おもひで

だいありーの過去ログです。

12/06/22

 週末は梅雨の晴れ間が期待できそう?

 「ふぉとふぉと」更新。今回は3年前に一度やったテーマ「仙台湾雨情」の再チャレンジです。
 何故もう一度このテーマをやろうと思ったかというと、先日「仙臺のすたるじぃ」の撮影で(地道
にストックを溜めていたり)仙台湾を訪れた時のこと、かつては密集した住宅や河口の干潟がと
ても印象的だった蒲生(がもう)地区が、津波による被害で荒涼とした草地と化している光景を目
にして衝撃を受けました。仙台港自体は震災後も何度か足を運んでいたのですが、隣接する蒲
生地区に立ち寄ったのは初めてだったので、ここまで変わってしまったのかという驚きと同時に、
再度「仙台湾雨情」を撮りたいという衝動が湧きあがりました。浮かんだイメージが「仙臺のすた
るじぃ」の範疇には収まりそうになかったので、梅雨の時期が近かったこともあり、ならば再度
「仙台湾雨情」かなと、そんな思いつきだったのかも。
 そこで梅雨入りを待って、天気予報と睨めっこしながら雨の日に撮影を敢行。ただ蒲生地区は
他の被災地同様津波の被害が大きく、まだ復興にはほど遠い有様だったので、リアルに景色を
切り取るのはあえて避ける方向に。一方で仙台湾そのものも港としての機能は復活したものの
立ち入り禁止の箇所が幾つもあり、3年前と同じ場所で撮影出来ないことがしばしばありました。
街路灯が倒れたままだったり、以前は工場が建ち並んでいた場所がただの空き地になっていた
りと、多かれ少なかれ震災の爪痕を実感しながらカメラを向けていたら、不思議と撮りたい構図
が次から次へと思い浮かんで止まらなくなる羽目に(苦笑)。一回の撮影では湾内全てを廻りき
れず、日を変えてもう一度撮ったものの、それでもまだ物足りない感触が残りました。最近撮り
たいと思っていた方向性と、仙台湾の雨の情景が上手くフィットしたのかもしれません。結果的
に600枚近い写真を撮影し、そこから今回公開したものをチョイスしました。
 仕上げに関しては「シルキートーン」という手法を新たに導入。ハイキーに似ていますが、こちら
は画面全体を明るくするのではなく、暗部をばっさりカットしてふんわりと柔らかいニュアンスの絵
になるのが特徴的です。私の使っているレタッチソフトでは1種類のモノクロ処理しか出来ません
が、単色効果で色を加えたりして、これまでとはちょっと違う方向の写真を追求してみました。も
ちろんダーク路線では最近定番手法になっている「低彩度&ハイコントラスト」もフル活用。完成
度としては結構納得のゆくものになったので、なんとか自分なりの味付けとして身についてきた
かなという手応えがあったり。ただ最近のミラーレス機やコンデジはこの手のレタッチを撮影の
段階で出来る機種が増えてきているので、ちょっと羨ましくもあったりします(笑)。
 てな訳で、今回は題して「新仙台湾雨情」。ストレートにそのままです(苦笑)。前作と比べて構
図の切り取り方が割と変わったかな〜と自分では思えたりするのですが、実際はさほど進歩して
いない???


12/06/24

 雨は降らなかったものの、今ひとつすっきりしない天気の週末でした。

 「モーレツ宇宙海賊(パイレーツ)」24話。合流地点へ辿り着く前に襲撃を受けた主人公達。満
身創痍になりながらも、なんとか脱出するが・・・。
 意外な展開が次々あって、話にのめり込んでいるうちに終わった感じでした。ホントに最終エピ
ソードは続きが気になって仕方ないです。と言うか、残り2話でケリがつくの?サトタツ監督は設
定の種明かしを放棄してしまう悪い癖がありますけど(苦笑)、今回は綺麗に締めてほしいもので
す。

 「氷菓」9話。未完成映画の犯人を推理してほしいと頼まれた主人公達は、撮影スタッフから色
々と証言を聴くものの・・・。
 あら、思ったより長いエピソードなのね。更に話を引っ張るとは思いませんでした。今回はなん
といっても酔っぱらってしまったメインヒロインの可愛らしさが最大の見所でした(笑)。未成年キ
ャラの飲酒や喫煙シーンにうるさい昨今にあって、この作品はそういった描写があるのがちょっ
と新鮮だったり。出来ればもう少しメインヒロインの痴態を見てみたかった気もしますが、18禁
同人誌でこれからそーいうネタは山ほど出てくるのではないかと(苦笑)。
 しっかし、定期的に刷新される京都アニメのCM(アニメ制作会社のCMをテレビで流すというの
も前代未聞のような気がしますが)は、どんどんカオスな映像になっているような。CMというより、
新人スタッフの習作を見せられているような感じがしなくもなかったり。

 「夏色キセキ」10話。台風接近で、4年前の台風の日に起きた事件を思い出した主人公達。す
ると当時の自分達が何故か目の前に現れて・・・。
 SFものだとパラドックス発生云々でタイムスリップした自分と会ってはいけない的な設定が多か
ったりしますが、そこまでシビアにSFな作品でもないですし、こーゆー展開もアリでしょうか。でも
街並みの変化に気付かないのを、「下田は田舎だから」の一言で済ませてしまうあたりは何気に
ヒドいような(笑)。観光アピールとしてはOKだったんでしょーか。

 「スマイルプリキュア!」20話。妖精が拾ったカメラで写真を撮ったら、透明人間になってしまっ
た主人公と関西弁ヒロイン。やむなくバレないようにしながら授業を受ける羽目に・・・。
 今期のギャグ回は暴走の度合いが毎度素晴らしくて嬉しい限り。修学旅行回の納豆餃子飴を
また持ってくるとか、細かいところまでネタを仕込んでいて笑えました。と言うか、おばあさん敵幹
部は毎回発明品を仲間に捨てられて、実は一番の被害者のような(笑)。主人公サイドも最大の
問題児は妖精キャラに見えたりしますが。
 そう言えば、主人公のお母さん役を演じている國府田マリ子さんはママさん達もプリキュアに変
身したいと熱望しているそうな。先日「ニャル子」で魔法少女もどきの変身シーンを演じて、まだ
まだ現役でイケることを証明していましたから、スタッフも是非考慮を!(苦笑)


12/06/27

 梅雨はどこへやら。今週は夏のような天気が続いています。

 「咲 阿知賀編」11話。時折意識を失いながらも能力を使い続ける大阪の病弱娘。それでもラ
スボスの連勝は止まらず・・・。
 麻雀アニメなのに死亡フラグが立ってますよ(苦笑)。てか、もうすっかり大阪チームが主人公
になっていて、明らかに作品タイトルが間違っています。本来の主人公なんて今回一言しか喋っ
ていませんし、今まで一度もちゃんと試合しているシーンがないまま次で最終回ですし、長期シリ
ーズの1クール目ならともかく、1クール作品でこれはどう見てもおかしいでしょ。元々アニメ化前
提でスタートしたスピンオフ作品らしいですけど、その割にはシリーズ構成が完全に破綻している
のはどーいう訳なのやら。前作同様ヒロイン達はとても可愛らしく魅力的に描かれているだけ
に、キャラの扱いが残念なシリーズになってしまった感じです。

 「這いよれ!ニャル子さん」最終話。冒頭、いきなりの「ビューティフル・ドリーマー」パロディで種
明かしが予想出来たのと同時に、今回の作風自体がネタだと分かりましたが、元ネタを知らない
世代は延々シリアス展開が続いていると思ってしまった様子。既にオタクの必須科目と呼べるほ
どの知名度はないんでしょうねぇ(涙)。とはいえ、Aパート丸々引っ張ったのはやりすぎに見えま
した。つーか、話の流れが同監督の「えむえむっ!」最終回と殆ど一緒というのは芸がなさすぎ
るような。色々と粗が見えた最終話でした。
 1話のインパクトやスタッフの強気発言で注目を浴びた本作でしたが、シリーズ構成はお世辞
にも誉められたものではないと思えました。原作ストックが豊富にあるうえ、3度目の正直でよう
やくのまともなアニメ化だったのに(苦笑)、超駆け足展開やったあげくシリーズ後半はオリジナ
ルエピソードというのは原作ファンにケンカ売ってる気が。しかも途中で作品のテンション落ちて
るし。どーいう大人の事情でこういう構成になったのかは分かりませんが、変にシリアス要素を
付け加えるくらいなら、もっと開き直っておバカなノリに徹したほうがこの作品に合っていたと思い
ます。ドラマCD以来変わらないキャストで演技はとても安定志向だっただけに、それを活かした
テンポの良い掛け合いをもっと見たかった気がします。仮に2期(実質4期ですが)があるとした
ら、スタッフにはもっと理性を捨ててほしいものです(笑)。

 世界初、ラジカセのビジュアルDVD発売・・・って、もの凄くニッチな層にしか需要がなさそうな気
がするのですが、どうなんでしょ?(苦笑)
 http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20120626_542810.html


12/06/29

 夏の暑さ継続中。セミの声が聞こえないのが逆に不思議に感じられたり(笑)。

 珍しくライトノベルを購入後速攻で読み終わったので(笑)、感想など。いつもは買っても積んだ
まま順番待ち状態なので、私としてはレアケース?
 買ったのは一迅社文庫の今月の新刊「きゃんでぃっど 乙女とカメラと地獄突き」。タイトルにカ
メラとついていて、挿絵担当が同じくカメラを題材としたアニメ「たまゆら」のキャラデザ・飯塚晴
子さんというだけで、あらすじも読まずに表紙買いしてしまいました(苦笑)。
 中身はタイトル通りカメラ女子の高校生達の話。70年代の銀塩カメラで写真を撮るのが趣味
の主人公が、親友も銀塩カメラを買ったのをきっかけに、なりゆきで廃部になっていた写真部を
復活させることに・・・って、どこかで聞いたような展開?部活の顧問が裏表の激しい性格で、部
室でダラダラしたいという理由だけで写真部復活を主人公に押しつけたりと、どこか某軽音アニ
メの影がちらつくのですが(笑)、便乗商法著しいラノベ業界じゃまだ許容範囲でしょうか。むしろ
「苺ましまろ」を彷彿とさせるキャラ配置だったりもしますけど、テキストが非常に読みやすく、会
話も軽妙だったので楽しんで一気に読了することが出来ました。カメラにまつわる蘊蓄は割と少
なく、そこはやや物足りなくもありましたが、マニアックすぎるネタを持ち込んでもカメラに興味の
ない人は引くだけでしょうから、この辺が程よいバランスなのかも。売れれば続巻が出せる余地
のある結末でしたが、ラノベで百合ものはヒットしないというジンクスがあるらしいので(ちなみに
野郎キャラは一人も出てこず、ヒロイン達がひたすらキャッキャウフフする話です)、それはちょっ
と望み薄な気もしたり。でも個人的には面白かったです。
 しっかし、最近のラノベはタイトルがひどすぎるものが多くて(↓参照)げんなりします。「俺の妹
が〜」の影響なのかもしれませんが、あまりに安直で「お前等プライドはないのか」と言いたくなり
ます。
 http://www2.ichijinsha.co.jp/novel/

 先日のソニーに続いて、今度はシグマが10万円近い高級コンデジを発売。元々同社のDPシ
リーズはかなりマニアックなカメラでしたけど、一層ユーザーを選ぶ機種になりそうな感じがしま
す。 
 http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120629_543673.html


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