おもひで

だいありーの過去ログです。

11/11/23

 昨日と一昨日は雪が少し降ったものの、冬に突入と言うにはまだ早い・・・といいなぁ(笑)。

 「ラストエグザイル -銀翼のファム-」6話。成金貴族の船を入手するため、レース大会に出場し
た主人公達。楽勝と思っていたら、強者のベテランが参加していて・・・。
 前作でも何度かあった、ヴァンシップ(小型飛空挺)によるレース大会エピソード。主人公があ
まりに余裕ありまくりだったので何か落とし穴があると思っていたら、案の定な展開でした。ただ
こーいう描写を見ると、主人公達の乗るヴェスパ(更に小型のヴァンシップ)と通常のヴァンシッ
プとの性能差がピンとこない気も。小型だから小回りが効くとか加速性が良いとか、そーいうも
のでもないんでしょうか。
 今回はなんとなく状況の進み具合が駆け足気味に感じられたのですが、2クールと言いながら
も本編は全21話であることが既に公表されているので(総集編2話+放送開始前の特番と合わ
せて24話構成)、若干急いだ展開なのは仕方ないのかも。

  「たまゆら〜hitotose〜」8話。いつの間にか竹原在住になっていた主人公憧れのプロ女性カ
メラマン。彼女の誘いで、一緒に呉まで行くことになり・・・。
 プロカメラマンの使っているカメラがまんまニコンでニヤリ(シャッター音からD90という説あり)。
小学生ヒロインが祖父のお下がりで使っているフィルムカメラもニコンでまたまたニヤリ。伊達に
エンディングテロップで「協力ニコン」になっていないと思ったり。今回は撮りたいテーマに迷って
いるという内容だったので感動系ストーリーではないだろうと高をくくっていたら、最後のモノロー
グでしっかり涙腺崩壊させられました(苦笑)。マジで全話泣かせる気ですか。
 そう言えば、サトジュン監督自ら原画に参加した前回はシリーズ最大の山場と思えるクオリティ
でしたけど、スタッフ的には川上とも子さんへの追悼の意味も込められていたのではないかとい
う考察(灯籠に書かれていたメッセージ、亡き人を想って号泣しているゲストキャラ、等々)に、再
度涙が・・・。

 「ベン・トー」7話。貰ったチケットで高級リゾート施設に行くことになった主人公達。だがそこでも
半額弁当の争奪戦が行われていて・・・。
 セレブが使うようなリゾートのプールで半額弁当って、どーいう世界よ(笑)。そして水着美女と
組んずほぐれずのバトルをやっているのに、弁当にしか興味のない男連中はどんだけ腹が減っ
ているのやら。リビドーのまま水着に反応していた主人公が一番まともに見えてしまいました。


11/11/25

 天気予報で雪マークが多く目に付くようになりました。タイヤ交換は済ませていますが、あまり
降らないでほしいものです。

 「灼眼のシャナIII -FINAL-」7話。異次元に封印されていたラスボスが、ついにこちらの世界へ
復活するための儀式が開始され・・・。
 長かったプロローグがようやく終わりそうな感じです。これで残り話数は全てバトル、という訳で
もないでしょうけど、地味だった展開もやっと盛り上がってくるのではないかと。
 一方で1期の時にカットされていた伏線をここに来て思い出したように取り入れてきましたが、
正直ぶつ切り感は否めなかったり。1期制作時はここまでシリーズが続くと思っていなくてスルー
したんでしょうけど、回想シーン風に今更やってもねぇ、という気が。
 余談ですが、現在AT-Xでは「フリージング」「緋弾のアリア」の再放送をしていて、渡部監督作
品を週3本流している状況だったりします。しかも全て今年制作された作品なので、新房監督に
負けず劣らず監督を継続しているのを実感したり。

 「異国迷路のクロワーゼ」ブルーレイ3巻発売。4話とテレビ未放送の4.5話を収録。
 未放送エピソードのためにこの巻だけ購入しました。アニメオリジナルシナリオで、湯音が日本
の歌をギターで弾くジプシー少女とふれ合う話です。放送開始前から中島愛嬢がアニメオリジナ
ルキャラを演じることが告知されていましたが、出番はこのエピソードのみ。せっかく新曲まで用
意して本編でも感動的に使われただけに、この回だけで終了は勿体ない気がしてしまいました。
しかもサトジュン監督自ら脚本とコンテを担当という力の入れよう。普通にテレビ放送すればい
いのに〜・・・って、それだとブルーレイを売るためのエサが無くなってしまいますか(苦笑)。作中
に出てくる日本の童謡が現在知られているものと歌詞が違いますけど、戦前はこちらの歌詞が
使われていたそうな。そういう時代考証も興味深い回でした。 
 しっかし、ブルーレイとAT-Xの放送とでは画質に天と地ほどの差があって、これだけの映像美
を見せられると全話ブルーレイで揃えたくなる罠(笑)。うむむ、その意味もあってAT-Xは意図的
に画質を落としている、というのは勘ぐりすぎ?

仙台にある宮城県立美術館でフェルメール展が開催されているというので、見に行ってきまし
た。何故唐突に絵画?とツッコミされそうですが、元々興味はそれなりにあったのと、フェルメー
ルの絵は構図の素晴らしさの例題として写真雑誌でも取り上げられたりするので、勉強の意味
も込めて足を運んでみました。
 修復を終えて日本初公開となる絵もあるということで(しかも東京に先んじて公開)、会場はか
なり混雑していました。駐車場も満杯で車を停めるのも一苦労だったので、見に行かれる方は
公共機関を使ったほうが楽かも。展示会場内も長い行列が続いていて、自分のペースでじっくり
鑑賞というよりは、流れに合わせてベルトコンベア式に見るような格好でした。テレビCMではフェ
ルメールの絵を大々的に宣伝していますけど、フェルメール作は最後の3点のみなので、そこは
留意しておいたほうが良いかと。個人的には同時代の他の作家の絵も見所が多くて、絵画であ
りながら写真さながらにリアルに描かれたものなどは息をのんで見とれてしまいました。油彩で
あそこまで質感を出せる技巧は本当に驚きです。そういう部分はやはり印刷物ではなく本物を見
ないと実感出来ないので、その点だけでも訪れた甲斐はありました。
 それと興味を惹いたのは、カメラ的技法が17世紀から既に存在していたことです。一番手前
にある本のページにピントを合わせて、中心に描かれている人物はわざとぼかしている絵なども
あり(写真ならF1.8で机の上の本にピントを合わせたようなものでしょうか)、逆に言えばレンズの
絞りと開放を使った構図の作り方は絵画の延長線と捉えることも出来そうです。今回展示された
フェルメールの「手紙を書く女」も同様の手法が採られていて、手前に位置する服の質感を一番
リアルに、女性の顔は少しぼかして、一番奥の額縁はかなりボケ気味、といった段階的な描き分
けで立体感を出しているのがよく分かります。こういうのも実物を見ると一層手法の見事さが確
認出来て、私としては感動もひとしおでした。他にも光と影の使い方や色調による主題の目立た
せ方といった、写真に応用可能な技巧を幾つも学べましたが、それを撮影で実践出来るかはま
た別問題?(苦笑)勉強した分だけ課題も山積みになったような。
 あと去年博物館の仕事で企画展の手伝いをしたこともあり、つい解説パネルのレイアウトや会
場内のライティングが気になってしまいました。光源が写り込んで若干見づらい絵もあったりしま
したが、ライトの位置からするとこの角度が妥協点かな〜とか、思わずスタッフ目線で確認してし
まったり(笑)。
 http://www.pref.miyagi.jp/bijyutu/mmoa/ja/exhibition/20111027-s01-01.html


11/11/27

 年末ジャンボ宝くじのCMを見ると年の瀬を感じます(笑)。

 「輪るピングドラム」19話。やっと退院した主人公達の妹。だが彼女を狙って、今までも敵対し
ていた少女がとうとう自宅にまで乗り込んできて・・・。
 主人公の妹に関しては、ある意味予想通りの種明かし?でも回想シーンのエグさは前回に続
いて予想以上の気持ち悪さだったり。何かと規制のうるさい昨今、ああいう描写が放送出来るの
はちょっと意外でした。結局のところ、登場人物全員がシリーズ開始時に提示された設定は全部
嘘でした、ということなんでしょうか。幾原監督らしいひねくれぶりと言えば言えるかも。

 「侵略!?イカ娘」7話。おっさんの家にお呼ばれの巻&イカ娘記憶喪失の巻&侵略部を作ろう
の巻。Aパートのインパクトが強すぎて、他のエピソードが霞んでしまった気も。あんなトイレは絶
対使いたくないです(笑)。それとCパートは作画が息切れ気味だったような。久しぶりに登場した
巨乳中学生の水着姿や風邪をひいた純真メガネっ娘のエロい寝姿など、美味しいカットもあった
のに少し物足りなくありました(苦笑)。

 「C3 シーキューブ」9話。体育祭でダンスを踊ることになって張り切るルービックキューブ少女。
だが振り付けの練習をしていると謎の黒髪ロリ少女が現れて・・・。
 原作3巻のエピソード突入にともなって、オープニング・エンディングが一新。1クール作品なが
ら途中で曲が変わることは事前に告知されていましたけど、残り話数を考えると使い方が勿体な
い気もしたり。
 そして新レギュラーキャラの黒髪ロリ少女が登場。普段の年寄りじみた言動から個人的には
「タユタマ」のロリババアヒロイン(笑)鵺の声を連想して原作を読んでいたのですが、アニメ版で
演じている小倉唯嬢はまんま「ロウきゅーぶ!」のロリヒロインの声でやっていて、ギャップが。慣
れれば気にならないんでしょうけど。余談ですが、原作読書時にはメガネっ娘ヒロインを遠藤綾
さんで、堅物委員長を甲斐田裕子さんの声でイメージしていたので、これまたアニメ版キャストは
最初違和感があったものです。

 「THE iDOLM@STER」18話。3人組ユニットのシークレットライブ本番寸前に、最年長アイドル
が病気でダウン。代わりに今はマネージャーに徹しているメガネっ娘アイドルが出ることに・・・。
 あーあ、原作ファンを敵に回すような話作っちゃって、知〜らないっと。ただでさえゲーム版「2」
が出た時にメガネっ娘アイドルが育成出来なくてブーイングがとんでもなくあったのに、そのアイ
ドルを引退済みのおばさん扱いにするなんて、ファンにケンカ売ってるに等しいかと。その点さえ
なければ今回の話は割と面白いと思えたのですが、さすがにこれはやっちゃいけないレベルの
シナリオだったよーな。

 「僕は友達が少ない」3話。泳げないことをライバルヒロインに知られないために、秘密の特訓
をすると言い出した巨乳ヒロイン。主人公と二人でプールに出かけるが・・・。
 作中でヒロインがプレイしていた18禁ゲームのキャラがそのまま「聖剣の刀鍛冶」の主人公と
ヒロインだったんですが、いくら原作の出版社が同じとはいえ、いーのかこれ(原作者同士仲が
良いそうですけど、それでOK貰ったんでしょーか)。伊藤かな恵嬢にHシーンの朗読をさせたの
は実にグッジョブでしたが(苦笑)、さすがに露骨な単語はNGでしたか。残念。
 んが、明らかに完璧に主人公リア充だよなぁ。家では妹に全裸で抱きつかれ、プールでは巨乳
ヒロインのビキニ乳揺れをさんざん堪能したあげくほぼデート状態って、これで孤独だなんて、ど
の口が言うか〜っ(怒)。原作既読組の批判通り、どう見てもタイトルに偽りありの作品です。

 「スイートプリキュア♪」40話。小学生プリキュアが困っているといつも助けに来てくれるパイプ
オルガン爺さん。けれども雨の放課後、彼の姿はなく・・・。 
 先週の予告で死亡フラグ立ちまくっていたオリファー爺さん(名前が違います)。本編でもなか
なかに思わせぶりな描写が多くてヒヤリとしました。そしてあっさりとラスボスの正体発覚。そこで
3人目プリキュアが「信じない」と言って対立するお約束路線に走らなかったのは慧眼かと。


11/11/30

  昨日までは割と暖かかったですが、今日はぐっと冷え込みました。秋の終わりを実感。

 「ラストエグザイル -銀翼のファム-」7話。ノルマまであと一隻となり、連邦の船を奪う作戦に出
た主人公達。だが敵も罠を仕掛けていて・・・。
 さすがに勝ち続けでは物語として面白味に欠けるので、そろそろどん底に突き落としそうな気
配はありましたけど、相当にヤバい状況になったような。ここからいかに説得力のある手段で逆
転するか、はたまた更に絶望展開になるのか、次回がとても気になるところです。

 「たまゆら〜hitotose〜」9話。街のマスコット的存在になっている真ん丸ネコ様。寝ぼけて高い
場所から落ちてしまい・・・。
 どーぶつアニメになっとる(笑)。唐突なファンタジー路線でしたけど、猫も電気羊の夢を見るら
しいので、冒頭のシーンもあながち荒唐無稽という訳ではないようです(うちの猫も夜中に突然起
きて悲しそうな声で擦り寄ってくる時があって、怖い夢でも見たのかと思うことがあったり)。Bパ
ートは一転して脇キャラの女子大生エピソード。彼女が使っているカメラがニコンのD80でまたま
たまたニヤリ。そして先々週の「C3 シーキューブ」に続いて斉藤千和嬢迫真の泣きの演技に、こ
ちらもつられて涙。今回も負けた・・・(苦笑)。
 先週は竹達嬢が風邪でも引いていたのか、主人公の声に違和感がありましたけど、今週は元
に戻っていて一安心。こーいうのを見ると声優さんは体調管理が大変そうだとつくづく感じます。

 「ベン・トー」8話。メインヒロインの戦いぶりに心酔している美人双子姉妹は、主人公が怪我で
入院したのを彼女と勘違いして病院に潜入するが・・・。
 前回ちらっと顔見せしていた双子姉妹が本格的に登場。堀江由衣さんは今年クール系キャラ
を演じることが多いな〜と思いつつも、ここのところ主人公が裸にひん剥かれて変態扱いされる
パターンが続いていてちょっとうんざり。萌え系アニメという認識でしたけど、腐女子向け作品だ
ったんでしょーか。毎回野郎の尻を見せられても嬉しくないよーな。

 劇場版「なのはA's」公式サイト開設。制作発表からかなり間が空いたので頓挫したのかと思っ
ていましたが、ちゃんと作っていたようで(笑)。劇場版1作目のブルーレイはアニメ作品でトップ
クラスの高音質・高画質と評され、今なおその地位を守り続けていますが、2作目もそのクオリ
ティを期待したいところです。や、中身に関してはテレビシリーズのリメイクでストーリーは分かっ
てるし、さほど期待するものは・・・(苦笑)。
 で、フェイトの中の人である水樹奈々さんは今年も紅白出場が決まったそうな。最近はもう声
優としての活動のほうが少なめ?
 http://www.nanoha.com/

 ローカルネタ。栗原市と登米市を繋ぐ自動車道が開通。本来は今年の3月に開通予定だった
のが、震災の影響で11月下旬までズレ込む結果に。ラムサール条約による制約なのか、これ
まで伊豆沼周辺は細い道路しかなくて通行にも一苦労でしたが、これでやっと楽に移動できるよ
うになりました。
 ただ、最終的には東北自動車道の築館インターと三陸自動車道の登米インターを繋ぐ予定と
のことですけど、今回開通した区間だって完成までに10年以上かかっているので、全線開通は
いつになることやら。
 http://www.kahoku.co.jp/news/2011/11/20111125t11027.htm


だいありーへもどる