おもひで
だいありーの過去ログです。
13/03/22
天気が良いとたちまちクシャミや目のかゆみがひどくなってしまうのが困りものです。
「問題児たちが異世界から来るそうですよ?」最終話。ラスト2話はダイジェスト感が強くて、き
ちんと全12話か13話で作っていればもっと面白くなったのに、という印象が残りました。特に主
人公はハーメルンの笛吹に関する蘊蓄の説明役に徹していて、作者の代弁者に見えてしまいま
した。あわよくば2期を、という目論見もあるんでしょうけど、主人公のバックボーンは一切語られ
ず、見せ場も殆どないままシリーズ終了というのは原作ファン以外に不親切すぎるような。
設定的には凝った作りでなんでもアリの作風になりそうな期待があったのですが、低予算が響
いたのかバトルメインの回よりエロコメディやってる話のほうが面白いという、困った出来の作品
だったように思います。本当に角川アニメはここ数年で一気に凋落した感じですが、まさにそれ
がよく分かる作りだったのではないかと(ブルーレイ・DVDはゴテゴテと特典をつけて高価格設
定、しかも2クール13巻なんて強気な売り方をしたあげく、1年もたたないうちに廉価版BOXを出
すなんて商法をしていれば、そりゃユーザーだって呆れるわな。何故それが理解できないんでし
ょ)。色んな部分で勿体なさの残る感じでしたけど、恐らく2期はないんでしょうね。
「機動戦士ガンダムUC」6巻発売。前巻から1年かかってのリリース、しかも最終巻はまたも1
年後と、かなり息の長いシリーズになってしまった感じです。
予定よりも1巻増えることが決まったためか、前巻あたりからキャラが“語りすぎる”印象があっ
たり。特に今回は最終決戦への前振りだけでほぼ終わっているせいか、どのキャラもまあ喋る
喋る。富野ガンダムならニュアンス的な台詞だけで済ませるようなシーンでも事細かに心情を語
るので、分かりやすい反面アニメなんだからもっと芝居で表現しようよ、という気がしなくもなかっ
たです。特に富野ガンダムから引き続き出演しているキャラは「こんなことまで言うキャラだっけ
?」という違和感がなきにしもあらず。や、単に私がオールドタイプなだけなんでしょうけど(笑)、
ミネバがシャアに関してあれこれ語る場面は「そういう風にシャアを見ていたの?」と思ってしま
いました。とはいえ、この辺は長いシリーズものに付きまとう宿命みたいなものですから、一概に
この作品を否定するつもりはありませんが。
ただ、今回シャアもどきの人(苦笑)が明かした政策については、主人公達が言うほど間違って
いるように見えない、のは私の感覚がヤバい?(笑)むしろ主人公のほうが感情だけで否定して
いる感じがして、「種デス」でラクス教のキラきゅん達が「ラスボスのやり方が正しいのか間違って
いるのか分からないけど、ムカつくからとりあえず潰しておこう」という理由だけで倒してしまった
描写に通じるものがあるような、ないような(あれをさも正義と描いているあたりが、あの作品で
一番異常かつ許せないと思えたり。や、そもそも「種」シリーズは何かを語るに値する作品だとは
微塵も感じませんけど)。もっとも「F91」では民主主義そのものを否定するような台詞があった
り、その後の「Vガンダム」の時代まで含めて俯瞰すれば、シャアもどきのやり方では宇宙世紀
は変えられないと言えるのかもしれませんが。でも出来れば最終巻で主人公が彼を否定しうる
理由をきちんと提示してほしいものです。
あと、これも仕方ないことですが「F91」よりもこっちの作品のほうが兵器の性能が上に見えてし
まうのがなんとも(笑)。年表で言えば「UC」の後に「閃光のハサウェイ」、そして「F91」に続くはず
なので、サンライズは頑張って辻褄合わせを!(苦笑)
このシリーズも残り1巻、続きは来年ですが気長に待ちたいと思います。
「パトレイバー」実写化決定。何か不安材料しかないような気がしますけど、押井監督がシナリ
オを担当して2時間延々と整備員が立ち食いについて語る話とかだったら心配いらないかも
(笑)。と言うかレイバーはラストカットで立っている姿を映すだけとか、そーいう方向にしないとど
うあってもファンから叩かれるのは目に見えているよーな。
http://www.animate.tv/news/details.php?id=1363839330
13/03/24
ガソリンスタンドを見ていると気の早い方達は既にタイヤ交換をしているようですが、予報では
明日は雪マークが。岩手は4月でも雪が降る可能性があるので油断できないです。
「ビビッドレッド・オペレーション」11話。主人公達を逆恨みしたまま軍に拘束された敵少女。そ
の姿に主人公はショックを受け・・・。
・・・や、その展開でホントにいーんかいな。主人公達の言動も、祖父の思惑も、ラスボスの種
明かしも、「え?」と思ってしまう感じでした。残り1話で終わらせるために無理矢理ラストバトルへ
持っていこうとして、色んな部分が不自然になってしまった気が。これで最終話が綺麗にまとまっ
たら奇跡ですが、これまでの流れを見ると無理っぽいなぁ。放送前に監督が公言した通り、マジ
でストーリーは二の次になっているよーな。
「僕は友達が少ないNEXT」10話。シナリオのバクリが発覚し、再度映画を撮ることになった主
人公達。とりわけ天才腐女子ヒロインが映像作りで奮闘して・・・。
原作では主人公の外道ぶりに賛否が分かれたという今回のエピソード、確かにこれは許せる
限度を超えているかも。ギャルゲー典型パターン・朴念仁主人公のアンチテーゼとしてこういう設
定にしたのかもしれませんが、観ている側が共感出来るかと言うと正直厳しい気がします。こん
な描写が一度でも出てくると、じゃあ今までの言動も全部裏があるんじゃないかと疑わしくなって
しまう訳で。ミステリーもので実は主人公が犯人だったというどんでん返しならともかく、ハーレム
系ラノベで主人公にこーいう設定を持ち込むのはリスクが大きすぎるのではないかと。個人的に
も不快感のほうが強い展開だと思えてしまいました。
「ドキドキ!プリキュア」8話。変身アイテムをくれた謎の青年が経営する店を訪れた主人公
達。そこには大きな卵があって・・・。
定期的に赤ちゃんの育成要素があるプリキュアシリーズですが、赤ん坊が単なるトラブルメー
カーに終始してしまうパターンが多い印象なので、今期はもう少し違うキャラ立てをしてほしいも
のです。と書いたそばから、次回予告を見るとまさにそんな話みたいですけど(笑)。
今回は敵モンスターの攻撃方法が斬新で笑ってしまいました。シリーズ10年目になってもこう
いうアイディアが出てくるのは感心します。ただ早くも青プリキュアと黄色プリキュアが戦力外に
なっているような。玩具の売り上げにも響きますし、コンスタントに活躍させてあげないと(苦笑)。
13/03/27
予報通り週明けから雪のちらつく寒さに逆戻り。岩手はまだ冬の気配が残っている感じです。
「閃乱カグラ」最終話。いかにも人気が出たら2期作りますといったラストでした(笑)。元々が原
作ゲーム販促目的のアニメ化らしいので、その点では充分に成功した作品だったかと(放送中
にリリースされた新作ゲームは10万本以上の大ヒットだとか)。サービスカットもアクションシーン
も毎回平均以上のクオリティを維持していましたし、水着と称して下着見せ放題のアイディアは
秀逸だったと思いますし(笑)、この手の作品としては良く出来ていたと思います。適度にシリアス
を挟みつつ、おバカ路線を最後までキープしていたのも好印象でした。もし2期があるのなら、こ
の方向性を継続してほしいものです。
「たまこまーけっと」11話。褐色ヒロインから王子の妃候補に指名された主人公。本人にその
気は全くないが、周囲はたちまち騒がしくなって・・・。
商店会のスタンプカードが100冊溜めてやっと景品交換って、どんだけ鬼畜な商店街やねん
(笑)。フィクションなので思いきりネタに走ったのかもしれませんが、さすがにツッコミしたくなりま
した。律儀に溜めた主人公もどんだけこの商店街が好きなのやらという感じですけど、それだけ
に絶対お妃になるハズがないと分かってしまって、今ひとつ緊迫感に欠ける展開ではあったか
も。お婿さんである王子まで来日して一応クライマックスらしい状況にはなっていますが、いつも
通りのノリで終わってくれたほうがこの作品としては“らしい”気がします。
ただ、これだけ色んな設定盛り込んだ作品なのに次が最終回ってのはあまりに勿体ないよー
な。残念ながらネット上の人気やブルーレイ1巻の売り上げは芳しくないようですが、個人的には
長期シリーズで続けて欲しい感じです。
「ラブライブ!」12話。ライブ中に風邪で倒れてしまった主人公。すぐに復帰するも、メンバー
から聞かされた話は衝撃的で・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やっちまったよーな。前回も微妙に違和感のある展開でしたけど、今回
はひどすぎる気が。最終回一歩手前でこれまで積み上げてきたもの全否定って、この先のメディ
アミックス展開まで全ておじゃんにするつもりですか。シリアス展開が悪いとは言いませんが、話
運びがあまりに杜撰すぎて誰得状態にしか見えないのがなんとも。マジでこんな話で喜ぶ人いる
の?
普通クライマックス直前って作品のテンションを上げて最終回への興味を繋ぐものですけど、
テンション下げまくって視聴者を突き放す構成って、狙ってやっているとしたらどんなメリットがあ
るのやら。是非ともスタッフの釈明を聞いてみたいものです(苦笑)。
13/03/29
昨日は20度近い暖かさでしたが、週末は雪が降るとか。個人的には寒暖差よりも花粉症が目
下一番の悩み所です。今年は鼻や喉に加えて、目がかゆくて苦しんでいたり。
3ヶ月ぶりに「ふぉとふぉと」更新。なんとか冬の間に冬景色の写真公開が間に合ったでしょう
か(苦笑)。今季はガソリン高騰と記録的な大雪で遠出がままならぬ状況が続きましたが、その
ぶん少ない枚数に思い描いていたイメージを凝縮・・・出来たのやら(笑)。
今回テーマを撮るにあたってイメージしていたのは、「Flight To Denmark」とか「ゴールデン・サ
ークルのオーネット・コールマン」といった感じでした(って、また意味不明な例えを。どちらもジャ
ズのアルバム名です。画像検索してみるとなんとなく分かるかと)。モノクロ写真を中心に、雪の
白さにこだわって撮ったり仕上げてみたりしようかなと。なので悪天候の予報があると喜んで車
を走らせて、地吹雪の真ん中で「ふらいと とぅ でんま〜く」と叫びながら撮っていたかどうかは定
かではありませんが(苦笑)、猛吹雪であわや帰宅出来なくなりそうなことも。とは言え、以前ほど
無茶しなくなったのも確かで、朝から吹雪いている日はあっさり諦めたりと、四十路になって保守
的になってきたのかな〜とも思ったり。や、無茶したからと言って良い写真が撮れる訳でもありま
せんし、そこは安全重視で正解ではありますが。
てな感じで撮影当初から明確なイメージはあったのですけども、仕上がった写真をまとめてみ
ると去年とあまり変わらない気も?作風が固まってきたと言えば聞こえは良いですが、去年の秋
以降マンネリ感を打破出来ずにいるのが大きな要因だと痛感しているところです。レタッチに関
してもモノクロの他に彩度落とし・シルキートーンといったこれまで試した手法を織り交ぜてみまし
たが、こちらも新しい方向性を開拓する必要性に駆られていたり。こーいう部分はもっと思考の
柔軟性が重要な気がするのですが、残念ながら私は頭が堅いほうなので(笑)、何かヒントはな
いものかと模索している現状です。
ともかくも、今回は題して「寂光の冬」です。そろそろタイトルも苦し紛れになっているよーな、そ
うでもないような?(苦笑)
角川書店がアスキーやメディアワークス等を子会社化。お家騒動と言われた角川の組織分裂
も、結局また元に戻ったようで。ジャンルが被っている部門が多いですけど、雑誌や映像メディア
のブランドは統廃合されるのでしょうか。ブルーレイ等でボッタクリ価格の極みと叩かれている角
川商法がデフォになってしまうのはかなりイヤですが、どうなるのやら。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1303/28/news085.html
13/03/31
予報通り雪のちらつく週末でした。
「ビビッドレッド・オペレーション」最終話。よもや小学生のごっこ遊びレベルの「俺様最強設定」
をテレビアニメで見るとは。中二病全開の中学生だってもう少し説得力のある話を作ると思うの
ですが、プロを名乗る集団がここまで幼稚なストーリーを平然と披露するってのは恥ずかしいと
感じないのでしょうか。かなり辛辣なことを言っているように思えるかもしれませんけど、マジで近
年希に見るひどい最終回でした。これが徹頭徹尾ギャグ作品なら「中二病をパロってるのね」で
済むかもしれませんが、多数の死者が出ているシリアス作品でやってしまうのですから呆れてし
まいます。視聴者を舐めきってるとか、極端なキャラ萌え特化作品とか、そーいう次元ですらな
いような気がしたり。
1話放送開始時点ではそれなりに期待できそうな印象があったのですけども、回を追う毎に設
定もストーリーも破綻していって、監督が最大の売りだと言っていた女の子の作画までも終盤は
崩壊し、目も当てられない惨状と化した作品でした。本当に「どーしてこうなった」と不思議でなら
ないのですが、当のスタッフ達は制作中に何の疑問も抱かなかったのでしょーか。
「僕は友達が少ないNEXT」11話。映画未完成のまま迎えた文化祭。だが主人公達の表情は
晴れやかで・・・。
前半はいい感じに主人公達が成長してきたと思わせて、後半で一気に突き落とすギャップがひ
どいことに。てか前回以上に主人公の外道ぶりが際だっていて、あれに共感するのは相当困難
のよーな。次回が最終話ですけど、名誉挽回出来るのやら。あ、汚名は挽回しなくて良いです。
「ドキドキ!プリキュア」9話。登校中に突然赤ちゃんを預けられた主人公達。妖精トリオが授
業中に世話をするものの・・・。
前回の不安通り、赤ちゃんキャラが単なるトラブルメーカーになっているなぁ。個人的にこういう
ネタはあまり好きじゃないので、冷めた感じで見てしまいました。どうせなら今回もお嬢様ヒロイン
が金と権力でなんとかしてしまえば良かったのに?(苦笑)
あと、先輩プリキュアは普段アイドルとして別行動しているだけにレギュラーで参戦させるのは
大変そうだと思っていたら、さっそく次回転校してくるようで。さすがにその辺はベタな設定にする
のね。だけど主人公と同学年にするにはちょっと老けて(以下略)。
3ヶ月遅れで「ガールズ&パンツァー」11話&最終話テレビ放送。本来なら去年の12月に放
送しているはずなのに、最終話が完成したのが3月中旬だそうな。どんだけスケジュール崩壊し
ていたのやら。
とは言え、やっと見ることの叶ったラスト2話は文句なしの出来映えで、これじゃ制作が間に合
わない訳だ、と思えたのも悔しいかな事実(笑)。戦車戦のクオリティが半端なく高くてびっくり。こ
こまでやるか、という位に動かしまくっていて、戦車の予備知識に乏しい私でもテレビ作品でとん
でもないことをやっていると感じました。合体も変形もしない戦車という陸上兵器(笑)を使ってあ
れだけ様々な戦術を描いただけでも凄い気がしますが、王道中の王道とも言える展開ながらテ
ンション上がりっぱなしの1時間に、本当に食い入るように見入ってしまいました。一昨日BS11
で、昨日はAT-Xで放送されたのですが、どちらもがっつり視聴。今期のアニメの殆どが不作状
態のなか、久しぶりに1クールまるっと楽しめた作品だと改めて思いました。欲を言えば、1クー
ルで終わらせるにはキャラの数が多すぎたかなと。2クールだったらもっと各キャラを丹念に描
けただろうに、というのが勿体なかったです。
関連商品がのきなみ大ヒットのうえ舞台となった大洗は町興し大成功のようなので、続編の可
能性はかなり高いと予想しますが、綺麗に終わった作品だけに続きを見たくないような、でもや
っぱり気になるような(苦笑)。もし2期があるのならスタッフは現行のままでお願いしたいもので
す。
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