おもひで

だいありーの過去ログです。

11/09/02

  台風はまだ岩手から遠いものの、激しい雨が降ったり止んだりしています。ちなみに今月の写
真は盛岡で撮った花火です。

  「ふぉとふぉと」更新。夏の風景を中心にまとめてみました。枚数が多くなったので2回に分け
て公開。今回はその前編です。
  「梅雨もよう」公開時にも書きましたが、「何処でもない何処か」をイメージした撮影を継続中。
ありふれていそうでちょっと非日常っぽ い景色を意識しながら撮り続けています。加えて久しぶ
りに“いいちこ”のポスターをまとめて見たら(11年8月5日の項)すぐさま影 響されて(苦笑)、そ
れに引きずられたような写真もあったり。あのポスター群は自分にとって風景写真の原点の一
つになっていると改め て思い知りました。
 とは言え現実の風景を撮っている以上完全に無国籍になるはずもなく、とりわけ沿岸の被災
地 で撮影したものは否応なく地域性を切り取ることに。ちょうど今月号のアサヒカメラが震災特
集で、その記事の中で「どんな想いでカメラ を向けるのか」という問いかけがあって、自分なりに
考え込んでしまうような一幕も。何度か被災地に足を運んでみて感じるのは、「破壊 と再生が混
沌としながら存在する」ということ。多くの写真家やメディアはともすれば破壊のほうに目を向け
がちで すが、ならば個人的には再生のほうを注視したいというのが今の心境でしょうか。もっと
も下手の横好きで撮っているだけの素人なので、 勝手な使命感を抱くのはお門違いも甚だしい
んでしょうけど。
 技術的な面では、春先あたりからノーファインダー で撮ってみるのを試していたりします。カメ
ラを地面すれすれまで下げてシャッターを切ってみたり、逆に思い切り持ち上げて撮ってみた り
と、普段と違う視点で見える景色がなかなかに面白いです。カンが頼りなので何枚も撮ることに
なりますが、何が 映っているか分からないのも含めて楽しんでいるところです。
 長くなりましたが、今回は題して「夏の行方 その1」。テーマのタイトルもどんどん抽象的にな
ってきたような?

 岩手から萌えクレープ 誕生・・・って、なんじゃこりゃ。お隣の秋田に負けじと、岩手でもこーい
うのがこれからもっと出てくるんでしょうか。
 http://galkko.surpara.com/galkko/archive/2011/09/87933_2.html


11/09/04

  西日本で猛威を振るっている台風はどうやら岩手を直撃こそしないものの、数日前から雨と
風は強くなっている感じです。

  「輪るピングドラム」7話。ストーカー相手の先生から演劇鑑賞に誘われたヤンデレ少女。けれ
どもその舞台は先生の恋人が出演してい て・・・。
 のとまみさんにまたも歌わせてますよ。妙〜なメロディなのは元々の音程なのか、のとまみさ
んボイス によるものなのか判断に苦しみます(苦笑)。で、話のほうは進んでいるようでいてあま
り進展していない印象があったり。ヤンデレ少女 が主軸になっていて、肝心のピングドラムにま
つわる部分がそっちのけになっているからでしょうか。

  「ロウきゅーぶ!」9話。お嬢様ヒロインの別荘へ招待された主人公達。だが超心配性のロリ
ヒロイン妹までやってきて・・・。
 3週連 続水着回って、もはやスポ根であることを放棄してすっかり開き直っていませんか。あ
ざといお風呂シーンは勿論完備と(ブルーレイでは 湯気ジャミングがどうなるのやら)、露骨に
狙っているのがちょっと鼻につく気もしたり。や、ニーズを考えれば正しいチョイスなのかも しれ
ませんが(笑)。

 「猫神やおよろず」9話。晩秋の雨の日、主人公は骨董屋ヒロインと 出会った時のことを思い
出して・・・。
 ちょくちょく回想エピソードをやるのは、シリーズ構成として微妙な感じ がなきにしもあらず?こ
の作品の過去話は重い展開になりがちなので、アニメ版はシリアス要素多めに見えてしまって
い る印象があったり。てか来週からは原作でも特にシリアスな話をやってしまうのかぁ。個人的
にはほのぼの路線重視で行ってほしかったか も。

 「TIGER & BUNNY」22話。記憶を操作された仲間達への説得を続ける主人公。だが一向に
埒が明かないと見えたその時、主人公の娘が現れ て・・・。
 この展開まだ引っ張るんかい。シリーズ最後の山場が洗脳されて内輪でバトルってのも、なん
かショボ いような。もうちょっと盛り上がる展開を用意出来なかったのでしょうか。

 「THE iDOLM@STER」6話。眼鏡っ娘アイドルの発案で発足した新ユニットは日々着実に人気
を増すが、それを見ていた主人公は焦りを覚えて・・・。
  危惧したとおりやっぱり重い話になってるなぁ〜。原作である「アイマス2」はこの設定のせい
で育成出来ないアイドルが発生して大ブーイングだったらしいの に(それで大量のアンチファン
が出てしまったとか)、アニメ版にも持ち込んでしまうんですね。妙な対立構造にせず全員仲良
し ムードを保ってほしいものです。
 それといきなり出てきた「ジョジョ」のパロディが、あまりに絵がそっくりで思わず吹き出してしま
い ました。さすがに本人が描いているはずはないでしょうが、マジで似ていて驚きです。

 「まよチキ!」6話。文化 祭当日、美少年(?)執事君ファンクラブの二大勢力が全面戦争する
と知った主人公達は決闘場所に乗り込むものの・・・。
  コミック版で読んでいた話がちょうど前回の部分までだったので、オープニングに出てくる獣耳
眼鏡っ娘の設定を今回初めて知りました。 腐女子ヒロインを出すのは最近の流行なんでしょー
か。あまりBL描写にリキ入れられても困るので(笑)、ディープなネタは勘弁願いた いものです。

 「スイートプリキュア♪」29話。すっかり元気を無くした音符妖精を復活させるため、主人公達
は 妖精の国へと行き、そこで魔物と戦うことに・・・。
 いやいやいやいやいやいや、いくらなんでも無理ありすぎでしょ。あっさりと妖精 の国へ行けた
り、誰 も倒せなかったという魔物に簡単に勝ったりと、普段からいい加減設定が多いとはいえ荒
唐無稽すぎる印象でした。せめて前後編に分けれ ば良かったのに。前作のパワーアップ回と差
をつけるために1話で終わらせたのかしらん。


11/09/07

  台風が過ぎたら一気に空の色が秋めいてきた感じがします。

 「異国迷路のクロワーゼ」10話。看板屋青年の祖父 が物置から引っ張り出してきた幻灯機。
その不思議な映像に湯音も成金お嬢様もびっくりして・・・。
 丸々アニメ オリジナルエピソード。どうやらアニメ版は当時の文明や文化の描写にこだわる傾
向があるようです。今回の話はまだ映画が発明される前 の時代であることを踏まえないと、湯
音達の驚きようがピンとこないのではないかと思ったり。

  「ゆるゆり」9話。夏の暑い日、クーラーのない部室で少しでも涼しくなろうと主人公達は怪談を
始めるが・・・。
  毎回目まぐるしく季節が推移していますけど、主人公達が進級していないところを見るとこの
世界はサザエさん時空にあるようで(笑)。 そしてまたも増える新キャラ。既にカオスなことになっ
ているのに、これ以上主人公の存在感無くしてどーするのやら。

  「ダンタリアンの書架」5話。美人の高級娼婦が主人公達の蔵書を欲しがっていると聞き、彼
女に入れ込んでいる友人と共に娼婦の元を尋 ねることに・・・。
 こーいう作風の作品で今石氏にコンテを切らせるとは、なんと無謀な(苦笑)。案の定クライマ
ッ クスではノリが「グレンラガン」になってしまって、シリアスな展開もギャグに見えてしまいまし
た。もう少し空気を読んだコンテにして ほしかったかも。 

 「神様ドォルズ」10話。突然現れた高飛車少女は過去の事件から主人公のことを盲信してい
て、 他の女性陣にケンカ売りまくりで・・・。
 花澤嬢の新たな演技力が開花?ちょっと新鮮な印象でした。で、やっと1話冒頭に話が繋がり
ま したが、だからと言って完結へ向かう様子は全くなさそうです。ようやく主人公が主人公らしい
扱いになってきた感じはありますが (笑)。

 どーでもいい話ですが、「うちにいるより家族だね」という某車のCMを見るたび「それって家庭
と して問題じゃね?」と思ってしまいます(苦笑)。


11/09/09

  続いていた秋晴れも今日あたりまで?週末からは天気が崩れるとか。

 12月公開の映画を見越してか、岩手放送 (IBC)で「けいおん!」1期の放送が決定。去年い
きなり2期から放送した時は少し驚きましたが、これでようやくシリーズ全部放送 となるようです。
 http://www.tbs.co.jp/anime/k-on/k-on_tv/news/news.html#201109081600

  「ふぉとふぉと」更新。夏の風景の後編です。引き続き「何処でもない何処か」を意識しながら
も、今回は盛岡の舟っこ流しや気仙沼の市街地など、地域性と 密着した写真も多かったり。夏
も盛りを過ぎて、次第に季節の終わりへと向かう寂しさなんかも出せればと多少は意識してみ
た のですが、なかなかイメージ通りにならなかったのが反省点でしょうか。
 上でも触れたように、今回は今まで避けていた気仙沼の市街地 でも少し撮ってみました。大震
災以降これまでも何度か足を運んでいたのですが、あまりにも光景が凄惨ずきてカメラを向け
る どころか車を停めて降りることすら憚られる有様だったので、ずっと撮影を拒み続けてきまし
た。瓦礫の撤去は多少進んだものの、いまだ に倒壊した建物がそこかしこに残り、地盤沈下に
よって盛り土をした道路以外は水没箇所が多かったりしますが、僅かばかりでも復興の兆 しが
見えてきたのでようやく自分自身に撮影許可を出すことに。ですが、撮った写真を見るとやはり
陰惨さばかりが目についてしまい、結 局レタッチで大幅に加工した数枚だけ公開することにしま
した。テーマからも逸脱するような写真になってしまった感はありますが、強引 に夏の終わりの
寂寥感と結びつけられなくもない?当初は夕暮れの西日を利用してもう少しテーマに即したもの
にす るつもりだったのですけども、残念ながら曇ってしまいイメージ通りにならなかったという事
情もあったり。
 とも かくも、「夏の行方 その2」です。行き着く先を見つけられなかったような気もしますが、あ
くまでニュアンス的なタイトルということ で(苦笑)。


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