おもひで

だいありーの過去ログです。

12/10/12

 朝晩の気温が、そろそろ暖房器具が恋しくなる涼しさに。でも紅葉の色づき具合は例年より遅
い印象です。

 AT-X新番組「ハヤテのごとく!CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU」。シリーズ3期目。原作者が
シナリオを書き下ろしたアニメオリジナル展開だそうです。2学期が始まるも学校へ行きたくない
メインヒロインお嬢様は、UFO特番に感化されてアメリカへ行くと言い出して・・・。
 タイトル長っっ、その2(笑)。タイトルだけで1行の半分使ってしまうやんけ。毎回スタッフがまる
っと変わってしまうこのシリーズですが、今回が一番キャラデザに違和感ある気がしなくもなかっ
たり。そして門外漢の原作者が必要以上に口を出してボロボロの出来になったアニメ化作品が
過去にも山ほどあるのに、何故同じことを繰り返そうとしますか。週刊マンガと同じ1話16頁感覚
で書いたネームを無理に30分に引き延ばしているような印象を受けてしまいました。原作であ
れだけ辛辣なアニメネタをやっているのですから、その辺はもうちょっと他作品とは違う部分を見
せて欲しいような。1期から見続けているので今回も視聴予定ですが、先行き不安な第1話でし
た。

 いつもの悪い癖が出て(苦笑)、JBLの小型ブックシェルフスピーカーが中古で格安だったので
衝動買いしてしまいました。購入したのはCONTROL CM40という1996年頃に作られたスピーカ
ー。JBLのCONTROLシリーズと言えば、1Xという小型ブックシェルフが20年以上前からマイナ
ーチェンジを繰り返して販売され続けていますが、このCM40も同系列のスピーカーです。大きさ
もほぼ同じですが、1Xがウーハー+ツィーターの2Wayなのに対して、CM40はフルレンジ1発の
構成。フロントバスレフということもあり、設置の自由度はかなり高いスピーカーかと。外観はプラ
スチック然としていて、純然なオーディオ用というより喫茶店や書店の天井にぶら下がっている
業務用なイメージがあったり?
 タンノイと並ぶ老舗スピーカーのJBL。「クラシック聴くならタンノイ、ジャズならJBL」と私も子供
の頃から父に洗脳されていたので(笑)、いまだにそーいうイメージがあったりします。余談です
が、地元のジャズ喫茶・ベイシーのマスターと亡父は学生時代同級生で、よくオーディオ談義をし
ていたとか。その頃からクラシック一筋だった父はタンノイ派、ベイシーのマスターはJBL派と好
みがはっきり分かれていたらしいです。
 閑話休題。購入したスピーカーは一部塗装の剥げやサランネットの傷はあるものの、それ以
外は割と綺麗で、音のほうも特に不自然な音域もなく普通に使える感じです。JBLは「カラッと乾
いていて、陽気でアメリカンな音」と評されたりしますが(アメリカンってどんな音?)、実際聴いて
みてほんの少し、ちょこ〜っとですがその感覚が分かる気がしたり。今までタンノイやウィーンア
コースティックといった美音系の落ち着いた音に慣れていたこともありますが(B'zのアルバムを
聴いていても眠気を誘われるほどの超まったり感です)、CM40は出てくる音が明るくてノリが良
い感じがします。特にジャズのアルバムだと顕著で、これまではワイン片手にくつろぎながら聴く
ような雰囲気(笑)だったのに対し、こちらは身体でリズムを取りたくなる音色に聞こえます。個人
的にモダンジャズの花形である管楽器系(特にトランペット)主体のアルバムはあまり好みではな
かったのですけど、CM40では一転、楽しく聴けるようになりました。こーいう部分がジャズ向きと
言われる所以なのかなと思えたり。もっともJBL最小で最安値(アクティブスピーカー除く)ですか
ら、メーカーの特色が充分聞き取れるかは怪しいとは思いますが。
 反面、得意不得意がはっきり分かれる印象も。特に男性ボーカルは壊滅的とも思えるほど違
和感が強く、このスピーカーを使って積極的に聴きたいとは思えなかったり。全体的に声が軽く
て、別人のように聞こえてしまいます。女性ボーカルではそんな感じがしないので、恐らくはスピ
ーカーユニットが小さい(10cm)ため低音が不足している影響ではないかという気がしますけ
ど、どうなんでしょ。とはいえ、これまで使っていたスピーカーと方向性がかなり違っていて面白い
ので、サブシステムとして常用していきたいと思えました。去年中古で買ったティアックの同軸ス
ピーカーを、これまた去年ステレオ誌に付属していたデジタルアンプに繋いで使っていましたが、
当面はCM40に交代して聴いていこうと考えています。
 おまけ。公式サイトでは既に画像がなかったので、中古ショップに掲載されていたこのスピーカ
ーの写真を紹介。この店から購入した訳ではありませんが、参考までに。
 http://www.audiounion.jp/ct/detail/used/67399/


12/10/14

 天気は良かったものの、風の冷たい週末でした。

 「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」2話。転校してきたばかりでクラスで孤立して
いる主人公。それを心配した妹は休み時間のたび教室に押しかけて・・・。
 主人公のほうが輪をかけて変態だ〜!なんだ、兄妹ともどもアブノーマル同士で、既に物語と
してはハッピーエンドで完結してるじゃん(笑)。ここからどう話を広げるのやら。
 1話はちょっと微妙な印象でしたが、2話は川口監督らしいテンポの良さが戻ってきた感じがし
ました。ただ、現役中学生のメインヒロインの中の人にマシンガントークをやらせるのは荷が重
すぎた気も。どうやらこの妹キャラは一方通行でひたすら喋り続けるのが特徴のようですけど、
舌っ足らずが裏目に出て台詞が聞き取りにくい印象でした。「ぐへへ」笑いは逆に棒読み調が味
になっていたとも思えましたが。
 そして今回初公開されたオープニング映像がエロすぎて、実はオープニングが本命で、本編は
おまけ扱いじゃないかという気がしなくもなかったり?(苦笑)

 BSアニマックス新番組「さくら荘のペットな彼女」。原作は電撃文庫のライトノベル。天才だけど
変人ばかり暮らす学生寮・さくら荘。そこに越してきた帰国子女の女の子は、自分でパンツも履
けないほどものぐさで・・・といったイントロ。
 ここまで男にとって都合の良いヒロイン像を描かれるとさすがにちょっとげんなり。タイトル通り
女の子をペット扱いしているだけの作品なんじゃないかと思えてしまいました。主人公がメインヒ
ロインを飼ってる猫と同列に見ているあたりが引っかかりましたが、ノリやテンポは割と良さそう
なので、とりあえず様子見といったところでしょうか。
 余談。「TARI TARI」でもありましたけど、飼っている猫が主人公の身体や顔の上に乗っかって
くるのって、割と普通なんでしょうか。我が家の猫は寝っ転がっている人間を絶対に跨がないで
迂回するので、余所様の猫がどうなのか気になってみたり。

 BS11新番組「ガールズ&パンツァー」。「スカイガールズ」や「ストライクウィッチーズ」の島田フ
ミカネ氏による新作オリジナル作品です。今回の題材は戦車。女の子の武芸の一つとして戦車
に乗る“戦車道”がある世界、その家元の娘である主人公は自分に才能がないと思いこんで戦
車を嫌っていたが、生徒会長からこの学校でも戦車道を復活させるから履修しろと言われて・・・
といったイントロ。
 「ストライクウィッチーズ」以上にぶっ飛んだ設定に笑ってしまいました。華道や書道と同レベル
で戦車に乗ってる世界観って、それだけでも発想が斜め上すぎると思いましたが、「パンツじゃな
いから恥ずかしくないもん」並みにそーいう世界だと割り切ったほうが楽しめそうです。冒頭の演
習シーンでは実弾を撃っていたように見えましたけど、下手したら怪我だけじゃ済まないような。
その辺がどーいうルールになっているのか気になるところです。

 「この中に1人、妹がいる!」最終話。主人公がちゃんと切れ者らしい才能を発揮していて、主
役としての面目を保っていたのが好印象な最終回でした。やや話を詰め込みすぎて全体的に早
口になっていた印象はありましたけど、きっちりストーリーを完結させる終わり方だったのも良か
ったかと。逆に言えば2期はほぼ不可能な訳ですが。
 登場人物が全員頭おかしいという評判を聞いて見始めた作品でしたが、本当に揃いも揃って
おかしかったです(笑)。どうせやるならここまで壊れないと、という点でも楽しめました。やっぱり
理性残しているうちはまだ制作側にも照れがあるということですね(苦笑)。ただ妹捜しに話の比
重が置かれていたため、序盤のうちに妹候補から脱落したメインヒロインが終盤やや脇に廻っ
たのが残念だったかも。もう少し話数に余裕があれば、スポットの当たらなかった生徒会長を含
めてキャラ全員に均等に見せ場があったのでは。その辺は原作買って補完してほしいということ
なのかもしれませんが。シリアス展開に走る部分もありましたけど、程よいバランスでおバカ路線
も挟んでいたので、シリーズ通してお気楽に見ることの出来た作品だったと思います。

 「スマイルプリキュア!」35話。大好きなロボットアニメのオモチャの発売日に、店の行列に並
んだイカ娘ヒロインや主人公達。だがそこに敵幹部3人も現れて・・・。
 いきなり大張ロボットアニメが始まったかと思ったら、本当に大張氏が原画を担当していてびっ
くり。他にもサンライズロボットアニメの原画・演出陣が参加していて、往年の東映スーパーロボ
ットを彷彿させるシーンが・・・。今回は完全にスタッフの趣味全開エピソードだったような。大きな
お友達は大歓喜でしたが、小さなお友達はどうだったんでしょ。個人的にはロボ化した主人公の
ロボットパンチで「私の腕が〜」と叫んでいたシーンが一番笑えました。


12/10/17

 盛岡では早くも除雪車の出陣式があったそうな。先月まで真夏日だったのにもう冬支度とは、
秋は一体何処へ?

 「中二病でも恋がしたい!」2話。いきなり猫を拾ってきた中二病ヒロイン。自分の家では飼え
ないので、主人公に飼ってほしいと言い出して・・・。
 根本的な疑問として、ごく普通の市営住宅っぽいアパートで猫を飼ってもいいの?せめて一言
ペットOKということを説明してほしかったです。そして新たに登場した先輩ヒロインが可愛すぎ
て、早くもメインヒロインの影が薄くなっている気が(笑)。オタクではないけどオタクに理解のある
キャラという位置付けなんでしょうか。それともオープニングに出てくるヒロインは全員何かしら中
二病なのやら。

 「ToLOVEる -とらぶる-ダークネス」は原作を忠実に再現という方向性みたいなので、やはり
視聴はしても感想は書かないことにしました。ただ改めて映像化されると、原作を読んでいる時
よりも随分とシリアス要素多めの作品に見えたり。原作読書時はいかにエロ描写に惑わされて
本筋を見ていないかということですね(苦笑)。

 アニソンを除くと2000年以降にデビューした歌手の中で唯一ずっとCDを買い続けている、城南
海(きずき みなみ)さんのミニコンサートが先日北上市であったので、聴きに行ってきました。元
ちとせさんと同じく奄美大島出身の女性シンガーで、元々島唄を歌っていたのが目に止まってデ
ビューしたとか。なので歌い方も元ちとせさんに似ていたり。ドラマの主題歌やCMソングといった
タイアップが多いので、どこかで声を耳にした人も多いのではないかと思います(去年の震災時
はCMソングを担当している赤十字のCMがエンドレスで流れていたので、恐らく1度は聴いてい
るのではないでしょうか)。私はデビュー当時に偶然FMラジオで歌を聴いて、速攻でCDを買いに
行ったクチだったりします。3年前に1stアルバムをリリースするも、その後はシングルの発売も
減って一向に2ndアルバムが出なかったので動向を心配していたのですが、突然岩手でミニコン
サートを開催したので驚きました。
 個人的には声質や歌の上手さを気に入っている人ですが、生歌でもCDと全く変わらない歌声
で、歌唱力の高さに改めて感心しました。三線(さんしん)を弾きながら即興の歌詞で島唄を披露
したりと、終始和やかな雰囲気のコンサートでとても楽しかったですけど、岩手に関して若干リサ
ーチ不足だったようで、観客から中尊寺や平泉の話題を振られても知らない様子だったのはご
愛敬?今回はイベント会場で5曲ほどのミニコンサートでしたが、いつかはコンサートホールでじ
っくり聴いてみたいものです。と言うかそろそろ2ndアルバムを出して〜!
 公式サイト http://kizukiminami.com/
 デビュー曲「アイツムギ」 http://www.youtube.com/watch?v=c_qFasRGCxs


12/10/19

 風が強くて天気の不安定な一日でした。そして北海道では早くも雪が。

 「ハヤテのごとく!CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU」2話。突然メインヒロインの妹だと名乗る
少女が現れるが、何か裏がある様子で・・・。
 やはり週刊連載1話分を30分に引き延ばしている感覚が拭えないです。この間延び感はちょ
っと酷いような。それと今期の話は原作で現在進行中のエピソードよりも後の時系列のようで、
アニメ版だけ見ていた人は全く知らないキャラが前置きもなしにゾロゾロと出ていて、不親切な気
が。色々な意味で一見さんお断り作品になっているのに、かと言って原作ファンなら楽しめるかと
言うと微妙な出来で、正直ここまでの印象はかなり悪いです(冒頭と最後の自画自賛ナレーショ
ンもマイナスイメージかと)。最近の少年サンデー作品は原作者が幅を効かせるあまりアニメス
タッフが思うように作れないケースが多いみたいですけど、今回もそのパターンなのかなと思え
てしまいました。先行き不安です。


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