おもひで

だいありーの過去ログです。

13/06/12

 台風が北上していると思いきや、上陸前に方向転換?でも昨日あたりから岩手も曇天模様で
す。

 「這いよれ!ニャル子さんW」9話。異次元に封印していたはずの親戚おねーさんが復活。逆
襲されるのではとニャル子達は不安になり・・・。
 久々に戦闘シーンのアクションがよく動いていたり、ゲストキャラの声が辻谷氏だったりと、何
気に気合いの入っていたエピソード?でもせっかく麻雀をやるシーンがあったのに、釘宮嬢に
「咲」のパロディをさせないのは勿体なかったような(笑)。毎回のように中の人ネタをやる作品に
しては大人しいと思ってみたり。

 「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」9話。突如姿を消してしまった中二病ヒロイン。ショッ
クで主人公はすっかり落ち込んでしまい、妹ヒロインが人生相談を受ける羽目に・・・。
 もう今回を最終回にしたほうが全て丸く収まる気がします(笑)。てか、そこそこ綺麗にケリがつ
いたのに、残り6話(?)どんな展開をやるつもりなんでしょ。下手すると蛇足になりかねないよう
な。先日原作の最終巻が発売されて、その結末に納得のいかないファンがアンチと化して暴れ
回っているようですし(おかげでうっかりネタバレを見てしまいましたがな)、ここらでやめておくの
が一番賢明だと思うんですけどねぇ。ファン同士の内ゲバで人気に終止符、なんてことにならな
ければ良いのですが。

 「翠星のガルガンティア」10話。真実を知って戦意を喪失してしまった主人公。一方サルベー
ジ屋リーダーは引き上げたお宝に目がくらみ、独占を宣言して・・・。
 死亡フラグ立ちまくりじゃないですか(苦笑)。イヤな奴として登場したキャラが実は良い人間と
いうのはよくあるパターンですが、やっぱりイヤな奴だったという捻りは新しいと言えば新しい?
ともあれ、あそこまでエゴむき出しな言動をやってしまった以上、当然報いはありそうな気がしま
す。
 そしてすっかりヘタレになってしまった主人公。視聴者としては「今更それ?」とツッコミしたい感
じですけど、よもやロボットがその気持ちを代弁してくれるとは。主人公に対する説得があまりに
正論すぎて、「レイズナー」のフォロンより優秀だぞ、チェインバー!と感心しました(笑)。ここに
来て意外なキャラの再登場で更にややこしいことになりそうな気配ですが、早いとこ立ち直って
ほしいものです。


13/06/14

 曇天で蒸し暑い日が続いていて、室内にいても団扇が手放せない感じです。

 「はたらく魔王さま!」10話。バイトで他店の応援に派遣された主人公。行き先がプールのあ
るレジャー施設で、当日は勇者や巨乳女子高生ヒロインも遊びに来ていて・・・。
 お約束の水着回。ですが水着になったら巨乳女子高生ヒロインと勇者のバスト格差が更にとん
でもないことに(苦笑)。ダブルバーガー(トリプルバーガー?)と通常のハンバーガーでその差を
表現したりと、勇者いじめがひどすぎて「もうやめて、彼女のHPは0よ」と言いたくなってしまいま
した(笑)。と言うか、今回はまんま演出・作画スタッフが「うたわれるもの」や「ティアーズ・トゥ・テ
ィアラ」の面々で、どうせなら戦闘メインの回を担当すれば良かったのに、と思わなくもなかった
り?

 AT-Xで「機甲創世記モスピーダ」の再放送がスタート。せっかくなので(?)、当時アニメーター
として参加していた宮尾岳氏の裏話を紹介。本放送時はバルキリーもどきの可変戦闘機じゃなく
バイクが主役メカというのが地味に思えなくもなかったですが、スタッフ的にはやはりバイクのほ
うに力を注いでいたんですねぇ。それでも本編ではレギオスのほうが主役メカに見えていたよう
な気が?(笑)
 同局では現在この他にも「エルガイム」(今月で終了)や「ブライガー」「ボーグマン」といった80
年代アニメを再放送していますが、この調子で「ドルバック」や「スラングル」といったマイナー作
品も放送してほしいな〜と希望してみたり。や、そもそもマスターテープがちゃんと残っているか
心配な気もしますが。
 http://togetter.com/li/445770

 声優の大ベテラン・内海賢二氏がお亡くなりになりました。最近もどこかしらで声を聴く機会が
あったような気がしていましたし、来月からの新番組「銀の匙」の出演も決まっていただけに(収
録は終了していて、これが遺作になるそうです)、あまりに意外すぎて驚いてしまいました。同じく
大ベテランの石森達幸氏(富野作品では欠かせない方でした)が先日お亡くなりになったばかり
ですが、子供の頃から耳にしていたお声が聞けなくなるのはやはり悲しいものです。お二方のご
冥福を心からお祈りします。
 http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1306/14/news062.html
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130611-00000319-oric-ent


13/06/16

 ムシムシする曇天が続いていますが、東北地方はまだ梅雨入りしないんでしょーか。何年かに
一度ある「明確な梅雨入り時期不明」のパターン?

 「とある科学の超電磁砲S」10話。体力の限界で追い詰められてゆく主人公。だが敵の爆弾魔
少女の置きみやげを見つけて・・・。
 3週続けてのハイクオリティ戦闘シーン・・・が、ラストの「禁書目録」主人公の登場で全部持っ
て行かれてしまいました(笑)。予告まで乗っ取って、主人公補正しまくりじゃないですか〜。今回
のラストで「禁書目録」1期10話の冒頭に繋がった訳ですが、次回以降の重複するエピソード部
分をどう処理するのか気になるところです。
 余談ですが、改めて「禁書目録」1期を見返してみると作画もキャストの演技も今とは結構違っ
ていて、「とある」シリーズも随分と長いこと続いていると実感させられます。「禁書目録」のほうは
原作の刊行ペースが尋常ではないため、アキレスと亀の例えじゃないですが、どんなに大急ぎで
アニメ化しても原作に追いつくことは不可能なんて説もあるみたいで、この先どれだけ長期シリ
ーズになるか想像出来なかったり?

 「ドキドキ!プリキュア」20話。飛び去ってしまった宝石アイテムを捜す主人公達。レーダーの
反応が消えた場所は入山が禁止されている霊峰で・・・。
 金持ちパワーがまたも炸裂。てか、女王捜しも最初からあの執事に頼んでいたほうがはかどっ
たんじゃ、と思ってしまうのはやはりマズイですか(苦笑)。財力のある正義の味方で執事付きと
いうと、つい「ダイターン3」を思い出してしまうのですが、いっそ巨大ロボを作ればラスボスにも
勝てるような気がしたり。
 そして予告では5人目プリキュアのシルエットが。ボリュームありすぎな髪型から、アジの開き
やら水中用モビルスーツやらのコラ画像がネットに出回っているみたいですが(笑)、順当にカテ
公ヒロインなんでしょうかねぇ。

 去年から週一ペースでやっていたAT-Xの「エルガイム」再放送も、残すところあと2話。以前バ
ンダイチャンネルで飛び飛びで見たりはしたのですが、全話通して見るのは本放送以来約30年
ぶり。改めて見ていると4クール目のカオスぷりが随分ひどく感じられて、富野監督は本当に「Z
ガンダム」の準備に手一杯で「エルガイム」のコントロールをしていなかったんだな〜と思わされ
ます。
 ダバが思いつきのように「スターダスト作戦」という単語を口にしたのが3クール目終盤だった
か4クール目序盤だったか。それからずっと作戦名の単語だけは出てくるものの進捗状況はさっ
ぱり分からず、その間に敵味方で裏切りやら同盟やら繰り返して人間関係がグチャグチャにな
ったあげくいきなり最終決戦突入なので、見ているほうは「いつの間にこんな展開に?このキャ
ラはどの陣営に属しているの?」という戸惑いが拭えなかったり。49話からお約束の大量人員
整理が始まってしまうので(笑)、正直もっと前の話数から徐々に各キャラの決着をつけてほしか
った感じがしました。富野作品は4クールあると途中でダレてしまう悪い癖がよく指摘されます
が、「エルガイム」は特にその傾向が強くなってしまった気がします。
 ただ、元々は全52話だったのに「Zガンダム」の制作が遅れていたため2話水増しされて54話
になったそうで(なので富野アニメ最長作品に)、終盤のグタグダぶりはそのことも影響していた
のかなと。世界観や設定を作った永野護氏、シリーズ構成の渡辺由自氏、富野監督と、三者三
様にバラバラの指示を出していたため現場は監督が3人いる状態でかなり混乱していたらしい
ですけど(苦笑)、富野監督が本来構想していたストーリーはどんなものだったのやら・・・・・・と書
いてみたりしつつも、後年富野監督がアニメージュ文庫で書き下ろした「シーマ・シーマ」というオ
リジナル小説が「エルガイム」とかなり酷似していて、個人的にはこれが元々やりたかった話な
のではないかと思っていたりします(砂漠の民として育った主人公が、実は滅ぼされた王国の王
子だと養母から知らされ、反乱軍のリーダーに担ぎ上げられる話。主人公に妹がいたり、クーデ
ターは成功するも自分は王位につかないラストまで「エルガイム」と同じだったり。メインヒロイン
のセン・セートという子が数ある富野作品の中でも群を抜いて健気な少女で、個人的にはかなり
好きなヒロインです。ちなみに設定の一部は後日「ブレンパワード」に流用されていたりします)。


13/06/19

 岩手も昨日梅雨入り。しばらくは湿度の高い日が続きそうです。

 「這いよれ!ニャル子さんW」10話。風邪をひいて寝込んでしまったニャル子。そんな時、宇宙
人が北極に不法侵入したと連絡があり・・・。
 玄田氏の無駄遣いぶりが実にこの作品らしいと言うかなんと言うか(笑)。今回は「宇宙大怪獣
ギララ」とか、四十路の私ですらタイトルとポスター写真くらいしか知らないような作品をネタに出
してきましたよ。前回の「ファイヤーマン」あたりまでは、まだついていけたのに。原作者の年齢い
くつやねん!そのうち「宇宙人東京に現わる」とか出してくるんじゃないでしょーね?(もっとネタ
が古いってば)

 「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」10話。妹ヒロインの大好きなアニメのイベントに裏方
として参加することになった主人公。だが肝心の妹ヒロインが参加出来そうになくて・・・。
 やっぱり前回で終わっておけば良かったような。いきなり作中アニメのオープニングが流れた
り、話自体番外編エピソード的だったりと、ネタ切れに見えなくもなかったです。
 あと地上波放送時には規制が入っていたという痛チャリ、AT-Xは無修正で大勝利だったので
すが(笑)、確かにあのデザインはテレビで放送するのは無理っぽいわ(車輪部分にランドセル
を背負った幼女の裸イラストが・・・)。こーいうのをテレビ作品でやっちゃうから二次元キャラの
規制法案なんてのが国会に提出されちゃうんだと思うんですが、その辺スタッフの倫理観はどー
なってるのやら。

 「翠星のガルガンティア」11話。かつての上司と再会した主人公。だが彼は新興宗教の教祖
みたいな立場で人々を支配していて・・・。
 効率主義と民主主義の対決みたいな話になってきましたけど、シリーズ後半になってから雰囲
気がまぁ暗い暗い。メインヒロインは殆ど出番ないし(苦笑)、すっかりユーウツな作品になってし
まいましたが、5話や6話の頃のような明るいノリはもう戻ってこないんでしょうか。作中で提示さ
れている主義がどちらも極端すぎて全くもって共感出来ない感じですけど、主人公が新たに第三
の生き方を示す・・・なんて可能性が全然見えないのが余計つらいです。とりあえず効率主義の
船団は上辺だけ従っているふりをしている人達がいるみたいなので、内部から反乱されて瓦解
しそうな感じですが。
 あと今回は作画がかなり厳しかった気が。残り2話、大丈夫なんでしょうか。


だいありーへもどる