おもひで
だいありーの過去ログです。
12/07/01
7月は梅雨らしい天気でスタート。ちなみに今月の写真は自宅で撮った紫陽花です。
「モーレツ宇宙海賊(パイレーツ)」25話。海賊会議に堂々と乗り込んできた敵戦艦の女艦長。
自分の正体と海賊狩りをする理由を明かすが・・・。
スケールの大きな話になってきましたが、残り1話でケリがつくのでしょうか。先行して終了した
地上波放送で劇場版の告知があったそうなので、一区切りつく程度のラストになりそうな気がし
なくもなかったり。
一方、前回ツッコミのあった部分に次の回ですかさず説明を入れる堅実さは相変わらずで、隙
のないシナリオは実にお見事。主人公の成長ぶり、クールな親友ヒロインの壊れっぷりと、見所
多数で今回もがっつり堪能出来ました。劇場版と言わず2期やりましょうよ〜。
「氷菓」10話。依頼主の美人先輩から直に真意を告げられた主人公。その言葉に、自分には
本当に秘めた才能があるのか気になりだして・・・。
CMのちょっと意味深なナレーション通りに、仲の良い親友ごっこでは終わらなさそうな気配が
見え隠れしてきた感じです。「大運動会」や「咲」みたいに、凡人がどんなに努力しても天才には
絶対勝てないという身も蓋もない話になるんでしょーか(笑)。もっとも今回の話や前エピソードを
見る限りだと、主人公は某小学生探偵並みに頭が切れる訳でもなさそう?
「夏色キセキ」11話。旅館娘ヒロインが勝手に応募したアイドルオーディションの書類審査に通
過し、4人で2次審査に出ることに。だが応募した本人が本番前にパニくってしまい・・・。
オーディションのシーンがえらく丹念に描写されていたのは、中の人の経験談が活かされた結
果でしょうか。見ているこっちが胃が痛くなりそうな描写でしたけど(苦笑)、実際あのくらいシビア
なのやら。でも、いつの間にか全員がマジでアイドル目指しているような雰囲気になっていたの
は唐突感がありました。単に夏の想い出作りの一つじゃなかったんかい。
「スマイルプリキュア!」21話。七夕の夜、妖精キャラはいつまでもみんなと一緒に過ごせるよ
うお願いするが・・・。
ラスボスの復活ゲージがあと二つまで溜まっていたので、そろそろ大きな動きがありそうだとは
思っていましたが、割といきなりシリアス展開に突入したような。でも主人公の思いつきがトラブ
ルになりそうに見えて実は・・・という流れは上手いと思えました。
あと、予告のイカ娘プリキュアの作画がホラー映画並みに怖いんですけど(笑)。よもやシリー
ズ初の妖精キャラ死亡?や、さすがにそれはないでしょうが、次回がとても気になります。
12/07/04
まだ梅雨なのに真夏日の暑さ。一方九州では大雨と、全国的に極端な天気のようです。
「咲 阿知賀編」12話。限界を超えた能力を使ってまでラスボス阻止に出た病弱娘。その時、
ドラ集め少女がある決意をして・・・。
ネット上でも散々批判されていますが、準決勝はずっと大阪チーム視点で話が進んでいたの
に、最後の最後だけ主人公チームが美味しいところを持って行くのはズルいと叩かれても仕方
ない気がします。「阿知賀編」と言いながらシリーズ後半が実質「千里山編」だったのは、主題歌
を歌っている声優ユニットが大阪チームの声をあてていたことによる大人の事情(苦笑)だった
のでは、と勘ぐってしまいたくなるような。どーいう理由でこんなシリーズ構成になったのか、スタ
ッフの釈明が欲しい気がしたり。
しっかし、これまたネット上でネタにされていますけど、ラスボス少女は普通に麻雀していただ
けなのに、周りはレイプ目で泣いている子やら死にそうになりながら牌を握っている子やら「すば
らっ」と連呼しまくる子やらと、異様な選手ばかりで複雑な心境だったのでは(笑)。試合中ずっと
無口だったのは、周囲の様子にドン引きしていたからだとしても納得してしまいそうです。もっとも
本人も右腕がギュンギュンとドリル状態に回転していたので充分異常だとは思いますが(和了か
ら遠ざかるとドリルの回転力が落ちる演出は笑ってしまいました)。つ−か仮にも高校総体なの
に、端から見てあからさまに具合悪いと分かっても審判が試合を止めないのはどーよ。臨死体
験しまくったあげく麻雀で瀕死とか、搬送先の医者はさぞや呆れたのでは?(苦笑)
既に15話まで制作されることが発表されている本作品ですが、テレビ放送はとりあえずここま
で。結局主人公が一度もまともに麻雀をしないまま終わってしまいました。本編全国大会での対
戦相手を掘り下げるためのスピンオフ作品、らしいという話ですが、これだけ阿知賀サイドを全く
描写しないのは出し惜しみというレベルではない気がします。たとえ1クールでも魅了的なキャラ
描写はいくらでも出来たと思えるだけに、個人的にはとにかく主人公達の扱いが勿体ない印象
でした。スタッフはまんま「咲」本編と同じなのに、何故こうも完成度に差が出てしまったのやら。
挽回の意味でも、早めに「咲」2期に取りかかってほしいところでしょうか。
AT-X新番組「ゆるゆり♪♪」。去年ヒットした百合系アニメの2期です。いつもは存在感が薄い
と言われる主人公が、何故かとても人気者になっていて・・・。
予想外のヒットで続編が決まった作品ですが、個人的に前作はそこまで面白いとは感じなかっ
たので、この人気ぶりがちょっと意外だったりします。今回も最初からオチが読めている話をA
パートラストまで引っ張ったり、劇中劇が妙に長かったりと、話のバランスがよろしくない感じがし
ました。キャラの作画が可愛ければオールOKな人達は大歓喜だったようですけど。とりあえず1
期より予算がずいぶん増えたようで、妙に動きまくっているオープニングや本編の作画が印象に
残った1話でした(笑)。あと今回主人公の台詞が多かったので、2期はもうこれで出番終了では
ないかという説が?
頭を使わず見るぶんには可もなく不可もなく、な感じの作品なので(苦笑)、一応今期も視聴継
続予定です。
ファミリーマートで初音ミクまんじゅう“ミクまん”が発売されるそうです。買っても食べずに保存
する人が出てきそうな気が?
http://www.famitsu.com/news/201207/03017402.html
12/07/06
真夏日の暑さと梅雨の湿気で、不快指数がかなり高い感じです。
BS11新番組「人類は衰退しました」。原作は小学館のライトノベル。人類が衰退し、代わりに妖
精が新たな人類と化した世界で、両者の調停を務める少女が体験する不条理コメディ・・・?
作者は18禁ゲームで評価の高いシナリオを書いていた田中ロミオ氏。18禁ゲー時代もシビア
な物語を得意としていたらしいですが(残念ながら私は未プレイ)、この作品も見た目の映像に
反してかなりブラックなギャグに満ちている印象です。中原麻衣さん演じる主人公が、可愛らしい
声とは裏腹に性格が超真っ黒(笑)。あまりにひどくてそれがギャグになっているあたりのセンス
は面白いと思いました。利己的すぎる主人公の言動が好みに合わない人もいるようですが、個
人的にこーいうキャラは嫌いじゃないです。いきなり原作の途中のエピソードから始めたとかで
やや不親切な作りの1話でしたが、とりあえず視聴継続予定です。
http://www.maql.co.jp/special/jintai/
AT-X新番組「だから僕は、Hができない。」。原作は富士見ファンタジアのライトノベル。超スケ
ベな主人公の許に突然現れた赤い髪の美少女。彼女は自らを死神と名乗り、いきなり主人公を
攻撃して・・・といったイントロ。なんか思いっっきり設定が「ハイスクールDxD」と被っているような
気が。
よもやの「ヨスガノソラ」スタッフ再結集。「ヨスガ」でやりすぎて、二度とテレビ作品には関われ
ないと思っていましたけど、あっさり謹慎解除?主人公の声や主題歌担当者まで「ヨスガ」と一緒
ですが、今回は原作がライトノベルなので、さすがに直接的な本番シーンはない・・・と思うのです
が、どーなんでしょ(但しAT-XではR-15指定)。でも1話からさっそくアンダーヘア云々とギリギリ
なネタをやっていて、「またもBPO監視銘柄確定?」と思ってしまいました(笑)。元々視聴する予
定はなかったのですが、たまたま見てスタッフ名に驚いたので取り上げてみました。ですが視聴
継続するかは未定です。
http://boku-h.com/
ジャズを題材にしたアニメ「坂道のアポロン」の岩手での放送が先日最終回を迎えました。シリ
ーズ後半は人間ドラマのほうにウェイトが置かれて、ジャズの演奏シーンが少なくなってしまった
のが残念でしたが、物語としての盛り上がりを考えると仕方ないところかも。とはいえ終盤は話
そのものも駆け足気味になって、やや物足りなさがあった感じでした(ラスト近辺は原作の単行
本1冊を1話で消化するペースだったとか)。せめて2クールかけてじっくりとやれば、もっとジャ
ズにまつわる部分も濃く描写出来たのではないかと。でも、それだと作画スタッフが死にそうです
ね(笑)。あと、せっかく声優界でもトップクラスに歌の上手い南里侑香さんをメインヒロインに据
えたのに、歌っているシーンが殆どなかったのは勿体ない気がしました。サントラのアルバムも
久々にジャズアルバムの良作として話題になっていますし、短期間で終わらせるには惜しい作品
だったように思います。寡作で知られる渡辺監督、次回作は何年後になるのやら(苦笑)。
現在連載中の「ジョジョリオン」(「ジョジョの奇妙な冒険」第8部)に地元の銘菓「ごますり団子」
みたいな団子が出ているな〜と思っていたら、本家本元がマジでコラボして発売することに。老
舗の和菓子店がよくこーいうネタにOK出したものだと、ちょっと意外に感じたり。
そう言えば、その「ジョジョ」が秋からテレビアニメ化するとか。今更1部から順にやっていくつも
りなのでしょうか。
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20120704_8
12/07/08
節電と思っていてもエアコンのスイッチに手が伸びてしまう暑さです(苦笑)。
「モーレツ宇宙海賊(パイレーツ)」最終話。意外とあっさり戦闘終了?もちろん充分に盛り上が
る展開でしたけど、思ったより敵が強くなかった気がしなくもありませんでした。鉄仮面男の正体
や、広げた風呂敷を畳むのは劇場版で、というのは予想通りだったので構わないですが、欲を
言えばヨット部の面々にもう少し出番がほしかったかも。せっかく皇族が二人もいるという切り札
を持っているのですから、政治的な策略を絡めてのどんでん返しというのも見てみたかった気が
します。
シリーズ中盤でややテンションが落ちた印象もありましたが、総じて質の高いドラマを毎回キー
プしていて、最後までたっぷりと楽しめた作品でした。昨今めっきり減った本格SF・骨太なストー
リーといったものが目一杯詰まっていて、王道エンターテインメントはやっぱり面白いと改めて実
感。最近の薄味な物語性やワンパターンのハーレム設定に辟易している人には文句なくオスス
メ出来るかと。
ただ、某アイドルグループのオープニング・エンディング曲だけは最後まで好きになれませんで
した。あのタイアップに喜んでいる人ってスタッフだけのような気がするのですが、レコード会社
のごり押しにも困ったものです。なので、新規に視聴する人はオープニング・エンディングをスキ
ップするかミュートにして視聴することを強く推奨します(笑)。
「氷菓」11話。完成した自主映画。だがそこには本来のシナリオライターが用意していた伏線
が入っていないことを指摘され・・・。
主人公が延々糾弾されるシーンが続いて、気が滅入る解決編だったような。結局彼は名探偵
になりそこねた訳ですが、仲間内からそれを責められるのは筋違いに見えなくもない気が?こー
いう部分が「ほろ苦い青春群像劇」と銘打っている所以なのかもしれませんが、後味の悪さが残
るエピソードだったように思います。
それと、気になったので今回の話の始まりである8話を見返してみたら、冒頭でちゃんと黒幕
の存在を匂わせていて上手いと感じたり。視聴者には今回の件の真相が分かっていますが、主
人公は知らないまま悶々とし続けるのかと思うと、ちょっと可哀相になってしまいました。
BSアニマックス新番組「TARI TARI」。「true tears」「花咲くいろは」スタッフによる新作のオリジ
ナル作品です。舞台は江ノ島のとある高校。顧問とケンカして声楽部を辞めた少女が新たに合
唱部を作ることを決意、部員候補として元音楽科の主人公を勧誘するが、本人は二度と歌いた
くないと拒絶して・・・といったイントロ。
普段は有料放送のBSアニマックスですが、今期から無料放送枠を新設。その第一弾がこの作
品です。同局で放送していた「花咲くいろは」はリアルタイムに視聴出来なくてちょっと悔しかった
ので、今回はBSアニマックスの心意気に感謝です(笑)。
話のほうはいきなり人間関係がギスギスしていて、前2作と作風が変わらないな〜と思ったり。
作画も前作の癖がまだ残っているようで、「花咲くいろは」の続編だと言われたら信じてしまいそ
うなキャラ達です(苦笑)。一方で、冒頭の腹を空かした猫が足元でじゃれつく芝居や、朝の登校
時の空気感なんかは相変わらず素晴らしい映像クオリティで、それだけでも感心させられます。
主人公が歌いたくない理由や、音楽科から普通科に移った事情がまだ分からないので、今のと
ころ単なる我が儘キャラに見えなくもありませんが、ここからどう話が転がるのやら。展開を楽し
みたいと思います。
ちなみに主人公の声は「true tears」でメインヒロイン・・・の座を最後に奪われてしまった(笑)
高垣彩陽さん。本人も音楽大学出身だったりするので、意図的なキャスティングではないかと思
えたり。あと、今回声楽部が歌っていたのが「true tears」主題歌というファンサービスにニヤリ。
てか、実際この曲は某タレント事務所のオーディション課題曲だったという経緯があるだけに(転
調しまくりで、かなり歌うのが難しい曲だそうな)、声楽の課題曲になるのも納得?
「夏色キセキ」最終話。最後までどこかで見たネタと被っていたのが気になってしまいました。
今時完全にオリジナル要素だけで物語が作れるとは思っていませんが、せめて一ひねり加えれ
ば既視感も薄れるだろうに、と思えたり。最初はウザさが目に付いた主人公達も途中からは結
構可愛らしく見えてきましたし、面白いと思ったエピソードもあっただけに、良作の二歩三歩手前
くらいで足踏みしたままシリーズが終わってしまったのが勿体なかったです。と言うか、やっぱり
ガンダムスタッフに萌えアニメは無理だったのでは(笑)。失礼ながら人選ミスが最大の敗因だっ
たような気がします。
そしてBS-TBSでの放送が終わった翌週から、同じ時間帯に今度はBS11で放送が始まるとい
う猛攻勢ぶりに苦笑。AT-Xでも1週遅れで放送中ですし、そこまで放送枠に予算注ぎ込むなら、
毎回ガタガタだった作画に予算回せと言いたくなったり(苦笑)。
「スマイルプリキュア!」22話。さらわれた妖精を助けるため異世界へ飛んだ主人公達。だが
そこで対峙した敵は桁違いに強くて・・・。
日曜朝の子供向け番組で、ヒロイン達がよもやのレイプ目!コラ画像禁止と勧告したスタッフ
自らコラ素材増やしてどーするよ(笑)。大きなお友達にとってこの作品は深夜32時の深夜アニ
メだと言われていたりもしますが、今回は納得してしまいそうな作画と内容でした。や、マジでトラ
ウマものの回だったような気がするのですが、予告で既に新コスチュームを披露しているので、
次回パワーアップで逆転勝利すると分かっているだけまだ救いがあると言えるでしょうか。
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