おもひで

だいありーの過去ログです。

12/07/11

 空は曇っていても真夏日近い気温で、肌がベタベタする感じです。

 AT-X新番組「織田信奈の野望」。原作はGA文庫のライトノベル。戦国時代にタイムスリップし
た主人公は、史実と異なり殺されてしまった豊臣秀吉の代わりを務める羽目に。そして出会った
織田信長は・・・女の子だった?というイントロ。
 何番煎じか数えるのもイヤになる戦国武将の萌えキャラ化作品ですが、設定がまんま「戦国乙
女」と一緒で(主人公が秀吉の代わりというのも完全に同じ)、しかも今期は同じく信長をヒロイン
化した「戦国コレクション」を放送中というタイミングでのスタートとは、運が悪すぎにもほどがある
ような。メインヒロインの声が伊藤かな恵さんなので見てみようと思ったのですが、視聴継続はや
や微妙?「咲」「Aチャンネル」等のスタジオ五組制作なので作画はかなり可愛らしいですし、久し
ぶりに金田朋子さんがロリボイスで出演していたりと、美味しい要素はありそうなので、速攻切り
捨てはしないつもりですが、さて。

 「ゆるゆり♪♪」2話。ババ抜きをすると顔に表情が出てしまう主人公。それでも本人はババ抜
きを続けると言い張って・・・。
 2話にして既に展開が散漫に(笑)。実に感想を書きにくい作品です。Bパートは生徒会メンバ
ーの話になってるし。とりあえず今回も主人公に台詞があったのは良かったのではないかと。

 AT-X新番組「カンピオーネ!」。原作は集英社のライトノベル。不思議な石版を持ち主に返す
ためイタリアを訪れた主人公は、そこで古き神々の戦いに巻き込まれて・・・といったイントロ。
「なのは」シリーズや「アスラクライン」等の草川監督の今期担当作品で、そのため「DOG DAYS」
2期は西村純二氏が監督をしていたり(それはそれで意外な抜擢ですが)。
 古今東西の神々を題材にしたファンタジーものは既に出尽くした感もありますが、今度はギリ
シャ神話ですか。や、ある意味一番欲望に忠実な神々ですから(笑)、敵キャラとして設定しやす
いと言えるかも。魔法陣の演出パターンが「なのは」「アスラクライン」とほぼ一緒で、やっぱり同
じ監督作品だな〜と思える場面も。主人公は割と物事に動じないタイプのようで、グダグダ悩ま
ず神様と戦う様子は好感が持てるので、とりあえず視聴継続予定です。
 ちなみにAT-Xの最速放送は金曜の夜ですが、先週は「モーレツ宇宙海賊」最終話と時間帯が
被ったので遅れて視聴しました。ただ今期は週末に視聴作品が集中しそうなので、このまま火曜
日の放送枠でエアチェックして感想を書く可能性はあるかも。


12/07/13

 30度越えの暑さに、外ではもうセミの声が。でも梅雨明けはまだ遠いようです。

 「人類は衰退しました」2話。謎の缶詰を作る怪しげな工場を査察した主人公達。だが工場内
で他の人達とはぐれてしまい・・・。
 あまりにブラックすぎて、笑っていいものかどうかすら戸惑ってしまう展開でした(苦笑)。こーい
うのが持ち味の作家さんなのでしょうか。アヴェ・マリアが流れるなか、加工されたチキンが逃げ
回ったり空から降ってきたりするのがもはやシュールを通り越す不条理さで、とりあえずスタッフ
はシューベルトとブロイラー業者に謝ったほうがいいような気がしました(笑)。個人的には面白
かったですが、極端に見る側を選びそうな作品のようです。

 「だから僕は、Hができない。」2話。死神ヒロインの魔力源にされてしまった主人公。だがその
根源はスケベ心で、無尽蔵のエネルギー量を誇っていて・・・。
 おバカなノリの作品っぽいので、とりあえず視聴を続けてみることにしました。ただエロパワー
が原動力の主人公って、「GS美神」の横島もそんな設定だったような。幼馴染みの巨乳ヒロイン
が既に負け確定キャラのようで「またか」と思ってしまいましたが(ホント、最近は幼馴染み設定っ
てすっかり敗北フラグになってしまったような)、少しは報われる展開があると良いのですが。脱
がされる展開なら大歓迎ですけど(苦笑)。
 しっかし、下野氏は変態主人公ばかりで、もはやまともなキャラを演じさせてもらえないので
は?遠藤綾さんもエロキャラ専門になっている気がしますが。

 「ふぉとふぉと」更新。と言っても新規の写真ではなく、過去に撮ったものを使っての環境に優し
くなさそうなリサイクル写真です(笑)。あくまで思いつきの一発ネタということで。
 今回はこのコーナーを開始した時に使っていたコンパクトデジタルカメラ・P3で撮ったものの中
から、東日本大震災による津波で失われた風景や、廃線となったくりはら田園鉄道、その後の
私の写真に頻出するモチーフの原点っぽいようなものを改めてピックアップし、今の自分の感覚
でトリミングやレタッチをしてみました。当時は気に入らなくて没にしたものが逆に良く見えたり
と、自分の好みの変化なんかも実感しつつ、あれやこれやとセコい手を使ってなんとか見栄えの
する絵に仕立てることが・・・出来たような、そうでもないような?とりわけ、一眼レフのアスペクト
比にすっかり慣れてしまったので、コンパクトカメラの4:3という縦横比には結構違和感がありまし
た(一眼レフは銀塩写真時代からの慣例で3:2が主流)。プロの写真家のなかには真四角のアス
ペクト比で撮る人もいたりしますが、慣れるまでは構図を組み立てるのが大変そうだな〜と思え
たり。
 ともかくも、今回は題して「り・あれんじP3」。初公開の写真を加えつつ、以前から公開していた
ものを再調整した写真もあったりするので、見比べてみる・・・のは恥ずかしいのでご勘弁を(苦
笑)。


12/07/15

 どんより梅雨空が続いています。

 「カンピオーネ!」2話。神を殺したことで、カンピオーネと呼ばれ畏怖される存在になった主人
公。更にはイタリアで知り合った金髪美少女が日本にまで押しかけてきて・・・。
 いきなり3・4話ぶんくらいエピソードをすっ飛ばしたような時間経過に呆然。しかもBパートでも
う一度イタリアに戻ったりと、日本に帰ってきた意味がなかったような。原作ファンもポカ〜ンとし
てしまう省略ぶりだったらしいので、私のようなアニメオンリーの視聴者にはもっと意味不明な話
になっていた気がしました。1クールでどれだけ話を進めるつもりなのかは知りませんが、あまり
に不親切な作りでいきなり評価大幅ダウンです。今期の視聴継続予定作品でしたけど、こんな
ダイジェスト状態が続くのでしたら切る可能性もありそうです。

 「氷菓」12話。ついに迎えた文化祭初日。だが古典部は発注ミスで会誌を多く作りすぎてしま
い、なんとか売り切ろうと猛アピールすることに・・・。
 文化祭シーンに気合いを入れるのは、もはや京都アニメの伝統になってますね。やたらと密度
の濃い作画が続いて見入ってしまった一方で、本筋と関係ない部分にばかり注力している気が
しなくもなかったり。状況に流されっぱなしで本来の目的を忘れているメインヒロインは可愛かっ
たですが、天然ボケも度を超すと単なる駄目キャラになってしまう危険が?
 あと今回からエンディングが一新されましたけど、映像がむっちゃ普通すぎて「とうとうネタ切
れ?」と思ってしまいました。さすがに毎回新しい方向性を考えるのは大変といったところでしょう
か。

 「TARI TARI」2話。なんとか部として活動を開始した合唱部。だが候補にしていた曲を声楽部
顧問から却下されて・・・。
 いい最終回でした(笑)。や、今回の話が作品としてのゴール地点だと思っていたので、あっと
いう間に部が発足して本番当日を迎えたジェットコースターぷりに驚いてしまいました。むしろこ
こから本格的に話が始まるということなんでしょうか。今のところ主人公の存在感が薄くて、合唱
部の言い出しっぺヒロインが主役状態になっていますけど、「次から本気を出す」みたいな感じ
なのやら(苦笑)。
 そして早くも人気上昇の巨乳ヒロイン。弓道・乗馬に長けて人格者&統率力があり、トドメに中
の人が歌唱力抜群の早見沙織嬢って、ほぼ完璧ヒロインでは(笑)。1キャラにこんなに長所を
詰め込むとは、他のキャラが霞まなければ良いのですが。

 BS11新番組「DOGDAYS'」。再び異世界に召喚された主人公。今回はお隣さんヒロインと、従
姉妹で師匠の格闘ヒロインも一緒に参戦することに・・・。
 去年のヒット作の続編。ですが前述の通り監督は草川氏から西村純二氏に交代。ベテラン監
督らしく、分かりやすさ優先の演出でさっそく前シリーズと違いを出してきた印象です。前作はツ
ッコミ箇所ありすぎな設定とシリーズ構成でお世辞にも誉められた出来ではないと思えました
が、その辺の改善を期待したいところです。

 BS-TBS新番組「じょしらく」。原作は少年マガジンのコミック。「さよなら絶望先生」の久米田康
治氏がシナリオ、作画を「とらドラ!」の挿絵を担当していたヤス氏が手がける異色タッグ作品
で、若き女性落語家達が主役のコメディです。更にアニメ版「とらドラ!」のキャラデザを務めた
田中将賀氏が今回もキャラデザをやっていたり。
 主役は5人の女性落語家で、舞台は楽屋という斬新な設定ですが、やってることはほぼ「絶望
先生」と変わらなかったりします(笑)。てか、1話からさっそくヤバすぎる政治ネタを入れていて、
放送していーのかと思ってしまいました。演じるのは若手女性声優ばかりで、特に主演の佐倉綾
音嬢はまだ18歳という若さ(「夢喰いメリー」でいきなり主役を演じたものの受験のため活動を自
粛、今年に入ってから本格復帰)でホントに落語が出来るのか、というのが一番の懸念でしたけ
ど、想像していたよりはちゃんと落語の語り口になっていたかな、という印象でした。もっとも原作
では落語をしている場面が全くないらしいので(苦笑)、その辺の心配はいらないのかも。

 「スマイルプリキュア!」23話。敵本拠地に乗り込んだ主人公達。敵幹部とのバトルは苛烈を
極め、満身創痍になるが・・・。
 いい最終回でした、その2(笑)。つーか話終わっちゃったよ。予告を見ると次回から全くの別
番組になるような感じがあったりしますが、さすがにブラフですよね。「ゴレンジャーごっこ」並み
の大転換があったら凄いサプライズですけど(って、例えが古すぎで誰も分からないってば)、新
しいオモチャも出たばかりですし、普通に敵幹部もラスボスも生きてましたという展開になりそう
な気がします。


12/07/18

 30度越えの猛暑が続いていますが、岩手はまだ梅雨明けせず。

 「織田信奈の野望」2話。信奈の弟に無礼をはたらいた罪で処刑が決まった主人公。期限内に
資金以上の米を買い付け出来れば刑を免れられると言われるが・・・。
 「信長の野望」もどきのイベント発生で、ディープなゲーマー主人公が今のところ才能を発揮し
ていますが、どこまでそれが通用するかがポイントでしょうか。単なる歴史オタクではなく熱血漢
なところも見せているのが好印象な感じですけど、分不相応な発言が目立つのは問題あり?今
までの武将ヒロイン化作品よりもシリアス寄りな作風のようなので、一歩間違えれば速攻手打ち
にされそうな気もしたり。あとロリヒロインが多いのに、ロリキャラに興味がないってのは主役とし
てどーよ(苦笑)。
 しっかし、今期の作品のなかでは飛び抜けて作画が良いですが、このレベルを最後まで維持
出来るのかちょっと心配です。

 「ゆるゆり♪♪」3話。口喧嘩ばかりしているが、本当は仲の良い生徒会凸凹コンビ。だか巨乳
ヒロインが他の子をずっと構っているのを見て、相方は内心複雑で・・・。
 ガチで百合恋愛をやっちゃうと、コメディを通り越して重苦しい展開になってしまうような。1期で
出番の少なかった生徒会コンビの当番回ということで、キャラのファンは大満足な話だったようで
すが、なんとなくいつもと作風が違う印象があったりなかったり。作品タイトル通りに緩〜い百合
展開のほうが個人的には面白い気がします。

 先日の「スマイルプリキュア!」(23話)は新しいバンクシーンも含めて作画枚数が1万枚だっ
たそうな。通常のテレビシリーズが3000〜3500枚なので、最終回並みのクオリティと評された
のも納得です。まだシリーズ中盤ですけど、こんな気合い入れちゃって大丈夫?シリーズ後半で
息切れしないと良いのですが。


12/07/20

 一転して肌寒いくらいの涼しさに。何故にこうも両極端なのやら。

 「人類は衰退しました」3話。主人公の同僚が見つけたコピー機とMOディスク。ディスクの中に
はBL同人誌の原稿データが入っていて・・・。
 3話目にして腐ってしまいましたよ(笑)。そりゃもう盛大に。人類滅亡の危機にあっても腐女子
パワーは衰えを知らないと、そーいうことですか。同じブラックユーモアでも前回までとはかなりベ
クトルが違う感じで、どーいう着地点に向かうのか怖くもあったり。

 映画「けいおん!」ブルーレイ発売。初回限定版は絵コンテやらパンフの縮刷版やら付属して
いて、国語辞典並みの厚さと重さだったりします。てか、こんだけ重量感のある映像ソフトだと往
年のLD-BOXを彷彿とさせるよーな。
 既に劇場へ二回足を運んで鑑賞しているので詳細な感想は省きますが、ブルーレイで視聴し
てもテレビシリーズ特別編な印象は変わらず。繰り返しになりますが、1本の映画としてではなく
テレビの特別編3〜4話分として見るならかなり面白いと思えるだけに、色々勿体ないな〜という
気が改めてしてしまいました。テレビシリーズの時点で既に映像クオリティが高いことが、逆に災
いしたように思えなくもなかったり?特別作画が凄いと感じられる場面があまりなくて、個人的に
一番映画っぽく見えたシーンは夜のハイウェイを走るタクシーのカットでした(笑)。それでも見て
いて楽しいのは事実で、ブルーレイが届いてからも繰り返し鑑賞していたりします。シリーズを見
続けたファンに対する最後の大盤振る舞いという意味では非常に良くできた作品だと思います
し、その観点ならいくらでも評価することが出来そうです。あ〜、あれですわ、イデオン発動篇を
富野監督が「映画として見るなら0点、物語の完成度としては80点」と自ら評したのと似たような
感じなのかも???
 余談ですが、私の場合年齢的にも主人公よりさわちゃん先生目線で物語を追いかけてしまい
がちで(苦笑)、一番グッときたのが教室ライブのシーンでした。そーいう意味では、素直に主人
公達と同化出来るティーン世代がちょっと羨ましくもあったり。嗚呼、自分がアラフォー世代であ
ることをイヤでも実感(笑)。

 ・・・・・・と、ここまで書いた時点で自室のテレビが映らなくなってしまいました。お亡くなりになっ
たという訳ではなく、ユーザーの間では割と有名な症状が発生しただけだったりします(そーいや
初期型PS3にも似たような欠陥があるとか。私のは今のところ大丈夫ですが)。電源部の部品交
換だけで直るらしいので、修理センターにコールしてサービスマンに来てもらうことにしました。ソ
ニーは認めたくないらしいですが、実はテレビ自体の不具合という話も?とは言え、今となっては
貴重(かもしれない)なハイビジョンブラウン管なので、個人的にはまだまだ使っていきたいと思
っていたりします。
 修理は週明けと言われたので、今週末のアニメのエアチェックは来週になりそうです。もっとも
自室では録画分の視聴以外はニュースと天気予報を見る程度なので、テレビが見られなくても
生活に支障はあまりなかったりしますが(これがパソコンのモニターなら大慌てするかも)。てなこ
とで、ネタもなさげなので今週末の更新はお休みする予定です。


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