おもひで

だいありーの過去ログです。

11/10/02

  10月に入ったら一気に寒くなりました。岩手山は今日初冠雪だったとか。ちなみに今月の写
真は奥州市前沢区で撮った夕陽とススキです。

 「輪るピングドラム」11話。ストーカーをやめないヤンデレ少女。だが怪しげなおまじないの効
果で願いが成就しそうになった瞬間・・・。
 大筋はシリアスなのに、そこに至る過程がギャグなので妙な違和感があったり。この変なバラ
ンス感覚こそが作品のカラーなのかもしれませんが。
 そしていよいよ話の核心に接近?95年の地下鉄で起きた事件って、どう考えてもあれだと思う
のですが、アニメで扱うにはデリケートな題材と感じますけど、どうなることやら。

 AT-X新番組「C3 シーキューブ」。原作は電撃文庫のライトノベル。海外にいる父親から主人公
の家に届いた巨大な立方体。その夜、台所に全裸の煎餅泥棒少女が現れ、自分は呪われた道
具が人に変化したものだと言い出して・・・といったイントロ。
  偶然にも原作を今年から読み始めたところだったので、アニメ化はちょっと驚きでした。前にも
書きましたけど、放送コードに引っ掛かりそうな残酷描写が多くてとてもテレビ向きの作品には思
えないのですが、どこまで忠実に再現するのか興味津々です。
  アニメ版はまんま「バカとテストと召喚獣」のスタッフ。演出スタイルもほぼ似たような感じで、同
系統のコメディ作品にしか見えないのが大きな罠?(笑)とりあえず1話はオリジナルシーンまで
追加してほのぼの萌え系作品を装っていて、2ちゃんねるのスレッドでも「萌えアニメのテンプレ
すぎる展開でつまんね」という書き込みが殺到。まんまとスタッフの思惑に嵌っているな〜とニヤ
リとしてしまいました。出来れば2話は萌え描写目当ての視聴者がドン引きするような原作再現
度で、一気に突き落としてほしいものです(苦笑)。

 「THE iDOLM@STER」10話。事務所対抗のアイドル運動会に出場した主人公達。だが他のア
イドルから嫌がらせを受けて・・・。
  そーいやこの手のアイドル番組って最近でもあるんでしょーか。その手の番組を全く見ないの
で、なんとなくバブル期の名残という印象があったりしますが。
 それはともかく、今回は原作版「アイマス2」のキャラや他のシリーズのキャラがいきなりわらわ
らと出てきて、「これ誰?」状態に。アニメ版では初登場なのに作品内では既知の間柄になって
いたりして、見逃した話数があったのかと一瞬あせってしまいました。原作ファン向けのサービス
なのかもしれませんが、不親切な作りに思えました。

  「まよチキ!」10話。主人公の妹の誕生日、親友達が盛大なパーティをしてくれて彼女は大喜
びするも、一方で幼い頃に兄が毎年祝ってくれたことを思い出して・・・。
 主人公の妹ピックアップ回。と言うか主人公殆ど出番無し?一見いい話に思えて、妹も他のヒ
ロイン達も割と酷いことやっているあたりがこの作品らしいと言えたかも。最近は妹キャラが出て
くると主人公に内心ベタ惚れというパターンが多いですが、この兄妹は割とリアルな距離感を保
っているように感じたり。

 「スイートプリキュア♪」33話。コンクールへ向けてピアノの練習に励む主人公。だが父親が審
査員をやると知って尻込みしてしまい・・・。
  そーいや今作の主人公ってスポーツ系少女でありながらピアニストを目指しているんでしたっ
け。歴代シリーズの中でも芸達者な主人公のような。それぞれ夢に向かって努力する主役二人
に対して、自分の夢はその二人を応援することと言ってしまう4人目プリキュアはちょっと不憫な
気がしなくもない?あくまで人間界にいる時の目標なんでしょうけど。

 たんじょーびを過ぎてこっそりと私も四十路に突入していたりしますが(苦笑)、不惑なんてほど
遠い心境だな〜と自分の変化のなさを痛感してみたり。実感なんてなかなかないものです。


11/10/05

  肌寒い日が続いて、例によって私は風邪気味モードに(苦笑)。

 AT-X新番組「たまゆら〜hitotose〜」。去年のOVAに続いて、待望のテレビシリーズ化です。ス
タッフはまんまOVAと一緒。坂本真綾嬢の歌うオープニングは松任谷由実さん提供の新曲(OVA
版は「やさしさに包まれたなら」のカバーでした)、そして中島愛嬢のエンディングは大江千里さん
作詞作曲。どんなコネ使ったらこんなメンツ集められるんだ?(笑)
 今回はOVA版の前日譚からスタート。1話は主人公が中学3年生で横須賀にいた頃のお話で
した。と言っても、主人公が父親のカメラを手にするきっかけが描かれた他は割と駆け足で状況
説明して、あっという間にOVA版の時間軸に近づいた感じでしたが。新登場の寿ボイスの女の子
は泣き虫という設定らしいですが、いくらなんでも泣きすぎ?出番の殆どのカットで泣いていたよ
ーな。
 サトジュン監督自らのコンテの良さはやはり別格。「クロワーゼ」でも出来ればコンテ切ってほし
かったと今更ながらに思ったり(テレビ未放送の4.5話のみ担当していますが)。感情表現の上手
さはもはや職人芸の域に達しているかと。なんかもう冒頭から何気ないシーンで涙腺決壊しまく
りでした。シリーズ全部このクオリティだと私の身が持たないっすよ(苦笑)。
 ところで主人公ってば中学時代のほうが写真が上手かった気が?(笑)あとOVA版にも出てき
たプロの写真家って、HABUさんあたりがモデルなのかな〜と、今回作中に出てきた写真集を見
て思ってみたり(空をメインに撮る写真家さん。もっとも男性ですが)。 

 「ダンタリアンの書架」9話。奇っ怪な虫に襲われて全滅する町が次から次へと。調査に乗り出
した主人公達は、薬草に精通する一人の少女と出会うが・・・。
  癖のありすぎる絵で極端に賛否の分かれる小林治氏の担当回。「グレンラガン」4話では氏の
作画を擁護した赤井孝美に批判が集中してガイナックス社長を辞任するという騒動まで起こりま
したけど、またも起用するとはチャレンジャーな。もっとも今回はその独特な作画が実は・・・とい
った展開になっていたので、上手い演出だったと言えるかも。

 終了した地上アナログのチャンネルを利用して、10月からBSデジタルのチャンネルが一気に
増加。その殆どが有料放送ですが、現在開局記念で無料公開しているものが多かったり。とは
言え増えたのはスポーツ専門や競馬専門といったCSと大差ない内容の局が多くて、個人的には
あまり興味が沸かない印象です。専門チャンネルを細分化するにしても、似たようなジャンルば
かりで目新しさがないのはどーなのやら。マニアックなアニメ専門チャンネルはAT-Xがあるから
事足りているってのはあるんでしょうが、いっそ萌えアニメ専門とかロボットアニメ専門チャンネ
ルがあっても・・・需要は薄いか(苦笑)。


11/10/07

  とても風の強い一日でした。

 「ふぉとふぉと」更新。先月宮城県の七ヶ浜町を廻って撮ったものをまとめてみました。元々は
別テーマの一部だったのですが、予想外に枚数が多かったので独立したテーマとして公開する
ことにしました。
  これまで何度となく訪れている七ヶ浜は、個人的に宮城県の中でも特に好きな町で、それだけ
に大震災で大きな被害を受けたと聞いてその変わりようを確かめるのが怖くもありました。震災
から半年が経過し、やっと重い腰を上げて彼の地に行ってみたのですが、想像していた以上に
浜の様子が変わっていて愕然とする結果に。ここはちょうどリアス式海岸や松島の島々といった
複雑な海岸線の終端に位置しているため、太平洋に直接面している地域はストレートに津波の
被害を受けたようで、海岸の形が変わるほどに浜がごっそりと失われていたりしました。
  土地柄なのか、この町は気さくな人が多く、写真を撮っていると声を掛けられることが多い印象
があったりします。今回も地元の方に話しかけられて、その人から震災当日の津波の様子や、
その後の惨状について生々しい体験談を伺う機会がありました。近くの寺に避難して、目の前で
港が津波に呑み込まれてゆくのを見つめるしかなかったこと、地震直後に車を移動しに行った
知人が何人も亡くなったこと、車体が防護したのか車中で亡くなられた方々は顔が綺麗なままだ
ったことなど、訥々と語るその内容に胸が詰まる想いがしました。折良く防波堤の上へ登る許可
をいただき、高い位置からどれだけ港が沈下したかを目の当たりにすることにも。「本当なら今
の時期は海苔の養殖で賑わっているのに・・・」と海を眺めながら寂しそうに呟くご老人の後ろ姿
がとても印象的でした。
 悲痛な想いに後押しされて、撮影も写真の仕上げも一気呵成に終えた感じでしたが、おかげで
この半年あまり色々迷いながら撮ってきた被災地の写真にも、一つの方向性が見えた感触があ
ったり。これを足がかりに、自分なりのアプローチを続けてみたいと思っています。
  長くなりましたが、今回は題して「七つの浜に寄す」。3年近く前に挑んだ「七つの浜の夕べ」の
続編というか、対を成すテーマになったと言えるでしょうか。なので一度は削除した「夕べ」のほう
も、こっそりと復活させていたりします。

  先週私の使っているブルーレイプレーヤーBDP-LX53について書きましたが、早くもBDP-LX55
が登場。発売から1年半でもう2世代型遅れ状態って、携帯電話並みの早さでモデルチェンジし
ているような。
 http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20111004_481502.html


11/10/09

  朝晩で寒暖の差が大きくて、車のエアコンもヒーターだったりクーラーだったりと目まぐるしいで
す。

  「輪るピングドラム」12話。ヤンデレ少女の姉が死んだのは自分達のせいだと言う主人公。全
ては95年に起きた地下鉄テロに起因していて・・・。
 明言は避けていますけど、モチーフになっているのはどう見てもあの事件な訳で、随分と重い
設定を持ち出したものだと思ったり。ただ今回も比喩表現というか曖昧な表現が多くて、今ひと
つ種明かしになっていない・・・と言うか謎がますます増えている?結局のところ主人公達も元か
ら非日常に身を置く人間だったということなんでしょーか。

 AT-X新番組「マケン姫っ!」。原作は富士見のコミック。高校進学を機に3年ぶりに幼馴染み
の少女と再会した主人公。けれどもその高校は異能力を使った決闘が当たり前のように行われ
ていて・・・といったイントロ。とりあえず主人公の見た目がなんかイヤです(笑)。
  てか、キャラデザ結城信輝氏で超びっくり。全然氏独特の癖がない絵だったので分かりません
でした。偶然にも同じ週にBS11で「エスカフローネ」の再放送が始まっただけに、ギャップがあり
すぎて違和感が・・・。
 んで、今期のエロ担当アニメということでOK?普通に立っているだけでパンツが見える制服とい
う時点でツッコミどころがありまくりなのですが、主人公がラッキースケベ起こすたびにヒロイン達
から凹られるお約束路線があまりにベタすぎて、個人的にはちょっとげんなり。売りであるサービ
スカットもAT-Xすら規制入りまくりで、これにも「またか角川」と辟易してしまいました。テレビ放送
は全局で規制を徹底、ブルーレイは余計な特典てんこ盛りで他社の二倍近い高価格設定の角
川商法がいかに嫌われているかは、今年の凋落ぶりを見れば明らかなのに(とうとう京都アニメ
の不敗神話すら崩壊、角川作品は横並びで売り上げ不振状態)まだ続けるんですね。注目出来
そうな要素が見えてこないようでしたら視聴を切る可能性が大きそうです。

 BS11新番組「Fate/Zero」・・・は視聴はしますが感想は書かない方針です。このシリーズおよ
び原作メーカーについて触れることは死を意味するっっ・・・みたいなものですので(意味不明)。
結局のところ前シリーズの前日譚なので、結末が分かってしまっているというのもありますし、世
界最強の英霊達が戦う話なのに、やってることは不良高校生の縄張り争いレベルの、向こう三
軒両隣ご近所戦争だったりするあたりが・・・おっと、これ以上コメントするとサイトごと消される危
険があるので(大マジ)、あとは沈黙を保つのが賢い生き方かと。

 「C3 シーキューブ」2話。理事長の計らいで主人公達と同じ学校へ通うことになったルービック
キューブ少女。だがその帰り、彼女を破壊しようとする敵が襲ってきて・・・。
 ほほ〜、やれば出来るじゃん。1話でテンプレ萌えアニメと錯覚して食い付いた視聴者が、見
事に青ざめてドン引きする展開でした。冒頭でいきなり2巻の話が始まったので少し驚きました
が(理事長の中の人、シャアかいな。確かにどっちも仮面つけてるキャラだから間違ってない?
てか池田氏かなり楽しんでやってる感じです)、ここまで原作のテイストをちゃんと再現するとは、
次回以降にも期待が持てそうです。個人的には原作で文字だけだったので今ひとつイメージの
沸かなかった拷問器具の数々がどんな形なのか気になるところです。
 や、グロいと言っても所詮はラノベですから、なのはボイスのロリヒロインが縞パン見せながら
凄惨な笑み浮かべて「オレは人殺しがだぁい好きなんだぁ〜」とゴステロじみた殺戮をするだけ
の、とっても楽しい萌え作品ですよ(笑)。・・・あながち間違っていないのがなんとも。

 「THE iDOLM@STER」11話。ヒロイン達のライブが決定。だが猛練習が始まるものの、なかな
か足並みが揃わず・・・。
  シリーズ前半の山場突入、といった感じでしょうか。展開がポジティブ→ネガティブ→ポジティブ
→ネガティブの繰り返しで、ヒロイン達が成長しているようでいてループしていなくもなかったり?
それと全ヒロイン平等に扱うと明言しておきながら、実際は割と不平等に見えるのが少し気にな
ったかも。トラブルメーカー役が固定されてしまっているためかもしれませんが。

  「まよチキ!」11話。主人公への接し方がどこかぎこちなくなってしまった美少年(?)執事君。
更にはお嬢様ヒロインに怪我させてしまい・・・。
 こちらもシリーズ山場?いきなりシリアス路線になったよーな。これまでのノリだと、ここからし
ょーもないオチで日常に戻っていましたけど、最後くらいは大真面目な展開になるのやら。とりあ
えずキタエリ嬢の「にゅ」は実際に洗脳レベルで可愛いと思いました(笑)。

 「スイートプリキュア♪」34話。不甲斐ない部下達にしびれを切らして地上へとやってきた敵の
ボス。自らプリキュア達に戦いを挑んできて・・・。
 引っ張るだけ引っ張ってきた3人目の覆面プリキュアの正体がよーやく・・・と思ったらまだ引っ
張るんかい!劇場版のCMでバラしてるんだからもういーじゃん。つーか一番気になるのは変身
すると等身が上がる謎についてです(苦笑)。やっぱり変身シーンは、ぴえろ魔法少女方式にな
るんでしょーか。


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