おもひで

だいありーの過去ログです。

12/03/02

 昨日は春を思わせる陽気でしたが、今日は一転して雪降り。3月に入ったとはいえ岩手はまだ
冬です。ちなみに今月の写真は気仙沼で撮った白鷺です。

 「灼眼のシャナIII -FINAL-」20話。主人公が能力の一部を失ったことで、統率に乱れが生じた
敵陣営。そしてシャナ達は仕込んでおいた作戦を開始するが・・・。
 各キャラ達の戦いが途中経過のまま終わってしまったので、なんとも中途半端な感じの回でし
た。終盤へ向けての伏線が色々あったのだろうとは思いますが、週1ペースで見ていると微妙な
エピソードに映ってしまうのは否めないような。

 「ハイスクールDxD」9話。意に沿わぬ婚約相手と勝負することになったメインヒロイン。それに
備えて主人公は特訓をするものの、自分の無力さを痛感させられて・・・。
 熱血少年漫画の王道といった展開で、素直に面白いと思える回でした。でも大真面目に修行し
ながらもコンスタントにサービスカットを入れてくるあたりは、相変わらずナイスです(笑)。ネット
上の感想でも指摘されていますが、この作品が見ていて気持ちよいのはサービスシーンが多い
・・・じゃなかった(苦笑)、昨今流行の理不尽暴力ヒロインがいないことが大きいと感じます(主人
公に非がないのにやたらヒロインに凹られるというパターンが最近多すぎて、辟易)。主人公がミ
スをすれば周囲が叱り、その後でちゃんとフォローするという当たり前の描写をきっちり積み重
ねていて、主人公にもヒロイン達にも好感が持てるストーリー運びは、最近何故か忘れられがち
なだけに新鮮でもあったり。

 僻地にもようやくフィルムが廻ってきたようで(笑)、岩手では盛岡でのみ上映していた映画「け
いおん!」が県内各地で公開されるようになりました。私は去年の12月に利府で一度観ています
が、画質・音質とも不満だらけだったので(11年12月14日の項)、近場のワーナーマイカルで
再度鑑賞してきました。同じ映画を二回以上映画館で観るのは劇場版「パトレイバー2」以来か
も(劇「パト2」は確か4回くらい観た記憶が)。
 詳しい感想は以前書いたので割愛しますが、やはり一本の映画としてアンバランスな印象は変
わらず。「映画的構成を捨ててまでもファンが望む内容にしたことがヒットの要因か」と映画雑誌
でも評されたそうですが(目下収益17億円に届く記録的大ヒットだそうな)、改めて観ると1つの
映画でクライマックスが3回ある構成になっていると感じました。つまりテレビシリーズ3話ぶんの
展開をそのまま映画にしちゃってるようなものかと。そのため一番最後のクライマックスが微妙
に弱いのは否めない気がします(テレビ2期最終回の・・・なので、結果が見えてしまっているとい
うのもあるんでしょうが)。
 レイアウト的にも大画面を活かすようなけれんみのある構図が少なくて、テレビシリーズとあま
り変わらない画面作りに見えました。もっとも、元々テレビシリーズが全身の芝居を見せるような
映画的カットが多かったので、同じ方向性の絵作りになるのは仕方ないのかもしれませんが。た
だ、せっかくの大画面なのですからもう少しダイナミックなカットを増やしても良かったような。こ
の辺が映画っぽくないと言われてしまう一因なのかなと思いました。
 とは言え、テレビシリーズ全話見て予習した後に鑑賞するとやっぱり面白いのも事実なんです
よねぇ。二回目で改めて気付いた小ネタも結構あったりしますし。あくまでテレビシリーズのファン
へ向けたお祭りムービーという割り切り方をするならば、確かに優れた映画と言えるのではない
かと。
 今回は画質・音質とも良好で、ちゃんと大迫力で映画を観たという満足感を得ることが出来ま
した(こーいうのを味わっちゃうと、なるほど自宅にプロジェクターを導入したくなる気分は分かる
かも)。年々入場料金は高くなっていますし、せめて映画館はこのくらいのレベルを維持してほし
いものです。


12/03/04

 外気は冷たいですが、日差しは春めいて感じられた週末でした。

 「モーレツ宇宙海賊(パイレーツ)」8話。海賊船に密航してきた小さな少女は、雲の上の存在
にも等しい王族の娘だと名乗って・・・。
 新キャラでロリヒロイン投入(笑)。戸松嬢はこれといい「あの夏」といい、今期は新しい方向の
演技を開拓していて感心させられます。ひところは高慢な悪役を多く演じたりと、着実に演技の
幅を広げているのを見るのは微笑ましくもあったり。
 前回からの新エピソードはまだ話の主軸がはっきりしないので、どーいう展開になるのか気に
なるところです。

 「アマガミSS+plus」5話。水泳部の後輩ヒロインとラブラブなまま一年が過ぎた主人公。だがク
リスマスを前にすれ違いの日々が続いて・・・。
 今回から水泳部ヒロインエピソード。バカップルのラブラブイベントを延々見せつけられても、羨
ましくなんてないんだからねっ(何故にツンデレ調?)。この二人の後日談だと大きな事件は描け
ないというのはあるんでしょうが、なんとなく無理に話を盛り上げようとしている感じがなきにしも
あらず?

 「スマイルプリキュア!」5話。才色兼備の生徒会副会長ヒロイン。主人公達は彼女を5人目の
プリキュアにしたいと思うが・・・。
 「全く意味は分かりませんけど、分かりました」でプリキュアになっちゃったよ(笑)。今作は主人
公以外プリキュアになった動機が弱い気がしなくもなかったり。変身してすぐ必殺技を使ったり、
キャラ達が基本設定にツッコミ入れまくったりと、お約束事項をネタにするシリーズになるんでし
ょうか。
 あと、西村ちなみさんがこういうお嬢様キャラを演じるのは珍しい気が。アイドル育成ゲームと
言えば「アイドルマスター」じゃなく「ヒロインドリーム」な私にとっては(笑)、今回のキャスティング
はグッジョブな感じです。


12/03/07

 気が付いたらレギュラーガソリンがリッター150円になっていてびっくり。中東情勢が響いてい
るんでしょうけど、いくらなんでも値上がりしすぎです。

 「ラストエグザイル -銀翼のファム-」18話。とりあえず和平に漕ぎ着けた主人公達。だが快く
思わない人々も多くて・・・。
 前回からの展開が茶番に見えてしまってなんとも。お姫様ヒロインの姉も何か決意があって悪
役を演じていたというのは分かるのですが、具体的理由がはっきりしないので悲壮感が伝わって
こないような。典型的な竜頭蛇尾だった前作と同じパターンになってしまっている気がしてなりま
せん。個人的にこの監督さんの作るオリジナル作品(「ゲートキーパーズ」「ドルアーガの塔」等)
は風呂敷畳むのが下手というイメージが強いのですが、今回もそうなりそうで心配です。

 「あの夏で待ってる」9話。自分が宇宙人であることを明かしたメインヒロイン。ギクシャクしてし
まった人間関係に、幼馴染みヒロインはとうとう本音を爆発させて・・・。
 恋愛方面はこれで決着?結局のところメインヒロインも幼馴染みヒロインも主人公に惚れた理
由がよく分かりませんでした。あの少年は出会った女の子に片っ端から一目惚れさせるフェロモ
ンでも出しているんでしょーか(笑)。あと状況はドロドロ恋愛劇なのに、何故かレギュラーキャラ
が揃って立ち聞きというシチュエーションがギャグにしか見えなくて、思わず苦笑してしまいまし
た。

 今日のNHK「クローズアップ現代」は「たまゆら」「らきすた」「true tears」等アニメ作品の聖地巡
礼が取り上げられていました。先日は初音ミクを取り上げていましたし、NHKがどんどんオタク寄
りな局に?(苦笑)
 今日の放送では「たまゆら」の新作アニメがあったり(ほんとに短いものでしたが)、「花咲くいろ
は」の劇中設定から生まれたぼんぼり祭りの様子が流れたりと、割と好意的な方向でまとめられ
てはいましたが、でもやっぱりキャスターはドン引きしている気配があったような。聖地巡礼自体
は実写映画やドラマの舞台を訪ねるのと差がないと個人的には思っているのですが(それが加
熱して地元地域に迷惑をかけている一部の人達がいるのも事実ではありますけども)、アニメや
オタクという単語が絡むと途端に色眼鏡で見られてしまうのは、今もあまり変わらないな〜と思っ
てしまった放送でもありました。や、私のやっていた「私家版おくのほそ道」だって大きく括れば一
種の聖地巡礼な訳ですし(笑)、それを否定されちゃうのは悲しい、なので(「たまゆら」風に)。


12/03/09

 今日は東京より岩手のほうが暖かかったようですが、明日からはまた冬の寒さに逆戻り?

 「灼眼のシャナIII -FINAL-」21話。シャナの打ち込んだ術式で異変が生じた異界への門。それ
は敵が創造しようとしている新世界の変化を意味していて・・・。
 今回の冒頭部分を前回のラストにすれば、もう少しまとまりが良かったのに。尺がいっぱいい
っぱいでそれを入れる余地がなかったんでしょうけど、それゆえに前回今回の話の繋がりが微
妙に感じられてしまいました。
 3期にわたって続いたシリーズも残り3話。なんとか終わりが見えてきたような、そうでもないよ
うな。敵味方とも生き残っているキャラがかなりいますが、全キャラの戦いにケリをつけるのは大
変そうです。

 「ハイスクールDxD」10話。異空間を使って開始された悪魔族同士の戦い。人数の少ない主人
公陣営は先手必勝を目論むものの・・・。
 主人公がスケベであればあるほど強くなるという設定に拍手(笑)。これで彼が戦うだけでサー
ビスシーンが生じるという、実に理にかなった展開に。女の子達を脱がせることにかけてはとこと
ん徹底している作品だと改めて感心しました。こーいうバトルものなら大歓迎です(苦笑)。

 何故か今頃になって「テッカマンブレード」の可動フィギュア発売決定。この手の企画って主役
だけ発売して終了というパターンが多いですが、是非とも他のテッカマンもキット化してほしいも
のです。
 ただ、ブレードってアニメ本編が作画崩れまくりで毎回デザインが別人状態のうえ(苦笑)、設
定画ともバランスがあちこち異なっていたりするので(特に肩のライン)、どれを元にキット化する
のか難しいような気もしたり。写真を見ると設定画準拠っぽい?
 http://maxfactory.cms.drecom.jp/newproducts1206_06.html


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