おもひで

だいありーの過去ログです。

01/07/02

 「犬夜叉」33話。今までもかごめと桔梗、犬夜叉の関係は原作とアニメで結構違う描き方を
していましたが、今回は更に大きくアレンジ。ゴールデンタイム枠の作品で微妙な愛憎劇を描
くのは、メインとなっている対象年齢も考慮して厳しいと判断したのでしょうか。今後原作に擦
り寄るのか、それとも独自の解釈で展開してゆくのか、ちょっと興味あるところです。

 またI've関連でプレミア必至な商品が・・・。なんでこういう販売方法するんでしょうねぇ。
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 「胸キュン」2回目は双子のもう一人・チカをクリア。ちより・チカ共基本的な展開は一緒で、
後半は禁断の愛に対する葛藤が結構シリアス目に描かれています。こういう設定のゲームと
しては割と正統派なストーリーで、個人的にはかなり好印象。ただできればクライマックス後
に、苦悩を乗り越えた結果として互いに喜びを確認する意味でもHシーンが挿入されると18
禁ゲーとしては良かったのではないかと(葛藤する前まではHしまくりなんですけどね〜)。
  3回目は双子丼エンド。これがもー、まさしく“やきいも”ゲーの集大成のような展開で激萌
え(笑)。互いにやきもちを妬いて積極的に主人公へアプローチをかけてきたり、ことある毎に
どっちが好きか訊いてきたりと嬉しくも困ったシーンの連続で、「なんちゅーか、もうダメ(はぁ
と)」(by咲耶)という位二人共可愛らしいです。相変わらずメッセージスキップを多用すると予
告なしに落ちたりしますが、そんなものはノープロブレム(「それはチョ〜いいかもしれないな」
「とてもいい、ですよ」って、全然関係ないネタですね)。Hシーンも4回あって、これがまぁ、な
んとゆーかアレがナニで大変よろしいです(謎)。攻略可能キャラはあと一人残っていますが、
個人的にはここまでだけでも充分値段以上のモトは取った感じです。あー、でも私の場合18
禁ゲーに対して実用性は求めていないので(笑)、コンシューマと同列にゲームとして楽しめれ
ばそれだけで評価しちゃっています。ですんで18禁性を求める方々にはレビューとして購入
の参考にはなりませんのであしからず。



 

01/07/03

 「だあ!だあ!だあ!」51話。みかんさんメインの回。・・・って、あはははははーーーー。個
人的に激ウケ。こーゆーみんな壊れまくった話は好きです。に、してもかないみかさん演じる
みかんさんの幼なじみの声が山寺宏一氏って、狙いすぎ〜。千葉千恵巳さん演じるワンニャ
ーに「私って宇宙一不幸な・・・」とか言わせているし、スタッフ確信犯?

 「リウイ」14話。久々にギャグ話。金持ちの御曹司がミレルを命の恩人と勘違いして、彼女と
結婚すると言いだします。ミレルも心当たりがないにもかかわらず流されるまま了承し、御曹司
の屋敷で暮らし始めますが、生活習慣の違いが大きくストレスが増すばかり。で、リウイ達は本
当の命の恩人を発見。結婚式当日にミレルと入れ替わってめでたく解決となりました。
 やはりこの作品はこういう話の方が合っている気がします。予告を見ると来週もギャグっぽい
みたいですし、うんうん、いい傾向です。

 「胸キュン」は残る一人、主人公の経営する喫茶店の常連・亜矢をクリアしてオールクリア。
この子もめっさいい子なんですけど、シナリオが・・・。損な役回りでちょっと可哀想なキャラで
す。しかも一人だけちょっと難易度高いし。クリアするのに少し試行錯誤しました。
 やたらと途中で落ちる件ですが、どうやらサウンド周りが不安定のようで、ボイスをオフにし
たらメッセージスキップしても大丈夫になりました(で、未読のとこだけボイスをオンにすると)。
いずれ修正バッヂが出るかとは思いますが、今回はその前にクリアしてしまいました。
 総合評価としては、全体的なボリュームがちょっと物足りないのと(攻略可能キャラが3人だ
けですし)、主人公がややヘタレ気味だったのが気になりましたけど、それ以外は概ね満足と
いったところです(最初は声優さんの演技レベルが許容範囲ギリギリかな〜と感じましたけど、
慣れるとそれも「味」の一つになりました)。というか、ちより・チカの激萌えな双子の前にはそ
んなマイナス点なんてどーでもいいです(爆)。もしかするとこのキャラデザと設定をした時点
で私の敗北は決まっていたのかも(苦笑)。難易度は低く、ゲーム性・ストーリー共特に目新し
さはありませんが、あの絵柄を見て何か惹かれるものがあった人なら楽しめる作品だと思い
ます。
 それとこのゲームのオープニングはかなり電波系ソングですが、逆にエンディングは正統派
バラードでなかなか良い曲です。惜しむらくは音質の悪さとボーカルがもうちょっと上手ければ
・・・。

 実は「胸キュン」と入れ替わるように昨日から中古で買ったプレステのゲームを始めたので
すが、その話はまた明日にでも。


01/07/04

 また今日も文章長いです。

 今日からスタートした新番組「あぃまぃみぃ!ストロベリー・エッグ」(なんつー長いタイトルや)。
「HAND  MAIDメイ」のスタッフによる新作(と言っても監督と脚本は別の人ですが)ということ
で、さっそく1話からサービスシーン出しまくりです。とは言え二番煎じの印象は拭えませんし、
インパクトとしては「メイ」の1話よりも弱い感じでした。
 お話は体育教師を目指している主人公がとある中学に就職しようとしたものの、そこは女性
教諭しか採用しない学校とのことで、それに憤慨した彼が女装して就任するという、なんか18
禁ゲーみたいな展開です。で、ヒロインの女の子は天然ボケかつドジですぐ転んでしまうという
キャラで(中学生版花穂?)、女装した主人公に何やらイケナイ想いを抱いてしまったみたいで
さあ大変、というところで次回へ続くとなりました。
 比較しすぎるのも良くありませんが、「メイ」みたいにテーマを一本きちんと通せば色モノ的作
品でも面白くなると思うので、その辺に着目しつつ見てみたいと思います。とりあえずの印象は、
パンチラシーンはやっぱ和むなぁ〜と・・・え、違うだろうって?(爆)

 昨日少し触れた、新たにプレイ開始したゲームのことですが、2年前に発売され、数あるプレ
ステのギャルゲーの中でも特に“核地雷”と評される「プリズマティカリゼーション」という作品で
す(実はギャルゲーにカテゴライズするのが甚だ困難な内容だったりするのですが)。その一
方でコアなファンが少なからずいるのも事実で、以前から多少興味を持っていたので今回中
古で安く売られていたのを機に購入してみました。
 この作品が地雷扱いされる所以は、その特殊すぎるゲーム性と難解なテキストにあります。
物語は主人公が迷い込んでしまった延々と繰り返される一日からの脱出という、またもどこか
で聞いたことのあるような内容なのですが、プレーヤーが実際ゲーム中にできることは、同じ
一日の中で個々の状況を「記録」するかしないか、それだけです。そしてその「記録」の組み合
わせと解放によって少しずつ状況に変化が生じ最後には循環から脱出できる訳ですが、その
組み合わせ方は膨大な数があり、はっきり言って攻略情報なしに自力で解くことは殆ど不可
能に近いです。ゲーム発売当時100周してもクリアできないと悲鳴を上げていた人も多く、私
も事前にそのことを知っていなければ絶対に投げ出していたと思います。
 そしてテキストの方は哲学的な用語が頻出し、文学や哲学系の文章を読み慣れていない人
には咀嚼するのが一苦労 な文体となっています。更に輪をかけて、自称「平々凡々な高校生」
の主人公というのが実は現実に疲れきった世捨て人のような思考の持ち主で、ギャルゲーの
主人公像とは大きくかけ離れているのも不評の一因となっています。例えば、昼食後に女の
子達が談笑しているだけなのに、「女は集まると怖い。群れる動物の本能を剥き出しにして増
長する。女は、ただ一人でも強靱で、ましてや集まれば、更に破壊的な勢力として成る。それ
は血に溶け込んだ、原始の時代から連なる、男達の恐怖の記憶だ。俺は身震いを感じつつ、
再びカップに口を付ける・・・・・・」なんてことを考えてたりします。現実にこんな高校生がいたら
もの凄〜くイヤです。まぁ私的にはその言動が面白かったりしますが。
 何よりこの作品に関する最大の汚点は、キャラデザをした人物の傲慢きわまりない言動の
数々ではないかと。発売当時氏が自分のホームページで放った暴言により、メーカーの公式
ページでは異例の謝罪文が掲載され、その後ページは閉鎖という経緯があったりします(です
が本人からの謝罪は未だ無し)。私も当時それを読んでもの凄く不快を覚えた記憶があります。
ただスタッフの人格とゲームの評価とは別問題ということで、今回ようやくプレイしてみようとい
う気になったのですけど。ちなみに2ちゃんねるでは皮肉を込めてこの人物を「大先生」と呼ん
でいたりします(暴言の内容は下記2ちゃんスレッドの3、4を参照下さい)。
 で、一回目は13周同じ一日を繰り返して、5人いるヒロインのうち哲学好きな小学生・琴原
みゆをクリア。と言ってもこのゲームに恋愛要素は皆無なので、ラブラブ的な展開は全くありま
せん(笑)。それでもこの子の場合「私・・・えっちなことなら、構いません」とか「お兄ちゃん、ま
た・・・痛いことして下さい」とか「また・・・感じさせて下さい」といったアブない発言があって一部
のファンに絶大な人気を誇っていたりしますが。主人公も哲学に精通しているので、 二人の会
話は哲学中心で何が何やら。私も一応大学時代4年間哲学関係の講義を受講していたので
すが、それでも知らない単語がぽこぽこ出てきます。こりゃ確かに普通のギャルゲーを期待し
た人にとっては辛い内容です。しかもクリアしたと言っても僅かな情報が断片的に提示される
だけで、何故同じ一日が循環していたのか、何故そこから抜け出せたのかはまるで分かりま
せん。なんか全キャラクリアしても全容を把握しきれないかも。とにかく衒学的なテキストやス
トーリーが好きでないと楽しめない作品です。例えるなら、アニメ版「センチ」を期待して見てみ
た ら実は「セラフィムコール」の数学話だったという感じでしょうか。私的には結構面白いです
けど、間違っても他の人には勧められそうにありません。
 関連スレッド http://yasai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=gal&key=991714822


01/07/05

 今年一番の暑さ。夜になってもまだ暑いです。

 夏の新番組その2「魔法少女猫たると」。ちなみに「魔法少女猫」と書いて“まじかるにゃん
にゃん”と読むそうです。オープニングと本編の音楽は「ミト1」のエンディングやゲーム版「シ
スプリ」も担当していた伊藤真澄さん。個人的には結構お気に入りの人です。今年は他にも
「Z.O.E」のエンディングや「ギャラクシー・エンジェル」のエンディング等も担当。活躍著しいで
す。
 主人公たるとの声は「シスプリ」花穂役の望月久代さん。こちらも演技は花穂そのままです。
ただ語尾に「にゃ〜の」が付くので、某「げっちゅ〜」ソングを思い出しました(笑)。他にも水橋
かおりさんが出ているので、それだけで私は要チェックかも(苦笑)。
 お話は・・・よう分かりません(汗)。世界観とか、主人公を含めた猫少女たちの存在とか、そ
の辺の説明が何もなかったので何とも。雰囲気はほのぼのまったり調。上手く演出すれば面
白くなりそうですが、一歩間違えると単調なだけの作品になりかねないかもしれません。その
辺が今後の着目点でしょうか。
 に、してもWOWOWはまた萌えアニメ一辺倒になってしまいましたね〜。

 「プリズマティカリゼーション」は・・・って、タイトルが長いので以降一部のファンに倣って「ず
ま」と略すことにします(個人的には「プリズ魔」でもいいんですけど)。2回目は24歳にして自
分をおばさんと信じて疑わない木下さゆり嬢をクリア。この人のエンディングは1回目にクリア
した琴原みゆエンドを補完するシナリオになっていたので、少しだけ世界観や人間関係が分
かるようになりました。それでも何故同じ一日が循環しているのかは未だ分からないですけ
ど。で、このシナリオがまぁ、ドロドロしていると言うか生臭いネタというか・・・ソニー的倫理基
準としてはアリなんですか、これ?そーゆー感じの展開でした。
 ところでこのゲーム、取説のキャラ紹介からして人を喰ってます。5人のヒロイン達の説明が
「頭悪い」「凶暴」「ブラコン」「不可解」「天然ボケ」ですもん。なんかどこまでもギャルゲーに喧
嘩売っているような。それでいて絵だけは不必要に扇情的なので(とゆーかどー見ても18禁
ゲーです、この露骨にいやらしい構図のCGは)、当時つられて買って激怒した人が多いという
のも頷けます。私は全ての言動に悲観的な動機付けを見いだそうとする歪みまくった主人公
の人格が楽しくて仕方ないんですけど(笑)。


01/07/09

 「犬夜叉」34話。アクションシーン頑張っているなぁという感じでした。ギャグもテンポ良くて
楽しめました。刀々斎の声が八奈見氏だったので、そのうち「ポチッとな」とか言い出すと思っ
たのは私だけ?
 そう言えば来週あたりからオープニングが変わるとか。

 アンラッキー三連発。その1。通販で中古LDを買ったら違う商品が送られてきて返品。その
2。ワゴンセールで新品DVDを買ったら特定の箇所で再生がストップしてしまう症状が出たの
で、メーカーに送って調査を依頼。その3。私が乗っているミニカに欠陥があったことが判明。
三菱から点検の案内が届きました(まだ欠陥部分があったんかい)。運が悪いとこういうことが
重なるものです。私はこういう状況を「真・幻魔大戦」に倣って“非円滑化現象”と呼んでいたり
します。

 「ずま」3回目は超ブラコン少女・沢村雪乃をクリア。「シスプリ」の咲耶なんて目じゃないほど
のブラコンぶりにちょっと辟易。が、実は更に輪をかけて兄の方が・・・という展開にまたもソニ
ー規制は何処行った状態。ホントにソニーチェック入ってるんですか、このゲーム?なんか主
人公の人格だけでなく周囲の人間関係までとことん歪みまくってるんですけど〜。
 4回目は主人公の幼なじみ・柊明美をクリア。ギャルゲーにおける幼なじみの法則完全無視
(笑)の上、これまたちょっと生々しいシナリオでびっくり。この作品、ギャルゲーが内包してい
る少女幻想をことごとく打ち砕くのが目的なのではないかという位、女性の「嫌な面」が描かれ
ています。と同時に、これほど女性にモテない主人公というのも珍しいです(笑)。もっともこの
ヒロイン達ではどれだけ主人公が理論武装しようとも太刀打ちできそうにありませんが。
 ラスト、5人目は沢渡ほのかのバチモン(爆)・鳴川澄香をクリア。このシナリオが一番「ずま」
の本質に近づいているのですが、結局最後まで真実は曖昧なままでした。抽象的で断片的な
説明しかないので、なんとなく想像はできるものの何故時間が循環しているのかは不明です。
これは某“えいえんの世界”より質が悪いなぁ(この“分からなさ”は「世界を革命する力を!」
な某ウテナを彷彿させるような)。結局この作品は謎の種明かしをするよりも、登場人物達が
何を成すことによって循環から抜け出したか、その寓意性に重点が置かれた作りになってい
るのかもしれません。ゲームとして見た場合不満点は山ほどありますが、SF作品として捉える
と割と面白い題材かも???何よりエピローグの妙な爽やかさ(笑)は私の好きな終わらせ方
で結構お気に入りです。
 その後はおまけ要素である“水着イベント”と“夢イベント”のCGを回収。これらはランダム性
が強く、かなりロードを繰り返さないといけないので本編をクリアするよりも面倒だったりします。
まぁその果てにはヒロイン達の水着姿やバニーガール姿(爆)が見られるので、苦労も報われ
るのではないかと。とゆーか、この作品でギャルゲー的なのってここだけです。
 私は事前に攻略情報を入手してからクリアしたので割と早く終わりましたけど、自力で攻略し
た人はホントにキレてしまいたくなるような難易度だったと思います(先人達の偉業に感謝!)。
試みとしては斬新ですけど、やはり「無謀なる実験作」という印象は拭えない作品と言えそうで
す。それとあの独特のテキストと主人公像は、ダメな人はとことんダメかと。私的には密かにポ
イントの高いゲームになりましたが、難解な文章で頭をウネウネさせたい人とか、ゲームで苦
行を味わいたい人以外には断じてお勧めは致しかねます(笑)。


01/07/10

 今日は7月10日で納豆の日。私も晩ご飯は納豆〜。

 「だあ!だあ!だあ!」は囲碁の中継でお休みでした。

 「リウイ」15話。夏の定番、水着の回。一行が立ち寄った湖で巨大な怪物が現れたという話
を聞いて、メリッサが率先して怪物退治を提案。以前から怪物を狙っていたという老人と競うよ
うに怪物を倒そうとしますが・・・。個人的にはオチが結構受けました。

 今夜の「クローズアップ現代」は若年性痴呆症の話。私も時々妙に物忘れをしたりするので
怖いっス。「今こうして話していることも、明日にはもう忘れているとしたら・・・」と「ビューティフル
ドリーマー」の温泉マークの心境に近いような近くないような。このページでも知らず知らずのう
ちに以前書いた内容をまた書いていたりするかもしれませんので、その時はついにボケたん
だと思ってください(笑)。手書きで文章を書くと痴呆症予防になるそうですので、ワープロやパ
ソコンに頼りすぎるのも考え物かも。

 今日発売のニュータイプを見ると、今月はDVD発売ラッシュのような。4月から放送開始した
テレビアニメのDVD1巻がこぞってリリースされるからでしょうか。ちなみにアニメ版「シスプリ」
は他の作品より遅れること11月からリリース開始(1巻目は3000円とか)。史上最悪の作画
とも呼ばれているだけに、さすがにリテイクしてから出すと思われるのですが、さて?既にリテ
イクする予算もなかったりして(笑)。
 ところでコラムの欄で今川泰宏氏が久しぶりにテレビシリーズをやっていると書いてますけど、
何の作品を手がけているんでしょう?

 第2のシスプリ?アニメ化決定だそうです。
 http://www.wonderfarm.co.jp/pets/



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