おもひで

だいありーの過去ログです。

12/08/22

 8月も下旬なのに、連日35度越え。夜になっても室温が30度以上あって寝苦しいのが地味に
つらいです。

 「織田信奈の野望」7話。足利氏が逃亡し、荒れ放題になった京の都。織田軍上洛を前に、主
人公達が一足早く京に乗り込むが・・・。 
 更に更にロリキャラ二人登場。アニメで皇室ネタはタブーとはいえ、結構苦肉の策でヒロイン化
したな〜という気も。一方で伊達政宗のロリキャラ化は、史実における生年月日を考えると割と
妥当だったり?しっかし、「戦国コレクション」と登場人物がかぶりすぎていて、本当に悪いタイミ
ングでアニメ化したと思えてしまいます。あと、ねねがお嫁さん候補で何が不満なんじゃ〜!そこ
が主人公の最も気に入らない部分です(笑)。
 どーでもいい話ですが、個人的に戦国時代というと「忍者武芸帳」等の白土三平作品のイメー
ジか強いので、信長達が悪役じゃないことにギャップを覚えてしまったり(苦笑)。

 「ゆるゆり♪♪」8話。冬コミ同人誌の原稿がピンチで、みんなで手伝うことに。だが描く絵が全
てホラーになってしまう一年生ヒロインに原稿を触らせないよう苦心する羽目に・・・。
 ピンク髪の一年生ヒロイン無双回。つーか今回限りのエンディングの絵があまりにホラーすぎ
て、トラウマになりそうでした(笑)。もしこの回を見返すことがあっても、エンディングだけは高速
スキップして絶対視界に入らないようにしないと。こーゆーのもある意味放送禁止だと思うのです
が(苦笑)。
 それと中盤のカラオケエピソードは他作品の類似シーンよりは面白いと感じましたが、それでも
長すぎる印象は否めなかった気がします。主人公達がカラオケで歌いまくるのは日常系作品で
定番の一つになりつつあるネタですけど(「ひだまりスケッチ」1期あたりが先がけ?)、正直視聴
者からすれば手抜きにしか見えないような。


12/08/24

 長期予報が修正されて、来月中旬まで猛暑が続くらしい?今年は一層暑さが厳しい気がしま
す。

 「人類は衰退しました」8話。時間ループのせいで捜している人物に会えない主人公。おまけに
目的の相手は全く特徴のない少年で・・・。
 前回の時間ループを別角度からまたも見せられて、一応種明かしはそれなりに分かったもの
の、冗長さが余計増した感じがなきにしもあらずでした。と言うか肝心の種明かしもSF要素があ
まりにややこしすぎて、理解したつもりでも実は理解出来なかったような?今回のエピソード自体
がその手のSF作品に対するブラックユーモアだったのかもしれませんが、もう少し視聴者に対し
て分からせる配慮が欲しかったように思います(原作ファン曰く、これでもかなり分かりやすくなっ
ていたそうですけど、じゃあ原作はどんだけ難解なんだと言いたい気が)。こーゆー「分かる人だ
け分かればいい」みたいな部分が、原作者のカルト化に繋がっている所以なのかしらん。

 「ふぉとふぉと」更新。夏の風景の第一弾です。今年の夏はツァイス単焦点50mmと、新たに購
入したニコン単焦点28mmの2本だけを使って、しかも絞り開放メインでぼかしまくりの写真にし
てみようと、そんな無謀なことに挑戦してみました(苦笑)。もっとも夜景等では既存のズームレン
ズも使っているので、完全に単焦点オンリーという訳でもないのですが。
 私も所有しているツァイスのPlanar T*1.4/50は、ポートレートの分野ではF1.4まで絞りを開放し
て撮るのが定番手法の一つになっているとか。ピントの合う範囲が薄紙1枚程度と言われるほど
中心以外がボケまくるのと、パープルフリンジと呼ばれる偽色効果で独特のふんわり感が出る
のが人気の理由だとかで、ならば風景写真でもその効果を使って世界観が作れるのではないか
と、そんな単純な発想から今回のテーマが生まれました(笑)。実際試してみると白昼夢のような
非現実感漂う写真になったので、これはイケると確信して撮影に突入。ただフルマニュアルでピ
ント調整が恐ろしくシビアなので、手間暇はいつもの数倍かかる羽目に。ピントがはずれていて
NG判定にした写真もかなり多かったりします。
 今回はもう一つ、レタッチでも実験的手法を導入してみました。ツァイスと対を成す老舗カメラメ
ーカー・ライカは、独特の渋い発色が魅力で今なおファンが多かったりしますが、ツァイスレンズ
を使ってライカの色味を再現してみるという、両メーカーにケンカ売るようなことをやってみようか
と(苦笑)。偶然ネット上で、ライカレンズの発色に似せた色相をペイントソフトで再現出来るパラ
メーターを公開している人がいたので、それを参考にレタッチの段階で色味を調整、更に減色も
加えて“なんちゃってライカ風”な感じに仕上げてみました。ただツァイス自体が個性的な発色を
するので、思っていたほどライカ風にはならず、むしろ今回新しく買ったニコン単焦点のほうがイ
メージに近い作風になった印象です。さすがにパソコンで色をいじるだけでは、メーカー独自のレ
シピは再現出来ないというところでしょうか。それでもどこかノスタルジックな夏の風景にはなって
くれたように思います。
 てな訳で、今回は題して「枯色の盛夏 その1」です。「古色(こしょく)」が正しい字ですが、イメ
ージ優先で「枯色」と当て字をしてみました。
 あと、参考までにライカレンズがどういう写りをするのか、作例(↓)を紹介。デフォでこんな色
味なのですから、ある意味反則すぎるような(笑)。もっともレンズもカメラも他社より値段が一桁
違うので(今年は80万円もするモノクロ専用カメラをリリース)、おいそれと手が出ないのも事実
ですが。
 http://photo.yodobashi.com/gear/leica/camera/x2/index.html
 http://photo.yodobashi.com/gear/leica/camera/vlux40/index.html

 で、上でもさらりと触れましたけど、約5年ぶりに新しいレンズを購入しました。買ったのはニコ
ンの単焦点Ai AF Nikkor 28mm f/2.8D。90年代に発売された古〜いレンズで、今年新設計の
28mm単焦点が発売されるまで長いことニコン28mmの座を守り続けてきた大先輩のレンズで
す。フィルムカメラ時代のレンズのためデジタルカメラとの相性は今ひとつよろしくないとかで、こ
こ数年は残念ながら敬遠されがちだったらしいですが、最近のニコンレンズにはないこってりし
た発色と、枯れた味わいのある写りが個人的に気に入ったので購入に踏み切りました(新レン
ズ発売の影響で値段が下がっていたというのもあったり)。あと、このレンズはニコン単焦点の中
でもとりわけコンパクトなので、パンケーキレンズっぽい使い方が出来そうなのも買った理由の
一つだったりします。
 35mm判(銀塩写真やフルサイズ)換算で焦点距離28mmのこの広角レンズも、D90に装着する
と約42mmの標準域に近いレンズになります。人間の見た目に近い写りをするので使い勝手の
良い焦点距離ですが、これまで単焦点は50mm(D90だと約75mm)を使い続けていたので、最初
は想像以上に画角が広くて戸惑いました。それとコントラストがかなり強かったり、逆光に弱かっ
たりと、相当に癖のあるレンズというのが第一印象でした。それでいてハマる時は他のレンズで
は出せない個性があったり。若干黄色寄りの色かぶりをすることもあり、何を撮ってもノスタルジ
ックな絵になります(笑)。まさしく私が求めているのがこーいう写りなので、特に今回のテーマで
はジャストフィット。昨今の優等生すぎるニコンレンズだとこの色はなかなか出せないので、個人
的には買って大正解という感じです。ただ被写体をかなり選ぶじゃじゃ馬レンズなので、上手く使
いこなすには研鑽が必要そう?
 http://photo.yodobashi.com/gear/nikon/lens/af2828.html


12/08/26

 沖縄に風速70メートルの台風が接近していると聞いて、風の強さにびっくり。どんな強風なの
か想像がつかないです。

 「氷菓」18話。ふとしたことで中学時代の英語教師の話題に。けれどもその先生が趣味だと言
ったことについて疑問が浮かんだ主人公は、珍しく自発的に調べると言い出して・・・。
 前回までの人間関係はリセット?シリーズ序盤のような雰囲気に戻って少しほっとしました。に
しても、主人公が図書館へ行くと言った時の周囲のリアクションがひどすぎて、あれだけ推理力
を発揮しているに未だぐーたら人間にしか見られていないのが少し可哀相になりました。

 「TARI TARI」8話。落馬して怪我をした完璧巨乳ヒロイン。合唱部の女子達は、彼女が失恋し
てショックを受けていると勘違いして・・・。
 前回今回と、完璧巨乳ヒロインのエピソードは今までよりも荒唐無稽な展開が目に付いた感じ
でした。対外的には人格者でも家庭では子供じみた意地を通そうとするあたりは、等身大の高
校生らしいリアルさに思えましたが、解決に至る過程は妙にマンガちっくな感じで、ちぐはぐな印
象があったかなと。シリアス一辺倒にならず、適度にギャグを挟むバランス感覚は相変わらず上
手いと思いましたけど。「これが非常時じゃなくてなんなんだ」の台詞は、やってることはギャグで
も名言に聞こえたり?
 自分の問題を克服した途端悟りの境地モードになった(笑)主人公の急成長ぶりが著しいです
が、一番人間的に成長しているのは言い出しっぺヒロインのような気がします。今回の教頭との
やり取りなんかは、どう見ても教頭側に非がありましたし。実質的主人公はやはりこの子だよな
〜と感じます。

 「DOG DAYS'」7話。大昔に魔物を沢山封印した洞窟へと向かった古参戦士一行。だがうっか
り封印の一つを壊してしまい・・・。
 リス尻尾お姫様の遠い御先祖様と同世代って、剣豪兄妹の年齢は気にしたら負けなんでしょ
ーか。そしてせっかくのロリ祭りエピソードだったのに、あまり見せ場がなかったのは少し残念だ
ったかも(苦笑)。最後にお約束のサービスカットがちゃんとあったのは素晴らしいですが。

 「じょしらく」7話。ヤンキーになろうの巻&築地蘊蓄物語の巻&節電対策の巻。それなりに主
人公達の可愛らしいカットもあったはずなのに、最後の「ウホッ、いい男」ネタで全て消し飛んでし
まいました。いやや〜、ホモはいやや〜!何故あそこまで忠実に再現しますか。「ホモが嫌いな
女の子なんていません」と、そーいうことですか。
 つーか、高校を卒業したばかりの佐倉嬢に毎回セクハラまがいの台詞言わせていませんか、
この作品(苦笑)。

 「この中に1人、妹がいる!」5話。妹が在校している疑惑が再浮上。一方主人公はメイド喫茶
を経営している先輩ヒロインと親しくなり・・・。
 ホモを見せつけられた後だと、この作品のエロ作画に癒されます(笑)。それはともかく、今回
の設定を持ち出せばどんなヒロインだろうと妹候補にすることが出来そうですね。一発ネタのよう
な設定で長期シリーズをやるからには、これ位奇抜なアイディアを持ち込まなければというのは
確かに納得です。そして相変わらず頭がおかしいヒロイン達。もはや学校だろうと往来の真ん中
だろうと構わず発情しまくっているような。この子達がいれば日本の少子化問題はすぐにでも解
決しそうな気がします。

 「スマイルプリキュア!」28話。実は超恐がりだったサッカー部ヒロイン。それを知った関西弁
ヒロインは、学校で肝試しをやろうと言い出して・・・。
 堅物の生徒会副会長がいるのに、どうやって夜の学校に忍び込むのかと思ったら、昼間から
肝試しかいな。ある意味この作品らしいと言えそうですが。敵幹部や敵モンスターの暴走は楽し
かったですけど、もう少しテンポが良ければおバカなノリが一層際だったのに、という点ではやや
物足りなさの残る回でもありました。


12/08/29

 猛暑は続いていますが、日暮れは日々早くなっていると感じます。入道雲に混じって鱗雲も見
えたりと、秋の気配は少しずつ増している?

 「織田信奈の野望」8話。征夷大将軍として認めるには12万石払えと言われた信奈は、自由
貿易都市・堺の商人達から資金を集めようとするが・・・。
 いきなり「美味しんぼ」もどきな展開になった今回の話ですが、ギャグ回と思いきや明智光秀は
きっちり本能寺フラグが立っていたり。「戦国乙女」「戦国コレクション」に続いて、この作品でも秀
吉への嫉妬から本能寺の変を起こすんでしょーか。たこ焼き対決を根に持って、という理由は一
番ショボい気もしますが(苦笑)。

 「ゆるゆり♪♪」9話。主人公の家に泊まりに来たピンク髪一年生ヒロイン。けれども夜中にホ
ラー番組を見たせいで眠れなくなって・・・。
 作中のホラー番組のナレーションが来宮良子さんという再現度の高さで、そのためにわざわざ
呼んだのかと思うと妙に笑えてしまいました(しかも喋っている内容は単に原作5巻の表紙につ
いてだったり)。そしてますますおバカさを増す生徒会一年生ヒロインは、もはや日常生活に支障
をきたすレベルに感じるのですが、本当に生徒会役員が務まっているのでしょうか。

 素朴な疑問。最近のアイドリングストップ機能付きの車って、ちょっとした信号待ちなんかでもエ
ンジンが止まりますけど、一緒にエアコンも止まってしまうのでしょうか。だとしたらこの時期車内
は地獄だと思うのですが。


12/08/31

 殆ど雨の降らないまま8月が終了。県内でも水不足が問題になってきたようです。

 「人類は衰退しました」9話。なりゆきで無人島に漂着した主人公。妖精達が彼女を女王として
奉り始めたので、つい調子に乗って独裁国家を作ってしまい・・・。
 シリーズ序盤のようなストレートにブラックユーモア満載のエピソードだったので、素直に面白
かったです。以前から腹黒さのあった主人公ですけど、暴走するとここまでやるのね、という点で
も楽しめました。でも妖精達の行動パターンを知っているのなら、あの結末は予想出来たような
気も?

 不摂生がたたって、夏風邪と持病の腰痛悪化のダブルパンチに見舞われる羽目に(苦笑)。た
だベッドでゴロゴロしているのも暇なので(や、寝てろってば)、この数日は映画「けいおん!」の
スタッフコメンタリーやキャストコメンタリーをだらだらと見たりしていました。
 これまで何度か書いたように、個人的に映画としての完成度は不満の残る本作品ですが、ス
タッフコメンタリーを聞いているとそう感じるのも納得出来るものがあったり。スタッフのこだわり
はあくまで主人公達の芝居をリアルな女子高生として描くことで、その点に関しては驚くほどの
(ある意味呆れるほどの?)手間と技術を注ぎ込んでいることがコメンタリーからも伝わってきま
す。一見普通に見えるカットにも膨大な労力を使っていたりと、そういった部分でテレビシリーズ
では追求できなかったクオリティを実現出来た、というのは分かります・・・分かるのですが、それ
が映画的な見栄えの良さや派手さ、外連味になっているかと言うと、疑問符があるような。一般
的な視聴者が抱く映画に対するイメージと、スタッフが映画化に際して見せたかったものとにあ
る種の乖離があったことが、この作品に対する評価が極端に分かれている理由の一端なので
はないかと、そんなことを感じました。
 ただ、繰り言になりますけど作品としては面白いと思いますし、私は見ていてとても楽しいで
す。実際ブルーレイを買ってからも繰り返し鑑賞していますが、テレビシリーズを見ていた人達へ
のファンサービスを込めた特別編の範疇で収まってしまっているのが、ちょっと勿体ないと改め
て思えてしまったり。


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