おもひで

だいありーの過去ログです。

11/12/02

 師走に突入して、昼間でも小雪がちらつくようになりました。ちなみに今月の写真は南三陸町
で撮った瓦礫とスズメです。

 「灼眼のシャナIII -FINAL-」8話。世界各地で開かれた戦端。メイドヒロインは敵に対抗するた
め、以前海に沈んでしまった浮遊城塞を再起動させて・・・。
 城塞が海から浮上するシーンは迫力があって見せ方の上手さに感心しました。ただ、1期の頃
の設定を持ち出しても忘れている人のほうが多いのではないかという気がしたり。アニメ版1期
で駆け足に消化してしまった原作5巻のエピソードがここまで重要になるとはスタッフも予想して
いなかったんでしょうけど、原作既読前提で話を進めている感はあるので、どこかで補足説明を
入れないと分かりにくいような。

 「ふぉとふぉと」更新。秋の風景第二弾です。今回は時期的に見頃真っ盛りの紅葉が中心にな
りました。
 今年の紅葉撮影は栗駒山の宮城ルートからスタート。去年も訪れたものの天気に恵まれず撮
影を断念してしまいましたが、今回もやはり途中から天気が荒れてしまい、登山道を引き返す羽
目に。いまやすっかり腰痛が慢性化し、本格的な登山は厳しい身体になってしまいましたけど、
栗駒の宮城ルートは初心者向きの非常に登りやすいコースだそうなので、いつかは山頂まで到
達したいものです。
 夏油高原での紅葉写真を挟んで、今回のクライマックスは秋田県仙北市の角館や田沢湖の景
色です。私が訪れた11月上旬は残念ながらまだ見頃ではありませんでしたが、登米のものより
規模が数段大きい角館の武家屋敷や、その近くにある抱返り渓谷の滝、田沢湖の夕景と、それ
なりにバラエティに富んだ構成になったかなと思ったり。
 私が秋田に住んでいた95年当時はまだ秋田新幹線もなく、秋田自動車道も秋田−十文字間
が開通したばかりで、とにかく交通の便が悪い県という印象が強かったものですが(特に冬場)、
それから16年もたつとさすがに様変わりしたようで、岩手の県南からでも訪れやすい場所にな
った感じがしました。ただ広域合併の影響で市町村の名前がのきなみ変わってしまい、自分の
覚えている地名を頼りに運転するのはかなり厳しいのが困りものです(苦笑)。
 てなことで、「秋風と巡りて その2」です。前回公開した「潮風と廻りて」から仕上げの際のjpeg
圧縮率を変更したため(元データはTIFFで保存、レタッチで仕上げたものを最終的にjpegに変換
という手法を採っています)以前よりページが重くなってしまっていることをこの場でお断りさせて
戴きたいと思います。jpeg変換はどうしても圧縮ノイズが発生するので、劣化が最小限で済む比
率とデータサイズを天秤にかけると、このくらいの圧縮率が妥協点かなと。


11/12/04

 昨日は激しい雨、今日は交通機関がストップするほどの強風と、天気の荒れた週末でした。

 「輪るピングドラム」20話。過去の記憶を思い出した主人公の妹。幼い頃、存在理由を喪失し
てただ死を待っていた彼女を救ったのは・・・。
 今回は演出やレイアウトのセンスがオシャレだな〜と思って見ていたら、林明美女史が作監・
コンテ・演出を全てこなしていました。この方はベテランアニメーターという認識でしたけど、演出
もやるんですね。少し意外でした。
 ここ数話回想シーンに出てきていた子供ブロイラーというむっちゃグロい機関が、臓器売買の
暗喩ではないかという考察があって納得。ただ今回の話で実際にそーいう組織が暗躍している
ことが示唆されていたので、比喩ではなくこの作品世界では本当に子供プロイラーということが
行われている?

 「侵略!?イカ娘」8話。お留守番イカ娘の巻&エビ禁止の巻&貞操の危機?の巻。「猫神やおよ
ろず」「ベン・トー」に続いて、こっちでもセガのハードが活躍。アニメの世界ではセガのゲーム機
は現役のままなんですね(笑)。それともかく、泥棒とイカ娘のやりとりがどっちもボケでツッコミが
いないために、妙なお間抜け時空になっていて笑えました。あとCパートはいくらなんでもイカ娘
が怯えすぎのよーな。早苗を普段どーいう目で見ているのやら。

 「C3 シーキューブ」10話。ルービックキューブ少女を仲間にしたいと狙う狂信者集団のリーダ
ーは、誘いに応じなければ次々と無関係な人間を殺すと宣言して・・・。
 田中理恵さんも割とこーいう壊れたキャラを演じるのが似合うと思えたり。この作品のヒロイン
は総じて狂気の演技を要求されるだけに(笑)、声優としての技量が問われる気がします。
 そして原作通りに堅物委員長の一人SMシーンを再現していてびっくり。テレビじゃ絶対放送出
来ないと思っていた描写だったので、あそこまでヤバい部分を再現するとは思っていませんでし
た。これでキタエリ嬢はいつでも18禁作品出演OKですね(苦笑)。

 「THE iDOLM@STER」19話。プライベートが一切謎に包まれている電波系アイドル。ライバル
事務所が彼女のスクープ記事を狙ってつけまわして・・・。
 動物と話せるヒロインがいる世界なんだから、宇宙人ヒロインだろうと地底人ヒロインだろうとア
リ・・・でもないか(笑)。あくまで謎キャラのままというのが公式設定なんでしょうから、アニメ版で
新設定が明かされるはずもないということですね。今回はむしろ、お当番ヒロインよりも次回の話
への伏線が目立っていたよーな。

 「僕は友達が少ない」4話。部室に突如居座っていたシスター幼女。実は部の顧問であり、メイ
ンヒロインに騙されて部屋を部室に提供してしまった経緯があり・・・。
 「とある魔術の禁書目録」のメインヒロインがいますよ。中の人まで同じって、あからさまに狙っ
たように見えてなんだかな〜と思ってしまいました。そういうツッコミが来るなんて分かり切ってい
るんですから、スタッフももう少しキャスティングを考えればいいのに。
 そして新キャラが一気に3人増えて、主人公は早くもハーレム状態。もはや完全にタイトルと中
身が一致していないです。主人公完全に勝ち組じゃん。あと福圓さんのエロ演技が凄すぎて、と
っさにテレビのボリュームを下げてしまいました(苦笑)。18禁作品OKな人とはいえ、よもやテレ
ビ放送で濡れ場を演じるとは。つーかガンダムとエヴァのやおい本って(注・キャラではなくメカ同
士による絡み)、スタッフは真っ先に富野監督に陳謝すべきかと。

 「スイートプリキュア♪」41話。音符があと一つで不幸のメロディが完成してしまうと知った主人
公達は、今所有している音符を死守しようと作戦を立てて・・・。
 ここに来てまさかのギャグ暴走回。既に次回作も発表されて(「スマイルプリキュア」)、玩具販
促も終わったので、この時期はスタッフが好き放題やれるということでしょうか。存在を忘れ去ら
れていたクラスメイト少女やおっとり系先輩少女(一時期は3人目プリキュア?と予想されていた
のに・・・)が今更のように見せ場があったりと、クライマックスを前にキャラの在庫処分に見えなく
もなかったり?(苦笑)


11/12/07

 本格的な冬に突入したような寒さが続いています。

 「ラストエグザイル -銀翼のファム-」8話。敵の策略で窮地に追い込まれた主人公達。死神と
呼ばれている艦の能力をフル活用して、なんとか突破を試みるが・・・。
 あの集中砲火が当たらないってのは、さすがに主人公補正すぎる印象でした。艦の回避能力
が異常に高いとか、速度が他の艦より圧倒的に速いとか、何かしら理由付けがあると良かった
のですが。
 そしてコンビを組んでいるパートナーと仲違いするのはシリーズのお約束?前作はそれを引っ
張りすぎて中盤以降テンション下がりまくりだっただけに、早めの関係修復を願いたいものです。

 「たまゆら〜hitotose〜」10話。アロマ系職人を目指している匂いフェチ少女が何か悩みを抱
えているようで、いつもと違う様子に周りは心配するものの・・・。
 OVA版では主人公の一番の親友ポジションだったのに、テレビ版では一番目立たなくなってし
まったキャラにようやくスポットが(苦笑)。でもどちらかと言うと最終回へ向けての伏線で終わっ
てしまった感じがなきにしもあらずでした。残り話数はずっと連続したエピソードになりそうな雰囲
気です。
 前回今回と作画がやや息切れ気味だったのが少し気になりました。ブルーレイ化の際に修正
を入れるそうですが、ラストスパートでテレビ放送も踏ん張ってほしいものです。

 「ベン・トー」9話。生徒会長で百合大好きのクール系ヒロイン。いつも主人公を目の敵にして理
不尽な暴力を振るっているが、またも難癖に等しい理由で殴ってきて・・・。
 視聴者サイドで一番嫌われているキャラがメインの回だったので、なんとなく冷めた目で見てし
まったエピソードでした。主人公に落ち度がないのに毎回一方的にフルボッコにするヒロインっ
て、誰得なのかと個人的にも思ってしまいます。ここ数年こーいう暴力ヒロインが増えている印象
がありますが、とりわけこの作品はギャグで済むレベルを超えた描写になっていて、正直不快感
しか覚えなかったり。こーいうのを見て喜ぶ層って、真性のマゾだけなのでは(苦笑)。

 「機動戦士ガンダムUC」ブルーレイ4巻発売。舞台は地上へと移り、いよいよ大規模な戦争状
況になってきました。
 今回はとにかく戦闘シーンが圧巻。よもや30年の時を経てMSVがここまで格好良く描かれる
日が来ようとは。オールドファン狙い撃ち描写のオンパレードに、テンション上がりまくりでした。
そしてバイアランがめっさ強くて燃えます。個人手にはかなり好きなモビルスーツなのですが、こ
れまでキット化にも恵まれず(本放送時に小スケールで一度リリースされたきり)冷遇されていて
悔しい思いをしていただけに、今回の無双ぶりは嬉しかったです(余計なパーツをゴテゴテとつ
けたカスタム機だったのはやや残念ですが)。これを機に是非ともHGUCでプラモ化を!
 一方で、この期に及んでまだ青臭い理想論を振りかざし続ける主人公には相変わらず共感出
来なかったり。某所の書き込みで「今作はまだ戦争と呼べる状況ではないので、主人公が平和
ボケした主張を続けるのは自然」という考察を読んで腑に落ちる部分はあったのですが、それで
もあまりに幼稚な言動で状況を混乱させているのは見ていて気持ちの良いものではないような。
「Zガンダム」の焼き直しとも取れる今回のクライマックスで、あえてカミーユと同じ行動をさせな
かったところに「Z」のような悲劇で終わらせる気はないという意図が感じられなくもありませんで
したが、既にシリーズも折り返しを過ぎていますし、もうちょっと主役として成長してほしい気がし
ます。
 それとゲストキャラを演じた伊瀬茉莉也嬢渾身の演技に感心。わざと声を枯らしてアフレコに
臨んだという気合いの入れようだったそうで、今まで演じたキャラの中で一番ドスの効いた声に
なっていたと感じました。これで晴れてガンダム声優の仲間入りですね。
 キャストと言えば、ブライト役で新たに起用された成田剣氏は全く違和感がなくてこれまた感
嘆。元々鈴置氏の声とかなり似ていると思っていたのですが(「犬夜叉」の殺生丸なんかは、最
初鈴置氏が演じていると錯覚したものです)、これを機に他の鈴置氏が演じたキャラも代役を務
めることになるのでしょうか。ただ台詞の端々に「ブライトってこういう言い方するか?」と感じるこ
とがあって、やはり富野監督が演出しないとあの独特の言い回しは生まれないものだとも思った
り。
 シリーズも残り2巻となりましたけど、このペースでホントに終わるの?という疑問が沸々と。5
巻発売時に重大発表があるそうですが、まさか完結しそうにないのでもう6巻追加しますとか言う
んじゃないですよね?(笑)


11/12/09

 今朝は今季一番の冷え込みで、日中も小雪がちらつく寒さでした。

 「灼眼のシャナIII -FINAL-」9話。敵の本拠地に突如出現した破壊神老人と男勝りヒロイン。そ
のチャンスに、シャナは能力を奪われたまま脱出を試みるが・・・。
 3期に入ってからまともに戦っていないメインヒロインにやっと出番が?新キャラの活躍ばかり
目について古株連中が存在感なくなっていますけど、そろそろ見せ場がほしい気がします。

 地元にもやっとヤマダ電機がオープン。外観の大きさから売り場は狭そうな印象でしたが、試
しに立ち寄ってみたら案の定店舗はとても小さい感じでした。とりあえず家電全ジャンル並べて
みましたといった程度で、ラインナップは相当に乏しいような。つーか、マウスなんてバッファロー
やエレコムばかりで、マイクロソフト純正が1・2種類しか置いてないってのはどーゆー選択基準
なのやら。ロジクールなんて影も形もなかったような。
 加えて、立地場所にはかなり問題があったり。地元で一番の万年渋滞交差点近くにあるうえ、
中央分離帯があるため出入りの際に右折が出来ないという不便さ。ただでさえ分離帯の隙間か
ら強引にUターンしようする車で事故が起きやすいところなのに、これで余計に事故が増えるの
は必至かと。建設前にそーいうのは調査しないんでしょうかねぇ。ただ、これまで長い間ケーズデ
ンキの独占状態が続いていましたから、これで多少なりとも競争原理が生まれてくれれば良い
かなと。

 ヤマダ電機に先立って、中古品店ハードオフが地元にオープン。県内だと水沢店が意外とオ
ーディオ機器の品揃えが良かったりしますが、地元の店もなかなかに珍しい機器が並んでいまし
た(岩手県南はベイシーをはじめジャズ喫茶が多く、かつてはオーディオ専門店が幾つかあった
ので、その名残かと)。ジャンク品扱いでTEAC(ティアック)の同軸スピーカーが売っていたので、
デザインに惹かれて衝動買いしてしまいました。
 買ったのはS-200という小型ブックシェルフ。ネットで調べてみると、89年に発売したスピーカー
のようです。ジャンク扱いということでサランネットもなく、ツィーター周辺を覆っていたウレタンも
欠けていたりしますが、音は問題なく鳴るということ。まぁ鳴らなかったらアンティークとして飾って
おけばいいやと思って(笑)持ち帰ったのですが、これが意外なほど良い音を出してびっくり。音
量を上げても音割れすることなく、特定の音域がおかしいこともなく、普通に使えます。同軸スピ
ーカーは定位の良さでメリットがあるものの、今やタンノイやKEF、パイオニア以外は殆ど開発し
ていないのが現状(偶然にもTEACが今年20年ぶりに同軸スピーカーを発売しましたが)。昨今
はホーン型スピーカーも寂れてしまって(JBLとジンガリくらい?)こういった個性派が減ってしま
ったのは勿体ないような(追記・そう言えばカーステレオだとまだ結構使われていますね、同軸ス
ピーカー)。
 で、この小さいスピーカーもセッティングを詰めずポン置きしただけで綺麗に音像が定位して、
なるほどこれが同軸の強みかと納得。当時はコンポ付属のスピーカーだったようですが、作りは
とてもしっかりしていて、最近の低価格スピーカーとは別物の風格があったり。バブル絶頂期の
ものだけに、注ぎ込まれた物量が違うんでしょうか(公称2.1kgとのことですが、見た目に反して重
いんですけど)。さすがに解像度では現代スピーカーに及ばないものの、真空管アンプを繋いで
まったり聴いたら面白そうな気がしました。現状は私がオーディオに目覚めるきっかけになった
ソーテックのCDレシーバー・VH-7PCを引っ張り出してきて繋いでいますが(数年ぶりに押し入れ
から出しましたけど、ちゃんと動いています)、60年代のジャズのアルバム等はなんとも言えな
い味わいで鳴ってくれます。今月発売のステレオ誌はLuxman監修の組み立て式デジタルアンプ
が付属するというので買ってみる予定でいるのですが、ちょうど良いのでこのスピーカーを繋い
でみたいと思っています(能率が低いのちょっと厳しそう?)。
 http://audio-heritage.jp/TEAC-ESOTERIC/speaker/s-200.html


だいありーへもどる