていましたが、実に「ウテナ」でした(苦笑)。「ウテナ」でやりたい放題やり すぎたのと、演出に癖
がありすぎて他の作品で使いづらいため干されていたという噂もあったりしますが、なんとなく納
得 してしまえる1話だったような。謎が多すぎて中身に関して書ける感想はまだ少ないですが、
1クール作品が基本フォーマットになってい る昨今、4クール構成がデフォだった時代の監督が
どう作品をまとめるのか気になるところでもあります(もっともこの作品は2クールだ そうですが)。

 「ロウきゅーぶ!」3話。改めてコーチを 引き受けた主人公は、効率よく上達させるため個別メ
ニューを実践させるが・・・。
 小学生ヒロイン達の二度の入 浴シーン、そしてトドメに主人公の台詞「小学生は最高だぜ!」
(キリッ)って、この作品はどこへ向かおうとしてるんだ?肝心の試合が 始まっても、もはや熱血
スポ根ものには見えなくなっていたり。やはり草川監督は草川監督だったということでしょうか
(苦 笑)。
 
 「猫神やおよろず」2話。主人公の許へ届けられた巨大な壷。邪魔だからと勝手に捨ててしま
ったが、実は間違えて届いたもので・・・。
 原作では1話だったエピソード。アニメ版はレギュ ラーキャラを早めに出したかったのか、原作
2話を1話に持ってきていましたが、今回の話では元々出番のなかったキャラも割と上手く絡ま
せ ていたように思いました。ただ、それでも尺が余って最後のほうは水増ししている感じがなき
にしもあらず。原作者の読み切り短編をその ままトレスして主人公が読んでいる漫画として出す
という荒技は、ちょっと無理があった?
 そう言えば、「かみ ちゅ」で中学生神様を演じたMAKO嬢が再び神様をやるとは、ちょっと感慨
深いものがあったり。舌っ足らずだった演技がすっかり普通になったのはどこか物 足りなくもあ
りましたが(笑)。

 「神様のメモ帳」3話。父親を捜してほしいとニート探偵 のところへ依頼に来た東洋系少女。手
にしていたバッグには2億円が入っていて・・・。
 1・2話はアニメオリジ ナルのショートエピソードでしたが、今回から本格的にストーリー開始。
コミック版でも読んだ話ですけど、個人的にはどうにも主人公に 全然共感出来なかったり。等身
大の高校生らしい青臭さや傲慢さと言えばそれまでですが、無力なくせに一番事態を引っかき
回 しているように見えてしまいます。そんな彼の成長物語でもあるんでしょうけども。

 「TIGER & BUNNY」15話。主人公コンビにトップの座を奪われて意気消沈してしまった元エー
スヒーロー。そんな彼が、 公園のベンチに座る一人の少女に恋をして・・・。
 「ビッグ・オー」の主役二人がゲストキャラの声をあてているのは、両作品が同じ監 督であるこ
とからのお遊びだったそうですが、今回「ビッグ・オー」ブルーレイBOXのCMが流れたのは監督
も知らなくて驚いたとか。 スポンサー的には狙ってやったのでしょうか。
 話のほうはコミカル要素を入れつつもちょっと悲劇な終わり方?オシャレな洋画風のラス トは
上手いと思いましたが、次回スカイハイは真相を知ることになるのやら。

 「緋弾のアリア」11話。開始された潜入捜査。二週間メイドと執事として住み込んで、その間に
目的のものを奪おうとするが・・・。
  1話の頃から嫌味なまでにキザったらしい先生だと思っていましたが、やはり裏のあるキャラ
のようで。でもここから学校そのものが組織 的に怪しいとか膨らませると残り1話で片付くとも思
えないので、あの先生個人が犯罪結社と繋がっていると考えたほうが良さそう?とり あえず次で
ラストですが、例によってシリーズとして全然完結しそうに見えないのは、昨今の原作付き作品
の悪い慣 習だよなぁ。 

 「電波女と青春男」11話。自転車少女の練習試合を見に行く約束をした主人公。試合当日、
選 手として出場したものの彼女は空回りばかりしていて・・・。
 結局主人公は全ヒロインとフラグ立てまくりかいな。作品タイトル通りで はありますが、このリア
充ぶりは本人に自覚がないだけムカつくよーな(苦笑)。あと今回はクライマックスシーンに凄い
違和感を覚えて しまって、あの辺は演出でもう少しなんとかならなかったのかと思ってしまいまし
た。
 そしてシリーズ後半に入っ てからほぼ脇役状態のメインヒロイン、次回で作品が終わってしま
いますけど、ホントにこれでいいの?

  「スイートプリキュア♪」22話。4人目のプリキュアに変身したものの、罪悪感にとらわれて逃
げ続ける元敵ヒロイン。敵組織も彼女を 連れ戻そうとして・・・。
 だ〜か〜ら〜、映画のCMで5人目の存在をバラすんじゃないっ!どーしてこう空気の読めな
い 宣伝の仕方をするのやら。ストーリー的には前々作のキュアパッションの焼き直しっぽい印象
でしたが、シリアス一辺倒にしない展開だっ たので、それほどイメージ的に被る感じではなかっ
たかも。そして4人目プリキュアの武器アイテムがギターで新鮮と思っていたら、いき なり指揮棒
代わりに振り回して「ええ〜っ?」となってしまいました(苦笑)。


11/07/20

  西日本を台風が通過中ですが、岩手でも風の強い一日でした。

 「異国迷路のクロワーゼ」3話。湯音に日本につい てあれこれと聞いてみる看板屋青年。それ
をヒントに注文を受けた看板を作ろうとするが・・・。
 ピンポイントに 原作のエピソードを拾って、あとはオリジナル展開というのがアニメ版の基本ス
タイル?今回もストーリー的には特に大きな出来事があっ た訳ではありませんが、やはり25分
飽きさせずに楽しませる構成が心地よかったです。
 それと今回からカミーユ という名前の女性キャラが登場しますが、「なんだ男か」と言ってはい
けません(笑)。てか、矢作嬢はまたも金髪キャラかいな。年間通 して金髪キャラor留学生キャ
ラやってませんか?

 「ゆるゆり」2話。一夜漬けでいつも学 年一位を取ってしまうロングヘア少女に、対抗心むき出
しの生徒会副会長少女が勝負を挑んできて・・・。
 主役キャラ達の描写すら全然 足りていないのに、もう新キャラ出して話題の中心がそっちにな
っているって、シリーズ構成としてそれでいいの?つーか今回主人公台詞 あったっけ、という位
全然記憶に残っていなかったり。前回よりはテンポが良くなってきた感じはありましたが、見てい
て 面白いかと言われれば正直微妙な印象は変わらず。視聴を続けるか迷っているところです。

 AT-X新番組「R- 15」。原作は角川スニーカー文庫のライトノベル。女の子を見るとすぐにエロ
い妄想をしてしまうエロ小説作家高校生が主人公のドタバタコメディ?
  あー・・・つまらんっっっ(ひでぇ)。や、だってマジで酷すぎる内容だったもので。冒頭からいき
なり授業中なのに勝手な自己主張を始 めるキャラ達、天才高校生の集団のはずなのにキャラ
描写はみんな凡人並みかそれ以下(数学の天才の得意技が円周率の暗唱って、なん じゃそり
ゃ)、ベンチに置いてあったものをいきなり食べてしまう非常識きわまりない主人公、ついでに
文才があると思えない主人公の文 章(苦笑)、意味不明な爆発オチを二度も繰り返す寒い展開、
とどめに出演者の殆どが棒読み状態と、気になった点は山ほどありましたけ どあえて言わない
でおきます(言ってるじゃん)。とりわけキャストに関しては、なんでもプロの声優ではなく養成学
校 の生徒が声をあてているんだとか。何故にそんなキャスティングをしたのか意味不明です。作
品そのものが養成学校の練習作品ではないか と思える出来で、間違ってもテレビで放送して良
いレベルじゃないだろ、これ。原作自体特に人気作という訳でもなく(むしろ売り上げは 低いほう
だとか)、何故アニメ化されたのか首を傾げる人が多いそうですが、ライトノベル雑誌がいきなり
廃刊に なったりと、角川はもうこの分野では斜陽だとつくづく実感させられた作品でした。という
ことで迷うことなく視聴打ち切り決定です。

  「GOSICK −ゴシック−」22話。クリスマス、学校が仮装パーティで盛り上がるなか主人公は
いきなり政府の人達に連行され て・・・。
 最終エピソードスタート。そーいやこの主人公は他の生徒から死神と呼ばれて避けられていた
んでし たっけ。すっかり忘れていた設定でした。他にもシリーズ前半の事件に登場したキャラが
再登場したりと、ここぞとばかりに総決算的展開 になって来た感じですが、週一で見ていると忘
却の彼方になっていることのほうが多かったり。

 「神様ドォルズ」 3話。一度は捕まった殺人狂青年だったが、脱走して再び主人公の前に姿を
現して・・・。
 あぅ、やっぱり暗い話 だなぁ。主人公妹の萌え描写増量でバランスを取ろうとしている感じです
けど、グロ描写のほうが印象強くて、作品のイメージとしてはや はり陰鬱に思えてしまいます。そ
れと巨乳メインヒロインが巨乳を通り越して奇乳とも言えるバランスになっていて(苦笑)、見て
いて不 自然極まりないよーな。主人公妹の顔より大きいのではないかと、あの胸。いくらなんで
も盛りすぎです(笑)。ただ、終わったと思った らまた始まったりする予告の悪ノリは笑えました。


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