おもひで

だいありーの過去ログです。

12/08/12

 帰省シーズンで、見慣れない県外ナンバーの車が多いです。

 「氷菓」16話。文化祭最終日、連続怪盗犯を捕まえようと張り切るものの空振りに終わるデー
タベース親友君に対して、主人公はふとしたことから犯人特定の手がかりを得て・・・。
 漫研の陰湿いじめ描写はもはや不快レベルになっていて、これ以上続けるのはマイナスイメー
ジにしかならない気も。あそこまで陰険なことをされても居続けようとする掛け持ちヒロインの根
性は素晴らしいと思いますが。データベースの親友君も既に主人公に対する敵愾心を隠そうとし
ていない感じですし、随分とギスギスした雰囲気になってしまったものです。その中にあってマイ
ペースでボケ続けるメインヒロインが、唯一の清涼剤ですなぁ(笑)。

 「TARI TARI」6話。夏風邪で寝込んでしまった主人公。親戚の家に遠出していた父親は慌てて
戻ってきて・・・。
 主人公の悩みの真相を知らないまま、合唱部のメンバーがそれぞれの想いを語ることで結果
的に彼女の心の救済になるというシナリオの妙が実に素晴らしい回でした。元々台詞で語らせ
るよりもキャラのちょっとした表情や芝居でドラマを組み立てるのに長けている作品だとは思って
いましたが、今回はそれが最大限に効果を発揮していたように思います。何気ないシーンや台
詞が伏線になっていたりする緻密な構成といい、今作は「花咲くいろは」と比べても格段に完成
度のレベルが上がっているような。着実に進化し続けるP.A.WORKS恐るべし。
 あと今回は父親がちゃんと父親としての役割を果たしていて、最近は親の存在意義が失墜し
た作品が氾濫しているだけに、こーいう作品を見るのは久しぶりだな〜と思ったりも。道徳臭い
と言われようと、大人がちゃんと大人としての義務を果たす作品は必要だと感じます。

 「DOG DAYS'」5話。辺境の町で連続追いはぎ事件が発生。噂を聞いた従姉妹ヒロイン達が犯
人を捕まえようと出かけるが・・・。
 丹下桜さんが年長者キャラを演じる日が来ようとは(しみじみ)。そのうちお母さん役なんかもや
るようになるんでしょうか。んで、「桃太郎侍」をやりたかっただけなんじゃないかという気がしなく
もなかったエピソードでした(苦笑)。今回はほのぼの事件で済みましたけど、意外とこれがシリ
ーズ後半への伏線になっていたりとか?
 今のところ全話コンテを切っている西村監督、もしや1クール丸々コンテを担当するつもりなの
やら。

 「じょしらく」5話。どっちが大事の巻&原宿デビューの巻&肌色戦隊の巻。“若者の街・原宿”
は80年代の認識というイメージがあるのですが、今でもそうなのでしょうか。。そして、つくづく女
の子が無理矢理脱がされても嬉しくない作品だ(苦笑)。ここまでサービスカットがサービスにな
っていない作品も珍しいような。

 「この中に1人、妹がいる!」3話。男装ヒロインに迫られているところを見られて、ホモと勘違
いされた主人公。彼を更正させようと、妹候補ヒロイン達は大胆な手で誘惑してきて・・・。
 アカン、徹底的に頭おかしいですよこの子達(笑)。ホモを矯正させるためとはいえ、恋人でも
ない相手にいきなり服を脱いで夜這いしてくる女子高生って、いくらなんでもトンデモすぎるよー
な。そこでエロい妄想はするくせに手を出さない主人公は、人として立派と見るべきかED野郎と
見るべきかは意見が分かれそうですが(苦笑)、たいした自制心かと。今回はエロいシーンに規
制入りまくりだったので、ブルーレイでは解禁が話題になりそうな気がしました。

 「スマイルプリキュア!」26話。夏祭りに来た主人公達。妖精キャラは初めて見るものばかりで
大はしゃぎして・・・。
 もはや妖精キャラは衆人環視でも堂々と喋っているような。そしてそれを全く気にしない屋台の
おっちゃんや周囲の客を見るに、もうこの町では妖精の存在がすっかり認知されているのではな
いかという気も?敵幹部達も割と普通に人間と会話していたりしますし、今シリーズの世界観は
そーいうものだと思ったほうが良さそうです。


12/08/15

 中旬に入ってから曇天が続いていますが、蒸し暑さはあまり変わらなかったり。個人的には天
文イベント(ペルセウス座流星群、金星食)が見られなかったのが残念です。

 「織田信奈の野望」6話。歴史上は信長が一夜で城を築いたと言われる地に攻め込む主人公
達。だが敵の策略のほうが一枚上手で、窮地に追い込まれ・・・。
 さんざん大口叩いておいて毎回ピンチになる主人公をどーにかしたほうが、天下統一が早まる
気が。ここまで学習能力のない主人公ってのもひどいような。「現実はゲームのようにはいかな
い」ってのが作品テーマならまだ納得出来るのですが、ヒロイン達は揃ってベタ惚れ状態ですし、
結局ラノベ的ご都合主義の作品ということでしょうか。シリーズ序盤は結構面白くなりそうに見え
たのですが、う〜ん・・・。

 「ゆるゆり♪♪」7話。姉妹がいるヒロイン達の一日。それぞれの姉や妹は何故か揃いも揃っ
て百合路線まっしぐらで・・・。
 1期2期通じて一番面白いと感じた回でした。つーか、この世界にはまともな恋愛観を持った人
間はいないんかいっ!主人公の姉が「ガチ百合、始まるよ〜」と言っていた通り、どいつもこいつ
も実の姉妹に懸想しすぎです。この子達なら女の子同士でも余裕で子供が作れそうな気がした
り(苦笑)。巨乳生徒会ヒロインのちっちゃい妹が一番人格者に見えてしまいました。
 あと、今回は主人公の家の茶の間にあったミニコンポがビクターのウッドコーンシステムで、オ
ーディオファンの間でちょっとした話題に。ちゃんと別売りの専用インシュレーターまで使っていま
したけど、どーいう理由でスタッフがこれをチョイスしたのやら。
 http://www3.jvckenwood.com/audio_w/home/ex-ar7/index.html

 アニメに出てくるオーディオと言えば、「TARI TARI」では主人公の部屋にあるスピーカーが随分
とマニアックな機種(↓)で、さすが音楽一家といった印象があったり。解析班(笑)の調査による
とプレーヤーとアンプはアキュフェーズっぽいという話ですし、母親の遺品とはいえ高校生として
は随分リッチな環境かと。
 http://www.jp.onkyo.com/audiovisual/purespeaker/dtk10/index.htm


12/08/17

 前日の予報では曇りや雨でも、夜が明けると晴れて真夏日一歩手前といった日が続いている
気がします。

 「人類は衰退しました」7話。主人公のふとした一言を機に、時間がループする現象が発生。し
かもループするたび何故か主人公が増えていて・・・。
 見ている側は既にループしていると分かっているのに、何度も何度も繰り返していたのがやや
クドく感じられました。ループネタの第一人者(笑)押井監督も「繰り返しは三度まで」と言ってます
し、やりすぎは飽きられるだけかと(ましてやエンドレスエイトなどもってのほか)。展開が不条理
すぎてどこまでが現実か分からない話でしたが、次回その辺の説明はあるんでしょーか。

 今週の「戦国コレクション」は30分の中にとんでもない量のネタを詰め込んでいてびっくり。明
智つながりで明智光秀を明智小五郎に見立てた探偵もの、というあたりまではすぐ分かったので
すが、森蘭丸→名字を分解してキバヤシ少年(小林少年)、被害者のホトトギス3姉妹→「鳴か
ぬなら〜ホトトギス」にちなんだ信長・秀吉・家康といった名前ネタに始まって(更に容疑者候補
は信長と戦った戦国武将達)、家康がタイの天ぷらで食中毒といった史実ネタを絡め、犬神家の
一族、ホームズ、ポワロ、Wの悲劇といった探偵映画パロをやりつつデビット・リンチネタを挟み、
ラストは本能寺の変の・・・といったシリアス要素まで入っているてんこ盛り状態で、1回見ただけ
ではどれだけネタが詰まっているのか分からない密度でした。正直私も2ちゃんねるで頑張って
分析している人達の書き込みを見てよーやくネタに気付いた部分が多く、そのあまりの量の多さ
に驚いた次第。回を追う毎にマニアックさが濃さを増すこの作品ですが、もはや萌え系アニメと
いうより映画オタク向けアニメになっているような。コナミ系作品はいつもとんがった方向性に走
る傾向がありますけど、今シリーズがここまで暴走するとは思いもしませんでした。
 http://shino134.blog22.fc2.com/blog-entry-4194.html
 http://d.hatena.ne.jp/makaronisan/20120816/1345066328


12/08/19

 お盆が終わってもなかなか涼しくなってくれません。

 「氷菓」17話。連続怪盗犯の最後の標的にされた古典部。だが多くの人が監視する中、犯行
は成功し・・・。
 文化祭エピソード完結。正直この話は途中から空気がギスギスしすぎていて、もっと早く終わっ
て欲しいと感じてしまいました。料理対決のあたりまでは面白いと思ったのですが。ここまで人間
関係にヒビが入ったのに、次回から普通に元通りというのも不自然な気がするのですけど、どう
なるのやら。つーか妙なプライドにこだわらずに、それぞれが本心を明かせば済む話のような。
それが出来ないあたりが等身大の高校生らしいのかもしれませんが。

 「TARI TARI」7話。プロの競馬騎手になりたいと言い張るも、父親とケンカ状態の完璧巨乳ヒ
ロイン。けれども無理なダイエットを続けてフラフラになってしまい・・・。
 以前からその道に詳しい人達に「騎手舐めてのんか」と反感買いまくっていた完璧巨乳ヒロイ
ンの夢にまつわるエピソード開始。現実には中学を卒業した時点で競馬学校へ行くもので、高卒
で騎手になるのはほぼ不可能なんだそうですが(更には厳しい身長制限と体重制限があるそう
で、ナイスバディすぎる巨乳ヒロインがジョッキーになれる可能性はないとか)、今回やっとヒロイ
ンがそれを知った模様。高3の秋にやっと具体的要項を調べて慌てだしたってのも遅すぎるよー
な。てか、乗馬の選手とかじゃ駄目なの?流鏑馬の練習シーンが出てきましたけど、あれが出
来るだけでも大したものだと思うのですが。
 今回でエンディングは曲・映像ともに最終形バージョン・・・なんでしょーか。微妙に不自然に見
えるカットがあって、もう一回くらい変更が入りそうな気がしなくもなかったり。

 「DOG DAYS'」6話。かつて魔王を封印したと言われる石碑に触れた主人公とリス尻尾お姫
様。すると石碑が反応して、中から魔王が・・・。
 いよいよシリアスバトル路線突入か、と思わせておいてひどいオチが(笑)。マジで2期はほの
ぼの路線を貫くつもりなんでしょうか。あの魔王の言動とへっぽこさはどこかで見たような気がす
るのですが、何のキャラに似ているのか思い出せないのがもどかしかったり(苦笑)。

 「じょしらく」6話。4人がいいの巻&待ち合わせでバラバラの巻&新人いびりの巻。前回ラスト
のネタで今回ずっと引っ張るとは思いもしませんでした。確かに「絶望先生」でも似たような展開
は何回があったので、いつものノリと言われればそうなのかも。むしろ既に「差し障りのない会
話」が微塵も無くなっていることのほうが、この作者らしい気がしたり。ただ、そろそろバイオレン
スでオチをつけるのはマンネリになりつつあるよーな。

 「この中に1人、妹がいる!」4話。状況証拠でツンデレヒロインが妹だと確信した主人公。だ
が彼の推測を聞いたメインヒロインは何故か教室から姿を消してしまい・・・。
 今回が最終回でも何等問題ないのでは(笑)。と言うか妹候補のヒロイン達から一気に候補が
減って、ここからどう話を広げるのかちょっと心配になってしまいました。次回からはまだ顔見せ
程度のヒロイン達にスポットが当たるのでしょーか。

 「スマイルプリキュア!」27話。祖母の住む田舎に来た主人公と仲間達。そこは妖怪が沢山住
んでいると言われていて・・・。
 今回の話の舞台って、遠野?カッパやら座敷童やらと言われると、ついそう思ってしまいます。
そして主人公達がめっさ感動していた田舎の風景も、岩手では全然珍しくない罠(苦笑)。恐らく
主人公達が住んだら一週間で飽きてしまいそうな気がします。
 “祖母が最強伝説状態”はすっかりシリーズの伝統になっている感じですが、今シリーズでも健
在のようで。敵の攻撃を無効化出来るということは、プリキュア達よりもラスボス復活阻止に役立
つのでは?(笑)


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